「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24」
5/26 (SUN) 横浜アリーナ 13,203人
Game1で広島は3Qで最大24点のビハインドがあったにも関わらず、闘志を全面に出して巻き返した。最終クォーターでは8点差にして広島のパワーと強い気持ちを見せた。シーズン終盤からCSと逆境から這い上がってきた広島は、”下剋上じゃけぇ”をみせるか。また、3年連続ファイナル進出をして、Game1を広島から勝利して2連覇へ王手をかけた琉球。スリーポイントの高確率とインサイドでの強さ、そしてチーム最大の財産”経験”をもってGame2で決めるのかの注目が集まった。
「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-24」
5/26 (SUN) 横浜アリーナ 13,203人
Game2
琉球 63-72 広島
1Q 14-21
2Q 20-9
3Q 13-18
4Q 16-24
#13 ドウェイン・エバンス 16得点 &Reb 5AST
#30 山崎稜 14得点(3P4/5)
#12 中村拓人 13得点
#10 ケリー・ブラックシアー・ジュニア 10得点
<琉球>
#4 ヴィック・ロー 16得点(3P4/9)
#7 アレン・ダーラム 11得点 7AST
中村のジャンパーと小野寺のスリーポイントで入ったGame3。エバンスがポストからしっかり押し込んで、ジャンパーも決めて得点といいリズムで広島が得点して、ボールを動かしてインサイドでのプレーを強調して11-3と琉球をリードとGame1と違う展開にすることができた。琉球はボールを動かしていくが広島がスイッチディフェンスでしっかり対応していき、オフェンスでのいい流れを山﨑が早々にすrチーポイントを決めて21-14で広島リードで1Q終える。
琉球がローのスリーポイントを決めて追い上げる所を、マーフィーの2本目のスリーポイントが決まり広島が流れを渡さず突き放す。それでも琉球はディフェンスから流れを掴みじわじわと追い上げる。ダーラムのスリーポイントでようやく広島を捉えて同点に、そして2Q終盤に琉球が逆転する。広島もエバンスを起点にオフェンスに入るがフィニッシュで決まらず、34-30で琉球がリードして前半終える。
後半9-2と琉球がゲームの流れを掴んでリードを広げる。琉球が一気呵成にオフェンスリバウンドから押し込んで得点して、ここで離されると厳しい広島は我慢の時間になる。広島は2ポセッションまで追いあげて後に、山崎のスリーポイントで2点差にして広島が息を吹き返す。更にエバンス、中村を中心に広島が再び琉球を捉えて、48-47広島リードで最終クォーターへ。
最終クォーターで、ブラックシアージュニアがスリーポイントと得意のドライブからキックアウトして上澤がスリーポイントを決める。広島がシーズン終盤から見せていた展開にしてリードをする。琉球もサイズのミスマッチをついていくが、広島はスイッチしてしっかり守っていく。そしてブレイクから決め切る広島にファンのボルテージはマックスに。更にエバンスと中村でペイントにダイブして得点とクラッチタイムに11点差に再び広げる。残り時間で琉球に対して落ち着いてプレーしてリードをしっかり守り広島が72-63で琉球に勝利してシリーズ1勝1敗となり決戦はGame3となった。
スリーポイントを打ち続ける琉球は徐々に入り出して同点にして、試投数も広島よりも多く琉球のペースになり、広島はペイントアタックを含めて2点の確率が前半で6/20と30%と我慢して粘り強く試合を進めた。琉球はリバウンドで上回りセカンドチャンスポイントで強さを見せていた。広島は後半ターンオーバーを少なくして、3ポイントの確率を5/9の55%として、また2点も9/18の50%にして、山崎と上澤も大事な場面で決め切って逆転し、しっかり得点して琉球の攻撃を退けた。後半の勝負強さが戻ってきた広島が1勝1敗として、ファイナルにふさわしい展開になった。琉球が連覇するか、広島がワイルドカードからの下剋上で優勝するか。もう待ち遠しい。
