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【Bリーグ】ファイナル第1戦千葉がリバウンド、ペイントアタックで宇都宮を上回って勝利、初優勝に大手

【Bリーグ】ファイナル第1戦千葉がリバウンド、ペイントアタックで宇都宮を上回って勝利、初優勝に大手

2年ぶりに開催されるBリーグチャンピオンシップファイナル2020-21第1戦は横浜アリーナで行われた。
4年ぶりのチャンピオンを狙う宇都宮ブレックス、天皇杯3連覇もしている千葉はチャンピオンシップでは、2年連続ファイナルで敗退しているので悲願のチャンピオン制覇を狙う。
前日の会見でもお互いハードにディフェンスして、リバウンド、ルーズボールが大事になる、どれだけ相手のディフェンスを崩して得点するかがポイントになっていた。

そしてBリーグチャンピオンシップファイナルは2戦先勝で、この日は千葉が宇都宮に先勝してBリーグ初制覇まであと1勝とした。


宇都宮ブレックス 65-85 千葉ジェッツ
5/29(土)15:05 横浜アリーナ 4678人
1Q 17-19
2Q 18-17
3Q 11-21
4Q 19-28

<宇都宮>
スコット18得点、遠藤9得点、ロシター8得点
<千葉>
富樫13得点、エドワーズ15得点、サイズ13得点 16リバウンド、ダンカン14得点

ゲームの入りは千葉 原、富樫のスリーポイントでスタートする。千葉がリードして、宇都宮鵤のドライブで得点するも千葉がキーになる序盤の入りがよくリズムを掴んだ。そこから宇都宮も反撃する、インサイドからスコットがしっかりスペースを取ってアタックしてファウルもらい、千葉からターンオーバーを誘って追いつく。
途中から出てきた比江島慎のいきなりスリーポイントを決めて宇都宮が逆転する。千葉もインサイドにボールを集めてファウルをもらって得点。比江島ステップからロシターのアタック。ボールがよく展開していく。千葉もディフェンスからターンオーバーにして、オフェンスリバウンドをとってセカンドチャンスで西村がスリーポイントをしっかり決めて逆転する。拮抗して19-17で1Q終わる。

2Qは、千葉ショーターから連続得点にバスカン決めて、フリッペンのドライブをサイズがリバウンドを取って得点する。千葉のインサイドでの強さを見せる。宇都宮はディフェンスリバウンドを取ると速攻を出してピークがファウルをもらう。
千葉西村がコントロールしてしっかりパスを供給して主導権を掴もうとするが、9点差まであった千葉のリードは、宇都宮がハードにディフェンスしてからしっかり得点して追いついていく。そしてクォーター終わりに遠藤がスリーポイント沈めて逆転、すぐさまサイズのインサイドで得点。千葉はリバウンドから富樫の速攻から原が走って得点して逆転とお互いの攻防が続き、35-36で前半折り返す。宇都宮は負けてはいるが得意のロースコアで展開している。
ボールの展開を早くしたい千葉、しっかりディフェンスからオフェンスしたい宇都宮。


ゲームを大きく変えた3Q。
ターンオーバーから原のドライブで早い展開で得点する。キーになる両チームのリバウンドは身体を張っていたが、千葉が優勢になっていた。この試合トータルで宇都宮は、30(オフェンス10.ディフェンス20)に対して、千葉は44(オフェンス16.ディフェンス28)とこのクォーターでも大事な場面での印象はこの試合通しても数字に出ていた。
そのでも宇都宮はオフェンスリバウンドを3Q後半頑張り、ともにディフェンスが激しく
重い展開が続く中、富樫がファウルをもらってフリースロー、シュートからオフェンスリバウンドをタップしてエドワーズが決めてリードする。千葉は富樫を中心にゲームを引っ張って
ルーズボール、リバウンドから走って早い展開が出てきて連続して得点して抜け出した。57-46千葉リードで3Q終了。

4Qの宇都宮はCSでも中々この点差で迎えることもないので、プレーに焦りが出てしまった。インサイドで得点され、ターンオーバー、ファウルがかさんでしまった。なんとか得点して行くも、千葉はショーターのルーズボールから西村のスリーポイントでリズムが変わらない。フリッペンのドライブは止められずエドワーズにパスしてダンク。続けてフリッペンのドライブして得点。そして富樫勇樹のスリーポイント決める。宇都宮も追いあげるが、千葉のディフェンスに中々インサイドにアタックできない。富樫はスリーポイントにドライブでレイアアップと宇都宮のディフェンスを切り崩して行って最後は85-65で千葉が完勝した。

千葉のビッグマンがインサイドを制した。宇都宮は第2戦リバウンドからのオフェンス、セカンドチャンスが大事になる。

あっという間に第1戦は終わった。
第2戦も熱い戦いになるに違いない。バスケットファンを次も楽しませて欲しい。

第2戦は、5/30(日)横浜アリーナ15:00 TIPPOFF。

 

試合後コメント
大野HC(千葉)
選手たちが40分間のハードワークで戦って勝てた。また明日一勝しなければならない。ロッカールームで選手たちへは、自分達のシーズン通して選手生活は短い事、やってきて一年間、努力してきた事を出す事を伝えた。

 

富樫勇樹(千葉)
まず、一勝出来たのは嬉しい。
レギュラーシーズン、チャンピオンズシップで積みあげてきたものを出来た事、あと一つ勝つ、ファイナルだけと今まで通り1人1人が役割を果たせた。2度、悔しい思いをしているので明日は勝ってファンの皆様と喜びたい。

 

原修太(千葉)
宇都宮は修正力が早いチームなので、今日よりオフェンスもディフェンスも激しくなるだろうけど、チーム全体で粘り強くやって勝って優勝する。

 

ギャビン・エドワーズ(千葉)
宇都宮もアグレッシブだと分かっていたのでエナジーを出してやった。インサイドのプレーはリバンウンドの強いチームだけど、前半シュートが決まらない所、自分達がリバンウンドをしっかり取れた。明日もしっかりエナジー持ってプレイしていく。

 

安齋HC(宇都宮)
セカンドチャンスを取られた。
オフェンス、リバンウンドを取られすぎた。
ディフェンスの部分、修正はある。オフェンスで焦ってしまって自分達らしくないプレイだった。全員で取りに行くしか無いが取られ方を反省して明日はしっかり修正していく。

 

遠藤祐亮(宇都宮)
始めにスリーをやられてマッチアップしてたのは自分で相手のリズムを作られた。後半、相手のエナジーを奪えなく自分達らしく無かった。明日は始めからエナジー持っていく、今日はディフェンスで負けてしまった。

 

ライアン・ロシター(宇都宮)
千葉はエナジーもあってプレイしていてハードなプレイだった。絶対今年は勝ちたいという気持ちの部分も負けていた。もう一度、自分達がどういうチームか思い出して東地区優勝したチームだという事を思いだして自信持ったプレイをする。

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Jbasketライター

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