前日12/6(土)にGame1を廃線している北海道は、連敗を避けたい試合に臨んだ。
11/7(日) よつ葉アリーナ十勝
レバンガ北海道 71-63 宇都宮ブレックス
1Q 10-20
2Q 18-11
3Q 23-14
4Q 20-18
<北海道>
#21 ショーン・ロング 21得点 14リバウンド
#24 デモン・ブルックス 21得点
#1 橋本竜馬 12得点(3P2/2)
<宇都宮>
#40 ジョシュ・スコット 21得点 13リバウンド
#6 比江島慎 19得点
ゲームは宇都宮がイニシアティブを握り、1Qで10点差をつけてリードする。昨日の負けが頭を一瞬よぎったが、この日の北海道は違った。
2Q、3Qで北海道は、佐古賢一HCがコメント出したようにディフェンスの強度をチームで上げることが出来た。昨シーズン韓国リーグ得点王のショーン・ロングも粘り強く、ディフェンスとオフェンスで得点していく。
点差があったが3点差で折り返す。
後半に入って、ディフェンスのプレッシャーをしっかりかけて得点していった。寺薗、山口も大事なシーンで得点してとうとう逆転する。
宇都宮をこのクォーターを11点に抑えることに成功する。もちろんこのままのペースに宇都宮がするはずもなく、反撃に出て再度、宇都宮が逆転リードするが、橋本竜馬キャプテンが絶対勝つという気持ちが乗り移ったみたいにドライブから逆転して試合を決めた。
試合後コメント
佐古賢一HC(北海道)
「今日は昨日の試合の反省をしっかり選手たちが気持ちの面やリバウンド面で修正してくれて、我慢し続けた結果だと思います。
スタートメンバーを変更したのは、出だしからディフェンシブなスタイルを作りたかったからでしたが、牧、桜井が強度の高いディフェンスをしてくれたことで、チーム全体の意識をいい流れに持っていってくれたと思います。
昨日の試合と戦術・戦略で大きな変更はなく、単純にディフェンスプレッシャーへの意識、基本的なルールの徹底といった、とにかく頭でバスケットをするのではなく、強いハートをもって戦う意識が必要とMTGで話をしました。
どうしても選手たちは、オフェンス面での得点などが評価される認識でいますが、まずはディフェンスの意識をもってスタッツなどに残らないところでのチームへの貢献をしていけるかが大事だと思いますので、そういうチームになれるように進めていきたいと思います。」
#0 橋本竜馬(北海道)
「昨日の敗戦を受け止めて、自分たちがどういうバスケをやらなければいけないかを全員が意識して取り組めた試合だったと思います。
相手の方が経験があって実力ある選手が多い中、昨日と変わったところはリバウンド面やディフェンスでのプレッシャーへの意識だったと思いますし、そのことがいい形でのオフェンスにつながったと思います。
自分自身の得点も、みんなの勝ちたいという気持ちが乗り移って入った得点だったと思っています。
我々のチームは、ディフェンスで守り勝つチームであり、目に見える記録や内容にこだわるのではなく、全員がチームの勝利という結果にフォーカスしたことが今日の試合の勝因だったと思うので、どこが相手であってもどういう状況であっても自分の持てる力を全て出し切れるようにチームを引っ張っていければと思います。」