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ディフェンスから勝利へ導く川崎は追い上げる北海道を88-83で、藤井の連続バスカンで勝負を決める

ディフェンスから勝利へ導く川崎は追い上げる北海道を88-83で、藤井の連続バスカンで勝負を決める

第11節 川崎ブレイブサンダース 88 – 83 レバンガ北海道
2020年12月6日(水)20:05~@川崎市とどろきアリーナ

北海道のディフェンスはゾーンから入った。川崎はニックの2本連続してスリーを決める。
北海道は橋本が2本連続ドライプでバスカンと両チームエースの活躍で始まった。
川崎のオフェンスの強みは辻、ニックの通称、「ツジーカス」と言われるピック&ロールでレイアップを決めていく。わかっていても中々止められない。そして辻がPGできるのも川﨑の強みである。一方北海道では橋本、ジャワットのラインで得点を重ねていく。
2Q入って川崎大塚スリー2本、増田の速攻で川崎はリズムをつくって最大10点差にする。
北海道は田嶋のスリー連続2本で1点差まで追い上げる。今日の北海道はボール展開もすぐに修正してしてアウトサイドから決める、北海道の強さがより出ている。
川崎はマットボンズがインサイドが強くてアタックする。
後半ではニックのスリーから始まって、インサイドでスピンムーブでレイアップを決めていく。ニックがインサイド、アウトサイドから攻撃するので川崎のオフェンスの幅は広くできる。4Qでは追い上げる北海道、オフェンス、ルーズボールに集中している。橋本、田嶋でボールの展開をよくする、そしてジャワットのスリーで3点差に。北海道は追いつこうとするも川崎のディフェンスがターンオーバーを引き起こしたり、激しいディフェンスで北海道のシュートを思うように打たせない。大黒柱ジャワットのドリブルミスから得点を許してしまう。スリーがリングから嫌われて藤井に速攻で走られてバスカンで9点差に広がる。残り3:19に連続で藤井がバスカンを取る。最後北海道は残り45秒ファウル2スロー、スリーで84-81で3点差に詰めるも辻から熊谷でダンクを決める。北海道は、残り20秒までいい勝負で最後まで戦ったが及ばす、88-83で川崎が勝利した。
ほんの少しの差。接戦での1つ1つのプレーで勝負が決まってしまう。

 

試合後のコメント
佐藤HC(川﨑)
リバウンド、ルーズボールでもっとやらないといけない時間帯があったのを明日は修正したい。
エースニック・メイヨが不在の中では、相手はエナジー出してくるのでしっかりやろうと話した。それでも勢いに乗せてしまった。チームとしてやるべきことを各選手がやり切ることが大事だ思う。
一緒に戦った宮永HCと戦って感慨深いものがあった。

藤井(川崎)
はじめ乗り切れなかった。自分も含めてミスが出てしまったのでリードしていたのに追いつかれる展開になってしまった。
ミスがディフェンスにも影響してしまった。でも後半では、相手も調子良かったがディフェンスをタフにみんなで出来て勝てた。これが川崎の今の強みだと思う。アグレッシブ、強気なところをもう一度やるいう思いから、最後の勝負どころでバスカンも出たのではないかと思う。

熊谷(川崎)
しっかり競ったゲームを勝ち切れてよかったと思う。ディフェンスで得点を与えたところは反省もしてと良い所もあったのでは継続していきたいと思う。自分の仕事はディフェンスだと思っている。簡単に相手の外国籍選手にプレーさせないように考えているのでどんなゲームでもしっかり仕事したい。オフェンス面ではパスを供給してチームの連動はうまくいっている。ダンクについてはお待たせしました。上手くいきました笑。

 

宮永HC(北海道)
ニック・メイヨが不在の中選手はよくやったと思う。
川崎のような強いチームとやる時は1ポゼッションのミスで試合が変わってしまう。1つ1つのプレーが大事になる。プレーの精度を上げないと行けない。そういう差が最後出てしまったと思う。佐藤HC.北GMと一緒に8年やってきたこのアリーナで戦うことが出来たことは良かった。

橋本竜馬(北海道)
自分たちの文化を作る。
まだまだ勝ち慣れていない部分がる、1試合ごとに何ができたのか明確にしていかないといけない。それが出来た試合は評価できると思うけれでもただ単純に負けてしまっては良くない。今自分にできることは、練習、試合と一生懸命やることを見せ続けることだと思っている。ベンチにいる時の役割としては、指示の伝わり方が曖昧になっている時にコートに伝える。コーチには自分が質問したり、選手には次の展開ではこうなるとかの話をしている。ベンチで盛り上げる大切さも伝えている。

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Jbasketライター

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