10月20日(FRI) 川崎市とどろきアリーナ
Game1
川崎 87-70 富山
1Q 24-19
2Q 22-18
3Q 21-20
4Q 20-13
<川崎>
#20 トーマス・ウィンブッシュ 27分出場 23得点(3P3/5) 5Reb
#22 ニック・ファジーカス 19得点 6Reb 4AST
#33 長谷川技 12得点(3P4/6)
速報値
<富山>
#25 イヴァン・ブバ 25得点 13Reb
#15 エージェー・エドゥ 16得点 6Reb
#23 ノヴァー・ガドソン 13得点 5Reb 5AST
1Q長谷川のディフェンスが激しく決まり富山のボールコントールを壊していき川崎が連続得点して入るが富山もブレイク出して追いつく。途中交代の宇都がコントロールして逆転する。川崎はディフェンスからターンオーバー取り交代した篠山とウィンブッシュ3連続得点で一気に引き離す。その後も川崎の得点が続き24-19で1Q終える。
ターンオーバーから流れを作られている富山はしっかりコントロールしてボールを動かしたい2Qは、川崎の篠山が連続得点でリードを広げる。川崎のディフェンスにボールを動かせない時間になる。富山もブバのスリーでなんとか返していくがウィンブッシュがブレイクからバスカンと川崎を牽引する。2桁得点差にして46-37川崎リードで折り返す。
後半川崎はペイントにロスコ、ウィンブッシュとアタックして得点に貢献していく。
富山はボールの動きとパスが遅くリズムが取れず、川崎はボールに対して全員で集中して得点を挙げていく。富山はブバの個人技で返していくが、川崎は長谷川の4本目のスリーポイントでまた広げる。富山はゾーンを敷いて対応していき67-57で最終へ。
追い上げたい富山だがターンオーバーから得点されリードを広げられてしまう。川崎はそこから確実に得点してファジーカスのスリーポイントも出てフリーにして決め切る勝負強さを見せ最後まで追い上げる富山を振り切り勝利して4連勝、富山は開幕5連敗になった。
佐藤賢次 HC(川崎)
「87-70というスコアになりましたが、まだまだ課題はあって、ゾーンに対して攻めあぐねたり、スイッチされてボールが止まったり、チームで攻められない部分も沢山あったのでしっかり修正して明日頑張りたいと思います。
今日良かったのは、セカンドユニットが出て来てガッと一気に強度が上がってディフェンスに勢いが出て、チームとして戦うという所がどんどん良くなっていると思いますので、このまま次に繋げて明日もいい試合をしたいと思います」
J:この4連勝で開幕からガードとフォワードの連携の変化を教えて下さい
「目指してるオフェンス、1つのスクリーンやピック&ロールをそこで全部完結するのではなく、そこで出来たアドバンテージを次に活かす事。次に活かすウイングの選手がどれだけ脅威になれるかがうちの大きな課題になってます。自覚をもってウイングの選手達が練習から一生懸命やっているので、そこがチームの勢いに繋がっていると思います」
J:HCと選手のコミュニケーションが凄く上手くいっている感じがするのですがHCはどう感じてますか
「いい時も悪い時も、何がダメで何が良いのかをはっきりしているのが、今年はコミュニケーション取りやすい部分かなと思っていて、常にそこを明確にしながらお互い共通理解を持ってやっていく事が大事だと思っているので、そこを続けていければと思ってます」
新加入注目選手
トーマス・ウィンブッシュ(川崎)
27分出場 23得点(3P3/5) 5Reb
「今日の試合はとても良かったと思っています。チーム全体でやりたいことを遂行できましたし、出た選手全員がそれぞれしっかりと仕事をしたと思っているので、全体的に良かった試合でした。
Bリーグでプレーしてみて
「日本のリーグはアップダウンが激しく、速いテンポのバスケットのリーグなので自分自身のプレースタイルに合っていると思っています。5,6年ヨーロッパでプレーをしてきて、そこから新しい挑戦をしたいということで日本に来て、今のところコーチが僕自身に対して求めていること、チームに慣れていくことをやってきて、この5試合を戦ってみてチームに馴染んでこれたのかなと思っています。
まだリーグでも当たってないチームもあって対戦してない選手が多いので、相手が何をするか逐次インプットしていければいいかなと思ってます」
ポジションについて
「キャリアでは3.4番をプレーしてきているので、ボールをもってアタックする事も得意です。僕自身毎試合言われることは変わってきます。例えば調子いい時は個人で打開してステップバックしたら決めたり、役割が変わると思ってます。
チーム内では何が出来て何が出来ないかは大体把握出来ているけどまだまだ知っていきたい。起爆剤になりたいです。ベンチからスターターでもチームエナジーを与える存在になりたい」
高岡大輔 HC(富山)
「富山のブースターさん達も平日に現地まで駆け付けて下さってありがとうございます。満員の中でバスケットさせてもらって幸せだと思います。明日なんとかリベンジして帰りたいと思ってます」
J:ガード陣も宇都選手も加わり更にどうチームを上げていくのかを教えて下さい
「今日はリバウンドを取りきれなかった所がキツかったんですけど、リバウンドがチームでしっかり取って宇都選手、伊藤選手もボールプッシュをやること、それに対してウイングがしっかり走る事なんですけど、リバウンドが取りきれなくて走れなかったので、自分達のペースに持っていくのが難しかったですね。ゾーンをしたタイミングでそこに対して水戸選手は上手くキッカケ作りになったと思ってます。
ただチーム全体としては速いバスケットをやりたいと思ってますので、いいディフェンスをしてからこそいいリバウンドを取ってからこそ走れると思ってますので、チームとして徹底してやり切る事が大事だと思ってます」
J:今日のターンオーバーは遂行する前に起きていると感じますが、そこに対してはどう修正していきますか
「そうですね。ターンオーバーは中々どのチームも課題に掲げていると思いますし、今までのバスケット人生の中でも簡単には減らせない。でも遂行する以前のターンオーバーが多いので、個人のレベルアップ、単純に川崎さんのボールプレッシャーに負けてしまっている、逃げてしまっているのがあります。チームとしてはそこにカウンターの動きは用意してあるので、チームの中で反復しかないので、連携をもっと深めていければと思ってます」
米山ジャバ偉生 (富山)
SG・SF/190cm/21歳/東海大諏訪高→専修大/日本代表🇯🇵U19ワールドカップ出場/2023年日本代表🇯🇵としてアジア大会出場
2023年1月特別指定選手として千葉Jと契約後3月専修大バスケ部退部して千葉Jとプロ契約を結ぶ。日本代表として先だってアジア大会で日本代表としてプレーする。
コメント
「チーム的には崩れていったのは横を見てパスしながらバスケットしてしまっている時間があったので負けの原因かと思います。ディフェンスではゾーンしたり相手が嫌がっている時間とあったので次はもっともっとプレッシャーかければ勝てるチャンスはあると思います」
J:アジア大会から帰ってきてチームでの役割や課題にしているプレーを教えて下さい
「今富山でウイングの選手は監督からディフェンスと3ポイントのある選手が欲しい事を話していたので、それに合うようなプレーをしてもっとプレータイムやスターターを勝ち取っていきたいと思ってます」
J:チームでのプレーを合わせる為に何を意識して毎試合臨んでますか
「まずはキックアウトしてきたボールで3ポイントは絶対決める意識、監督からドライブを言われたらそれをしっかり遂行する事をやってます」
J:ファンへメッセージを
「今は試合の途中から出る事が多いので、チームの起爆剤になるようなプレーを見て欲しいです」