とうとう12名のメンバーが決まった。キャプテンは高田真希で日本代表を長く牽引しリーダーシップを発揮し続けている。高田の姿勢が常にチームに良い影響を与えている。
町田瑠唯は今回はメンバー入りを考えられていたが、恩塚HCとも連絡を取り合っていて、町田の思いも伝わっていたという事がわかったが、コンディションについて協議して、東京オリンピック、Wリーグ、WNBAと連続して戦ってきているのでこのまま代表チームに参加するのは難しいという判断があった。
ワールドカップ初戦は、ナイジェリアからマリに変更があり、マリはフィジカルが強く、スティールも狙ってくるのでそれに対して対応してしていく事が展望になると恩塚HCはコメントした。
また、会見通して各選手の今大会にかける気持ちが伝わってきた。
目標である、金メダル獲るために、競合相手に日本は課題をどう超えていくか。サイズが大きい相手ばかりなので、フィニッシュ、ブロックに対応する。相手のディフェンスがスイッチしてきて、攻めきれない時にタフになってしまう事を修正した合宿を行っている。そして日本の武器のスリーポイントがカギを握っている。中々決まらない時も出てくるが打ち切って行くのが日本の強みになるなど、日本の活躍に日本のバスケットファンは待ち望んでいる。
#3 馬瓜 ステファニー(PF/182cm/23歳/トヨタ自動車アンテロープス)
#5 安間 志織(PG/161cm/28歳/UMANA REYER VENEZIA)
#8 髙田 真希(PF/185cm/33歳/デンソーアイリス)
#10 渡嘉敷 来夢(C/193cm/31歳/ENEOSサンフラワーズ)
#14 𠮷田 舞衣(SG/175cm/24歳/シャンソン化粧品シャンソンVマジック)
#23 山本 麻衣(PG/163cm/22歳/トヨタ自動車アンテロープス)
#31 平下 愛佳(SG/177cm/20歳/トヨタ自動車アンテロープス)
#32 宮崎 早織(PG/167cm/27歳/ENEOSサンフラワーズ)
#52 宮澤 夕貴(SF-PF/183cm/29歳/富士通レッドウェーブ)
#75 東藤 なな子(SG-SF/175cm/21歳/トヨタ紡織サンシャインラビッツ)
#88 赤穂 ひまわり(SG-SF/184cm/24歳/デンソーアイリス)
#99 オコエ 桃仁花(PF/182cm/23歳/富士通レッドウェーブ)
平均身長177.3cm、平均年齢25.4歳
ヘッドコーチ 恩塚 亨
アシスタントコーチ 上野経雄
アシスタントコーチ 鈴木良和
恩塚亨HC
「ワールドカップまで残り僅かですが、最高の準備をして臨みたいと考えています。5月から合宿に参加した全ての選手の気持ちを背負って戦う事を大切にしたい。
目標は世界一です。
東京オリンピックで盛り上がっているバスケット界を更に前に進めたいという思いで大会に進みたい。“バスケットで日本を元気に”という理念を実感したいので戦い抜いていきたいです。」
#8 高田真希キャプテン
「目標は金メダルなので、その為に合宿を重ねて来ています。
大会がもうすぐ始まるので少しずつ実感が湧いてきている状態で、チームの雰囲気もいいですし、やるべき事は明確になっているので、課題がクリアになってきてると思います。」
#10 渡嘉敷来夢
「久しぶりの世界の舞台なので、しっかりと自分がやったきた事を出せたらいいなと思ってます。日本にない高さという所で、リバウンドだったり、大きい選手のディフェンスで身体を張って、地味なんですけど頑張りたいなって思ってます。」
#52 宮澤夕貴
「自分の役割であるスリーポイントをしっかり決め切る事。チームの為に出来る事はリバウンド、味方を活かすプレー、アグレッシブなディフェンスで、恩塚さんのバスケットが体現出来るように頑張りたいです。」
#5 安間 志織
「目標にしていたワールドカップメンバーに選ばれて凄く嬉しいです。これから私らしいディフェンスをやりながら、チームにスピードあるプレーを持っていけたらと思うので、まずディフェンスから頑張りたいと思ってます。」
#32 宮崎 早織
「12名に残る事が出来て嬉しいです。目標は金メダルを獲ることなので、それに貢献出来る様に頑張っていきたいと思ってます。」
#14吉田 舞衣
「5月から合宿に参加してきて、最後の12人に残る事が出来たので、今まで一緒にやってきたメンバー、選ばれた事に感謝の気持ちを忘れずに自分に出来る事を見つけて頑張りたいと思ってます。」
#88 赤穂 ひまわり 副キャプテン
「10日で8試合という厳しいスケジュールですけど、今までやってきた事をしっかり出して、結果に繋げて金メダル獲りたいと思います。」
#3 馬瓜ステファニー
「チームの目標として優勝、金メダルがあるのでそこに向かって一人一人がチームの為にどれだけ貢献できるかだと思うのでしっかりと自分の仕事を全うして頑張りたいと思ってます。」
#99 オコエ 桃仁花
「チーム一丸となって自分の役割を全うして、チームの勝利に頑張りたいと思います。」
#23 山本 麻衣
「ワールドカップではしっかりチームに貢献出来るように、自分は身体を張ったディフェンスから、コントロールをしっかりして金メダルが取れるように頑張りたいと思っています。」
#75 東藤 なな子
「チームとしての目標を目指してやっているので、常に自分が出る時間帯は、ゴールドスタンダードを出せるようにオフェンスでもディフェンスでも積極的にやっていきたいと思います。
個人的にはスリーポイントを課題にやったきたので、確率よく決めることを目標に、強みのドライブやディフェンスも継続して出していきたいと思ってます。」
#31 平下 愛佳
「歳も1番下なので、代表に入るのも初めてなのでとにかく思い切ってプレーするのを目標にしてます。自分の強みはスリーポイントとアグレッシブなディフェンスなので、自分らしく発揮できるように頑張りたいと思います。」
女子日本代表は恩塚HCが掲げてきた、なりたい自分を思い描いて、その為に合宿を重ねてきた。それを証明する戦いが9/22から始まり世界一に挑戦が始まる。
2022年9月22日(木)~10月1日(土)
オーストラリア (シドニー)
出場チームカッコ内は FIBA ランキング
<グループA>
ベルギー(5)、中国(7)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(26)、プエルトリコ(17)、韓国(13)、アメリカ(1)
<グループB>
フランス(6)、セルビア(10)、日本(8)、マリ(37)、カナダ(4)、オーストラリア(3)
競技方式
①予選ラウンドは2グループに分け、各グループで1回戦総当たり戦
②各グループ上位4チームが決勝トーナメント (準々決勝) に進出
③準々決勝以降はノックアウト方式で対戦(3位決定戦アリ)