日本がペイントでの得点をあげてゴール下を支配して韓国から勝利/八村塁、渡邊雄太は欠場
GAME1で日本は84-85の1点差で黒星を喫していた。日本の課題である、スリーポイントの確率を45%、国内強化試合では何故かフリーを決められないと、ホーバスHCも考えても分からないという。先ずは国内で1勝して、日本のファンへ勝利を届けてたい。エナジー、勝ちに拘る気持ちが必要とリベンジを果たすべくGame2はゲーム入りから気持ちが入ったプレーを見せた。
河村勇輝はこの試合前にNBAグリズリーズとエグジビット10契約が決まりNBA挑戦を発表した。5日に富永もNBAペイサーズと同じ契約を発表して、国内での試合が観れるも最後だということもあり、普段は無いボディーランゲージでも会場を沸かせた。
『SoftBank CUP 2024 (東京大会)』
7 月7日(SUN) GAME2
13,382人 有明アリーナ
日本🇯🇵 88-80🇰🇷韓国
1Q 19-22
2Q 24-17
3Q 25-18
4Q 20-23
<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 34得点 14Reb
#5 河村勇輝 17得点 9AST
#4 ジェイコブス晶 8得点 7Reb
河村がコントロールして渡邉飛勇がインサイドで強さを見せる。日本のスイッチディフェンスからの少しのズレを韓国がうまくついて得点を決めていい入りをする。富樫、川真田の得点も韓国は日本のディフェンスを崩して狙っていき流れは韓国で進む。その中でジェコブス晶はリバウンド、ドライブからダンクを叩き込みチームに貢献して、韓国のサイズを上回るホーキンソンがインサイドからしっかり得点をしてオフェンスを組み立ていく。
2Qは佐々木、富永もでてくる。韓国は日本のディフェンスを上手くついて3ポイントを決めてくる。日本はインサイドでホーキンソンが体を張って得点して追い上げる。韓国はスペース、スクリーンを上手く使い、日本に流れを渡さない。得点を重なる韓国に河村とホーキンソンのコンビネーションでついていく。川真田のインサイドで気持ちの入ったバスカンでチームを盛り上げる。そして河村からジェコブスは渡りスリーポイントを決める。
日本のディフェンスが韓国に効いていき韓国を逆転する。更に河村、比江島の得点で流れを日本にもってきて、43-39で折り返す。
韓国のスリーポイントはGame1から調子よく7/12で53.8%、日本は3/11で27.3%とあげていきたい。
後半入って、河村からホーキンソン、そして河村の連続スリーポイントで日本のペースで進む。河村を韓国が止められず、オフェンスもホーキンソンのポストアップから吉井がダイブして河村から渡り得点していい流れを続けづける。ジェコブスのいいディフェンスからスリーポイントを決めてリードを広げる。比江島、富樫からペイントにダイブするホーキンソンに通して得点をインサイドでの得点で韓国を圧倒する。比江島がコントロールしてホーキンソンへのアシストは素晴しくコンボガード的なプレーの幅を見せる。68-57で日本リードで最終クォーターへ。
4Qでマークが厳しい富永は韓国の厳しいマークで打たせてもらえない我慢の時間が続くが、自らディフェンスをかわし、河村からのパスを得意のコーナーからスリーポイントを決めてると、河村もこの試合で吠えまくり感情をみせた。会場を沸かせる。日本では中々見れないのでファンの大歓声が日本を後押しして、河村が緩急をつけて個人で打開して得点をあげ続ける。またインサイドではサイズの違いを活かしていいディフェンスから得点してGame1の修正をしっかりして88-80と韓国に勝利した。3ポイントは7/24で29.2%となったが、打ち続けて本番で決めるに違いない。
国際強化試合で先月の北海道大会での2連戦を1敗1分、7月5日東京大会での韓国とのGame1で84-85で敗れた。調整中の八村、ふくらはぎを負傷した渡邊は欠場した。Game1では八村、渡邊、佐々木、金近がロスターから外れた。7日のGame2は八村、渡邊、井上、金近がロスターから外れた。16名の全選手はそれぞれシーズンが終わり、代表に向けて準備してこの期間臨んできた。各選手に大きな差がないため相手チームや戦略によって選手が選考されることになる。ホーバスHCも「どの選手が良いか、常にすごく考えている」と、コメントしてきた。日本一丸を掲げてきたこのチームでここから選ばれた12名でパリ五輪最大の目標のベスト8へ挑戦する。
トム・ホーバスHC
「Game2韓国に勝って良かった。まだまだこのチームが上手にできてない感じです。色々これから仕事あります。 いいこともいっぱいあった。悪いこともいっぱいあった。あと3週間このメンバーができると思います。ルイとユータが入ったら全然チームの競争が全然変わります。そこをすごいこれから楽しみです」。
J:ペイントで52点、アウトサイドとインサイドのバランスをこの試合終えてどうやっていくのか教えてください
「韓国は素晴らしいチームだった。相手のディナイディフェンスはすごい速かった。テンションも思ってるよりすごいと思ったし、若い選手結構いたけど、チームディフェンスは素晴らしかった。でもサイズが小さいですね。うちより小さいから絶対オリンピックではそういうことはないんです。だからウェンバンヤマやゴベアと試合すると全然違うじゃないですか。でも今日はペイントでのハイローを作って、ヒューもジョシュもいい仕事をやって、マッチアップの考えたら、今日は2ポイント、ペイントアタックの方が多かったと思います。だから24本の3ポイント(試投数)は珍しいじゃないですか、少ないですね、でもペイントはすごいよく入ってから、たまにこういう形もあります」。
#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm / 千葉J)
#4 ジェイコブス 晶 (SF / 203cm / ハワイ大学)
#5 河村 勇輝 (PG / 172cm / 横浜BC)
#6 比江島 慎 (SG / 191cm / 宇都宮)
#7 テーブス 海 (PG / 188cm / A東京)
#18 馬場 雄大 (SF / 195cm / -)
#24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / SR渋谷)
#30 富永 啓生 (SG / 188cm / – )
#33 佐々木隆成 (PG / 180cm / 三遠)
#34 渡邉 飛勇 (C / 207cm / -)
#91 吉井 裕鷹 (SF / 196cm / 三遠)
#99 川真田 紘也 (C / 204cm / 長崎)