シーズン終盤になってきて、優勝を意識した戦いが始まる。昨年のベスト4が3/5、3/6に代々木第二で激突する。レポートは3/5のゲームになる。
3/5(土)
トヨタ自動車 64-69 デンソー
1Q 18-13
2Q 15-20
3Q 15-18
4Q 16-18
<デンソー>
#8 高田真希 27得点 10リバウンド
#15 稲井桃子 13得点 7アシスト
#88 赤穂ひまわり 11得点 17リバウンド
<トヨタ自動車>
#23 山本麻衣 17得点
#馬瓜ステファニー 13得点
デンソーは本川のジャンパーから入る。赤穂のフリーからスリーポイント決めてデンソーが飛び出す。デンソーのディフェンスがトヨタのオフェンスをしっかり止めるが、山本がコントロールしてシュートを決めて追いつく。
トヨタはインサイドからシラ ソハナ、ステファニーがしっかり得点して逆転する。デンソーのシュートが決まらず、トヨタはその後得点して1Q終える。
2Qデンソーはいい流れを作りたい。得点が入らず、リズムが掴めないデンソーは我慢が続く
が、高田がピックからインサイドで得点する。
そこからリズムを掴みかけて連続得点して追い上げる。
タイムアウト後に赤穂ひまわりのスティールから高田がアタックして得点で同点に追いつく。
試合は前半からプレーオフの様な研ぎ澄まされた空気で、ハードワークで激しい試合になる。
33-33で前半を折り返す。
後半はトヨタが得点を重ねていく、シラ ソハナがことごとくデンソーの大事な場面でのドライブをブロックし、リードしていく。それでもデンソーはディフェンスのスイッチが早くしっかり止めて、高田がフリーでスリーポイント決めて逆転する。高田はアウトサイドを決めるのでインサイドのドライブも効果的に得点をあげて、チームを牽引する。51-48とデンソーリードで最終クォーターへ。
トヨタ河村のコーナースリーから決まって同点にして入る。トヨタはメンバーをどんどん変えていき、デンソーは高田、ひまわりなどプレータイムも多くどう出るか。すでに両チーム拮抗して進んでいく。
デンソーはファウルトラブルになり、高田、近藤と、日本代表の2人が7分以上残して4ファウルになる。トヨタはスターターに戻して残り6:32で1点差。
ここから、ひまわり、エブリンと中心選手が得点する。残り3:39で2点差で4ファウルの高田がコートインする。高田のドライブから1本フリースロー決めて1点差に。
2分きって1点リードのデンソー。赤穂さくらがフリースロー決めて3点差にする。1ポゼッションが大事になる。
トヨタはボールを展開してしていくがシュート決まらず、デンソーも決まらず、残り40秒。プレッシャーをかけたトヨタのディフェンスはファウルを取られて、フリースローでデンソー決めて5点差にする。
32秒もあればトヨタのオフェンスは狙ってくるところ、三好のシュートは外れてしまい、デンソーはそのままリードを保ち、高田のフリースローで勝利を決定づけた。
強豪対決の激突のGame1はデンソーが勝利する。
高田真希選手(デンソー)
これからENEOS、富士通と続いてくるので、まず一つ勝てて良かったです。昨シーズンのチャンピオンなので、勝ち切れたのはみんなにも自信になった。
点差も開かずに、均衡した中で、追いかける展開もあったので、ディフェンスを立て直して、オフェンスに繋がってリズムが出てきたので、
苦しい時間帯で修正出来て良かったです。
オフェンスについて
ファウルトラブルはわかってなかったです。でもしっかりベンチから見て、次のプレーを流れを読んで見ていて、相手が自分のところをファウル誘って攻めてくる事がわかっていたので、ディフェンスの対応、リバウンドも意識してやってました。打ち続けたことが良かった、勝負所でしっかり決め切る事が出来ました。打ち続ける事が大事だと感じました。
ワールドカップについて
どこに入ってもタフですし、その中でもセルビアと当たるのでこのリーグで日本一とって集中したい。
アリーナはうちのチームで指導してくれていて、現役のナショナルチームとして戦うのは楽しみですし頑張りたいです。
3/6(日)
トヨタ自動車 66-57 デンソー
1Q 18-6
2Q 23-12
3Q 11-21
4Q 14-18
<トヨタ自動車>
#12 三好南穂 14得点
#0 馬瓜エブリン 13得点
#28 シラ ソハナ ファトージャ 12得点
<デンソー>
#88 赤穂ひまわり 12得点 7リバウンド
#8 高田真希 10得点