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【Bリーグドラフト】ベンドラメ礼生が語る Pre-Draft Workout 2026 ファン目線で見た、ドラフト元年の可能性と期待/松岡GMに聞く🎙️

【Bリーグドラフト】ベンドラメ礼生が語る Pre-Draft Workout 2026
ファン目線で見た、ドラフト元年の可能性と期待/松岡GMに聞く🎙️

「B.LEAGUE DRAFT 2026」は、2026年1月29日(木)TOKYO DOME CITY HALL(Kanadevia Hall)にて開催される。Bプレミア参画予定の23クラブが参加し、歴史的な第1回ドラフトとなる。

指名順は、1巡目は正順、2巡目は逆順。
以降は奇数巡目・偶数巡目で交互に入れ替わる。

1巡目 指名順
1.サンロッカーズ渋谷
2.茨城ロボッツ
3.千葉ジェッツ
4.横浜ビー・コルセアーズ
5.群馬クレインサンダーズ
6.長崎ヴェルカ
7.三遠ネオフェニックス
8.秋田ノーザンハピネッツ
9.アルティーリ千葉
10.アルバルク東京
11.川崎ブレイブサンダース
12.神戸ストークス
13.広島ドラゴンフライズ
14.島根スサノオマジック
15.富山グラウジーズ
16.滋賀レイクス
17.レバンガ北海道
18.大阪エヴェッサ
19.仙台89ERS
20.琉球ゴールデンキングス
21.京都ハンナリーズ
22.佐賀バルーナーズ
23.信州ブレイブウォリアーズ

ベンドラメ礼生
Bリーグドラフトを1月29日に控え、サンロッカーズ渋谷が開催したプレドラフトワークアウトを視察したベンドラメ礼生。会場に足を運び、大学生たちの姿を熱心に見つめていた。

「すごく上手な選手が多くて、見ていて純粋に楽しかったです。難しい練習会だったと思いますが、その中でも“楽しみな選手”がたくさんいました」

なかでも名前を挙げたのが、東海大学の後輩でもある赤間賢人だ。
「シュートも上手ですし、大学を途中で辞めてプロに挑むという覚悟を持って来ている。その姿勢も含めて、素晴らしいなと思いました」

ドラフトについては、即戦力になり得る選手の存在を認めつつも、チーム側の判断の難しさにも言及する。
「1巡目か2巡目か、参加クラブそれぞれがどう判断するのかは本当に難しいと思います。ただ、B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)に向けた大きな節目で、第1回目のドラフトにエントリーできているという事実は、彼らにとって誇らしいこと。自信を持ってプロの舞台に進んでほしいですね」

松岡GMが語った「クラブを背負う選手像」について問われると、ベンドラメはこう続けた。
「1年目から堂々とプレーできて、点数を取れる選手。一人でチームを勝たせられるような存在が、これからクラブを背負っていく選手になっていくと思います」

ワークアウトでは、5対5だけでなく、ウォーミングアップやスポットアップシュートにも注目していたという。
「連続して決められるか、見られている中でどれだけパフォーマンスを出せるか。そういう部分は、プロで活躍するうえですごく大事だと思います」

その視点は「GM的」ではなく、あくまで「一人のバスケファン」としてのものだった。
「大学の試合をなかなか見る機会がないので、これからどんな選手がプロに来るのか、純粋に楽しみで見ていました」

自身の大学時代には存在しなかったドラフト制度については、「羨ましい」と率直な思いも口にする。
「これだけ注目されて、プロフェッショナルな空気を感じられる環境が近くにあるのは羨ましい。面白い選手が出てきてくれたら嬉しいですね」

現役選手の視点としては、「大学生の実力を知らない」という本音も明かした一方で、ワークアウトの意義も強調した。
「インカレに出ていなくても、これだけプレーできる選手がいる。成長の伸びしろを感じる選手を見ることができました。ドラフトが始まれば、選ばれた選手がどれだけやれるのか、きっとみんな注目すると思います」

Bリーグが新たな時代へ踏み出す中で行われる、記念すべき“ドラフト元年”。
ベンドラメ礼生は、その空気を誰よりも楽しみながら見つめていた。

 

松岡亮太GM
プレドラフトワークアウト開催の意図と、その先に描くドラフトの姿
今回のプレドラフトワークアウトを開催した意図について、松岡GMは「大きく2つある」と語った。

ひとつは、Bリーグでドラフト制度が始まる中で、できるだけ多くの選手を知ること。チーム練習への参加という形式を取らなかったのも、「一部の選手に限らず、幅広く見たい」という考えからだったという。

「制度上の話も含めてですが、今回のドラフトも、最短で2年後にはフリーエージェントになる可能性がある。今後を見据えた時に、こういう形で選手を見る価値はあったと思います」

もうひとつは、リーグ全体を盛り上げる役割だ。
Bリーグがドラフトを始め、リーグとしてコンバインを実施する流れの中で、NBAでは当たり前となっているプレドラフトワークアウトを、日本でも形にしていく意義を強調した。

「今回は一巡目の最初の指名権を持っているということもありますし、クラブとしても、リーグを盛り上げる側に立てればという思いがありました」

コンバインとは異なる「個を見る場」
今回のワークアウトには、コンバインに参加していない選手も多く集まった。
その点について松岡GMは、コンバインとワークアウトは役割が異なると説明する。

「仮にコンバインに参加していたとしても、うちの練習、うちのシステムの中でどうプレーするかはまた別です。メニューも全く違ったと思います」

コンバインが数値や広い母数を見る場だとすれば、この日は一人ひとりを深く見る場だった。
「より個人に絞った時に、たくさんのことを見られたのが今日だった。そういう意味で、違う2つの大きな意味があったと思います」。

さらに

J:たくさんのエージェントの方もいらっしゃっていますが、こうしたエージェントの方々、メディア、チームを含めて、どのような関係性で、どう盛り上がっていったらいいと考えていますか。

松岡亮太GM
「やっぱりNBAなどを見ると、ドラフトがある中で、ドラフトだけじゃなくて、コンバインがあって、プレドラフトがあって、指名につながっていく流れがあると思っています。そういうところは取り入れていければなと。

あとは、バスケットだけじゃなくてビジネス的な側面も含めてですが、エージェントの方々にも、実際に選手がどういうプレーをするのかを見てもらった方がいいと思いますし、この先プレミアになって、移籍市場など、外から見ると面白いトピックはすごく増えていくと思うんですよね。

なので、僕らとしても、クローズでやるよりは、できるものはできるだけオープンにしていった方が、バスケットが盛り上がる一つの要素になると思っています。
これは来年、再来年も続けていきたいですし、3年、5年経った時に、プレドラフトワークアウトを各クラブが行うのが当たり前になっていたら、それはそれで嬉しいなと思います。」

 

ドラフトという新しい制度は、
「選ばれる・選ばれない」という結果だけで語られるものではない。
そこに至るまでのプロセス、
選手を知ろうとする視線、
開かれた場で交わされる評価と期待。

ベンドラメ礼生が“ファン目線”で感じ取った未来と、
松岡GMが描く制度は、
ともにBリーグがこれから築こうとしている文化そのものだった。

ドラフト元年。
このワークアウトは、
単なる事前イベントではなく、
「日本のバスケットがどう発展していくのか」を映し出す一つの答えだったのかもしれない。

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Jbasketライター

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