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【ウインターカップ】女子決勝 京都精華が悲願の初優勝に輝き夏冬2冠の女王に 八木悠香「本当に最高です」

【ウインターカップ】女子決勝 京都精華が悲願の初優勝に輝き夏冬2冠の女王に 八木悠香「本当に最高です」

この試合は、2年連続決勝進出を果たした京都精華は初優勝を目指し、ウインターカップ初制覇に加え、インターハイとの2冠がかかる。札幌山の手は勝てば11年ぶりの日本一を獲得する。また今年の夏に行われたインターハイでは新型コロナウイルス感染症の影響で出場を辞退しただけに、今回のウインターカップにかける思いは強い。

決勝
2022.12.28(水)東京体育館
京都精華学園 99-81 札幌山の手
1Q 36-22
2Q 29-19
3Q 15-23
4Q 19-17

<京都精華>
#4 イゾジェウチェ 35得点 18Reb 5AST
#12 八木悠香 22得点 11Reb 3AST 2STL
#5 柴田柑菜 22得点(3P4/12)

<札幌山の手>
#4 森岡ほのか 31得点 (3P5/14) 7AST 3STL
#14 谷口憂花 21得点 4STL

ゲームの入りはこの試合で大事な場面で決め切った柴田のスリーポイントから始まった。そして森岡がドライブからレイアップと得点する。決勝戦という独特の空気の中でここからどんな展開がされていくか。昨日に続き森岡は得点を続けチームを牽引。京都精華はインサイドのイゾジェが得点を求められる。それに答えてリバウンドで支配して得点、そして八木がスティールから得意のブレイクで得点して勢いつけ11-4とリードする。
森岡以外の選手がこの時間でどれだけ得点していけるか、京都精華はチームで得点していっている。森岡、野原、谷口のスリーポイントで返していくが、しっかり桃井、堀内のドライブしていく京都精華がリードを広げて点の入れ合いになった1Qは36-22京都精華がリードで終える。

2Qに入っても京都精華のオフェンスを札幌山の手は止められず、イゾジェ、柴田とインサイドとアウトサイドから得点し続けてリードを広げる。柴田は連続でスリーポイントを決勝で決め切る。スペースが空けばドライブして、フリースローと八木が一気に得点してハイスコアでゲームを作っていく。ここから森岡中心にスリーポイント決めて圧倒されずに返していく札幌山の手は、点差は20点あるが熱い展開でプレーする。京都精華はペイントでの強さを発揮して追い上げる札幌山の手にリードして65-41で折り返す。

前半京都精華から41点取っているのでいいオフェンスを見せているのだが、京都精華のオフェンスを止められないので後半どうアジャスト、仕掛けていくのか。

後半インサイドでのイゾジェウチェがリバウンド、得点を決めて入る。そして八木がドライブからレイアップで得点と京都精華の得意なプレーは止められない。なんとか森岡を中心に追い上げていき、30点近くあった点差を16点差まで詰めて80-64で最終へ。

最終クォーターは京都精華から得点して入る。ウチェの連続得点でリードを広げる。ウチェは試合を通してペイントを支配して強さを最後まで見せた。なんとか追い上げたい札幌山の手だが、京都精華のペースは落ちずにゲームを進めてリードを保ち99-81で勝利して今大会の優勝を決め、ウインターカップ悲願の初優勝に輝いた。

 

 

 

試合後コメント

イゾジェ ウチェ (京都精華)

「山本先生に
キャプテンにしてくれありかございます。キャプテンなってから色んな事があってそのおかげで優勝出来たと思います。先生本当にありがとうございます」

 

八木悠香(京都精華)

J:試合終わっての気持ちを教えて下さい

「嬉しくて何も考える事はできなかったです。本当に最高です!
今日の朝に校長先生から、札幌山の手は歴代の中でもずっと僅差で負けている事を話されて、自分達もこうやって来れてるのも歴代の先輩達のおかげだと思うので恩返ししたいと思って試合に臨みました。」

J:今大会で成長出来た事を教えてください

「ウチェさんとのインサイドでのハイローの合わせも読まれてきてる所もあるから、先生からもっと自分で行っていいよ言ってもらって、自信持ってリングにアタックする事が出来ました。あとは、アウトサイドからどんどん打ってと言われてるので、次はもっと精度上げて打っていきたいです」

J:今終わって1番何がしたいですか

「ずっとやってきてオフはなかったので、友達と遊びに行ったりしたいです笑」

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