Game3 5/28(TUE) 横浜アリーナ 19:05 tipoff 琉球 vs 広島
山崎稜 (広島)
J:CSからシュートを打ち続けています、中村選手からのバスで打ったスリーポイントの描いた弧はどんな気持ちでしたか
「中村選手とはアイコンタクト出来ていたので、来るかなと思っていました(笑顔)。
タクトもリバースのレイアップシュートが得意なのですが期待しながら待っていました。打った瞬間は、入るか入らないかは大体わかるので、1本外したのは若干短かったのでもったいなかったです」。
「今バスケットしていて凄く楽しいです。この大舞台でしっかり自分のパフォーマンスを出すことが出来て、嬉しいです、楽しいです。
CSに入ってから本当に調子が上がっていて、入る自信しかないです(笑顔)。もっとシュートを打っていきたいと思っています。琉球のディフェンスは素晴らしいですし、中々マークがキツイのですが、Game3で打てるかどうかわからないですが、もっともっと打っていきたいです」。
中村拓人(広島)
J:4Q、山崎選手へのパスがこの試合の象徴的なシーンでした。そのパスを出す前にすごい笑顔がみられましたが、山崎選手へのアイコンタクトもあったのかと思いますがどのような気持ちでしたか
「そうですね。もうパス出した瞬間というか、本当に シュートが入る選手なので、パスを出した瞬間に入るな!と思ってましたし、信頼関係もあるし、僕自身も ノーマークであったらどんどんパスを出したいと思っていましたし、常にお互いがそういう話はできているので、あのシーンは、まさにパスを出して、本当決めてくれた感じです」。
J:中村選手も、最後の1本を打った後、自身もさらに笑顔が見られたのですが、その時の気持ちを教えてください。
「そうですね。もうゲームも最後の方だったので、とにかく“決め切ること”だけを意識してましたし、それが 決まって僕自身も決めたっていうのは良かったなって思いましたし、 フリーであったら僕自身思い切りよくと強気でと、常に思っているので、そういったところを続けていきたいなと思っていました」。
朝山正悟(広島)
J:Game3へ
全国の朝山正悟ファンへ向けて
「ありがとうございます!
もう最高です。
最後の決戦、Game3で勝って優勝します。
最高の景色を見て引退していきます!!」
今村佳太(琉球)
J:お互いディフェンスで削っていましたが、どう感じてプレーされてましたか
「もちろんアジャストしてくると思っていたんですけど、自分たちがそこにアジャスト出来ていない、相手がやってくることに受身になってしまいました。ターンオーバーも多かったですし、火曜日また違う展開でできればいいと思ってます」。
J:Game3になったことでバスケット界は盛り上がりますが、どう臨んでいきますか
「ファイナルの舞台で、素晴らしい相手とGame3まで行くということは日本のバスケットボール界にいいことだと思ってます。ただ自分たちは今日で優勝を決めるつもりでいたので悔しい思いがあります。Game3をしっかりと自分たちのバスケットに立ち返ってやりたいと思っています」。
「昨日出来たことを今日はやらせてもらえなかったので、そこはコミュニケーション取って改善していかないといけないです。広島さんというより自分たちの問題かなと思います。自分達が相手に合わせた形になってしまった。自分たちがやってきたことが何だったのかもう一回理解する必要があると思います」。
牧隼利 (琉球)
J:激しい試合でした、Game3をどう捉えていますか
「そんな簡単に上手くは行かないと思っています。CSを勝ち抜いてきたチームなのでメンタリティを持っていると思います」。
J:お互いのディフェンスが強度高くやり合っていてどう感じていますか
「今日はルーズボール、跳ねたボールが相手にいっていた印象もあります。そういうのも含めて取り切りたいですね。どちらも激しいディフェンスの中でしっかり考えてGame3に臨みたいとおもっています」。
「セカンドユニットの責任は僕に任されていると思うので、そこはGame3で意識してもっとやっていきたいと思ってますいます」。