この試合でも”ツジーカス”マッチアップで盛り上げた
第8節 川崎が追い上げる群馬をしっかり振り切り勝利して11月負けなし5連勝
11/12(日) 川崎市とどろきアリーナ
Game2 4,872人
川崎 71-61 群馬
1Q 11-14
2Q 20-18
3Q 31-15
4Q 9-14
<川崎>
#0 藤井祐眞 20得点 4AST
#20 野﨑零也 9得点(3P3/3)
#25 ロスコ・アレン 8得点
#ジョーダン・ヒース 8得点 4Reb
#7 篠山竜青 7得点 3Reb
#21 納見悠仁 7得点
<群馬>
#9 辻直人 22得点 (3P5/12) 3AST 3STL
#3 マイケル・パーカー 12得点 6Reb 3AST 3STL
#1 コー・フリッピン 11得点 5AST
#25 ケーレブ・ダーズースキー 10得点 10Reb
川崎は藤井が並里のディフェンスにしっかり対応してコントロールして速く展開してく、群馬は川崎のディフェンスにタフショットから徐々にインサイドで得点してペースを取り戻す。辻が2本のスリーポイントで引き離すが能見が決め返して14-11群馬リードで1Q終える。
群馬は1Q勢いそのまま2Qでも得点していく。川崎もメンバーを変えていき藤井が連続得点で個人で打開して、フリーも作ってウィンブッシュのスリーポイントで追いつく。群馬はGame1に続き、辻と八村が得点してチームにエネルギーを与える。川崎も藤井が返していき前半から熱い戦いは辻のブザービートスリーポイントで32-34逆転して折り返す。
後半に入っても藤井のオフェンスは止まらず連続得点で川崎がリードする。群馬も返していくが川崎のギアが上がってリードしていく展開に。藤井と辻のマッチアップから得点と会場のボルテージもマックスに。相手のミスからしっかり得点して流れを変える川崎が強さを見せる。連続で24秒バイオレーションを取り得点を広げる。群馬は川崎のディフェンスに対応し切れず、リズムが戻せない時間帯に川崎がスリーポイントを決め切って62-47で最終へ。
追い上げる群馬は1桁得点差にするも川崎はボールムーブよく展開してフリーをしっかり作って得点して再びリードを広げてその後リードをしっかり守って川崎のディフェンスの強さを見せた試合になって群馬に勝利した。群馬も怪我人や思い描いていたプランも中々遂行出来ずの開幕となった。会見で今後のことを水野HC、そしていい開幕をスタートさせた佐藤HCにもそこを聞くことが出来た。
佐藤賢次 HC(川崎)
J:去年から特にディフェンスの強化をお聞きしてきて今シーズンしっかり抑えていって選手起用も良く判断の感覚を教えて下さい
「去年までとは少しディフェンスのシステムが変わっていて、去年はピック&ロール2人で解決するとかそういうディフェンスもやってましたが、今年はどんなアクションや形で攻めてこようと、どんなにボールの遠くにいても5人全員に役割と責任があるというディフェンスシステムをプレシーズンからこれを中心にずっとやってきました。
それだけ動かないといけないので、どうしても疲れると穴が出来てしまうのでそれが交代のタイミングになる。フレッシュで出てくるとまた良くなるのが今、いいサイクルになっていて、そのディフェンスの成長が我慢して勝ち切れているのかなと、ローテーションも上手くいっている要因と思ってます。
逆にオフェンスにあまり時間を割いてこなかったで、ここから整理してしっかり課題に取り組んでいこうと思ってます」
藤井祐眞 (川崎)
「前半苦しみましたし、やはり強い相手だったので昨日みたいな展開にはならないと思って臨みましたが、勢いに乗り切れずターンオーバーが前半多かったのでよくなかったと思います。ただ3Qにいいリズムでバスケットができましたし、3Qいいバスケットが出来ていい勝ちに繋げる事が出来て良かったと思います」
個人で打開してチームを牽引するプレーについて
「時間がなくなったりした時には、自分がもう打ち切ろうという思いでやっていました。後半に関してはトランジションの中や、僕たちのセットオフェンスの中で、ニックとのツーメンゲームで起点を作ろうというところでシュートまで持っていくことができました。
