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【Bリーグ】今シーズン初“渋谷ダービー”激戦を制しSR渋谷がホームにて勝利/浜中謙HC(SR渋谷)「最高です! ! 」

【Bリーグ】今シーズン初“渋谷ダービー”激戦を制しSR渋谷がホームにて勝利/浜中謙HC(SR渋谷)「最高です! ! 」

今季初の“渋谷ダービー”となる一戦は、SR渋谷のホームでの対戦。A東京は前節30得点をあげたサイズを筆頭にカーク、ロシターとゴール下で圧倒、コブスも怪我から戻ってきた。そして、キャプテン田中大貴も円陣に加わり登場でファンも期待が増す。

ホームとなる渋谷は前節、三遠に粘り強く勝ち切って平均83.7点 の得点と、ベンドラメを中心にマカドゥ、ジョーンズ、ケリーで挑む。両チーム、高さがあるA東京に渋谷はリバウンドがカギになる。

2022.2.18(土)青山学院記念館
SR渋谷78-75 A東京
1Q 27-17
2Q 16-24
3Q 17-18
4Q 18-16

<SR渋谷>
#5 ケビン・ジョーンズ 16得点 10Reb
#14ジェームズ・マイケル・マカドゥ16得点
#9 ベンドラメ 礼生16得点9AST
#34 ライアン・ケリー 12得点
#12 西野 曜 7得点

<A東京>
#22 ライアン・ロシター21得点
#1 ジャスティン・コブス14得点7AST
#11 セバスチャン・サイズ 11得点
#53 アレックス・カーク 11得点

入りは早々にSR渋谷のマカドゥのダンクから、ベンドラメがボールをコントロールして、自らスリーポイント、そして又、マカドゥに合わせてダンクと序盤から勢いをつける。A東京も怪我から復帰したばかりのコブスが得点して、そのコブスにマッチアップしている関野のディフェンスも見応えがある。A東京の高さにもアジャストしていくSR渋谷はペイントアタックし、アウトサイドからも得点を重ねて一気に走り19-6まで引き離す。流れを止めたいA東京は吉井、岡本が入りディフェンスから立て直して流れを切りたいところ27-17の1Q渋谷リード。

2Qに入りA東京は安藤、コブスが個人技でペイントから得点とリバウンド争いも激しくなる。SR渋谷も西野、井上でサイズアップしてリバウンドもしっかり取りマカドゥに繋げて得点していき、ベンドラメがスリーポイントを決めると西野がドライブでペイントへ攻め、ジョーンズもスリーポイントを決めると二桁得点と勢いは止まらない。A東京は一段回ギアをあげた岡本が激しくディフェンスし、コーナースリーを決めるなど気を吐くプレイが続くと、徐々に得点を縮め、あっという間に4点差まで詰めて43-41渋谷リードで前半折り返す。

カギとなっていたリバウンドは渋谷がA東京に勝る。
渋谷22(OR7/DR15)東京14(OR4/DR10)
また、A東京は後半安藤のスリーポイントが期待される。

3Qに入り直ぐにA東京はコブスがスリーポイントで逆転すると、ロシターがインサイドで得点していき、更に吉井がコーナースリーを決めてA東京が勢いをつけ点差を離しかけるが、ここで渋谷はベンドラメが得点、さらに鋭いパスからマカドゥのダンクで同点と、お互い激しいディフェンスと攻防で拮抗した時間帯が続き60-59渋谷1点リードで最終クォーターへ。

4QA東京はカークの連続得点でいい入りをする。お互いディフェンスも激しくなり、特にゴール下は熱くなるのでファウルも抑えていきたいところ、渋谷は大事な場面で石井、インサイドではマカドゥがしっかり決める。A東京もサイズがリバウンドから得点してリードを続けていくが、渋谷はジョーンズのスリーポイントで同点にすると“渋谷ダービー” 今シーズン最多入場の会場は両チームのファンも盛り上がる。
2分切って74-73と1点を争う攻防でインテンシティ高い両チーム、関野はコブスを抑え、ロシターのファウルで、渋谷はケリーがフリースローを決めて76-73となる。A東京はロシターがリバウンドから得点を入れ残り15.8秒で78-75となるが、SR渋谷が最後までしっかり守り切り、渋谷ダービー初戦はSR渋谷がホームで白星をあげた。

game2になる明日はA東京のアウトサイドが爆発するか。全シーズンは1-1で終わった渋谷ダービー、最後まで勝ち切るSR渋谷が守り切れるかの戦いになる。

 

試合後コメント

浜中謙HC(SR渋谷)
「最高です! ! 結果も出たのもそうですし、渋谷ダービーということで両チームのファンが集結して声出しもオッケーになり会場が一体となり雰囲気もよく、選手のインテンシティの高さもあって素晴らしいゲームになった。ゲームを通して良かったのはRebだったと思う。A東京の失点が少ないのは、強度とDFリバウンドで相手にチャンスを与えない所なので、戦術だけではなくとにかくRebを選手がやってくれました。
明日も勝って連勝出来るように一丸となって頑張っていきます。」

 

関野剛平(SR渋谷)
「この点数で勝てたのは凄く大きかったと思います。コブス選手に対して、好きに打たれてしまった所はあったので極力行く方向、シュートを抑える事を考えて後半プレイしてました。」

 

アドマイティスHC(A東京)
「出だしは非常に悪く入って27点取られてしまった、ここが敗因の一つだと思います。東京ダービーという形で相応しくない入りだった。圧倒的に渋谷のコンタクト、OFリバウンドで18点取られてしまいフィジカル面で負けた事。DFではフリースローをかなり与えてしまった。3PへのファウルあったりスマートにDFするべきだった。P&Rをしっかり崩していく、点を取られると相手のペースになるのでしっかりリベンジしたい。」

 

吉井裕鷹(A東京)
「チームでやられてはいけない所をやられてしまったりあったので、今はもう明日に切り替えてやっていこうと思います。自分がどの様なことを期待されているか客観的に考えればプレイタイムも伸びると思うのでそこはもっと成長していかないといけないと思います。」

 

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