3/1(水) 日環アリーナ栃木
EASL・東アジアスーパーリーグ
宇都宮ブレックス 99-66 TNTトロパンギガ
グループB
1Q 25-26
2Q 32-8
3Q 22-21
4Q 20-11
<宇都宮>
#40 ジョシュ・スコット 24得点 14Reb
#34 グラント・ジェレット 20得点(3P4/6) 13Reb
#9 遠藤祐亮 17得点(3P5/9)
<TNTトロパンギガ>
#0 ジェイレン・ハドソン 28得点
入りはお互い得点した後、遠藤が1本目の決めて、直ぐに鵤も決めていい入りをする宇都宮。フィリピンのリーグで得点を30得点以上叩き出すTNTのジェイレン・ハドソンがチームを引っ張っていく。遠藤とハドソンが点の入れ合いで、遠藤3本目のスリーポイントを決める。フィリピンを代表で活躍してきたカストロやポゴイ、オフタナとフィリピン代表選手も得点して26-25でTNTリードで1Q終える。
2Qは宇都宮8-0のランで、スコットが高さとゴール下から得点を重ね、追い上げるTNTにヤン・ジェミンのスリーポイントで引き離す。ハードショーや寄りを速くディフェンスのギアを上げてきた宇都宮にTNTは攻めあぐねてしまう。タイムアウト後もターンオーバーもでて、宇都宮はジェレットがインサイドとアウトサイドから上手さを見せて3本連続の猛攻とスコットのブロックも出てこのクォーター32得点を叩き出し、TNTを8点に抑えて57-34で折り返す。
後半、TNTもディフェンスの強度を上げる。比江島も代表帰りだが疲れも見せず、ハードにディフェンスしてインサイドへ比江島ステップからバスカンを決めて、インサイドのスコットにパスして得点と相手に流れを渡さない。
ジェレットがオフェンスリバウンドもしっかり取り4本目のスリーポイントを決める。TNTは30点差をどう縮めるかだが、Bリーグでもディフェンスの強度は随一の宇都宮は、笠井、高島も高い位置からプレッシャーをかけボールを回していき存在感をみせる。
最終クォーターで宇都宮はヤン・ジェミンがアウトサイドや走って得点を重ね、その後も遠藤が5本目のスリーポイントを決めて大量リードの34得点差にまでにして、リバウンドもTNTを圧倒した。この大会は得失点差もあるので、最後までオフェンスもしっかりと得点していく宇都宮が初戦のTNT戦を白星で飾る。
佐々宣央HC(宇都宮)
「Bリーグが代表期間に入って練習する機会が増えて、ジョシュ、Gもコンビネーションをどうやって戦うかを作っていってて良いところが出た。シュートも思い切って打っていったので満足している。2Q以降、相手のハドソン選手含めて対策出来たので少しずつ落ちていったと思う。全体的にRebとかしっかり出来ていい試合になったと思う。」
グラント・ジェレット(宇都宮)
J:いつものリーグと違う世界相手にどんな事を感じますか
「Bリーグも前回来た時よりかなりうまくなってきて、日本の生活や習慣にも慣れてきたので色々よくなってます。」
J:違う相手にどんな風にチームをあげてきたか
「コーチが言われる通り、練習を重ねるに連れて、みんなお互い知って慣れてきて、そしてよりよくなっています。最初に来た時よりもかなり練習も積み重ねて改善してきました。3P通常通りシュートを決められた。」
J:目標は
「そうですね!優勝です。全ての試合に勝つことしか考えてないです。」
J:今シーズン戦ってる中でこの大会でチームが一つにまとまっていくためにどんな事をしてきましたか
「レギュラーシーズンでは新しく入って来た選手が多かったので色んな形を試しながらやつてきて、今日は久しぶりにブレックスらしい形、ポケットゲームからワイドオープンを作るのを沢山出せました。こういう形が得点が伸びるんだとチーム全体で理解したと思います。ここからしっかりブレックスの形を固めていきたい。」
J:遠藤選手が海外の選手とやるのを楽しみにしているファンも多いですね
「フィジカルにやってくる部分もあるので今日はファウルを吹かれてしまったけど、そこは上手く対応しながらが楽しい部分もあるのでファウルアウトしないように楽しみながらやっていきたいです。」
ジョシュ・スコット
「練習は上手くいきました。この調子で次のゲームに向けて邁進していきたい。」