トップリーグで注目カードの対戦
先月行われたU18アジア選手権で日本代表に選出されている、福岡第一#8 轟琉維、中部第一#4 小澤飛悠、#5 坂本康成がいる。福岡第一#17 崎濱秀斗は7月に行われた、U17ワールドカップに出場している、アンダーカテゴリーで日本代表が活躍している選手がいる好カードになった。
9/10(土) アダストリアみとアリーナ
中部第一 79-87 福岡第一
1Q 18-20
2Q 17-22
3Q 18-25
4Q 26-20
〈福岡第一〉
#29 城戸堅心 20得点
#37 平岡倖汰 13得点
#8 轟琉維 12得点 13アシスト 7スティール
#13 ムスタファ ンバナイ 13得点 7リバウンド
#17 崎濱秀斗 10得点
〈中部大学第一〉
#4 小澤飛悠 18得点 8リバウンド 4アシスト
#5 坂本康成 18得点
#6 下山瑛司 13得点 7アシスト
#7 小田晟 12得点
福岡第一はガード#17崎濱の連続得点で入り、ノールックパスも魅せ、#45ニャン アマドゥ マクターのリーチの長さを活かし、インサイドやアウトサイドから得点していき、#8轟のスティールから一気にランして点差を二桁にのせる。福岡第一のオフェンス力は、激しいディフェンスから来ていて、中部が中々リズムを作れない展開になる。中部第一も連組得点でしっかり対応していき、双方、トランジションバスケで18-20 福岡リードして1Qを終える。
2Q 中部第一の#6下山のディープスリーから、ボールを展開して自らインサイドへアタック、下山から#4キャオプテン小澤へパスして得点を決めきり追いかける。福岡第一はディフェンスから走り、しっかりセカンドチャンスで得点を取って、ダンクを決めて流れを呼び込み、35-42と福岡第一リードで折り返す。
後半、福岡第一の轟が得点を決めると、中部第一の小澤がスリーポイントで返し早々に得点するが、その後ペイントからのオフェンスで攻めあぐねる。轟の緩急あるドライブインと、アウトサイドからの得点、留学生たちのインサイドで点差を21点差と一気に広げていき、メンバーも5人入れ替えるなど選手層の厚さで強みを見せる。
最終クォーターには中部第一#4小澤、#5坂本がアタックし得点決めて、フリースローもあり果敢に攻めていく。日本代表アンダーカテゴリーで先日まで一緒に戦った選手達がそれそれの高校へ戻りチームにアジャストしてマッチアップする場面もあり、見応えのある戦いを見せる。この好カードは各選手たちの強みがハッキリでた福岡第一が終始リードして勝利した。
井手口HC(福岡第一)
「ウインターカップへ向けてタイトな試合スケジュールでディフェンス重視で変わらずやってきてるがその中でオフェンスでは1つ2つ新しい事を提供して試してみた。土日は練習試合をやって来ているかトップチームで出来ることは練習試合とは違って良いと思います。最終日、決勝まで体力を残して頑張っていきたい。」
轟琉維(福岡第一)
「このリーグ戦は負けたら終わりでは無いので全チームに勝ってウインターカップへ臨みたいと思います。ディフェンスはYouTubeでは河村勇輝さんのディフェンスなどみて学んでいます。
一戦、一戦、目の前の試合に集中してやっていっています。ガードばかりボールを持たずもっとボール展開しようと意識しています。ここで勝って気を緩めず失点少なく自分達のバスケをしていきます。」
小澤飛悠キャプテン(中部第一)
「アジアと戦った代表ではリバウンドの課題もあったが、吸収できた事で今日の試合に活かされた事は、ポストプレイのフィジカル感が変わったのが一番大きくて、今まではロールとかでディフェンスをかわしてシュートする事が多かったけど、戻ってきてコンタクトして打つ事も多く出来る様になったと思う。オールラウンドな選手になりたい。」
坂本康成(中部第一)
「代表からタイトスケジュール後、時差もあって寝れなかったけど最近は慣れてきました。アジアで戦ってきて沢山プレイを吸収出来たと思うので自分だけではなくて周りを活かせる様になりたいと課題もできた。今日みたいにスモールで速い選手につける様にディフェンス力を付けていきたい。オールラウンドな選手を目指しているので、今日はペイントではブロックもされたりしたので上記判断が出来る様にしたい。」