4/24(日)ブレックスアリーナ
宇都宮 82-62 秋田
1Q 25-17
2Q 15-13
3Q 21-29
4Q 21-3
<宇都宮>
ジョシュ・スコット22得点 7リバウンド
比江島慎 21得点
アイザック・フォトゥ 11得点
<秋田>
アレックス・デイビス 9得点
長谷川 暢 9得点
古川孝敏 8得点
今シーズンCS出場を前日に決めた宇都宮はこの試合で底力を見せた。秋田はCSに向けて負けられない戦いが続いている中で、接戦を落とし惜敗という形になった。
宇都宮はインサイドのスコット、フォトゥが得点する強い宇都宮のスタイルで入る。宇都宮と言えばリーグ屈指の強度の高いディフェンス
だが、それがこの試合でも発揮した。もちろん秋田もディナイディフェンスなど秋田スタイルで強度の高いディフェンスだが、この試合は宇都宮がそこに対応していた。
また、宇都宮はアウトサイドからは比江島、遠藤がスリーポイント決めて、ペイントにアタックからキックアウトとチームを牽引する。
後半に入って秋田が粘り強くディフェンスから速い展開のバスケットする。デイビスがインサイド、アウトサイドから長谷川、田口らが決めて更に一気に得点して秋田の爆発力を見せて2点差で最終クォーターへ。
荒谷が連続で得点して勝負強さを見せて点差を広げる宇都宮。竹内公輔のハッスルプレーもあり、比江島が大事な場面でも確実に得点してチームを牽引する。ディフェンスではこのクォーターを秋田3点に抑えてしまい最終的には20点差をつけて82-62で勝利して5連勝。
秋田にとっては痛い一敗になるがここから残り試合でCSにチャレンジする。
安齋HC(宇都宮)
「オフェンスで停滞した時もディフェンスで改善出来た。3Pもやられなかった。3Qディフェンスの強度が落ちて、オフェンスも崩れてしまったけど、4Qは選手のディフェンスが良くて勝ち切れた試合だったです。戦術は変えてないので、選手の気持ち、意識が高かったと思うし、素晴らしいかった。」
比江島慎(宇都宮)
「オフェンスに関してはよく出来ていた思う。3Qでターンオーバーから相手に流れ作られて食い止められなかった。CSではやってはいけないので、こういう時にしっかり対応して、4Qではしっかり流れを作れてたので成長を感じられた試合だったと思います。」
竹内公輔(宇都宮)
「全体的には良かったと思うけど、個人的に3Qの時に交代で出た時間帯に攻められたのが凄く悔しいですね。ここで勝負を決めるべきだった。そこが反省点です。でも4Qのディフェンスは良かったです。ここから全部取れればホーム開催に近づくので全員で戦っていきます。」
荒谷裕秀(宇都宮)
「3Qに自分達のバスケットが出来なかったけど、4Qは修正して自分達らしい試合が出来たと思います。個人的には、限られた時間で与えられた仕事をこなせたと思います。流れが悪い時にコートに立ったのでディフェンスからエナジー出してハッスルして得意なバスケットを作る事を意識してます。」
田口成浩(秋田)
「自分たちでディフェンスのリズムを作ってオフェンス出来た所は良かった。ある意味プレーオフは始まってるようですので負けられない、負けたら終わりだという気持ちで残り戦う事。とにかく勝つ事です。
個人的には3Pを武器にしているので相手は打たせないようにされるので、その中でスクリーンかけたり中にアタックして引きつけないといけない、動きにチームでの共通理解が薄いのでいい流れに出来てないのを感じてます。空いたら打つ、詰めて来たらドライブする事をやっていきたい。チームと意識する事、させる事を心がけてやっていきたい。みんなで盛り立ててやる事が必要だと思ってます。」
前田HC(秋田)
「ゲームの入りは流れを待っていかれてしまった。3Q追いつきそうな所までいったんですが、4Q最後の8分半まで点が入らなかった時間帯、チームとして流れを変えられなかった。その間に宇都宮さんに得点されて苦しいオフェンス面が最後まで続いてしまった。苦しい試合でした。残り5戦、次の試合をしっかり40分間戦えるように準備したいと思います。」