個人的に3Pシュートの調子が上がり切っておなくて、確率がそこまでよくないと思っているので、そこは自分が決めきらないといけないですし、打たないと入らないので思いっきり自信を持ってしっかり打ち切りたいと思っていて、ただ今年のチームは誰がどこでプレーをしても大丈夫で、水曜や昨日のゲームに関してはスターターよりもベンチメンバーが躍動してくれてチームの勝利に貢献してくれていますし、今までニックに頼っていた部分が色んなオプションができて、いろんな起点を作れているので、そういうところで自分が行くときは自分で行くし、味方に託すときは託すという選択をして今のように勝つことができていると思っています」
野﨑零也 (川崎)
古巣との2連戦を振り返って
「ベンチから出て思い切りよくシュートを打つ、ディフェンスをしっかりやることが役割なので、それを体現出来たことはよかったと思っています」
開幕からここまでを振り返って
「最初は自分の役割は何なのか、と考えたりもしましたが、試合を重ねながら、自分がやらなければいけないことは何なのかとか毎日考えてきました。ここまでの14試合を12勝2敗で終われたことは本当に良かったですし、自分自身も少し成長出来ているのかなと思います」
水野宏太 HC(群馬)
J:オフェンスの終わり方、そこにいくまでの1つのプレーが影響してしまう僅差のゲームでどう修正していこうとしていたのか教えて下さい
「やはりターンオーバーの質を考えた時に、相手の得点に繋がるターンオーバーだったり、こっちの勢いが止まってしまうようなターンオーバーという所が数以上にあったのかなと思います。ここをやはり試合巧者になっていく、1つ1つの流れを止めないようにしていく為には、オフェンスの終わり方をもっと自分達の精度を高めていかないといけないです。
今日に関しては61点で取れていないですが、Game1よりも川崎さんのプレッシャーに対して、流れを持った中でプレーする事は出来たと思ってます。そこは成長かなと思ってます。それでもボールや流れが止まってしまったのがあったのでそこが自分達の課題解決で必要だと思ってます」
J:バイウィークで修正すると思いますが群馬の強みを教えてください
「速攻ですね。ディフェンスからオフェンスへの切り替えの速さと推進力だと思っているので、ターズスキーやパーカーのビッグマンはリングに対して走ってアドバンテージを取る。ここでジョーンズが戻ってくれば、並里成、フリッピンも合わせてボールをブッシュできる選手、そこに菅原も努力してます。またシュート力がある辻直人がいて、八村阿蓮も成長してきて外の脅威も出来ているので、しっかり走ってテンポのいいオフェンスの時は相手は守りずらいと思ってます。
ベンティルも戻ってくれば更により他の選手を活かす事が出来る選手なのでより守りづらくなると思います。よりアグレッシブになっていくと思ってます」
辻直人 (群馬)
22得点(3P5/12) チームハイ 3AST 3STL
J:ファジーカス選手と今日もお互いやり合って魅せてくれました
「やっぱりニックとこうやってプレーできる機会は天皇杯あとは本当に残り少ないので、CSで対戦したいですね。ニックの選手入場を見てたらちょっと寂しかったですね。本当にこれが最後なのかなって思って、、、はい。
でも、僕たちは昨日負けてしまって勝ち星を取れていないので、本当に今日は何とか勝ちたいという思いでした。勝ちたかっです。」
J:3ポイントや得点していく上でチームの連携はどう感じてますか
「チーム全体として流れが作れてる時だったり走れてる時っていうのはチームとしてすごくいいリズムなんですけど、それを止められた時に、ちょっと個で打開しようとしてしまうことが増え、それがディフェンスに影響してしまってたので、本当にまだまだ発展途上のチームなので、このバイウィークを使ってどれだけチームとしての完成度を上げられるかどうか、今後の勝敗もかかってくると思うので、そこは本当に最大の課題かなと思います」
◉1枚目は前半3ポイントブザービーターを決めた瞬間❗️
◉辻直人選手のJbasketスペシャル動画をお楽しみに❗️