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【Wリーグ】ファイナル③ENEOSが再延長の激闘、死闘を制してトヨタ自動車を撃破し4年ぶり17回目の優勝🏆皇后杯と併せて2冠達成

【Wリーグ】ファイナル③ENEOSが再延長の激闘、死闘を制してトヨタ自動車を撃破し4年ぶり17回目の優勝🏆皇后杯と併せて2冠達成

4/17(月)
Game2 武蔵野の森総合スポーツプラザ
3,329人

4/17(月) Game3
ENEOS 72-64 トヨタ自動車
1Q 10-10
2Q 21-18
3Q 11-14
4Q 11-11
OT1 8-8
OT2 11-3

#10 渡嘉敷来夢 20得点 13Reb
#32 宮崎早織 17得点 12AST 6Reb
#21 高田静 11得点
#3 長岡萌映子 10Reb 6得点
#7 林咲希 6得点 7Reb

<トヨタ自動車>
#3 馬瓜ステファニー 20得点 14Reb
#4 川井麻衣 15得点 8Reb 5AST
#23 山本麻衣 14得点 6AST

緊張感漂う中、ステファニーのドライブから得点で入り、渡嘉敷のインサイドに対して速い寄りでターンオーバーを誘い、ステファニーはそこからジャンパーを決めるトヨタ自動車。
ENEOSはピックから長岡がスリーポイント決める得意のオフェンスが出る。直ぐに川井は上手く身体を当ててダイブして得点しトヨタ自動車のリズムで進む。林のコーナースリーで戻すENEOSが10-10で1Q終える。

2Q、トヨタ自動車のディフェンスにアジャストしてきたENEOSはインサイドから渡嘉敷が決めるが、ステファニーがアウトサイドからスリーポイントを決め、更にドライブから決めて積極的にシュートを打ちミスマッチを突いていく。トヨタ自動車のディフェンスが渡嘉敷をしっかりソハナとステファニーで守り、上手くリズムが取れなくシュートも決まらず、トヨタ自動車がリードを広げる。
川井、宮崎とお互いハードなディフェンスを掻い潜りシュートを決めて意地を見せていき、31-28ENEOSリードであっという間に折り返す。

山本のスリーポイントを決めて後半すぐに同点からスタートしたトヨタ自動車は、ピックからの展開はしっかり当てていくのでENEOSのファウルを誘う。お互いディフェンスのギアは上がっていき、拮抗する展開は続く。均衡を破ったのは長岡のスリーポイントだったが、やはり、すぐに山本がドライブして得点と流れは一進一退になって42-42同点で最終へ。

死闘の4Qは、同点のままゲームは進んでいく。まさに一進一退の展開から渡嘉敷がゴール下でソハナからポジション取って押し込んでバスカンでリードしていくが、トヨタ自動車は落ち着いていてここから川井がしっかりピックを当ててジャンパーを決めて ENEOSの流れに刺せない。得点が欲しい両チームは、渡嘉敷とステファニーがインサイドから得点して拮抗状態が続いていく。遂に山本のスリーポイントでトヨタが逆転する。
最終局面に入ってきて、リバウンド争いから山本がドライブからソハナにパスで得点して3点差にリードする。流れはトヨタで残り1分7秒でタイムアウト後から、渡嘉敷へのダブルチームからコーナーの高田がスリーポイントでまたまた逆転する。まさに死闘の展開になる。ステファニーのインサイドが外れて、残り29秒でENEOSボールで渡嘉敷が外れて、残り14秒で同点でトヨタ自動車ボールで、山本のドライブをチェックして2.4秒から入らず53-53で4Q終える。
この展開は誰も予想出来なかった延長戦へ。

延長1
ソハナのジャンパーから入る、渡嘉敷のオフェンスファウルから流れを変える川井のシュートで一気にトヨタが流れを掴むかの所で、流れを星が変える。更にインサイドの攻防で渡嘉敷がソハナをファウルアウトにしてフリースロー1本決めて1点差。インサイドで渡嘉敷が得点して逆転するが、トヨタも入れ返す。残り1分ほどで死闘は続く。同点から山本が決め切りトヨタ有利な時間になるが、残り11秒で宮崎が渾身のフローターで同点にする。トヨタ自動車ボールから決まらず、再延長戦へ突入!!

延長2
死闘は続き、宮崎のドライブから得点して入り、川井もドライブから得点と両チームのガード陣が奮起する。宮崎を起点に渡嘉敷との2メンプレーでボール動かしテイクがトヨタもしっかりディフェンスして、中々決まらず1点差に。ステファニーがフリースロー決めて同点から最終局面へ。
試合通してインサイドをソハナ、梅澤が守ってきたがファウルアウトになってしまったが全員でトヨタもここから踏ん張っていく。ここで ENEOSはコーナーから林がスリーポイント決め切る。そしてブレイクで宮崎がバスカンと一気に流れを手繰り寄せる。フリースロー決めて6点差にする。1分切ってトヨタ自動車ボールからだったが、山本を渡嘉敷がブロックでブレイクでしっかりリードを広げて死闘に決着をつけた。このゲームを制したのは4年ぶり17回目の優勝したENEOSだった。そして皇后杯と併せて2冠に輝いた。

 

 

皇后杯2022レポート

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Jbasketライター

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