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【BリーグCS】琉球が横浜BCに2連勝して2年連続ファイナルに進出決定/今村佳太「もう一度あの舞台に立ち日本一になる事を目標に取り組んできた」

【BリーグCS】琉球が横浜BCに2連勝して2年連続ファイナルに進出決定/今村佳太「もう一度あの舞台に立ち日本一になる事を目標に取り組んできた」

横浜BCにとって勝利が必須のセミファイナルGAME2は河村勇輝がスタメンで出場。このゲーム、ターンオーバーを減らしアウトサイドの確率を上げて修正できるか。一方、昨年のファイナルの想いを持って挑む琉球との戦いは4Qまで大接戦になった。最後は4点差の僅差で琉球が決着をつけた。

5/21(日) セミファイナルGame2
沖縄アリーナ 8619人最多人数

琉球 88-84 横浜BC
1Q 22-25
2Q 17-16
3Q 24-22
4Q 25-21

<琉球>
#7 アレン・ダーラム19得点
#1 ジョシュ・ダンカン18得点
#45 ジャック・クーリー14得点

<横浜BC>
#5 河村勇輝 16得点 8AST
#10 チャールズ・ジャクソン 26得点 8Reb
#14 大庭岳輝 11得点
#15 デビン・オリバー 18得点 7Reb

前日game1と同じく最高潮の沖縄アリーナは、スタメンから出て来た河村に対して激しいディフェンスで小野寺がOFリバウンドから得点、ダンカン、岸本も早速スリーポイントを決めてインサイドで得点していく。今村、ダーラムがこの日もアタックして得点してリードするが、横浜は離されずに強いディフェンスから、いい流れを掴み、リバウンドからインサイド陣がハッスルして、ジャクソン、アウダで横浜が3点リードで1Q終える。

更にリズムに乗る横浜は、連続で得点してリードを広げて前日とは違い、しっかり修正する。ジャクソンがブレイクで走りバスカンと3点を決めて横浜得意のプレーで勢いに乗り、アウトサイドもあり、横浜が2点リードで折り返す。

大事な後半どちらがイニシアチブをとるか大事な入りだが、お互い激しくいき得点もあげていく展開になる。
琉球はインサイドでダンカン、ダーラムで1点差に追い上げる。ここから牧がスリーポイント決めて逆転する。横浜は河村が入りドライブするなど、オリバーもオフェンスリバウンドでハッスルして同点で最終へ。

一進一退の両チーム、大庭、岸本がスリーポイント、インサイドではクーリーが得点。なんとかしたい横浜にターンオーバーが出てしまいそのまま得点して琉球が5点リードする。それでもオリバーが大事なスリーポイント決めて1点差にする。タイムアウト後、出てきた岸本がスリーポイントをしっかり決めるなどで、横浜を追い詰める。3Qから足を引きずる形でベンチへ下がった河村が出てきて気を吐くが、残り31秒で琉球が6点リードで、横浜が河村からコーナーに繋ぎ大庭がスリーポイントを沈める。今シーズン後半戦最後まで戦ってきた証を見せて行くが、しっかりファウルゲームで琉球がフリースローを決めて勝負は決まった。

琉球が横浜に最後まで戦い抜いて勝利して2年連続ファイナル進出を決めた。

横浜BCはクラブ初の中地区2位と初の天皇杯ベスト4、Bリーグチャンピオンシップをベスト4で終えた。

 

 

 

試合後コメント

桶谷大HC(琉球)
「試合全体を通して流れを掴むことが難しかった中でも、勝負所で相手のオフェンスを防げた点が良かったと思います。キングスの強みは、対戦相手や状況に応じて様々なパターンでベストな5人を組み合わせられる事だと考えていて、今日はそれを特に実感できる試合でした。」

 

#14 岸本隆一
「レギュラーシーズンから積み重ねてきて、ようやくファイナルの舞台を勝ち取ることができ、嬉しさよりも安心感の方が大きいです。これまで「あと少し」という悔しい経験を沢山してきました。歴代のキングスの選手の思いや、日々キングスを支えてくれる皆さまの気持ちを全て背負ってファイナルにぶつけられるようにしたいと思います。」

 

#30 今村佳太
「今シーズン、もう一度ファイナルの舞台に立ち、日本一になる事を目標に取り組んできました。ようやくスタートラインに立てたという気持ちです。シーズンを通して常にチャレンジし、成長し続けることができたと思うので、自分たちのバスケットボールを40分間貫き、残り2勝を勝ち取りたいと思います。」

 

#34 小野寺祥太
「ワイドオープンのシュートをしっかりと決められて良かったと思います。シーズンを通して各試合で成長を積み重ねてここまで来ることができました。ファイナルでは一つひとつのプレーが重要になるので、更にプレーの質を高めて挑みたいと思います。」

 

河村勇輝 (横浜BC)
琉球に連敗してCS敗退 怪我の中チームを牽引した河村勇輝

「本当に悔しい気持ちでいっぱい。最後まで僕を信じてボールを預けてくれたチームメイトや、戦術を考えてくださったチームスタッフ、応援に駆けつけてくださったファン・ブースターの皆さん、画面越しで応援してくださった皆さんに、エースとして結果で期待に答えられなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。試合は概ね、自分たちの最後までロースコアゲームにするということでは、前半からディフェンスの強度を上げてやれていたと思うが、クロスゲームの部分でガードとしてコントロールしきれなかった部分がある。チームメイトは全員よく戦ってくれたと思う。

