【U19女子日本代表】FIBA U19女子ワールドカップ2025予選初戦 チェコに勝利 後藤音羽14得点 6リバウンドでチームを牽引

【U19女子日本代表】FIBA U19女子ワールドカップ2025予選初戦 チェコに勝利 後藤音羽14得点 6リバウンドでチームを牽引

U19女子日本代表は、7月4日から4日間の直前合宿を経て、FIBAU19女子ワールドカップ2025の開催地チェコ・ブルノにて7月12日(土)〜20日(日)の期間で世界に挑む。グループDのU19女子日本代表は、大事な初戦の開催国チェコと戦い、高さがあるチェコに苦戦はしたが、しぅかりと日本のバスケットを展開して勝利、#6後藤音羽が14得点6リバウンドとチームを牽引した。

グループD GAME1
チェコ🇨🇿 50-65 🇯🇵日本
1Q 16-13
2Q 5-7
3Q 13-21
4Q 16-24

<日本>
#6 後藤音羽 14得点 6リバウンド
#10 鈴木花音 8得点 3リバウンド 2アシスト
#7 堀内桜花 7得点 4アシスト
#30 白石弥桜 7得点 7リバウンド
#61 深津唯生 10リバウンド

ゲームの入りは開催国でもあるチェコに得点を許し0-10のランを受けるが、その後しっかりと対応して、高さあるチェコから日本のリズムに戻していき、後藤や阿部がペイントにアタックして得点して流れを作り、伊藤の3ポイントで追い上げる。日本のディフェンスの強度が上がり、チェコのオフェンスのリズムを抑えていくが、前半は我慢の時間も続くが、ディフェンスで流れを作り追い上げて20-21とチェコリードで折り返す。

後半に後藤の3ポイントで同点に追いつき、堀内のショットクロックギリギリから3ポイントを決めて遂に逆転する。その後、オフェンスリバウンドもしっかりと絡んでいく闘志を見せて、粘り強く戦うチェコに対して、日本は速い展開でリードを広げ、さらに清藤の3ポイントも出て2桁得点差にして日本がしっかりと流れを掴む。追い上げるチェコに後藤のペイントでの得点と3ポイントでチェコを引き離し、チームでリード守り大事な初戦を勝利で飾った。

 

U19日本代表メンバー12名

#6 後藤 音羽(F / 178cm / 東京医療保健大学1年)
#7 東 小姫(F / 177cm / 白鷗大学2年)
#9 伊藤 知里(F / 170cm / 白鷗大学1年)
#10 鈴木 花音(F / 174cm / 筑波大学2年)
#11 堀内 桜花(G / 167cm / シャンソン化粧品シャンソンVマジック)
#22 清藤 優衣(F / 174cm / 白鷗大学1年)
#27 曽根 妃芽香(G / 159cm / 拓殖大学2年)
#28 松本 莉緒奈(F / 175cm / 関西外国語大学2年)
#30 白石 弥桜(C / 184cm / デンソー アイリス)
#34 メンディー シアラ(C / 182cm / 東京医療保健大学1年)
#57 阿部 心愛(F / 175cm / 早稲田大学1年)
#61 深津 唯生(C / 179cm / 東京医療保健大学1年)

 

スケジュール

7月12日(土)〜20日(日)
開催地:チェコ・ブルノ

予選グループフェーズ
グループA
アメリカ(1)、イスラエル(23)、ハンガリー(7)、韓国(21)

グループB
ナイジェリア(35)、ポーランド(19)、カナダ(3)、中国(18)

グループC
オーストラリア(5)、フランス(4)、ブラジル、マリ(12)

グループD
日本(6)、スペイン(2)、チェコ(16)、アルゼンチン(31)

7月13日(日)24:00 日本 vs スペイン
7月15日(火)24:30 日本 vs アルゼンチン

 

【FIBA3x3ワールドカップ2025】男子日本代表モンゴルに勝利して予選3位でプレーイントーナメント進出

【FIBA3x3ワールドカップ2025】男子日本代表モンゴルに勝利して予選3位でプレーイントーナメント進出

小澤崚が予選ラウンドでの得点ランキングが1位46得点とトップに立つ!

FIBA3×3ワールドカップ2025大会3日目。3×3男子日本代表が予選プールB全4試合を終了し、2勝2敗の3位となり、ベスト8入りをかけるプレーイントーナメント進出を決めた。

予選プール (GAME3)
日本 🇯🇵14-21 🇱🇻ラトビア
小澤 9得点2リバウンド
井後 2得点3リバウンド
仲西 2得点3リバウンド
出羽 1得点2リバウンド

ラトビアは世界トップレベルで、東京五輪では優勝している強豪国。ミエジスも健在でサイズが大きく速い展開のバスケにどう対応していくかがカギとなった。ゲーム序盤から0-4とリードされて、日本も返していくが、あっという間に5-13となり、その後もバランスよく攻めるラトビアがそのままの勢いで14-21と7分で決着をつけて、日本は悔しい負けとなった。

予選プール(GAME4)
モンゴル🇲🇳 20-21 🇯🇵日本
小澤 15得点1リバウンド
仲西 3得点7リバウンド
出羽 2得点1リバウンド
井後 1得点1リバウンド

開催国であり、アジアでも強豪国のモンゴルとの予選最終戦、日本は負けられない戦いとなった。ゲーム序盤は、小澤、仲西と得点していくが、モンゴルがリードしていく展開に。そこから出羽の得点で逆転して日本が流れを引き寄せる。その後も一進一退の戦いとなり、小澤の2ポイント、井後の得点でようやく3点リードするが、モンゴルが意地を見せて、日本はそのままいけず、最終局面で20-20の同点となる。最後は小澤が2ポイントからのファウルをもらい、2本目のフリースローをしっかり決めて21-20で大接戦を制して勝利した。

この結果、日本は予選3位でプレーイントーナメント進出が決めた。翌26日に行われる予選プールCの2位チームと初のベスト8進出をかけて戦うこととなった。

〈男子🇯🇵代表〉
小澤 崚(SHINAGAWA CITY 3×3 BASKETBALL CLUB)
井後 健矢(SAGAMIHARA PROCESS / HIU ZEROCKETS)
出羽 崚一(ZETHREE ISHIKAWA)
仲西 佑起(UTSUNOMIYA BREX.EXE)

予選プールB 結果
1位 アメリカ 4勝
2位 ラトビア 3勝1敗
3位 日本 2勝2敗
4位 モンテネグロ 1勝3敗
5位 モンゴル 4敗

予選プール
【A】セルビア(1) ドイツ(8) ベルギー(11) オーストラリア(27) マダガスカル(49)
【B】日本(14) アメリカ(2) ラトビア(7) モンゴル(9) モンテネグロ(16)
【C】フランス(4) オーストリア(6) 中国(10) プエルトリコ(15) カナダ(19)
【D】オランダ(3) リトアニア(5) スペイン(12) スイス(13) イギリス(42)

スケジュール

6月26日(木)
女子日本代表
12:50 vs アメリカ
14:40 vs チェコ

6月27日(金)
決勝トーナメント
各プール2位 vs 3位によるプレーイントーナメント

6月28日(土)
準々決勝
各プール1位 vs プレーイントーナメント勝者

6月29日(日)
準決勝・3位決定戦・決勝

 

