ウィンターカップ

【ウインターカップ】DAY2/男子1回戦 いきなりの注目カードは福岡第一が仙台大明成を撃破 井手口コーチ「今日が決勝戦という気持ちで臨んでいた」

【ウインターカップ】DAY2/男子1回戦 いきなりの注目カードは福岡第一が仙台大明成を撃破 井手口コーチ「今日が決勝戦という気持ちで臨んでいた」

ウインターカップ2日目
女子2回戦や男子1回戦が行われた。昨年の準優勝で4年ぶりの日本一奪還を狙う福岡第一と6回日本一を制している仙台大明成の強豪対決が1回戦から行われた。仙台大明成は亡き佐藤久夫コーチへの思いと共に戦う試合になった。

12/24(SUN)東京体育館
仙台大明成(宮城) 65-76 福岡第一(福岡)
1Q 15-14
2Q 1-25
3Q 15-17
4Q 34-20

<福岡第一>
#1 世戸陸翔 25得点 8Reb
#17 崎濱秀斗 13得点 11AST
#76 山口瑛司 12得点 6Reb
#51 サー シェッハ 11得点 6Reb
#41 森田空翔 9得点 9Reb 4STL

<仙台大明成>
#21 ウィリアムス ショーン莉音 21得点 9Reb 5AST 3STL
#7 佐藤晴 14得点 8Reb
#4 村忠俊 13得点 7Reb

アウトサイドから決めて明誠がいいリズムで入る。その後もシュートを決めて13-2のランで勢いつける明成。福岡第一は崎濱がドライブから決めて落ち着き、山口もペイントアタックして決める。明成のハッスルプレーもゲーム入りから全てに渾身のエネルギーを注いでプレーする。福岡第一はハイプレッシャーディフェンスでターンオーバーから得点と得意はディフェンスで攻勢に出る。
ディフェンスから立て直して追いついた福岡第一は、崎濱の回転パスからの得点で逆転する。更にリバウンドからブライグ、バスカンと流れを一気に変える福岡第一。2Q明成を1点に抑えた福岡第一のハイプレッシャーがかなり効いてリードを広げていく。
崎濱がしっかりコントロールしてボールと人を動かして明成を一気に振り切る。
莉音のシュート含めて連続得点から明成はディフェンスから踏ん張りインサイドで、アウトサイドと得点を重ねて最大28点差から追い上げて最後まで戦う明成は、残り1分ほどで遂に10点差まで追い上げる。4Qには福岡第一から34点をあげて会場のボルテージもマックスになった。
それでも福岡第一のディフェンスは終始ハードにプレッシャーをかけてそこからオフェンスの流れを作りリードを保っていき、76-65で福岡第一が明成から勝利する。
今大会で明成のかける思いがチーム、応援席からも感じさせてもらう大事な試合になった。

 

 

試合後🎙

井手口孝コーチ(福岡第一)

J:1年ぶりの東京体育館はどうですか
「やっぱりいいですよね、、いいです。」

J:試合入る前に選手とはどんな話をしてましたか

「福岡では久夫先生の話だとか、明成の選手達の思いというのは話してきました。そして僕たちには僕たちの思いを話してきました。
東京に来てからは、それは意識させずに明成のプレーを勉強して対応する事を今日の朝までやってきました。」

J:今大会の最初の試合が明成と対戦になり、全国でも注目カードになり、試合終わって今感じてる事を教えて下さい

「、、、言葉にならないですね。なんで初戦かなという(井手口コーチ涙)、、仮に今日はうちが勝ったけど、どっちにしても1回戦で消えるチームではないじゃないですか。
負けた方がメインコートに立たずにコートから去らないといけない、これは組み合わせだからしょうがないけど残念で可哀想な事ですよね。ほんとうはもう少し上で試合させてあげたかったと思います(井手口コーチ涙)。
今からもう一回気持ち作ります。
今日が決勝戦という気持ちで臨んでいたので、ここがすべてという思いでしたので。明成の子達の分まで勝たないと、それこそ天国から怒られちゃいますから(井手口コーチ涙)。頑張ります。」

試合振り返って
「久しぶりの試合で危なかったですね。最初の試合で緊張もありましたね。
明成さんは我々より強い思いで今日戦っていたので最後まで諦めないし、最後あの展開も予想して出来るだけスターターでやろうと思ってました。崎濱は久しぶりの試合でよく最後まで頑張って決めてくれたと思います。」

 

崎濱秀斗 (福岡第一)

J:この一戦にどんな気持ちを持って臨んだいましたか

「前半は20点リードで終わって後半入る時に、先生からもですけど自分達で明成さんは後半のチームで後半が一番強いと共有していたので、その後半に明成さんの時間をなくさせるためには頑張ってましたが、気持ちの面でシュートを決めてくるのはさすが明成だなと思ってました。」

J:プレータイムも多くコンディションはどうですか

「キツイなんて言ってられないです(笑顔)。明日からもありますし、徐々にチームにアジャスト出来ているので、またしっかり準備していこうと思ってます。」

試合後振り返って
「苦しい試合でしたけど勝ち切れて良かったです。相手の追い上げに対しては自分がコントロールしてチームを落ち着かせようと考えてやってました。リバウンドとディフェンスしていれば必ず自分達の時間が来ると思ってみんなにも伝えてました。」

 

ウィリアムスショーン莉音 (仙台大明成)

J:思いが詰まった一戦で終わって率直に感じてる事を教えて下さい

「40分間自分達のバスケットが途切れてしまった時間があったのが今回の大きな敗因だと思います。ですが最後久夫先生の教えを皆んなで体現する事が出来て、、OBの皆さんも来てくれていたんですが、結果としては恩返しする事ができなかったですけど、、、(涙)
自分達のプレーで少しでも恩返しができたらと良かったと思います(涙)。」

試合について
「自分達のバスケットやディフェンスがとてもいい状態でゲームに入る事が出来ました。第一さんのプレッシャーに受身になってしまった所があると思います。そこてー離されてしまったのご大きな敗因かなと思います。でもハータイムこんなんじゃ終わらないって話して後半から最後にかけて自分から達のバスケットができたのかなって(涙)、、、みんなで体現出来ました。」

 

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