オリンピックに向けて、日本生命CUP2021バスケットボール男子日本代表強化試合 沖縄大会が行われていて、最終日を迎えた。
第1戦は、日本79-58ハンガリー
第2戦は、日本70-73ベルギー
そして第3戦はFIBAランキング32位のフィンランドとの戦い。
八村(NBAウィザーズ)、馬場(メルボルン・ユナイテッド)は中旬に行われる埼玉大会から合流する。
第3戦 沖縄アリーナ
男子日本代表 71-76 男子フィンランド代表
1Q 20-19
2Q 10-15
3Q 23-23
4Q 18-19
<日本>
渡邊雄太 17得点(3P0/3 FT9/9) 3リバウンド 2アシスト 1ブロック
エドワーズ ギャビン 15得点 11リバウンド
比江島慎 13得点
金丸晃輔 13得点(3P4/7)
ロスター
#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
#6 比江島 慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
#9 ベンドラメ 礼生 (PG / 186cm / サンロッカーズ渋谷)
#12 渡邊 雄太 (SF / 206cm / トロントラプターズ)
#14 金丸 晃輔 (SG / 192cm / シーホース三河)
#23 エドワーズ ギャビン (PF / 206cm / 千葉ジェッツ)
#24 田中 大貴 (SG / 192cm / アルバルク東京)
#32 シェーファー アヴィ 幸樹 (C / 206cm / シーホース三河)
#34 渡邉 飛勇 (PF / 207cm / カリフォルニア大学デービス校大学院1年)
#88 張本 天傑 (SF / 198cm / 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
1Q 渡邊雄太、田中、比江島、エドワーズ、アヴィがスターター。入りはフィンランドから得点したが、すぐに渡邊雄太がジャンパーを決め、日本の勢いをつけさせてくれる。渡邊雄太、田中大貴がボールをブッシュしてコントロールする。田中は、膠着状態になっても、フリーを作ってスリーポイント2本含む8得点、比江島は5得点とほぼフルで1Qを出場した。20-19で日本リードで1Q終わらせる。
2Q は中々得点できない日本。メンバーチェンジをしてリズムを変えていきたい。富樫のスリーポイントも決まり乗っていきたいが、課題になっているリバウンドをフィンランドに取られてリズムを作れない。ディフェンスはアグレッシブに行く。
点差がつきそうになると、渡邊雄太がドライブして得点かフリースローを取る。これは本当に大きい。必ず必要なシーンで仕事をする、NBAでの経験をいかせ、日本が落ち着くが、それでもインサイドにアタックされてしまう。
リバウンドは、前半で日本は13(オフェンス2)、フィンランド20(オフェンス6)とフィンランド以上に取りたい、前半終わって30-34とフィンランドリードがリードで折り返す。
3Q 比江島がPGとなって、金丸、アヴィ、渡邊雄太、ギャビンでスタート。
入りからフィンランドに得点されていく。早い展開、ファストブレークをだしたい。点差がつくと渡邊雄太のドライブ、ダンクでリズムをつくり、金丸の連続スリーポイントで追い上げが始まる。日本の今日のディフェンスはウラを突かれてインサイドで得点されてしまっている。53ー57フィンランドリードで3Q終える。
4Q もフィンランドに連続得点されリードが広がる。9点差。インサイドでの強さを国際試合の展開で必ず求められる。田中から富樫にPGを変えて変化を与えたいが、ターンオーバーで速攻されてしまう。10点差から金丸のスリーポイントでファウルももらって4得点プレーもでる。
日本はゾーンで守るも、ディフェンスリバウンドが取れない。
日本は、26(オフェンス4)、フィンランド41(オフェンス15)と倍近く違った。
試合は71-76とフィンランドに負けた。
日本は10人でここ数日で3試合を代表戦だったので、身体にも厳しく、ハードだった。海外組の調整もあったので仕方ないが、万全の形で試合に望みたい。
アメリカも代表チームが集まってすぐの試合でナイジェリア(22位)にエキジビジョンマッチとはいえ負けた。ナイジェリアは期間も取って練習してきている。
そして来週のベルギー(37位)、フランス(7位)と最終挑戦に入ってオリンピックに入っていく。
渡邊雄太
フィンランドにリバウンドが圧倒された事が反省点。ディフェンスはアグレッシブにいってファウルがあるのは仕方ない。日本はアグレッシブに行かないと世界とは戦えないのでファウルに関しては悪くなかった。
キャプテンとしてこの2年間成長した部分を見せないといけないのでプレーでも、声でも引っ張っている。ラプターズで見て学んできてるので空回りせずに、気持ちを持ってきている。課題を自分たちが何をしないといけないか反省する。
田中大貴
フィンランドは高さもあってオフェンスも足を止めずに動いていいチームだった。リバウンドが取れなくてミスが多く、中々いい流れになれなかった。リバウンドを一つ目で取れてないので、しっかり守ってボールをプッシュしていきたい。自分が試合の流れを読んでやっていきたい。いい準備をして初戦を迎えられればいいと思っている。
渡邉飛勇
大学の仲間と試合が出来て良かった。フィンランドはスペースが良くていい練習になった。手を怪我してるのでゲームの感覚を取り戻す事が必要。リバウンドは、ヨーロッパのチームとやるに当たって、少しの時間しか試合に出れてないので練習でチームの仲間たちとやり合って練習している。
フリオ・ラマスHC
フィンランドはフィジカルにアグレッシブで、ディフェンスとリバウンドに力を注いでいて、我々はそれに対応出来なかった。フィジカル、タフな試合を3試合こなして糧にもなる。我々のスタイルでやっていれば勝機はあった。アーリーオフェンスでシュートしたり、意表つくのが我々のスタイル、もっと出したい。10人で3試合は選手にも負担がかかっている。来週は全員が揃うので準備する。
男子日本代表強化試合
日本生命カップ2021 埼玉大会 サイデン化学アリーナ
7/16(金) 19:10
日本(42位) vs ベルギー(37位)
SoftBankカップ2021 埼玉大会
7/18(日) 13:10
日本(42位) vs フランス(7位)