【FIBA3x3ワールドカップ2025】女子日本代表が予選でオランダ、チリを撃破して2連勝 最高なスタートを切る

【FIBA3x3ワールドカップ2025】女子日本代表が予選でオランダ、チリを撃破して2連勝 最高なスタートを切る

高橋芙由子が12得点、7得点と日本を牽引

FIBA3×3ワールドカップ2025が6月23日から開幕して、女子日本代表は大会2日目に登場した。初戦FIBAランキング1位オランダ、2戦目チリを撃破して2連勝となり予選のプールBで2勝0敗で首位に立った。今大会のプールは予選は5チームの総当たりで、予選1位は決勝トーナメントへ進出し、2位と3位はプレーイントーナメントに回ることとなる。

女子予選プール
【A】中国(2) ポーランド(9) イタリア(11) オーストラリア(14) マダガスカル(48)
【B】日本(12) オランダ(1) アメリカ(8) チェコ(7) チリ(18)
【C】フランス(4) カナダ(6) ハンガリー(13) オーストリア(15) ラトビア(19)
【D】スペイン(3) ドイツ(5) モンゴル(10) ウクライナ(17) ブラジル(53)
数字はFIBAランキング(6月9日現在)

 

予選プールGAME1
オランダ🇳🇱16-21🇯🇵日本
高橋芙由子12得点2リバウンド
高橋未来 4得点2リバウンド
宮下希保 2得点6リバウンド
桂葵 3得点3リバウンド

日本はプールBの初戦で世界ランキング1位のオランダと戦った。かなりのサイズが大きいオランダに対して日本がスピードを活かしてどう戦うかが注目となった。その日本は2ポイントをしっかり決め切った。高橋芙由子は2ポイントやフリースローを決めて12得点の活躍でチームを牽引した。

GAME2
日本🇯🇵 21-12 🇨🇱チリ
高橋芙由子 7得点2リバウンド
高橋未来 5得点4リバウンド
宮下希保 5得点4リバウンド
桂葵 4得点2リバウンド

2戦目となるチリ戦、インサイドはどこのチームも大きな選手を擁している。それにしっかりと日本は対応し、得点されても焦らず日本の流れをしっかりと呼び込んだ。一進一退の中で、高橋芙由子のドライブからバスケットカウントを取り、さらにフリースローを2本とも決めて一気に日本に勝利を引き寄せた。高橋未来の2ポイント、宮下希保、桂葵とチーム全員で戦い勝利して2連勝を飾った。

女子日本代表メンバー
高橋 芙由子(FLOWLISH GUNMA)
桂 葵(トヨタ紡織 サンシャインラビッツ / ZOOS)
高橋 未来(アイシン ウィングス)
宮下 希保(富士通 レッドウェーブ)

予選プールB
日本2勝
アメリカ 2勝
チェコ 1勝1敗
チリ 2敗
オランダ 2敗

 

予選プールスケジュール

6月25日(水)
男子日本代表
19:25 vs ラトビア
21:15 vs モンゴル

6月26日(木)
女子日本代表
12:50 vs アメリカ
14:40 vs チェコ

6月27日(金)
決勝トーナメント
各プール2位 vs 3位によるプレーイントーナメント

6月28日(土)
準々決勝
各プール1位 vs プレーイントーナメント勝者

6月29日(日)
準決勝・3位決定戦・決勝

 

【FIBA3x3ワールドカップ2025】男子日本代表がモンテネグロを撃破!プールB第2戦目で白星挙げる

【FIBA3x3ワールドカップ2025】男子日本代表がモンテネグロを撃破!プールB第2戦目で白星挙げる

2025年6月23日からモンゴル・ウランバートルで、FIBA 3×3ワールドカップ2025が開催された。男子日本代表がモンテネグロ代表に勝利した。激しい雨により時間が変更となり厳しい戦いとなった中で、初日は、1勝1敗。

【男子プールB】
第1戦
アメリカ🇺🇸 21-14 🇯🇵日本
小澤9得点、仲西3得点2リバウンド、出羽2点、井後3リバウンド

第2戦
日本🇯🇵 21-15 🇲🇪モンテネグロ
小澤13得点、出羽6得点、仲西得2点、井後2リバウンド

FIBA3×3ワールドカップ、日本の初戦は豪雨に見舞われ時間を押しての開催となった。日本は勝利アメリカと対戦して敗戦(14-21)。

日本は気持ちを切り替えて2試合目に臨んだ。試合序盤からテンポの良いパス回しと小澤の好調な2ポイントや、出羽のドライブでペースを掴む。

相手のフィジカルに押される場面もあったが、日本は全員が粘り強いディフェンスから、得点を重ねて、最後は出羽の2ポイントで試合を決めて今大会初勝利した。

〈男子🇯🇵代表〉
小澤 崚(SHINAGAWA CITY 3×3 BASKETBALL CLUB)
井後 健矢(SAGAMIHARA PROCESS / HIU ZEROCKETS)
出羽 崚一(ZETHREE ISHIKAWA)
仲西 佑起(UTSUNOMIYA BREX.EXE)

スケジュール

男子日本代表
6月25日(水)
19:25 vs 🇱🇻ラトビア
21:15 vs 🇲🇳モンゴル

女子日本代表
6月24日(火)
13:15 vs 🇳🇱オランダ
15:05 vs 🇨🇱チリ

6月26日(木)
12:50 vs 🇺🇸アメリカ
14:40 vs 🇨🇿チェコ

決勝トーナメント
6月27日(金)
各プール2位 vs 3位によるプレーイントーナメント

6月28日(土)
準々決勝(各プール1位 vs プレーイントーナメント勝者)

6月29日(日)
準決勝・3位決定戦・決勝

 

【男子日本代表】FIBA ワールドカップ2027 アジア地区予選組み合わせ決定/日本代表スケジュール

【男子日本代表】FIBA ワールドカップ2027 アジア地区予選組み合わせ決定/日本代表スケジュール

5月13日 (火) 、カタール・ドーハにおいて、「FIBA バスケットボールワールドカップ 2027」予選組み合わせ抽選会が行われ、日本が所属するアジア地区予選の組み合わせが決定した。

1次予選
Window1: 2025年 11月24日-12月2日
Window2: 2026年 2月23日-3月 3日
Window3: 2026年 6月29日-7月7日

1次予選 組み合わせ
グループ A
オーストラリア(7位)、ニュージーランド(22 位)、フィリピン(34位)、グアム(88位)

グループ B
日本(21位)、中国(30位)、韓国(53位)、チャイニーズ・タイペイ(73位)

グループ C
イラン(28位)、ヨルダン(35位)、シリア(71 位)、イラク(92位)

グループ D
レバノン(29位)、サウジアラビア(65位)、インド(76位)、カタール(87位)
※2025年3月28日時点の FIBA ランキング

1次予選スケジュール
11月28日 日本 vs チャイニーズ・タイペイ
12月1日 チャイニーズ・タイペイ vs 日本
2月26日 日本 vs 中国
3月1日 日本 vs 韓国
7月3日 中国 vs 日本
7月6日 韓国 vs 日本

大会方式
16チームが計6回のWindow を戦い
各Windowでは2試合(ホーム&アウェー)

