今シーズン安藤は個人としても得点部門ランキングで3位につけている。
1位はビュフォード 22.6得点、2位は22.4得点河村勇輝、3位20.1得点で同じチームのビュフォードと共に高いパフォーマンスを見せている。
チームとしては、西地区で23勝18敗で3位に位置していて、ワイルドカードでは、千葉に次いで2位で圏内に位置している。
第24節3/2と3/3に東地区2位強豪であり、古巣のアルバルク東京と試合を行った。安藤は島根をリードするポイントガードとしていつも、相手ではなく、自分たちのバスケット、やるべき事をしっかりと遂行する事が大事と話してきた。
Game1は87-79でA東京に勝利、32分出場し、29得点、3Reb、5ASTとチームに貢献した。
Game2では、80-90と終盤引き離されたが、36分出場し、27得点とチームを牽引した。安藤は2試合目の重要性についても、
「昨日勝利した後、今日どれだけ出来るか、それがCSになったら明日もあるのでどんどん出していかないと。出し切って終わる事よりも最近そういう意識が強くなりました。」試合中の意識については「勝敗を気にし過ぎると20点差ついたら、厳しいなと思ってしまうので“もしかしたら、もしかしたらあるかもしれない”という意識を持つことがプロとして大事だと思います。それこそ観に来てくれているお客さんが、もしかして!?と思う試合は面白いと思うので、試合が終わって出しきれたかなと思うようにしています。」
と、シーズンを通して大事にしている事、そのプロ意識をファンにメッセージとして伝えている。チームが優勝に向けて必要なことを遂行するだけと言い続ける安藤は、アグレッシブさとペイントへの多様なアタックでゲームの流れを変えていき、その思いが得点面でも決定力を上げる。
そして、現在ランキングでも結果的にとして3位に位置している。CS出場は今シーズンどこのチームもしのぎを削っている。ここから島根と安藤の激闘を注目していきたい。
クリエイトしてメイクする思いを試合後に聞けた。
J:オフェンスでビュフォード選手からの起点で他の選手の位置など、停滞しないようにどう動かすポイントにしてますか
「みんなで理解共有してやってますね。スペーシングに関してはチームで決まっていて、もちろんスペーシングが大事なんですけど、そこで相手の裏を突いてカッティングだったり大事になってくると思います。ディフェンスが集中している時に裏をかく所は伸ばしていきたいですね。」
ロシター選手と試合中に話していましたが
(この時に安藤選手の取材にロシター選手が声をかけてきて笑顔での対応に)
「顔に当たったか当たらないかで、フロッピング(自チームに有利なジャッジを得ようと、審判に対してファウルを受けたように装うこと)だとライアンからは毎年言われるんですけど、そうではないよと話していました。」
PG/181cm/東京都江戸川区出身/31歳
明成高校
2009ウインターカップ優勝、インターハイ準優勝
明治大学
2年インカレ3位、3年インカレ準優勝
大学バスケ部退部アメリカへ
2014 NBLカナダ ハリファックス・レインメン
2015 PBAメラルコ・ボルツ
2015-16 NBLリンク栃木ブレックス
2016-17 秋田ノーザンハピネッツ
2017-21 アルバルク東京 期限付き移籍
2018 アルバルク東京優勝
2019 アルバルク東京優勝
2021- 島根スサノオマジック
日本代表🇯🇵
2010 U18 アジア選手権 23.4得点得点王、ベスト5
2014 日本学生選抜
2020 FIBAワールドカップ日本代表選出
2021 FIBAアジアカップ2021予選日本代表選出、東京五輪男子日本代表候補選出