京都精華がインサイドを制して後半アウトサイドから決め切って勝利して連覇に輝く
ファイナル @代々木第二体育館
京都精華 71-64 岐阜女子
1Q 23-18
2Q 12-12
3Q 23-20
4Q 13-14
<京都精華>
#18 ユサフ ボランレ アイシャット 33得点 24Reb
#4 林咲良 10得点 5AST
#12 谷彩南 10得点
<岐阜女子>
#6 岡田紬葵 17得点
#5 安藤美優 15得点 5AST
#10 小松実羽 15得点
インサイドから得点していく京都精華に対して、アウトサイドのスリーポイントを連続で決める岐阜女子の展開、試合中トラベリングが多く出るが、どちらもお互いの強みを出して得点して試合は進んでいく。京都精華に対してディフェンスで頑張り岐阜女子が逆転してリードするが、一進一退の攻防が続き#18ユサフ ボランレ アイシャットを中心にインサイドでの得点を挙げ続け京都精華がリードする。
後半に入って岐阜女子がミドルジャンパーが決まり開いていた点差は縮まっていき、同点に追いつき、遂に#6岡田のスリーポイントで逆転する。また京都精華もアウトサイドが決まり出すと、今度は岐阜女子のリズムが悪くなり、京都精華がリードを広げていく。最終クォーターで岐阜女子のディフェンスは激しくいき、離れていた点差をみるみる詰めていくが、#4林のスリーポイントで流れを一気に戻して点差をしっかり守りきり、京都精華が勝利して今大会連覇を果たす。
試合後に優勝会見で林と橋本が喜びをコメントした後、最後に山本コーチから京都精華の強さ、常日頃からやってきていることを聞くことができた。
山本綱義コーチ
「1軍と2軍を作っています。全員がいつも同じ練習をして、しかも横で中学生がいたら中学生と一緒にやります。それはなぜかというと、先輩というのは後輩を育て切って卒業していって、初めて先輩だと言っていますので、後輩たちを厳しく、また暖かく育ててくれていますので、その結果だと思います。なので1年生がのびのびプレーをしているのがうちの特徴だと思うのですが、それはやはり先輩たちが我慢をしたり育てようという意識を持ってくれているので、本当に敬意を持ってやってくれています」。
林咲良
「この大会で優勝できたことはすごく嬉しいですけど、まだウインターカップがあるので引き続き練習に励んでいきたいと思っています」。
橋本芽依
「このような素晴らしい環境でバスケットができて感謝します。このトップリーグでの優勝を経て、チームの課題を次の練習からしっかりやっていきたいと思います」。
優勝 京都精華学園高等学校 (2年連続2回目)
準優勝 岐阜女子高等学校
第3位 桜花学園高等学校
第4位 慶誠高等学校
第5位 昭和学院高等学校
第6位 東海大学付属福岡高等学校
第7位 大阪薫英女学院高等学校
第8位 京都両洋高等学校
MIPチーム賞
岐阜女子高等学校 (2年連続2回目)
大会BEST5賞
山下笑伶奈 昭和学院高等学校 3年
阿部心愛 桜花学園高等学校 3年
安藤美優 岐阜女子高等学校 3年
林咲良 京都精華学園高等学校 3年
ロー ジョバ 慶誠高等学校 3年
オールディフェンシブBEST5賞
三宅香菜 岐阜女子高等学校 2年
小松美羽 岐阜女子高等学校 2年
白石弥桜 桜花学園高等学校 3年
ユサフ ボランレ アイシャット 京都精華学園高等学校 3年
チャラウ アミ 東海大学付属福岡高等学校 3年
新人BEST5賞
竹内みや 桜花学園高等学校 1年
満生小珀 京都精華学園高等学校 1年
杉山もも 大阪薫英女学院高等学校 1年
細澤幸生 大阪薫英女学院高等学校 1年
豊田麻莉 東海大学付属福岡高等学校 1年
U18日清食品リーグとは
リーグ戦文化の導入により、実力が拮抗するチーム同士の対戦や、多くの選手への出場機会、また、予定された試合/対戦相手を見据えた質の高い準備など、公式戦の試合数が確保された環境下で競技に取り組むことにより、競技力の向上を目指して設立した競技大会。今年度も 「U18日清食品リーグ」 として 「U18日清食品トップリーグ2024」、「U18日清食品ブロックリーグ2024」 を開催した。