1次予選
・4 チームずつ 4 グループがホーム&アウェーで対戦
・各グループの上位 3 チームが 2 次予選へ進出 (カタールと同グループは上位 2 チーム)

2次予選
・進出したチームは新たに2つのグループに分けられる
・1 次予選で対戦していないチーム同士が改めてホーム&アウェーで対戦
・各グループの上位 3 チーム、カタールがいるグループは 4 位のチームが FIBA バスケットボールワールドカップ2027 へ出場が確定します

◎FIBA バスケットボールワールドカップ 2027の出場権について
上位 7 チーム(開催地のカタールを除く)がFIBA バスケットボールワールドカップ 2027の出場権を獲得する

 

2次予選
Window4: 2026年8月24日-9月1日
Window5: 2026 年 11月23日-12月1日
Window6: 2027 年 2月22日-3月2日
開催地 ホーム&アウェー方式で開催

2 次予選 組み合わせ
グループ E: A1、A2、A3、C1、C2、C3
グループ F: B1、B2、B3、D1、D2、D3
・カタールは開催地としてFIBA バスケットボールワールドカップ 2027への出場が決定している

公式サイト
https://www.fiba.basketball/en/events/fiba-basketball-world-cup-2027-asian-qualifiers

【パリ五輪】恩塚亨女子日本代表HC「まず感じたのは”来たな”と、楽しみが一番大きな感情で、アメリカに当然勝ちに行きます」

【パリ五輪】恩塚亨女子日本代表HC「まず感じたのは”来たな”と、楽しみが一番大きな感情で、アメリカに当然勝ちに行きます」

3月20日都内にて恩塚亨女子日本代表HCのメディア向けに取材が行われた。今年の夏、パリ五輪バスケットボールの組み合わせ抽選会が現地時間19日にスイス・ミースで行われ、女子日本代表は7月29日に女王アメリカ、8月1日ドイツ、8月4日ベルギーと対戦が決まった。この組み合わせについて恩塚HCから気持ちを聞く事が出来た。

恩塚亨 女子日本代表ヘッドコーチ

「まず感じたのは”来たな”と、楽しみが一番大きな感情でした。
東京オリンピック決勝でラストゲームを戦ったアメリカと戦い、得た課題を解消すべく、この3年間で強化してきたので成長した自分たちの力でしっかりと戦っていきたいと思ってます。
ヨーロッパチャンピオンのベルギーもドイツも強豪国です。ドイツも年々ステップアップしている中にWNBAのスター選手が加わって戦力アップしている手強い相手です。しかしOQTの時もそうでしたが、強豪国に対して良い準備をしながら成長し、結果を出すことができました。パリオリンピックも同様に、この機会を成長につなげていきたいです。」

アメリカと初戦に対戦する事について
「対戦が決まって気持ちは昂りました。寝れなくなってしまいました(笑顔)。寝てないです(笑)、色々考えました。東京オリンピックで決勝で戦った次の試合がここになるので、感慨深いと思ってます。だからこそ、この3年間の成長をぷつけられる機会にしたいと思ってます。当然勝ちに行きます。」

選手達に伝え続けていきたい事
「1つは、勝つ形がOQTではっきりしてきたので、それを大事にしながら、まだ不合理な所、正確さが欠ける所があったのでそこは成長のポイントにしたいと思ってます。もう1つは、これから3チームのゲームを分析しながら勝てるポイントを見つけて、それを繋げて勝ち筋を共有して、戦うストーリーを示していきたいです。」

“走り勝つシューター軍団”について
「これは日本の最高の強みなのでこれはやり続ける事で、個のスキル、個のチームの組み立てを上乗せしてきたので個のレベルは上がってると思ってます。その上で、成長した個がいかにチームとして総力戦で戦えるかという事です。チームとして戦えない時もあってOQTでいくつか掴めたので、ここが戦う武器になると思ってます。総力戦がキーワードになると思います。」

アメリカとは
「オールスター軍団で気が付いてたら点差が開いている。当たり前の事を当たり前にやってくる。雪崩のように押し寄せてくるので、そういう状態を作らない事がカギになる。」

ドイツとは
「カナダ人のHCがいて、カナダのシステムをしつこくやってくるチームで、そこにWNBAのスターが加わってスコアしてくるので、そこの噛み合わせをどう止めていくかが大事になる。」

ベルギーとは
「代表チームとして洗練されている。それは、1つ1つのプレーに対してあらゆるディフェンスに対してのカウンターをしっかり持っている事。そこをどう突いていくかが大事になると思ってます。」

 

組み合わせ・日程

グループC
日本🇯🇵 (FIBA世界ランキング9位)
アメリカ🇺🇸 (1位) 7/29
🇩🇪ドイツ (19位) 8/1
🇧🇪ベルギー (6位) 8/4

グループA
セルビア🇷🇸 (10位)
スペイン🇪🇸 (4位)
中国🇨🇳 (2位)
プエルトリコ🇵🇷 (11位)

グループB
カナダ🇨🇦 (5 位)
ナイジェリア🇳🇬 (12 位)
オーストラリア🇦🇺 (3 位)
フランス🇫🇷 (7 位)

女子予選ラウンドは2024年7月27日~8月5日、準々決勝は 8月7日、準決勝は8月9日、3位決定戦と決勝戦は 8月11日に開催予定。

【男子日本代表】男子日本代表がFIBA世界ランキングが36位から26位へ浮上

【男子日本代表】男子日本代表がFIBA世界ランキングが36位から26位へ浮上

日本中を盛り上げた男子日本代表は、FIBAワールドカップが終わりBリーグ開幕へ準備している中で、FIBAから最新の世界ランキングが発表された。(1位から159位まで)

1位はアメリカは変わらず、ワールドカップ優勝ドイツは8位に上がり、3位のカナダも6位に上がる。ラトビアは21も一気にランクアップして8位へ。
また、アジア・オセアニア地区では、オーストラリア(4位)、ニュージーランド(21位)、日本(26位)、イラン(27位)、レバノン(28位)、中国 (29位)、ヨルダン(32位)、フィリピン(38位)、韓国(51位)となって日本は着実にランクアップしている。

FIBAランキング
1位 アメリカ
2位 スペイン
3位 ドイツ
4位 オーストラリア
5位 セルビア
6位 カナダ
7位 アルゼンチン
8位 ラトビア
9位 フランス
10位 リトアニア

11位 スロベニア
12位 ブラジル
13位 イタリア
14位 ギリシャ
15位 ポーランド
16位 プエルトリコ
17位 モンテネグロ
18位 ドミニカ共和国
19位 チェコ共和国
20位 フィンランド

21位 ニュージーランド
22位 ベネズエラ
23位 ジョージア
24位 トルコ
25位 メキシコ
26位 日本🇯🇵
27位 イラン
28位 レバノン
29位 中国
30位 クロアチア

 

