昨シーズンBリーグチャンピオンの広島は朝山正悟新HCとなり、A東京とプレシーズンマッチで対戦。またA東京はパリ五輪に出場したテーブス海、新加入の大倉颯太、福澤らのガード陣とパリ五輪にブラジル代表で出場したメインデルや強力なインサイド陣が強度の高いディフェンスを見せて、A東京得意のボール展開からインサイドの強さ、アウトサイドから得点を決めて得点では大量リードでプレシーズンマッチの初戦を勝利した。

新加入の大倉颯太に関しては、「今はまだプレイタイムを制限して挑戦しているが、彼のゲームマイク、得点力、そしてコンボガードとしても期待している」と語った。

一方、広島は朝山正悟新体制下で、A東京の強度の高さに入りは面食らった感はあり、リバウンドでは支配されたが、しっかり各選手のテーマをも実践できて、手応えもあり今シーズンは新たなチャレンジのシーズンと朝山正悟新HCは語る。さらに、キーマンとなる若手選手の三谷、中村拓人は、チャンピオンとなり厳しいマークと研究もされる、そして今日の負けも早くその経験もふまえ更に成長できるシーズンとなると期待を示した。

9/7(SAT)
アルバルク東京 vs 広島ドラゴンフライズ
武蔵野の森総合スポーツプラザ

A東京 98-50 広島
1Q 29-7
2Q 30-21
3Q 17-10
4Q 22-12

<A東京>
#11 セバスチャン・サイズ 25得点 16Reb
#77 アルトゥーラス・グダイティス 14得点 9Reb
#23 レオナルド・メインデル 13得点
#22 ライアン・ロシター 10得点 10Reb

<広島>
#13 ドウェイン・エバンス 12得点
#8 ケリー・ブラックシアー・ジュニア 11得点 10Reb

アドマイティスHC(A東京)

J：オフをどう過ごされましたか。また今シーズンの戦い方を教えて下さい

「家族とゆっくり、バスケットも考えて楽しく過ごしました。
チームとしてはやはり昨年以上に、速いペースでチャンスがあればどんどん攻めていくということを意識して今シーズン取り組んでいます。その中でも、ただ速いペースで打つんではなく、コントロールをしっかりすること、 なおかつ速い展開でチャンスがあればどんどんどんどん攻めるということですね。
その中でも最初の4秒から5秒、6秒でチャンスがあったら積極的にアタックすること。その中でもカイ選手、ライアン選手もそうですけれども、イージーの得点を取れるという確信があるんであれば、どんどんどんどん躊躇せずにプレーしていってほしいということを話しました。結果的に今日の試合に関しましては、前半ターンオーバーも0でしたので、早い展開の中でシュートにつながり、ミスがなかったということは重要だったと思います。
今シーズンの1つのプレースタイルという形で昨シーズンよりもスピードアップすること。昨シーズンよりも変わっていない選手たちですので、 お互いも知り尽くしていますし、選手がどのようなことを求めているか、もっと選手も楽にプレーできて、もっともっと本能的にチャンスがあれば積極的に狙っていくという形を取っていきたいと思います」。

朝山正悟HC（広島)

大倉颯太(A東京)]

三谷桂司朗(広島)

#11 セバスチャン・サイズ
「最初のプレシーズンゲームでしたが、このような形で自分の持ち味を出すことができ、試合としても結果が出て非常に満足しています。コンディションもとても良いですし、自分の持ち味が全面的に出せている手ごたえを感じていますので、これをどんどん続けてやっていき、チームの勝利に貢献していきたいと思っています。今日もたくさんの応援ありがとうございました」。

#13 菊地祥平
「ただいま！初めての方も久しぶりの方も含めてみなさんの前でこうやって試合をすることができて本当に幸せだと感じました。言うならば、もっと満員の会場でやってみたいので、明日のプレシーズン、ホーム開幕戦などこれからも試合がありますので、ぜひたくさんの応援をよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました！」

次戦
2024-25 シーズン プレシーズンゲーム
2024年9月8日(日) 14:00Ttipoff
アルバルク東京 vs 長崎ヴェルカ
@武蔵野の森総合スポーツプラザ