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【W杯2023予選】ホーバスJAPAN台湾戦で4Qに逆転初勝利/富樫勇樹cap「今いるメンバーでしっかり勝ち抜いていきたい」

【W杯2023予選】ホーバスJAPAN台湾戦で4Qに逆転初勝利/富樫勇樹cap「今いるメンバーでしっかり勝ち抜いていきたい」

2/26(土)沖縄アリーナ

「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」 Window2
日本vs台湾が行われた。日本はwindow2初登場にねる。新しいメンバーで苦しい時間帯が続いたが4Qに逆転して勝利した。

チャイニーズ・タイペイ 71-76 日本
1Q 21-15
2Q 18-18
3Q 14-16
4Q 18-27

<日本>
#19 西田優大 27得点(FG9/13 3P2/4 FT7/7)
#3 エヴァンス ルーク
35分出場 17得点 12リバウンド 4アシスト
#16 佐藤卓磨 9得点 (3P3/5)
#2 富樫勇樹 8得点 5リバウンド 4アシスト
#55 谷口大智 6得点(3P2/6)

日本は、富樫、西田、今村、谷口、エヴァンスのスターター。チャイニーズ・タイペイは、ハードワークしてディフェンスして、インサイドにボールを集めて戦う展開にしていく。

それでも日本は今村がしっかりディフェンスして入る。今村が積極的にドライブしてファウルをもらい、西田が日本初得点する。
速いバスケにハードなディフェンスで流れを作りたい日本。
富樫にピック&ポップでスリーポイントを打つ谷口は、すぐは決まらないが、ホーバスJapanのやり方を遂行していく。今大会2試合目のタイペイがリードする展開になっていく。日本はトランジッション速く、スペース作ってオフェンスしたいところだが、タイペイのディフェンスはガンガン来る。

日本のオフェンスは5アウトで、初招集の谷口がようやくスリーポイントを決めてから2本目を決めていい流れになる。
日本は齋藤をコートインして寺嶋と2ガードで更に速く展開してフリーも作っていく。シュートが決まらないが我慢の時間が続く。

アウトサイドにディフェンスを張るタイペイに、どうインサイドにアタックするか。

齋藤を起点にインサイドにアタックするアヴィ、アキノがファウルをもらってフリースローで得点する。

タイペイはコーナーからしっかりフリーを作ってスリーポイントを高確率で大事な場面で決める。日本もフリーを作ってシュートを打つが、中々決められない時間帯が続く。谷口のスクリーンから西田へキックアウトしてスリーポイント、富樫からエヴァンスにインサイドにパスしてファウルをもらう、日本がやりたいバスケットがようやく出る。
タイペイもディフェンスをハードワークして、シュートを決めるのでリードする。
39-33で前半折り返す。日本は3Pが4/19 で20%なのでこの倍が目標になる。

後半の日本は、富樫、佐藤、谷口、西田、エヴァンスでスタート。
富樫からのパスで佐藤がスリーポイントを決める。千葉で高確率にしている3Pを決めて、日本もボールの展開が良くなり、ディフェンスもハードワークしてタイペイのリードを開げず我慢のバスケットする。4点のビハインドで最終クォーターへ。

タイペイのインサイドのアルティーノをファウルトラブルにさせて、2点差で始まった4Q。
西田がスリーポイント含め日本の得点を支える。リバウンドを取るタイペイはセカンドチャンスをこの試合通して得点していく。
試合の流れを決めたのは、富樫がコーナーで1on1からステップバックスリーで初のスリーポイント決める、更に連続で逆のコーナーからもスリーポイントを決めてタイペイを逆転する。そして西田のドライブから得点と始めて4点差にする。
タイペイのゾーンにも対応して佐藤がスリーポイント決めるも、試合は拮抗して終盤へ。
西田が連続ポイントしてこのクォーター引っ張り、リードを保った日本はこのまましっかりコントロールしてタイペイを71-76で勝利する。
トム・ホーバスJapanになって初めての勝利になる。

 

試合後コメント

富樫勇樹選手

出だしは中々リズムがない中、40分間通して自分達が練習してきたリズムではなかったが、4Qのところで逆転して勝利に繋ぐ事が出来て、このチームで初めての勝利で自信にしていいと思います。またまだチームとして良くならないといけない所が沢山あると思います。

window1の中国戦の連敗で凄くネガティヴに捉えている人もいるが、今まで練習してきた事が少し見えた時間帯もあって、メンバーがガラッと変わってまず1勝出来たことは気持ち的に楽になると思う。
これから海外組がいない中でも戦っていかないといけないので、しっかりチームを作っていかないと、海外が合流した時に戦えないと思うので、今いるメンバーでしっかり勝ち抜いていきたいと思ってます。
キャプテンとして先頭立って声を出すタイプではないですけど、一つずつ少しでも自分の殻を破っていきたいと思います。

 

西田優大選手

相手のプレッシャーはわかっていたので、我慢すれば必ずこっちのペースが来ると思っていたので我慢し続けて、やり続けた結果が4Qにいい流れが来たので我慢してよかったと思います。
自分の役割をしっかりやり続けたら結果もついてきて、自信にしていいと思います。
今回は若いメンバーが入ってるので、チームの底上げじゃないけど、どんどん積極的にプレー出来たらと思ってます。

 

トム・ホーバスHC

前半は、アグレッシブなディフェンスとスピードに翻弄され、リズムを崩しがちでしたが、後半は落ち着きを取り戻し、いいシュートを打つことができました。富樫、西田はドライブからキックアウトしていいシュートも決まるようになって、とてもスマートに攻めることができた。攻撃的なリズムでシュートを打つことができるようになり、キックアウトやスクリーン、シューターがリズムよくシュートを打っていました。佐藤選手もまさに我々が必要としていた選手だ。自分の役割に合う選手を探し、良いコンビネーションを実現させようとしている。

ルークは、システムにどんどん馴染んできています。プレーはずっと安定していますし、自分の役割を少しずつ理解しながら、より良くなっています。
試合に勝てたことは本当に嬉しいです。

 

 

大会日程・放送配信

沖縄アリーナ

2月27日 (日) 18:30TIPOFF
オーストラリア vs 日本

2月28日 (月) 15:30TIPOFF
チャイニーズ・タイペイ vs オーストラリア

放送・配信

2月27日(日)18:30
オーストラリア vs 日本
BS朝日 18:06〜
DAZN 18:20〜

 

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