【FIBAWC】河村勇輝がFIBA発表”地位を高めた13人の選手たち”に選出/大会でのJbasketインタビュー振り返り

【FIBAWC】河村勇輝がFIBA発表”地位を高めた13人の選手たち”に選出/大会でのJbasketインタビュー振り返り

8月25日から9月10日の期間で行われたFIBAワールドカップはドイツ初優勝で幕を閉じた。日本のみならず世界でその後もワールドカップでの話題が尽きることがない。
FIBAが9月13日に今大会でブレイクした13選手が発表して、その中に日本代表のPG河村勇輝が選出されていた。他には、オーストラリアを牽引したNBAサンダーのジョシュ・ギディ、ドイツ優勝に大きく貢献したオブストが選出されている。

FIBAは「浮き沈みはあったが、河村勇輝は非常に印象的なパフォーマンスでステップアップし、日本が2024年パリ大会の出場権を獲得するのに貢献した。速いこのポイントガードは、ディフェンダーが河村の前ににとどまるのは至難の業であることを示した」と河村の速さを強調し、「1試合7.6アシストはワールドカップ全体でも3位にランクされ.1試合13.6得点という得点力も見逃せない」と河村が世界レベルだという事を発表した。

河村勇輝の今大会での活躍とコメントを振り返っていきたい。

 

河村勇輝

沖縄に入る大会前東京大会強化試合スロベニア戦後🎙
河村勇輝

8/19(SAT) 有明アリーナ
日本🇯🇵 68-103 🇸🇮スロベニア

「強化試合終わって危機感を持たないといけないと思います。雄太さんも言ってましたが、スロベニアは強豪国の中でも日本にとって相性が悪いチームと思うので、そこまでこの30点差は自信を無くさなくていいと言ってます。
それを受け止めながら、勝てなかった現実をしっかり持って、そのレベルのドイツ、オーストラリア、フィンランドと戦うので、いい試合をしたと終えれる大会ではないので勝つ為にあと6日間、何が必要なのか1日1日詰めながらやっていきたいと思います。

ドンチッチ選手は凄かったです。プレッシャー、ファウルの貰い方、スペーシングの取り方、ピックへの対応、アピールなどマッチアップして学べる事が沢山ありました。スマートだなと思いました。
ドンチッチ選手がクリエイトしてワイドオープンで打たれるのが続いていてそれが入る入らないにせよ相手にとっていいOFの終わり方をしているのでRebもしやすく、ファウルの止め方も上手かったです。

後半フィジカルなどやり続けてインテンシティが落ちてしまって、相手がうちのスピードにアジャストしてくるので、40分間スピードで相手に後半疲れさせて戦うのがプランだと思っています」

 

ワールドカップ初戦ドイツ戦前日🎙️
河村勇輝
「僕にとっても良い思い出も悔しい思い出もあるのでワールドカップは良い思い出ででこの沖縄アリーナを去りたいと思います。

シュルーダー選手はNBAのトップ選手でもありますし、なかなか一人では守り切れない部分も出てくると思うが、バスケは1対1ではないので5対5で守り切って勝つ姿を見せられたらいいです。まずは1対1の部分で少しでもストレスをかけていきたい。

どの国よりも練習してきたと思うし、練習量はコートの中で出てくると思う。日本は絶対に勝てる、自分たちの力を最大限発揮すれば世界の強豪国相手でも勝つことができると40分間信じ続けることが大事。このコートに立てるのは12人だけ。僕たちが代表して立つので身が引き締まるし、たくさんの人の思いを背負っていい結果を出したい」

 

ワールドカップ初戦ドイツ戦後🎙河村勇輝
8/25 グループE Game1
ドイツ🇩🇪 81-63 🇯🇵日本

J:色々仕掛けたディフェンスでの意識の切り替えはどうでしたか

「ディフェンスの部分、簡単に3ポイント打たれてしまうとうまいタイミングでリバウンド入られてしまう事があるので、一番の自分達のウィークポイントはリバウンドの所なので、その中で相手にどれだけタフショット打たせて、いいタイミングでリバウンドいかせないかという所を意識する、僕としてはPGにしっかりとプレッシャーかけて少しでも流れを作れればいいなと思ってました」


「シュルーダー選手は本当に素晴らしい選手でした、簡単に止められない選手だと思いました。チームとして色んな準備してきたんですけど、止められた部分もありましたけど、またやらられてしまった所も多くあるので、悔しいです。最終的にオフェンスを崩す事が出来ずに1対1になって3ポイント打つ事が増えてしまったのが停滞の原因かなと思うので、もっとオフボールでずれを作り出す事だったり、1つずつの組み立てをしないと単調なオフェンスになってしまう。

僕の強みはペイントアタックする事、シュート決まらなくても、停滞してる時には打開しないいけない時間帯があるので、決めきれなかったのは僕自身の実力不足だと思います。ワールドカップは画面で見ていた想像通りのレベルの高さでした。初戦悔しい思いしましたけど、ヘッズダウンする事なくフィンランド戦に向けていい準備したいと思ってます」

日本初世界大会でヨーロッパ勢に初勝利した
フィンランド戦後🎙️河村勇輝

グループE Game2 8/27
日本🇯🇵 98-88 🇫🇮フィンランド
河村勇輝 25得点 9AST

J:後半打ち続ける事でどう感じてプレーしてましたか

「迷いは全くなかったですね。ただただリングを見続けた結果だと思います。あの3ポイント打てたのも前半にペイントアタックした事で!それがある事を思わせたことだけでも後半打ち続けられる状態を作る事が出来たので、10分間だけでなく40分間通して作りあげる事が出来たと思います」

「通用した部分、日本代表での役割ご明確になったのかなと思います。ペイントアタックしてアシストを供給する事、ズレがつくれなくてもボールをリングに押し込むだけでオフェンスの流れが変わってくるので、今後のキャリアでペイントアタックが強みになると思います。この会場にいるファンの皆さん、画面越しで応援くれていた皆様が僕たちに力を押してくれました」

 

グループ最終戦
世界ランキング3位オーストラリア戦前🎙️
河村勇輝

「まずはオーストラリアに勝つことが出来れば、他のアジアの結果もありますが、2勝すればパリオリンピックの出場権がほぼ決まる状況にあるので、それだけを目指して絶対勝ちにいきたいと思ってます。
オーストラリアはドイツ相手にもいい戦いをしているチームだと思うし、FIBAランキング、パワーランキングも上位のチームですし厳しい戦いになるのはわかっているので、フィンランド戦後半や4Qのようなバスケットを40分間やり続ける事が本当に大切になってくると思うので一人一人が100%以上の力を、それ以上最大限発揮して、自分達が持っている以上の力を出す準備をしておく事が大事だと思ってます」

 

 

W杯で初のダブルダブルの活躍!ベネズエラ戦勝利後🎙 河村勇輝 19得点 11AST

8/31(THU)グループO 沖縄アリーナ
日本🇯🇵 86-77 🇻🇪ベネズエラ

⁡「4試合終わって、まだまだ全然やれる事やれない事があって、フィンランド、ベネズエラだではなく、ドイツ、オーストラリアトップの国トップ3、トップ5の相手にはまだ自分の力を発揮する事が出来ない現実にぶつかってるんで、でもどうせ当たる壁なら早めに当たった方がいいなと感じました。
この順位決定戦という難しい中でもやはりアジア1位なることが目標なんで、モチベーションを高く持って本当に厳しい時間がたくさんありましたけど、この会場にいるファンの皆さんと画面から応援してくださるファンの皆さんの応援のおかげで、あの苦しい時間帯もいけたと思います」


