副キャプテンを務める佐藤卓磨が
3ポイントを5/5 100%の決定率で勝利に貢献
名古屋Dは前日の雪辱を果たし”愛知ダービー”を1勝1敗で終えた。また指揮官のショーン・デニスHCの59歳の誕生日を勝利で迎えられた。
10/27) Game2
ドルフィンズアリーナ
名古屋D 105-82 三河
1Q 19-18
2Q 27-15
3Q 29-24
4Q 30-25
<名古屋D>
#32 ルーク・メイ 23得点
#43 スコット・エサトン 17得点 9Reb
#14 佐藤卓磨 15得点(3P5/5)
#2 齋藤拓実 14得点 (3P4/7) 6AST
チータム12得点 中東10得点5AST
前日のGame1後にショーン・デニスHCに今シーズン名古屋Dが目指すスタイルをもう一度聞くことができた。
ショーン・デニスHC「うちとしてはディフェンスからプレッシャーをかけて、そこからファストブレイクを仕掛けていく、そのチームを3年間かけて作ってきました。今シーズン新たに加入した選手もその為にチームにリクルートしているので、ここから新たにスタイルを変えるつもりはないです。新しい選手が多い中で思っていた以上にチームを作る上で時間がかかっている。でも、必ず実現します」。
デニスHCの想い、戦略がチームと共に成長する確信をしていることを感じることができた。
試合は、前日の敗戦とは全く違う展開を見せた名古屋Dの本来のオフェンス力が爆発した。今シーズン優勝を掲げるチームの連敗をなんとか食い止めたい試合、絶対に負けられない試合でしっかり勝利した。佐藤は今シーズンにかける想いも強く、結果でチームに恩返しをしていき、持ち前のシュート力を自信を持って打ち続けて、チームに力を与えた。この試合の結果、名古屋Dは5勝4敗、三河は6勝3敗となった。
名古屋Dはチームが掲げること、するべきことをやり切って愛知ダービーの雪辱を果たした。激しいディフェンスからターオーバーも奪い、なかなか得点できなかったGame1よりも、ペイントエリアでの得点をしっかり修正して82%という高い確率で決めた。強い名古屋Dのプレーが帰ってきた。チームでのルール、個人での打開とオフェンス力を発揮して、そのオフェンス力を支えるディフェンスがチーム全体でさらに上げている。激しい中地区でのこれからの戦いに注目が集まる。
名古屋Dは11月2日の次節7.第6節はアウェーで長崎と対戦する。三河はホームに戻ってアルバルク東京を迎え撃つ。
ショーン・デニスHC
「過去2試合負けた試合も、途中まではうまくいき何とかなりそうな試合でしたが相手の波、相手のランに対して止めることができませんでした。今日の試合に関しては、それができたと思います。我々のシステム内で相手を邪魔して相手がランを取ろうとしたところで、それを上手く食い止めたと思います。
今日、朝の全体ミーティングで話したのがポジティブに前向きな姿勢で向かおうという事を話しました。一丸となってその瞬間その瞬間を、しっかりとプレーするという事。それが今日はしっかりとできたと思います。今日は、悪い例は2・3しかなかったですが、昨日の試合、その前の試合も悪い例が多すぎました。
中地区は本当に強豪が多いので、同じ地区の強豪に勝てるという事はとても重要になってきます」。
佐藤卓磨(名古屋D)
「今日の試合では、人とボールが良く動くドルフィンズが求めるオフェンスができたと思います。ディフェンスも、試合前からアグレッシブにディフェンスをしようと話していました。昨日のディフェンスの内容からは、かけ離れたレベルで今日の試合はできたと思います」。