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【FIBAWCアジア地区予選】 日本グループFで3位自力でも2大会連続出場権獲得 比江島慎、川真田紘也コメント/アジア出場国が遂に決定

【FIBAWCアジア地区予選】 日本グループFで3位自力でも2大会連続出場権獲得 比江島慎、川真田紘也コメント/アジア出場国が遂に決定

ワールドカップアジア地区予選window6最終戦が高崎アリーナで開催された。2022年カザフスタン戦から日本代表は5連勝して、windowで7勝5敗でグループFで3位になり自力でワールドカップの出場も決めた。

その日本代表の中で、最年長であり日本代表を牽引してきている比江島慎がいる。この合宿から比江島と時間とを共にして、楽しみ高め合っているのがバーレーン戦でA代表デビューした若手の204cmビッグマンの川真田紘也だ。

川真田は日本代表の合宿をwindow3,4参加したが最終で選考から選出されていなかったが今回window6で念願の12名のロスター入りができ、遂に初出場を果たした。

このバーレーン戦の前日の公開練習と囲み取材で2人の選手に聞くことができた。比江島選手に川真田選手がいつもそばにいますねと聞くと、最高の笑顔で「ギャハハハハ爆 個人的にキャラクターが好きなんですよ。気が合うんですよー笑。気を使うことなく話せる後輩ですね。向こうもそう思っていると思います。」と、リラックスした雰囲気の中、楽しそうに話していた。

川真田はバーレーン戦で6分15秒で2得点2Rebのスタッツを出した。最初硬さはあったが徐々に川真田らしいフィジカルの強さやラン、そしてボールに対してのエナジー満載のプレイも魅せる。試合後の取材で語った「悔しいです」は今後、必ず次に繋がる糧となるはずだ。日本代表に欠かせない存在になってくのが楽しみになる。

 

試合後コメント

比江島慎

J:限られた時間でのチームに貢献するパフォーマンスでした

「出そうと思っていた所3Pも決めたかったですけど、ドライブでチームにリズムを与えられたという所に関してはもちろん満足は出来ないですけど良かったと思います」

J:短期間で結果を出すのに大事にしていることは何ですか

「元々自信はあるので(笑)特別なことはないですけど、このチームで誰が出てもパフォーマンスは落ちないしという所で、また新たに切り替えてやるだけなので、最初はチームのシステムが解らないままスタートしましたが、1年半でみんなが見てわかる成長をしてきて自分自信もスタイルを変えながら適応も出来たし、今出来る事は全てやってチームとしてまとまってます。成長を感じた1年半でした。」⁡

J:川真田選手も初出場で盛り上がりました

「ハハハ! 彼はダンクをしたかったと思うのでちょっと悔しがっていましたけど、でもデビュー戦で堂々と身体を張ってしっかりやれていたので、彼は未来しかないしポテンシャルも高いので自信もってやってほしいです」

川真田紘也

J:率直にA代表初出場の気持ちを

「やっぱり悔しいです!悔しいですね。代表に選出されて、試合に出れて嬉しいんです。けどそれで終わりじゃないんです。試合でて活躍して日本を勝たせるようなプレイをしてこそ喜べると思うんです。トムさんの信用勝ち取っていきます。」

⁡J:先程比江島選手もいいプレイでしたと話してました

「笑顔 自分の中では結構ワクワクで多少の緊張もありましたけど挑戦でした。やっぱり代表なのでBリーグのトップ選手として背負っているのですが簡単には行かなかったです。」

⁡J:ドライブもありました

「そうですね!力入ってしまいました。そこは周りの先輩方も経験だよって言ってもらえて、もちろん金近みたいに20点取れたらよかったんですけど自分はそうは出来なかったので、次の代表目指して一つずつ頑張っていって、選ばれたら自分らしいプレイを出せるようにがんばります。」

日本代表予選結果・アジア地区出場国決定

2月26日(日) FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選のWindow6が各地区で行われ、アジアの出場国が決定した。日本のグループFはオーストラリア🇦🇺98-53🇰🇿カザフスタン、中国🇨🇳86-74🇮🇷イランとなり日程が終了した。

アジア1次予選結果
Window1
2021.11.27 中国79-63日本●
2021.11.28 中国106-73日本●
Window2
2022.2.26 ○日本76-71台湾
2022.2.27 豪州80-64日本●
Window3
2022.7.1 豪州98-52日本●
2022.7.3 ○日本89-49台湾

アジア2次予選結果
Window4
2022.8.25 イラン79-68日本●
2022.8.30 ○日本73-48カザフ
Window5
2022.11.11 ○日本87-74バーレーン
2022.11.14 ○日本81-61カザフ
Window6
2023.2.23 ○日本96-61イラン
2023.2.26 ○日本95-72バーレーン

グループF1位 オーストラリア(11勝1敗)
2位の中国(10勝2敗)
3位日本(7勝5敗)8
4位イラン(6勝6敗)出場が確定した。日本は開催国ながら自力での出場を2回連続出場を決めた。

また一方のアジア地区予選グループEは現在グループ1位はレバノン(7勝2敗)、2位がニュージーランド(7勝2敗)、3位は開催国枠のフィリピン(6勝3敗)、4位のヨルダン(5勝4敗)の出場がすでに決まっている。

FIBAワールドカップ2023アジア出場国
オーストラリア、中国、日本(開催国枠)、イラン、レバノン、ニュージーランド、フィリピン(開催国枠)、ヨルダン

 

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Jbasketライター

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