4Qの得点に関して

「本当にアジア1位になりたいという国民の皆さんの気持ちだったり、チームメート全員の思いが乗ったシュートでした。やっぱり、他のチームの勝率を気にすること以上に、自分たちが勝って自力でパリオリンピックの出場権を獲得するっていうことが自信にも繋がると思うので、次の試合も絶対勝って自力で獲得しにいきたいと思います」

パリ五輪出場決定試合後🎙
河村勇輝 14得点 8AST

9/2(SAT)グループO W杯日本最終戦
日本🇯🇵 80-71 🇨🇻カーボベルデ

J:勝つ事によって強くなっていく気持ちの変化や変遷を教えて下さい

「自分もチームも1日1日試合や練習を重ねる度に上手くなっていく、強くなっていくワールドカップだったので、日々成長を感じられる1週間、2週間でした」

「日本は少しずつ世界にスキル、技術とレベルが近づいているのはこのワールドカップで証明できたと思います。自分達が勝てるという強い気持ちと雄太さんやずっとやってきた先輩方がずっと勝てなかった反骨精神や悔しさをこのゲームにぶつけたと思うので強い気持ちを間近で見る事が出来てよかったです」

「本当に勝てて凄く嬉しいです。トムさんの体制になってパリ五輪出場を掲げてきたので今日は素直に嬉しいです。ボールを試合終了後に渡邊雄太選手に渡したのは、トムさんの体制の前からずっと日本代表を引っ張ってきた先輩なので、雄太さんにウィナーボールを渡したかったんです。
個人としては上手くいった事、いかなかった事が沢山あるので、チームとしては喜ばしいですけど、個人としてはまだまだ色んな事をやらないといけないのでこれも日々成長です。ワールドカップでこの5試合経験できたのはこれからの人生のキャリアにおいて大切なものだったんじゃないかなと思うのでチャンスを与えて下さったトムさんに凄く感謝してます」

 

9/3 パリ五輪決定翌日🎙河村勇輝

「日本開催で素晴らしいワールドカップを開催する事が出来てよかったですし、皆さんの応援や声援のおかげでアジア1位を達成することが出来たと思います。
またパリに向けてオーストラリア、ドイツに負けましたけど、その高いレベルのチームとの対戦が待っていると思うので、高いレベルでバスケットが出来るように僕自身もこの1年間日々成長していきたいと思ってます」

 

 

こう振り返ってくると大会前から大会終了後もどんどん進化し続けている河村勇輝は、コート上でのリーダーシップと勝利への強い気持ちはプレーと体全身から出ている。大学を辞めてプロに進んだ河村は一気に名実共に日本をけん引する選手になった。
今回のFIBAで発表でも分かるように、既に世界レベルの選手にいることは間違いない。
今後3年間所属チーム横浜ビー・コルセアーズと契約している。河村自身海外でプレーする事も望んでいる。6月には、八村塁、渡邊雄太と同じエージェントのワッサーマンとの契約もしている。
2人に続いてNBA選手になるかも今後更に注目されていく。

 

【FIBAWC】ドイツが大会無敗の8連勝全勝で初優勝に輝く/MVPはシュルーダーが受賞

【FIBAWC】ドイツが大会無敗の8連勝全勝で初優勝に輝く/MVPはシュルーダーが受賞

FIBAワールドカップ2023は遂に大会最終日になった。決勝は中々予想は出来なかった、ドイツvsセルビアで行われた。結果は83-77でドイツが勝利。お互い勝てば初優勝という戦いは、ドイツが出場7回目で悲願の初優勝を獲得した。ドイツは8戦全勝で優勝という素晴らしいを見せた。

①ドイツ🇩🇪 81-63 🇯🇵日本
②ドイツ🇩🇪 85-82 🇦🇺オーストラリア
③ドイツ🇩🇪 101-75 🇫🇮フィンランド
④ドイツ🇩🇪 100-73 🇬🇪ジョージア
⑤ドイツ🇩🇪 100-71 🇸🇮スロベニア
⑥ドイツ🇩🇪 81-79 🇱🇻ラトビア
⑦ドイツ🇩🇪 113-111 🇺🇸アメリカ
⑧ドイツ🇩🇪 83-77 🇷🇸セルビア

ファイナル
9/10(SUN)
ドイツ🇩🇪 83-77 🇷🇸セルビア
1Q 23-26
2Q 24-21
3Q 22-10
4Q 14-20

<ドイツ>
#17 デニス・シュルーダー 28得点
(PG/185cm/29歳/NBAトロント・ラプターズ)

#9 フランツ・バグナー 19得点
(SF/208cm/22歳/NBAオーランド・マジック)

#7 ヨハネス・ヴォイントマン 12得点 8Reb
(211cm/30歳/イタリア オリンピア ミラノ)

<セルビア>
#7 ボクダン・ボグダノビッチ 17得点 5AST
(SG・SF/198cm/31歳/NBA アトランタ・ホークス)

#30 アレクサ・アブラモビッチ 21得点
(192cm/28歳/セルビア PartizanNIS)

#3 フィリップ・ペトルセフ 10得点
(211cm/23歳/NBAフィラデルフィア・76ers)

ゲーム入りはセルビアが連続得点でランして入るも、ドイツはしっかり返してファイナル独特の空気で、一進一退で試合は進んで行き、47-47で折り返す展開に。
両チームとも、NBA選手を抱えていて、セルビアはボグダノビッチ、ドイツはシュルーダー、バグナー兄弟が存在感を出しチームを牽引した。

後半に入り、インテンシティ高くお互い凌ぎ合いシュルーダーがドイツに流れを引き寄せる。その後はヴァグナー兄弟の活躍もあり、この試合最大の12点差をつけてドイツがリードして迎えた最終クォーターは、セルビアのアレクサ・アブラモビッチがセルビアをスリーポイントで牽引する。残り2分を切って3点差に。ここから21秒からシュルーダーが個人で打開してからドライブからアタックしてねじ込んで得点してドイツの優勝を決定づけた。

 

MVPはデニス・シュルーダー

All-Star Five of FIBA World Cup 2023

🇩🇪 Dennis Schröder
🇨🇦 Shai Gilgeous-Alexander
🇺🇸 Anthony Edwards
🇷🇸 Bogdan Bogdanovic
🇸🇮 Luka Doncic

FIBAワールドカップ2023最終順位

優勝🏆ドイツ🇩🇪 初優勝

2 セルビア🇷🇸
3 カナダ🇨🇦
4 アメリカ🇺🇸
5 ラトビア🇱🇻
6 リトアニア🇱🇹
7 スロベニア🇸🇮
8 イタリア🇮🇹
9 スペイン🇪🇸
10 オーストラリア🇦🇺
11 モンテネグロ🇲🇪
12 プエルトリコ🇵🇷
13 ブラジル🇧🇷
14 ドミニカ共和国🇩🇴
15 ギリシャ🇬🇷
16 ジョージア🇬🇪
17 南スーダン🇸🇸
18 フランス🇫🇷
19 日本🇯🇵
20 エジプト🇪🇬
21 フィンランド🇫🇮
22 ニュージーランド🇳🇿
23 レバノン🇱🇧
24 フィリピン🇵🇭
25 メキシコ🇲🇽
26 アンゴラ🇦🇴
27 コートジボワール🇨🇮
28 カーボベルデ🇨🇻
29 中国🇨🇳
30 ベネズエラ🇻🇪
31 イラン🇮🇷
32 ヨルダン🇯🇴

