西地区24勝12敗で首位を走る琉球ゴールデンキングス、中地区20勝16敗4で4位の川崎の対戦は琉球が追い上げる川崎を振り切った。
第22節 1/7(WED) 川崎市とどろきアリーナ
川崎 75-87 琉球
1Q 19-19
2Q 14-26
3Q 21-24
4Q 21-18
<琉球>
#15 松脇圭志 15得点(3P5/8)
#14 岸本隆一 11得点 (3P3/6)
#53 アレックス・カーク 11得点 10.Reb
#88 牧隼利 10得点
#45 ジャック・クーリー 10得点 11Reb 3AST
<川崎>
#20 トーマス・ウィンブッシュ 26得点
#42 益子拓己 12得点(3P4/4)
#25 ロスコ・アレン 10得点 6Reb 2AST
#0 藤井祐眞 9得点 6AST 2STL
藤井、納見、野崎で入る川崎の激しいディフェンスは流れを作ってオフェンスも得点してリードして入ることができた。琉球はローとダーラムが個人で返していく。ファジーカスとヒースいないインサイドを40分間強度上げてリバウンドもとって守り切れるか。琉球のターンオーバーを1Qで7個誘発するディフェンスを発揮してリードする川崎。チーム全員でディフェンスしていい流れのオフェンスを作って行ったが、インサイドでは琉球がリバウンドを圧倒して得点を重ねていった。それでも返していく川崎に対して、琉球は松脇のスリーポイントと牧の3連続の7得点を見せて一気に引き離していく。牧はしっかりコントロールしてボールも動かしてフリーなれば決め切りチームを牽引する。そしてさらに牧がスリーポイント決めて2桁得点差13点広げる。オフェンスの勢いつきカークがオフェンスリバウンドでハッスルしてバスカン決める。一方川崎はボールは動くがペイントに中々入れずリバウンドも厳しい。リバウンドからボール動かしてフリーをしっかり作って岸本がスリーポイント決めて琉球の時間が続く。
クーリーとカークの強いツインタワーがどう琉球に新たなパワーをもたらすか注目になる。数分のツインタワーは早いバスケットにも対応して走り、インサイドでハイローのプレーも見せた。岸本、今村、松脇、カーク、クーリーのメンバーでハイローで2人のプレーからオープンで岸本がスリーポイント決め切って流れをしっかり琉球にしていく。琉球は更に渡邉飛勇もいてどのパターンも噛み合えば最強のインサイド陣になることは間違いない。何としてと追いつきたい川崎は、今シーズンホーム初登場の益子がスリーポイントを連発して4本決め切って繋いで一桁得点差まで追い上げる川崎は気迫溢れるプレーを続けて、篠山がブレイクとジャンパーで5点差にするが、琉球は落ち着いたプレーで今村がスリーポイント決め強さを見せてタイムアップした。琉球は万全の体制を作っていき、川崎はインサイド人の負傷により厳しく負けられない戦いが続く。
桶谷大HC (琉球)
J:ここ数試合強調されているゲームの入りと締め方、今日の試合はどう感じられてましたか
J:カーク選手とクーリー選手のツインタワーが見られました、2人のプレーはどうだったでしょうか
牧隼利 (琉球)
天皇杯についても語る
J:牧選手のパフォーマンス盛り上がりました
J:チームでもプランが変わっていく中でポイントガードの役割やどのように対応しているか教えて下さい
J:注目される最強なスリービッグやツインタワーをどのようにここから組み立てていく考えですか
J:終盤に入っていく上で気持ち的な事を教えて下さい
J:熱狂的に応援してくれる琉球ファン、牧ファンへメッセージお願いします
松脇圭志 (琉球)
J:スペーシングやフリーをどう作っていっているのか教えて下さい
J:大事な場面で決め切っていくシーンが多く凄く自信を感じられます
佐藤賢次HC (川崎)
「試合を通してインサイドが不利な中で色々仕掛けて相手のターンオーバーを17個誘うことができました。一人一人がしっかりファイトする姿勢は見せられたと思います。
来週の天皇杯セミファイナルの相手でもあるので嫌な印象を与えられたのではないかと思っています。ただ2Qで15-0くらいのランを作られた所があったと思うので、そこをもう少し早く切れるように、相手もトラップに慣れてきてこちらはゾーンを攻めあぐねていて、ディフェンスの指示とオフェンスの指示を出しながらでしたが、オフィシャルタイムアウト明けでやっと流れを切れました。もう少し早く切ることができなかったのが自分としてはこの試合の大きな反省です。
選手ともこういう悪い時間をどれだけ短く出来るか、勝ち切っていくためにも必要だと話しました。また週末に向かって良い準備をしていきたいと思います。」
篠山竜青(川崎)
「これだけ怪我人が出ている中でも琉球に対してもう一息のところまで行けたというところで自信は得られたので、あとは、オフェンス・ディフェンスで上手くいった所と上手くいかなかった所をしっかりブラッシュアップさせて、迷いなくチャレンジャーとしてぶつかっていけるように、まずはこの土日(茨城戦)で良い試合をしたいと思います。
(茨城戦に向けて)今シーズン始まってから良い時も悪い時もありますけど、とどろきで戦っている時の皆さんの歓声や一体感がどんどん膨らんで大きく強いものになっているのをコートの中ですごく感じています。来週は天皇杯セミファイナルで琉球と対戦するので、そこに向かうためにもこの土日は良いゲームをしなきゃいけないと思いますので、週末もホームとどろきで皆さんの後押しが欲しいです。一緒に戦ってください。」