【NBA】19歳フランスのビクター・ウェンバンヤマがドラフト全体1位でスパーズから指名／コメント

NBAは6月23日(日本時間9:00)にドラフト会議が行われた。
注目No. 1のビクター・ウェンバンヤマ(19歳)はスパーズにドラフト1位指名、そして全体4.5位に指名されたのは双子の兄弟がドラフト5位以内に同時にNBA初の指名になった。4位には、兄のアメン・トンプソン(20歳)がヒューストン・ロケッツに指名され、弟のアサー・トンプソン(20歳)が5位でデトロイト・ピストンズに指名された。共に同じ高校でプレーして、その後OET(オーバータイムてエリート)てープレーしていた。

1位のウェンバンヤマは、19歳でありながら国内リーグMVPや得点王にも輝く活躍を見せて、8月17日有能アリーナにて、ワールドカップカップ前に国際強化試合として日本vsフランスが行われるが、来日の可能性が高く大注目の試合になる。

ドラフト全体1位
ビクターウェンバンヤマコメント

Q：1位指名を受けるだろうとは思っていましたが、実際に指名を受けた今、どんな気持ちですか？

「うまく表現できない。まだ新鮮だよ。人生で最高の気持ちのひとつ。おそらく人生で最高の夜だ。ずっと夢見ていたんだ。夢が叶ったんだ。信じられないよ。」

Q：待つしかない5分間、そして最初のコメントの後、その瞬間について教えてください。

「人生で最も長い5分間だった。このときから蝶が舞い始め、家族が黙り込んでしまったんだ。みんな自分の時計を見ていた。
そしてコールがかかり、私は後方へ。そこでたくさんの人に祝福された。アダム・シルバーと再会して握手しハグをした。それから誰かがこれ（スパーズのジャージ）をくれた。誰かがこのことを何となく知っていたんだ。(笑）。たくさんの愛をもらったよ」

Q：ドラフトの1時間くらい前か、1時間半くらい前かな、あなたはステージに出てきて、歩き出して、後ろを振り返ってステージを見ました。その時点で現実味を帯びてきましたか？

「ああ、この頃から少し現実味を帯びてきたよ。でもまだ完全な現実ではない。その瞬間から、ああ、あのことをイメージし始めたんだ。」

Q：サンアントニオではアリーナが人で溢れかえり、クラクションを鳴らしながら通りを走り、熱狂しています。サンアントニオのスパーズファンにメッセージをお願いします。

「この映像を見たい。僕のメッセージは、このフランチャイズを勝たせるために、そしてフランチャイズやファンベース、地域社会にインパクトを与えるために、100％の力を出し切るつもりだということだ。」

Q：あなたはASVELでトニー・パーカー、メトロ92でボリス・ディアウと多くの時間を過ごしました。NBAに来ること、そしてサンアントニオでその遺産を引き継ぐことについて、彼らはあなたに何を伝えましたか？

「彼らはNBAについてはっきりと話してはくれませんでした。私たちがプレーしていたシーズンはとても重要だったから、NBAのことはあまり話してくれなかった。
私がスパーズに行くことはずっと前から知っていたので、スパーズのこともあまり教えてもらえませんでした。」

Q：抱負はありますか？目標はありますか？

「うん。何年もの間、優勝を目指し、リングを手にしようとして、手にできなかった選手もいる。僕はそうなりたくない。僕の目標は、毎回リングに近づき、リングを作る方法を学ぶことだ。」

Q：あなたが選ばれた直後、ポップはサンアントニオで記者会見し、他のスパーズの選手と同じように、どんなステップも飛ばさないことがあなたにとって重要だと話しました。また、ティム・ダンカンと仕事をすることに興味を示していると言っていました。彼から何を学びたいですか？

「どんなステップも飛ばさないというのは、私にとって理にかなっている。そのミスを犯さないように助けてくれる人が周りにいてよかった。
ティム・ダンカンは、もし彼と一緒に仕事をする機会を得たとしたら、きっと……これ以上のロールモデルはいないよ。」

Q：NBAでプレーする自分を想像し、そのために英語を学んだとおっしゃっていました。スパーズにはラテンアメリカで最大のファン・ベースがあることを知った上で、スペイン語を学ぼうと思いましたか？スペイン語を知っていますか？

「スペイン語を学ぼうとは（ずっと）考えていました。でも、宝くじが当たってからずっと忙しかったんだ。でも、いつかは実現しそうだよ。」

Q：サンアントニオ・スパーズを初めてテレビで見たときのことを思い出しながら、そして今、サンアントニオ・スパーズに行くことになったわけですが、この夏、最も興奮すること、取り組みたいことは何ですか？

「スパーズのジャージを着るのが待ちきれないよ。ああ、待ちきれないよ。素晴らしい冒険の始まりだからね。何が起こるかわからない。
何が起こるかわからない、これこそがエキサイティングなことなんだ。それでいい。」

Q：スパーズファンは、あなたがサンアントニオに来ることをとても喜んでいるようですね。あなたのような立場の人は、実現する前にそれを言うことはできないと思いますが、公式発表された今、あなたが成長する過程で、この日以前は自分をスパーズファンだと考えていましたか？

「トニー・パーカーのファンだよ。ああ、だから僕もスパーズファンになったんだと思う。5月16日以来、スパーズファンの皆さんからたくさんの愛を感じています。
5月16日以来ね。サンアントニオの中心街には僕の壁画があると思う。本当に信じられないよ。これ以上の歓迎は望めないよ。本当にファンが大好きだよ。」

Q：NBAはスモールボールにシフトし、今はビッグボールに戻りつつあるように思えます。ジョエル・エンビード、ニコラ、そして今はあなたがトップにいます。また、成長著しい7フィートの子供たちに、あなたから何を学びますか？

「あなたの言う通り、ここ2、3年でゲームは少し変化した。ベストを尽くすには、スキルだけでなく、運や遺伝も必要だからだ。最近のベストはビッグであり、ヨーロッパのビッグだ。
そうだね、僕がトップになるまでの道のりはとても長いだろうけど、誰からも学ぶ準備はできている。あなたが言ったように、子供たち、7フィートの子供たちが私から多くを学べるかどうかはわからない。でも、彼らは自分自身からもっと学ぶことができる。一番大切なのは、自分自身を知ることなんだ。」

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