 

【FIBAWC】渡邊雄太の思い 後編「勝てなかったら引退するって言ったのは自分の逃げ場を無くす為に言った」

【FIBAWC】渡邊雄太の思い「勝てなかったら引退するって言ったのは自分の逃げ場を無くす為に言った」後編

日本代表のワールドカップカップ2023が沖縄で全日程終了した。8/25から開幕して日本は史上初のワールドカップでの3勝を挙げて、アジア地区1位になり48年ぶり自力でパリ五輪の切符を獲得した。
大会が始まり注目度は試合毎に上がっていき、最終戦カーボベルデに勝利した時のテレビ視聴率は34.4%と多くの人を動かした日本代表。その中心にいたのは、日本代表で唯一のNBA選手の渡邊雄太だ。渡邊が大学2年から日本代表選手として世界を相手に東京オリンピックまでの10連敗から、このワールドカップ予選第2戦ヨーロッパから初の勝利を挙げた。フィンランド戦逆転勝利での歓喜の涙に沖縄アリーナが揺れた。2勝目は15点差から南米ベネズエラに大逆転勝利でパリオリンピック出場へ王手かける。そして、カーボベルデ戦での勝利で48年ぶりの自力オリンピック出場を決めた瞬間うずくまる姿勢にトップ選手であり日本を牽引し続けた渡邊の思い全てが溢れかえったいた。そして今大会で勝利出来なかったら日本代表を引退すると大会前の東京大会有明アリーナで宣言した所からこの物語は始まった。

https://jbasket.jp/column/36800.html

試合終了後、ウイニングボールを真っ先に持って駆け寄る河村勇輝

自身のSNSでも今大会への思いを記載して最後に「パリ行くぞーーーーーー!!!!!!」と発信した。

J basketが追い続けた今大会の渡邊雄太のコメントと日本の結果を照らしながら振り返っていきたい。

まず、パワーランキングが2位の状態で沖縄に入ってきたドイツ、日本代表ドイツ戦前日練習でこう応えてくれた。

渡邊雄太
J:緊張感と競争心を持つのと同時に楽しむ、それを5年間NBAでやってきて、今直前にしてどう感じてますか

⁡
「こういう時にしんどさに負けてしまったりするのが1番ダメなので、自分達がやらせてもらっている事、自分達が好きな事、ましてそれを国の代表としてやれることは凄く誇りですし、それを自国開催ということは先ずないので楽しんでやれないんだったら、ここにいる資格は無いと思います。もちろん競争しながら緊張感持ちながら最後はしっかり楽しんでやりたいと思ってます」

 

日本代表初戦ドイツに悔しい敗戦 渡邊雄太20得点チームハイ

初戦のドイツ戦で実は足を痛めて、普通に歩いていなかった中、最後まで戦い抜いて、日本は行けるんだとみんなに思わせてくれた大事な一戦になった。

日本Game1 8/25(FRI)
ドイツ🇩🇪 81-63 🇯🇵日本
1Q 23-11
2Q 30-20
3Q 16-16
4Q 12-16
<日本>
#12 渡邊雄太 20得点 6Reb 2bl
#18 馬場雄大 15得点
#24 ジョシュ・ホーキンソン 9得点 10Re

渡邊雄太
⁡
J:チームDFの意識を次に繋げていくには
⁡
「一種のギャンブルDFというか、そういうのをやっていかないといけないので、1対1でどうしても守りきれないですし、チームDFでやり切ろうと思っても相手の個の力が強かった場合に打開されてしまうので、相手をちょっと驚かすじゃないですけど、そういうDFはやっていかないといけないので、それで今日ドイツからスティールやターンオーバー出来た部分もあったのでそこは継続してやっていきます」

⁡
「後半点差離されそうになった時もみんな歯を食いしばって40分間戦い切ったので、勝敗が並んだ時に得失点差が関係しくる分1点が重くなってくるんですけど、本当に最後まで諦めずにやり切ったのは1つ収穫かなと思います。
足の怪我は、コートに立つ以上は足が痛かろうが関係ないので、もしかしたらドイツにも負傷者がいるかもしれないし、そこは言い訳せずにやっているので僕も言い訳せずにやっていきたい。自分達はチームで止めるしかないので、個人個人見た時にドイツが強いのはわかっているので、コミュニケーションのミスがあったりしたのでそういうのが無く40分間戦う事が次の課題です。
チームはシュート確率が上がってこなかった分、思い切って打ち切れなかったのかなと思います。次はそれを決めれば、ゲーム展開変わっていたと思いますし、決めなければこういう展開になる、シンプルなのでやるしかないです。自分ももっと決めてれば、自分の責任です」

渡邊雄太の鼓舞する姿は、本当に日本がやられ込んで負けてしまったのではなく、あと少しのところ、シュート決定力を上げられれば勝てると思わせてくれた。

そして1日空けて、またまた決戦になる。ドイツに負けてまたもしかしたら、、とヘッドダウンする事なく、試合前の練習もいい雰囲気で行われていた。日本のバスケットは運命はまずこの試合にかかっていた。その重圧は計り知れないものがあったと思うが、日本代表は前代未聞の世界大会で大逆転勝利を魅せてくれた。

 

日本がフィンランドに逆転勝利
ワールカップ17年ぶり勝利 ヨーロッパ勢に初勝利を挙げる

グループE Game2
日本🇯🇵 96-88 🇫🇮フィンランド
1Q 22-15
2Q 14-31
3Q 17-19
4Q 33-15

<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 24得点 19Reb
#5 河村勇輝 25得点 9AST
#6 比江島慎 17得点
#30 富永啓生 17得点

最後は96-88と日本は最終的にハイスコアを叩き出し素晴らしい逆転勝利で日本が17年ぶりにワールドカップで勝利して、ヨーロッパ勢から初めて勝利した。

渡邊雄太
「今日最後残り5分くらいでコートに戻りましたが、この後足がぶっ壊れてもいいと思いながらコートに立ちました。
気持ちを持ってみんなここに来たので、まだパリオリンピックが決まった訳じゃないのでまだこれで満足は出来ないですけど、
ゲームが終わった後、僕に(河村勇輝が)”引退はさせないですよ”と力強い言葉をもらって頼もしいです笑。
あのチームに勝つには激しいDFでオールコートでプレッシャーかけて3ポイント打つバスケットしかないので、綺麗なバスケットしたらいい勝負は出来ても勝ち切るまではいかないので、勝ててよかったです。
この勝利は本当に大きな1勝なんですけど、まだまだ僕達はこれからなので、次オーストラリアに勝てばパリに大きく近づくので、まだまだ目指す所はあるので、次のオーストラリアも絶対勝ちます」

