第19節 1/30(日) 北海きたえーる
レバンガ北海道 85-97 川崎ブレイブサンダース
1Q 28-33
2Q 11-25
3Q 20-25
4Q 26-14
<川崎>
マット・ジャニング 25得点(3P7/10)
ジョーダン・ヒース 18得点 9リバウンド
藤井祐眞 17得点 7アシスト
増田啓介 16得点
<北海道>
ショーン・ロング 27得点 10リバウンド
デモン・ブルックス 21得点 8リバウンド 7アシスト
第2戦を取り返したい北海道だが、ゲームの入りは川崎ジャニング好調でシュートを決めていく。北海道はブルックスが昨日に続いてスリーポイントが好調で炸裂して、牧、山口とアウトサイドから得点してシュートタッチがいい。
1Qからオフェンスのギアが上がって点の取り合いになる。引き離す川崎に対して北海道はインサイドから得点し、この日も新加入の松下がスリーポイント決めて ハッスルを見せる。33-28川崎リードで1Q終える。
北海道はオフェンスを絞れず、川崎はディフェンスの強度を上げてターンオーバー増田が得点して一気に10点差になり、北海道はようやく3分で得点入れ橋本vs米須のポイントガードのマッチアップもこの日も見応えある。北海道はロング、ブルックス以外の選手の得点が欲しい。58-39川崎リードで折り返す。
後半は藤井の3本目、ジャニング6本目スリーポイントを決めて入る。ニックからヒースへ速攻パスで連続決めて一気に引き離す。北海道は点差に対して消極的になってしまっている。
点差がついたまま最終クォーターも川崎がそのままゲームを支配して川崎が2連勝で勝利する
。
アグレッシブにディフェンスしてアグレッシブにオフェンスする北海道らしいプレーをファンは待っている。
佐藤賢次HC(川崎)
「チーム練習がなかなかできない中で何をやるべきかしっかり共有して選手が遂行してくれたこと、全部はうまくいかないのでポイントを絞ってやれたことが大きな勝因かなと思います。
(シーズンの)前半はベース作り、誰が出ても同じことができるようにということをやっていて、後半戦に入ってからは得意なことをそれぞれ役割を持ってやろうということで状況判断の良い選手にボールを集めて、そこからボールを動かしてそれぞれが得意な形でフィニッシュするというのをこれから育てていきたいなと思っています。」
#0 藤井祐眞選手(川崎)
「試合も久しぶりでチーム練習もできない時期もありましたが、チームとしてうまくできた部分もあったかなと思います。ただ、昨日は3Q、今日は4Qに追い上げられた場面もあったのでしっかり40分間集中してやらないといけないなと反省しています。
それでもパブロ(・アギラール)がいない中、みんなでカバーして戦えましたし、この先もみんなで力を合わせて頑張りたいと思います。」
#23 マット・ジャニング選手
「今日は最初のシュートを打ったときからタッチが良いなと感じていました。そこからオープンで打てるときには打ち切っていました。チームメートのパスやスクリーンをかけてくれたことによって、自分が空いたので決めることができて良かったです。1Qはディフェンスがもたついてしまって少しやられてしまったこともあって、2Q、3Qとディフェンスの強度を上げて試合の主導権を握ることができたので、全体を通してチームとしていいプレーができたと思います。
(日本、Bリーグの印象について)とても日本を気に入ってます。日本のバスケットのスタイルを楽しめていますし、日本という国にも馴染めていると思います。このチームは長く在籍する外国籍選手が多くて、彼らがいることでチームにすぐに馴染むことができました。自分自身も家族も、日本での生活を楽しめているので、あと数年日本でプレーできたらなと思っています。」
佐古賢一HC(北海道)
「2日間通して、相手の3Pとトランジションに対応することができませんでした。
あとはここ数試合、単純なミスが目立ち始めているので、この辺りは練習を通してしっかり改善していきたいと思います。
松下選手は得点だけでなく、ディフェンス面でもいい影響を与えてくれていますが、チームにいい展開を生み出すフロアバランスが特徴的だと思います。
牧選手や中野選手とともにプレータイムを争って、チームにさらにいい影響を与えて欲しいと思います。
連敗してしまいましたが、この2日間で課題もたくさん出ましたので、この敗戦を無駄にせず、浮き彫りになったディフェンへの切り替えと単純なミスをなくすことは普段の練習や各自の意識で改善できるので、しっかり今週整理して週末の試合までいい準備をしていきたいと思います。」