今季はワクワクしたチームだったし、シーズン入ってからCS出場という目標を掲げて、本当に出れるのか信じてくれたり、応援してくれている方がどれだけいたかは分からないが、少なからずチームメイトは信じていたし、ファン・ブースターの皆さんも信じてくれていた。だからこそ、やってやれないことはないと思っていた。CS出場という目標を達成できたことは良かったが、バスケットボール選手として、チームとしても日本一になるということは先にあるものではあったので、負けてしまったことは悔しい。

このベスト4という大きな舞台に立たせてもらえたのは、ファン・ブースターの皆さんの支援だったり、応援がなくてはできなかったことなので、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。この経験を活かして選手として成長していきたいです」

 

チャールズ・ジャクソン

この素晴らしいチームメイトのために、自分が身体を張って頑張るということを、今日の試合も含めてここまで1シーズン通して頑張ってきた。チームとしては今日負けてはしまったが、誰もビーコルがここまでたどりつけるとは信じていなかった中で、自分たちのバスケットボールを信じてここまでやり続けてきた。そしてCS出場という目標を毎日毎日、自分たちに言い聞かせながらここまでやってきた結果、今日のこの試合までたどりつけたと思う。
このチームメイトとチームの活躍、そしてみんなの頑張りを誇りに思う。」

 

森井健太

「本当に悔しい結果となってしまった。今日の試合に関して言えば今シーズンを象徴するような試合だった。試合に出ているメンバーもベンチにいるメンバーも自分の仕事を120%やろうとしたこと、そしてディフェンスでは全員がファイトしたこと、これに関してはチームとして本当に素晴らしいことだった。
(今は率直に)このメンバーでまた練習ができない、試合ができないということが一番辛い。最後にみんなの前で話したが、本当に素晴らしいチームだと思っている。このメンバーでレギュラーシーズン、そしてCSという舞台でここまで試合ができたというのは誇りだと思うし、チームメイトには”ありがとう”という言葉を伝えたい。
今シーズンは色々なことが起きた。厳しいことや辛いことも多かったが、そのたびに人がどんどん変わりながら”次は俺が”というふうに試合毎にステップアップする選手が変わったり、ヒーローが生まれたりしたチームだった。そういったチームだったからこそ、ここまで来ることができた。今日負けて今シーズンは終わったが、自分たちはまだまだ進まなければいけないし、(今回の敗戦を)そういった場にしなければいけない。

ここまで来ることができた、そしてこの舞台でバスケができたのは間違いなくファン・ブースターの方々の思いがあったからこそ。ただ、ファイナルまで行くというところを見せることができなかった。セミファイナルで負けるという経験をこれからどう活かしていけるかというのは自分たち次第。またファン・ブースターと共に戦っていきたい。
1シーズン本当に熱い応援とクラップをありがとうございました。」

 

青木勇人HC

「勝負の世界なので、優勝するチーム以外は負けて終わるのが常。今は悔しい思いです、それよりも琉球ゴールデンキングスの皆さんに頑張ってもらいたいし、おめでとうございますという気持ちでいっぱい。
天皇杯も、CSも戦って昨季(琉球がCSで)味わった悔しさに対する気持ちが伝わってきた。そんなシリーズだった。選手・スタッフだけでなく、会場全体で自分たちはファイナルに行くんだという気持ちに囲まれた感覚で試合をしていた。その経験というのは私たちにはないもの。

横浜BCがベスト4に残るということを想像した人はそれほど多くなかったと思うが、クラブ、チーム、選手、スタッフ全員が自分たちのことを信じて、絶対に行けるはずだとここまで戦ってきた。そして、諦めずに信じて常に支えてくれた、ファン・ブースター、パートナー、その他応援してくださる皆さんが、ここまで連れて来てくれたと思っている。チームとしてポストシーズンは素晴らしい一歩だったと思うし、ここで悔しい経験をしたことはチームにとっての財産。大事なのは、自分たちが正しい努力を続けられるかどうかだ。
クラブとしては、育成型クラブとしてここまで戦って来た。その限られた環境の中で、どうやってチームが戦うのかというのをフロントがよく考えてチームを作ってくれていると思う。その中で現場・フロントがタッグを組んで、タスクにフォーカスしながらそれぞれが自分の場所で主人公として輝いて戦っていけば、ベスト4に残って戦えるということを証明まではしていないが、そういった戦い方もあると一石投じたシーズンだったと思う。ここまで来た、選手・スタッフ・フロント・クラブそして、一緒に応援してくれた方々のことを誇りに思うし、クラブとしての素晴らしい一歩のシーズンだった。
新しいシーズンに向けてクラブとして、動いていくことになると思うが、ここまで来た今シーズンはしっかりと自分たちの歴史の一部になる。来季横浜BCがどのように成長していくか、どのようなチームになっていくか、どのように戦っていくのかというのは楽しみにしていてもらいたい。

本当に沖縄アリーナの大声援の中でもファン・ブースターの声援や気持ちは届いており、選手たちを後押ししてくれた。この素晴らしい環境でできたことはバスケットボール人として幸せ。チームとして個人としてもバスケットボールと共に進んでいきたいと思う。」

 

FINAL 放送・配信放送

Game1
5月27日(土) 12:00 tipoff 日本テレビ系列、NHK BS1

Game2
5月28日(日) 13:10 tipoff NHK総合

Game3
5月30日(月) 19:05 tipoff NHK BS1

配信
全試合配信:バスケットLIVE、Sportsnavi
J SPORTS/ Hulu/ AmazonPrimeVideo チャンネル
一部試合が録画配信となる可能性あり

 

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Jbasketライター

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