NBAオールスター選手のマルカネンとフリースロー前のトラッシュトーク

フィンランド戦勝利後に渡邊雄太へ「引退はさせません」と河村が駆け寄るシーン

試合後に日本代表の今までの勝たないといけない重圧が一気に解放されたかのように選手たちの喜びや涙も見ることができた。この1勝は日本が世界への扉を世界の前で開けたことを示してくれた。日本中が歓喜の渦になった。そして予選ラウンド第3戦で世界ランキングのオーストラリアとの対戦になる。日本は本当にオーストラリアに勝ちに行くことが伝わってくる。それが渡邊雄太が練習から試合まで常にチームで先頭に立ってきたことがチームに伝わってきていることがわかる。

 

トム・ホーバスHC「終わってない!」
日本は世界3位オーストラリアに善戦も敗戦しグループE3位
パリ五輪出場権かけて順位決定リーグへ

日本Game3
8/29(TUE)
オーストラリア🇦🇺 109-89 🇯🇵日本
1Q 25-17
2Q 32-18
3Q 30-35
4Q 22-19
<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 33得点
#12 渡邊雄太 24得点 7Reb
#2 富樫勇樹 14得点 7AST

またNBA昨シーズン、ブルックリン・ネッツで共にプレーした渡邊雄太とパティー・ミルズは讃え合っていた。

渡邊雄太試合後

J:厳しい時間帯で、もしかしたら作戦を超えるペイントアタックだったのかもしれませんが、どのよう気持でプレーされてましたか

「自分も体力的に結構厳しい部分もあったんですが、特に前回の試合みんなに助けてもらった分、今日みたいなゲーム展開の時はとにかく自分が引っ張らないといけないという思いで、ジョシュもペイントで凄く身体を張ってくれましたし、それに続いて僕もやらないといけない気持ちでいきました。
ドライブすればオーストラリア相手にでもしっかりファウル貰って僕が9本、ジョシュが7本打てている。
もちろん外からのシュートをやっていきますが、チャンスがあればペイントアタックして、フリースローや簡単な2点を取っていかないといけないので、今日は本当に3ポイントを決めたいと思いがありましたが、アタックすれば周りのシューターも活きてくるので、今日はそこを意識してプレーしました」

「前のオーストラリアはベストメンバーではなかったですけど、今日は勝ちに来ているメンバーに対して後半あれだけやれたのは、間違いなく自分達の自信に繋がったと思います。
こういうチームを本気で倒したいとなった時に、20分では絶対足りないですし、コーチも40分うちのバスケットをやり切らないといけない。それをやり切れる力や体力をつけていかないといけない。相手は後半自分達のペースに疲れていたし、今まで自分達がやってきた証明でもあるので、こういうチームに自分達が通用するのを後半20分間皆さんに証明出来たと思います。
残り2試合絶対勝たないといけないので40分間やり切れるかどうかです」

世界トップ3のオーストラリアに全く怯む事なく、アタックして得点を挙げてチームを鼓舞してくれた。ヨーロッパに初勝利した日本代表は世界ランキング3位のオーストラリアと予選最後の戦いでは、勝てばお互い2次ラウンドに進める中で、オーストラリアはゲーム入りから飛ばした。試合は負けてしまったが、オーストラリアに89点も取るという日本の攻撃力はやはりワクワクさせてくれた。ファンもヘッドダウンする事なく、次のラウンドでパリ五輪へ向けて戦う日本に更に期待が上がる。

 

日本代表15点差をベネズエラに大逆転勝利でパリオリンピック出場へ王手
比江島タイムが日本を救う

8/31(THU)グループO 沖縄アリーナ
日本🇯🇵 86-77 🇻🇪ベネズエラ
1Q 15-19
2Q 21-22
3Q 17-21
4Q 33-15
<日本>
#6 比江島慎 23得点
#12 渡邊雄太 21得点 8Reb
#5 河村勇輝 19得点 11AST
#24 ジョシュ・ホーキンソン 11Reb 6得点

渡邊雄太
J:2桁得点差の中、渡邊選手は今日もアタックし続けてどんな思いでしたか

「ずっと途中からブザーが最後鳴った時に1点でも勝っていれば良いからとチームにはずっと伝えていて欲張らずに1本1本返していこうと伝えてました。重要な所でしっかりみんな足を動かしてDFで河村がガードプレッシャーかけてくれて相手のリズムが崩れてましたし、OFではマコが一生懸命点取りに行ってくれて、雄大は身体痛めてる中で、ジョシュも最後あれだけやってくれて、富樫勇樹に関しては今日はプレータイム短かったですけどベンチから本当に声を出してくれて、これがチームの力だと思います」

J:終わった瞬間はどうでしたか

「正直凄く安心したというか、、今日中国が勝っているのが分かっていたので、とにかくホッとしたというのが素直な感想でこの後絶対1勝しないといけないので、あと1勝すれば僕の理解が正しかったら、周りに関係なくパリを決められると思うので、、あってますよね!?笑。ホテルで決まるのもなんかなぁと正直思ってたので次から絶対勝って決めます!」

「今日はマコのおかげです。もちろんチームの勝利ですけど、最年長がチームを引っ張ってくれました。あれが僕らからしたら、“いつも通りの比江島慎”なんです。皆さんはマコがこんなに出来るんだど思ってるかもしれないけど、僕も勇樹もあれが本来の比江島慎だとずっと信じてたのでやっと本来の比江島慎が出たなという感じです。今日のようなプレーをする比江島慎を止められる選手は世界でも少ないと思います。いつもやってくれーマコ!!笑」

渡邊雄太はもちろん相手国からすれば最も警戒され、マークもキツくなるのはわかっている。その分他の日本人選手も変わらない活躍を試合毎に魅せてくれている。この試合は、比江島慎が比江島タイムをやってくれたのだ。大逆転勝利に導いてくれて、渡邊雄太や富樫勇樹は比江島慎に対して、”これが普通のマコだから”と何度も話して比江島を讃えていた。

そしてカーボベルデ戦、渡邊雄太が参加してからワールドカップ最終試合を迎える。
この日本代表チームが戦う姿をまだまだ見続けたいファンがどんどん増えている。日本が遂にワールドカップで3勝目を挙げる。この試合は、前半リードの後半我慢というまた違った展開になった。とにかくこの試合は勝つ事のみの試合だった。最後に日本が息を吹き返した。試合後の感動は日本全国で共有された。

 

日本がW杯初3勝を挙げアジア地区1位でパリ五輪出場権獲得
全体19位で大会終えて日本の新たな夜明けに

9/2(SAT)グループO
W杯日本最終戦
日本🇯🇵 80-71 🇨🇻カーボベルデ
1Q 17-19
2Q 33-18
3Q 23-18
4Q 7-18

<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 29得点 7Reb 4AST
#30 富永啓生 22得点(3P6/8)
#5 河村勇輝 14得点 8AST
」#12 渡邊雄太 10Reb 5AST

試合終了してからの渡邊雄太は、この勝利によって日本悲願のオリンピック出場を叶えた事が伝わるほど体を蹲って喜びを噛み締めて涙を流した。日本全国が感動した瞬間だった。チームメイトとも分かち合った後に、代表インタビューで涙したのは渡邊雄太が背負ってきた重圧を感じることが出来た。何十年にもわたる人たちも気持ちを背負う渡邊雄太はミックスゾーンでも喜びを爆発させた。

