【Bリーグ】新生広島開幕2連勝で辻 B1で500本3P達成「広島の力になる」/ 佐古HC「選手達をヘッドダウンさせずエナジーをもって取り組む」
佐古賢一北海道新HCは、広島ドラゴンフライズの初代HCとして指揮を執って以来に広島へ。そして対戦相手として開幕戦を迎えることになった。その当時からエースの朝山正悟選手との「師弟対決」としてもこのカードは注目された。開幕戦にふさわしいカードになった。
寺嶋、辻 、青木、船生、ジャクソン、メイヨと最強補強した広島がどんな試合をするか。
佐古新体制で臨む北海道は今シーズンどんなチームになるのか。
シーズン通して、昨シーズンよりどんな巻き返しをするのか楽しみになる。
10/2(土)、10/3(日)広島サンプラザ
開幕Game1
広島ドラゴンフライズ 83-75 レバンガ北海道
#3 辻直人 14得点(3P4/7 B1で500本目達成)
#24 デモン・ブルックス 21得点
Game2
広島 85-82 北海道
#24 ニック・メイヨ 24得点
#21ロング、#24ブルックス 21得点
広島のスターターは、辻、マーフィー、エチェニケ、メイヨという形で展開していく。バックアップからミスター広島の朝山正悟、寺嶋と青木の移籍PG、ジャクソン、とどこからでも、誰からでも得点を決められる布陣は昨シーズンと大きく様相が変わった。
そして、ミリングHCの采配もあり、どこまで順位を上げるかが、注目されている。
佐古賢一HC(北海道)が、広島は「1試合通して相手のリバウンドからのセカンドチャンスを与えすぎてしまい、特に3Qに相手のリバウンドと3Pが噛み合った時間を多く与えてしまった」とあるように昨年より超攻撃的にオフェンスして、ディフェンスをハードにいくのでリズム、流れを持ち込み、
Game2でも佐古賢一HCは、広島に対し「広島のディフェンスのプレッシャーに押し上げられて我々がやりたかったバスケットボールをやらせてもらえない苦しい時間帯があった」とコメントしたように、広島のバスケットが展開された。
長年の広島を支えてB1昇格させた朝山正悟も今シーズンのチームに勝ち切る事にワクワクしている。
北海道は、短い期間の中でチームを作りシーズンインした。2戦とも、もっと点差が広がっても致し方ない展開もあったが、北海道は昨年と違う。
粘り強さと選手のメンタリティが闘将橋本キャプテンを中心に全面に出ている。
ハーフタイムで10点差あっても、ブルックスのインサイドのアタックもあり追いつける。また、新人王候補1番と言われている山口颯斗がサイズもあり、アウトサイド、ドライブとチームに不可欠な選手になっているのも今シーズン楽しみになる。
試合後コメント
辻直人(広島)
“僕が仕事しないと”という思いがあった。みたまだチームの力になりきれてない。広島の力になれるように頑張ります。500本目入ってよかった。
広島最高です!!
ファンの暖かさがあるからこそ、昨年の悔しい思いをした皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います。
佐古賢一HC(北海道)
チームとして準備してきたディフェンスは機能していたと思うので、これまでやってきたことの徹底と、いい準備をして臨みたい。
自分自身、開幕が広島ということでワクワクしていましたし、当時お世話になった方々もたくさん会場にいらっしゃったので、会場で声援をいただけたことには感謝しています。
選手は突き放されそうなタイミングでも我慢してくれ持ちこたえてくれました。
リバウンドに関しては、もともと意識の問題だと思っているので、選手一人ひとりがハードでタフな気持ちを持って取り組んでくれたと思います。
相手がどうであれ、毎試合重要なので、しっかりいい準備をしていくのみです。
選手たちをヘッドダウンをさせないように、エナジーをもって取り組みたいです。