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【Bリーグ】川崎が東地区首位千葉を下す/千葉連勝7でストップ、川崎は残り全勝して2位へ

【Bリーグ】川崎が東地区首位千葉を下す/千葉連勝7でストップ、川崎は残り全勝して2位へ

4/27(水) 川崎市とどろきアリーナ
川崎 92-77 千葉
1Q 57-20
2Q 18-24
3Q 27-22
4Q 20-11

<川崎>
ニック・ファジーカス 18得点 14リバウンド 7アシスト
藤井祐眞 14得点 9アシスト
マット・ジャニング 13得点
篠山竜青 11得点
パブロ・アギラール 11得点 10リバウンド

<千葉>
富樫勇樹 22得点(3P7/13) 7アシスト
クリストファー・スミス 19得点
ジョン・ムーニー 15得点 10リバウンド

天皇杯以来のマッチアップとなる川崎と千葉。今シーズン、初めての川崎ホームでの対戦。CSが決定されている両チームだが、ホームコートアドバンテージを取りたい川崎は1つでも勝ちたい一戦。

1Qは開始早々、千葉、原がドリブルで仕掛けフリースローからの得点。川崎は長谷川と富樫のマッチアップで、いきなりスリーポイントを決める。ここから、川崎のビックラインナップが機能して連続得点していく。天皇杯と同じ展開は避けたい千葉。

川崎ハードなディフェンスで、16-3とリードし、千葉はペイントエリアへ攻めあぐねる時間帯が続く。川崎は更に、藤井のスティールから、ミスマッチの攻撃が効いて、オフェンスリバウンドからスリーポイントとラッシュ。千葉はスミスのスリーが決まるが、川崎のヒースが連続ブロックショットで千葉の攻撃を封じ込める。
18点差から、追い上げる千葉は富樫のジャンプショットがブザービーターで、7点差までにして27-20。

2Qは、千葉のギアが上がり、ゴール下の攻防が激しくなる両チーム。大倉が入り西村とツーガードで落ち着いてボールを展開してダンカンがインサイドで踏ん張る。川崎の強いディフェンスが続きお互い我慢の時間帯。大倉がスリーポイントを沈めリズムに乗る千葉は3点差まで詰め寄り、富樫が相手コートからのロングブザービーターをここでも決め前半45-44川崎リードで折り返す。

前半の川崎のビックラインナップの対応と、強固なディフェンスをどう攻略していくか。

後半、千葉は富樫がスリーポイントで同点。
果敢に攻める富樫、この日はビックマンが富樫とマッチアップする事も多く、キースの4本目のブログが決まる。川崎に流れが行きそうになると、すぐさまその後、富樫は6本目、7本目とスリーポイントを沈めてくる。川崎は千葉からのブロックを決めた後、ターンオーバーから点を入れて、点差が開きそうになるとキャプテン富樫が気合いのスティール、ムーニーへのロングパスから、アリウープでくらいつく。72-66で最終クォーターへ。

川崎はスミスへ、ダブルチームし、ディフェンスリバウンドから点を重ねていく。ディフェンスの強度も変わらず、ファウルもうまく使い点差を17点差となる。残り3分スミスもインサイドへのアタックで気を吐。川崎は2人ファウルアウトを出すが、最後まで点差を2桁に保ったまま、スリーポイントも連続きまり、92-77ホームで連勝中の千葉から勝利を勝ち取る。

 

試合後コメント

佐藤賢次HC(川崎)
「40分間、遂行力が高く強度も高い素晴らしい試合が出来たと思います。とどろきの雰囲気も最高でしたし、選手もスタッフもファミリーの皆さんも一丸となって戦って掴んだ勝利だったと思います。特にディフェンスの部分でずっと強度が落ちなかったので、それが最後に効いて4Qでは11得点に抑えることが出来たのかなと思います。本当にチームで掴んだ勝利だと思います。
今節からの残り試合を全勝すると東地区2位になれることもあり、そのことをポジティブに捉えて、残りの試合もチャンピオンシップのつもりで全試合勝ちにいこうというミーティングをしたことが、今日の爆発力に繋がったと思います。」

 

藤井祐眞(川崎)
一人ひとり本当に気持ちが入ったプレーをしていたことが出だしのところで現れたと思います。チームの課題でもあるゲームクロージングのところでも最後までしっかりとリードを保つことができ、チームとして成長したなと思います。
残りの試合を全勝することで東地区2位になれるので、チームとしても残りの試合をチャンピオンシップのつもりで戦って2位以上の順位を獲ろうと話していますし、全力でフルスロットルでやりきりたいと思います。」.

 

篠山竜青(川崎)
「今日の試合含めて残りの5試合を全勝すると自力で東地区2位に浮上することが出来るということで、残りの試合をチャンピオンシップモードでいこうと賢次さん含めてみんなで話が出来たことが大きかったです。」

 

大野HC(千葉) ジェッツofficialページより
「川崎さんにジャンプスタートされて、バウンスバック出来た時間帯もありましたが、多くの時間帯でフィジカルさで負けてしまったところが敗因だと思います。これからCSに向けてこういった試合が続いていくと思うので、負けないようにしっかり準備していきたいと思います。」

 

富樫勇樹(千葉) ジェッツofficialページより
「チームとして準備してきたものが出せた部分もありましたが、相手にやられてしまったところも多かったです。負けはしましたが、CS前にこういう強い相手と対戦出来るのはチームとして準備する上で大事なことですし、これからもそういう試合が続くのでしっかり準備したいと思います。」

 

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