越谷バッズは22PTS 10REBでチームを牽引する
B2東地区優勝狙う対決は越谷が茨城に1点差で勝利共に8勝3敗
2020.11.08 アダストリアみとアリーナ
茨城91-92越谷
23[1Q]21
23[2Q]16
30[3Q]29
15[4Q]26
越谷アルファーズ
バッツ 22PTS 10REB
田村 14PTS
畠山 12PTS
茨城ロボッツ
小林 16PTS 5REB 1AS 3ST
茨城は前日勝ってホーム20連勝のB2タイ記録に並び、B2東地区首位タイに並んだ、一方首位争いに加わるためには連敗は避けたい越谷の一戦。
第1Q序盤は茨城のペースで試合が進む。早いゲーム展開で、トラソリーニ選手を中心に一時は最大11点差まで差を広げる。しかし、越谷も負けじと残り1分を切ってから徐々に点差を詰め、23-21と2点差の接戦となる。
第2Qに入ると、茨城の早いゲーム展開は変わらず、小林選手を中心に攻撃を仕掛けて、さらに点数を重ね46-37と9点差まで広げて前半を折り返す。
第3Qは、茨城は平尾選手、越谷は畠山選手を中心にボールをまわし、最後まで両チーム一歩も譲らない展開が続き、茨城の10点リードで第4Qを迎える。
第4Qになると、越谷が一気に反撃に出る。畠山選手と落合選手の連続3ポイントなどで、7分40秒を残し一気に10点差を追いつく。
その後は、両チーム一進一退の攻防が続く。両チーム一歩も譲らない展開が続くが、越谷はバッツ選手とヒンクル選手の活躍で優位に試合を進めていく。
最後は、同点の残り2秒からの越谷の攻撃で、茨城が痛恨のファウル。
ブラッキンズがフリースロー1本を決めてこれが決勝点。
92-91で越谷が接戦を制した。
ホーム20連勝記録をストップで敗れた茨城は、第4Qで攻守に精彩を欠き、悔しい逆転負けになった。
高原純平HC(越谷)コメント
「昨日の試合を受けて、ディフェンスルールを徹底しようと話して挑んだのですが、出だしはずっとゾーンで堪えてどうにか相手の得点を抑えようとした中で、前半で46点取られてしまったのですが、得点能力の高いロボッツさんなので、これくらいは仕方ないかなと思っていました。
あとはどれだけ点差を離されずについていくかということで、第4Qに入ったところでの追い上げはエネルギーがあって良かったので、それを今度はゲームの最初からできるように準備していきたいと思います。」
小林大祐(茨城)
「本来の自分のプレーをできる場面ばかりではないのですが、チームケミストリーやチームビルドを考えて、他の選手も含めてみんながチームのことを最優先に考えています。
8割9割勝ち試合だったのですが、最後運がなくて負けてしまったので、切り替えてまたみんなでやろうと言っています。切り替えて次頑張ります。」
写真・文 西川友也