今シーズンも5/6.7で遂に最終節になり、BリーグはCSのカード決定向けても、B1残留に向けても混戦状態でラスト2試合を迎えた。横浜は初のCSに向けて、富山はB1残留に向けて戦う。残留は、富山、滋賀、新潟は勝敗が同じでこの2試合の結果で決まることになった。この日の結果によって、新潟が信州に負けた為、B2への降格が決まった。
富山の試合はデフェンスも仕掛けて、オフェンスではインサイドのスミスがダブルダブルで圧倒した。また、喜志永も富山の起点となってボールを動かして勝利に貢献した。また、滋賀も勝利した為に5/7シーズン最終日にどちらかが残留し、降格が決まることになった。(条件詳細は一番下に掲載)
5/6(土) 横浜武道館
横浜BC 89-95 富山
1Q 19-28
2Q 25-18
3Q 21-24
4Q 24-25
<富山>
#34 ジョシュア・スミス 29得点 10Reb
#22 マイルズ・ヘソン24得点
#23 ノヴァー・ガドソン 18得点
#0 小野龍猛 13得点
#10 喜志永修斗
<横浜BC>
#15 デビン・オリバー 23得点
#5 河村勇輝 21得点 10AST
#30 パトリック・アウダ 13得点
両チーム大事な試合でありキング開と喜志永は専修大先輩後輩、河村とは幼少の頃から大学までも切磋琢磨してきた仲でのマッチアップは特に見応えがあり、両チームはお互いインサイドから得点して入る。落ちついてピックから河村がスリーポイントを決める。そしてドライブからレイアップと連続で決める。富山も流れを渡さず返していく。ガドソン、スミスがインサイドに押し込んで強さを見せてリードする富山はいい入りをしボールムーブよく喜志永からヘソンへ渡りスリーポイント決め、対して横浜はスペースがあればどんどん打って河村はスリーポイントを決める。
河村から森川へパスでスリーポイント決めて点差を縮めるが水戸のハッスル、ステイールから富山は得点して28-19リードして1Q終える。
2Qに入って横浜のディフェンスのギアは上がるが、アウトサイドからのシュートが中々決まらない我慢の時間帯に。フリースロー、スミスのインサイドや小野が起点になって追い上げる横浜に得点してリードする富山。横浜は大庭の2本のスリーポイントと河村のスリーポイントで一気に追い上げる。お互い激しいディフェンスからペイントにアタックして得点して46-44富山リードで折り返す。
後半は早々に横浜が追いつき、スミスがインサイドで返していく。ペイントでヘソンがハッスルして得点して流れを横浜に渡さない。ポストで小野がミスマッチをついて押し込んで富山が集中力を見せる。そしてヘソンのスリーポイントで詰まった得点を2桁得点差にする。ここで喜志永のドライブも決まり富山のリズムで進む。横浜はディフェンスから作り、須藤のスリーポイント、オリバーのスリーポイントを入れ激しい展開にボルテージはマックスに、70-65富山リードで最終へ。
富山は小野がフリースローなどリードを広げ、水戸がコーナからスリーポイント決めて、また2桁得点差にしてスペースにスミスが飛び込んで得点して追い上げる横浜に点差をつけて進む。さらにスミスが得点を重ねていきダンクも叩きこみ、横浜のインサイドにジャクソンが不在で止められず14点差をつける。
ここから横浜は河村がドライブして個人技で連続で得点していくが、富山もゲームを渡さない。
横浜の強度の高いディフェンスに立て続けにターンオーバーで横浜が一気に巻き返す場面になりそうだったが、修正する富山。
最終局面で残り1分で7点差に。富山は残り26秒コントロールしたい中、赤穂が残り17秒でスリーポイント決めて4点差にするがそのリードをしっかり守り富山が大きな勝利を横浜から勝ち取り、B1残留は最終戦になった。
①富山が勝ち、滋賀が負け の場合
富山のB1残留,滋賀のB2降格 が決定
②滋賀が勝ち、富山が負け の場合
滋賀のB1残留、富山のB2降格 が決定
③富山と滋賀が ともに勝ち の場合
a. 総得失点差の多いチームがB1残留,少ないチームがB2降格
(現在富山-462、滋賀-510)
b. 総得失点差が同じ場合,1試合当たりの平均得点数が多いチームがB1残留、少ないチームがB2降格 が決定
c. 総得失点差も1試合当たりの平均得点数もが同じ場合,抽選により決定
④富山と滋賀が ともに負け の場合
・新潟が勝ち の場合
滋賀のB1残留,富山のB2降格が決定
・新潟が負けの場合
③と同様