渡邊雄太
⁡
J:渡邊選手を中心に日々強くなっていく中でどんな所で感じていきましたか
⁡

「試合後半で相手の足が止まり出した時に、自分達が走りきり勝てるというのが、やっぱり自分達の強さかなと思ってます。練習が凄くキツかったので、僕は(NBAのルール上)1ヶ月からでしたけど、他のメンバーは数ヶ月かけてあの練習をずっとやり続けてきてるので、走り合いは絶対負けないよなっていう練習を僕達はやってきたので、本当にアレが日本代表の全てだと思います」

「ホッとして涙が出ました、、安心した涙ですかね。
ゲーム終わる前に溢れたのは、この代表活動ずっとやってきて、本当にキツイ思いしかしてこなかったのでようやく報われました。努力は継続すれば何かしら自分に対して戻ってくるといつも思っているので良かったです。これが第一歩で、こんな所で誰も満足してないのでパリでまた勝ちます!!」

「勝てなかったら引退するって言ったのは自分の逃げ場を無くす為に言ったんですけど、こうやってチームに火がついてくれたんだったら本当に良かったなと思いますし、結果オーライかなと思います。
死ぬまで日本代表やります!!笑笑
⁡
前回ワールドカップで史上最強と言われて勝てなくて、準備ができてなくて戦えなかったという恥ずかしい思いがあった中で、その時のメンバーも含めてみんながしんどい思いをしてきたからこその今回の最高の5試合でした。凄く自分達が誇らしいです。若い選手も若さ全開の毎試合40分間プレーみせてくれたので刺激をもらいました。」

 

またミーティングも終わり日本代表は再びコートに戻り喜びを分かち合った。

これまで日本代表で勝てなかった4人が日本を初のワールドカップ3勝に導き共に戦ってきたことを讃え合い最高の笑顔は感慨深いシーンとなった。

 

そしてこの翌日には沖縄市役所にてトム・ホーバスHC、日本代表12名が国民やファンの皆んなに御礼のメッセージを出した。

ワールドカップ2023激闘を振り返る

渡邊雄太
「今回沢山の応援を頂いてありがとうございました。僕はルール上28日前から合流ができなかったんですけど、他にいるメンバーは何ヶ月も前から準備して、それこそもっと前から、windowもBリーグのシーズン大変な中戦ってくれて、そういう選手達のおかげで僕がこうやってワールドカップでみんなと一緒にオリンピックを決める事が出来たので本当にこのチームに凄く感謝してます。皆さんの応援もそうですし、チームに凄く感謝してます」

こうやってみてくると渡邊雄太の発言はずっと一貫していることが伝わってくる。
日本のスーパースターは、ワールドカップ、東京オリンピックのみならず、代々親の世代から、もっと昔からの日本代表が願ってきたワールドカップでの勝利、またオリンピック自力出場という、日本悲願の思いを背負ってきている。こんな大変な思いをアンダーカテゴリーからずっと背負って戦ってきた渡邊雄太の言葉一つ一つに感じるものや、伝わってくる事ばかりである。
日本のトップ選手が、NBA選手でありながら、怪我についても多くを語らず、明日どうなっていいと言う想いでやっていると試合後に聞いた。そして今回の沖縄でも足を痛めて病院にいってMR検査も受けての出場もしていた。
大会が終わってわかる事が多いが、渡邊雄太のエピソードは聞けているのだろうかと思うほどもっと聞いてみたい。
日本の代表は東京に戻って解散し、各選手は所属チームに戻っていく。
渡邊雄太はNBAフェニックス・サンズに新たに加入して今シーズン6シーズン目を戦う。
パリに向けて新たに動き出した。これからも注目してしていきたい。

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

⁡
2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

【FIBAWC】日本を含むワールドカップにてパリオリンピックへ7カ国が出場権獲得

【FIBAWC】日本を含むワールドカップにてパリオリンピックへ7カ国が出場権獲得

ワールドカップ2023はフィリピンラウンドに移ってクォーターファイナルまで行われた。ベスト4に進んだのは、アメリカ、ドイツ、セルビア、カナダになり、8日セミファイナルでセルビアvsカナダ、アメリカvsドイツが行われる。8月25日に開幕したワールドカップはいよいよ佳境に入っていく。
そして、来年2024年に開催されるパリオリンピックの出場権を獲得した7カ国+開催国も決まった。ワールドカップは32カ国が参加したが、オリンピックはわずか12カ国しか出場が出来ない狭き門になっている。残りの4枠は来年7月にオリンピック最終予選(OQT)で決まる事になっている。

パリ五輪出場権獲得国

◉アメリカ大陸2枠
アメリカ
カナダ

◉ヨーロッパ2枠
ドイツ
セルビア

◉アジア1枠
日本

◉オセアニア1枠
オーストラリア

◉アフリカ1枠
南スーダン

◉開催国枠
フランス

オリンピック最終予選(OQT)
出場24チームによるトーナメントで残り4カ国を決定する。

24カ国の内訳
◉19カ国が決まっている。
WCでパリオリンピックの出場権をとれなかった19カ国。

まず3カ国は、FIBAワールドカップ2023の最終順位に応じて、アフリカ2位、アジア(オセアニア含む)2位、アメリカ大陸3位の3カ国が選出

次の16カ国は、大陸に関係なく、FIBAワールドカップ2023の最終順位の上から順に、まだ出場枠を獲得していない16カ国。

イタリア
リトアニア
スロベニア
ラトビア
スペイン
モンテネグロ
プエルトリコ
ブラジル
ドミニカ共和国
ギリシャ
ジョージア
メキシコ
ニュージーランド
フィリピン
フィンランド
エジプト
レバノン
コートジボワール

◉残りの5カ国
予備予選(WC不出場国40チームによる)で勝ち上がった5カ国が選出。
8月20日に終了したFIBAオリンピックプレ予選トーナメントを勝ち抜いた5チーム。

アジア→バーレーン
ヨーロッパ→ポーランド、 クロアチア
アフリカ→カメルーン
アメリカ大陸→バハマ

合計24カ国による
4トーナメントで優勝国にオリンピック出場権を与えられる。

日本はすでにワールドカップにてパリ五輪を48年ぶりに自力で出場権を獲得している。これがどれほど大変なものだったかがわかってもらえるだろう。

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ
⁡

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

【男子日本代表】ワールドカップ2023激闘を振り返る トム・ホーバスHCと12人の代表戦士達/パリ五輪出場権獲得コメント

【男子日本代表】ワールドカップ2023激闘を振り返る トム・ホーバスHCと12人の代表戦士達/パリ五輪出場権獲得コメント

日本がワールドカップを3勝2敗の結果、大会19位として沖縄全日程を終えた。男子日本代表が世界で19位と大きく躍進する事が出来た。アジア1位となり48年ぶり自力でのオリンピック出場権を掴み取った後、9/3沖縄市役所にて急遽会見を行う事になった。
日本代表選手達の一夜明け表情は晴れやかなか、今大会の結果に対する思いや、次なる高みパリオリンピックへの思いなど今大会の振り返りを聞くことができた。
(コメントは話した順番に掲載)

SNSで話題になっていた“ウイニングボールがスティール”にも触れられた。3勝目の試合終了の際に河村が持っていたウイニングボールを渡邊雄太に渡した感動的なエピソードと、その後のまさかの展開で試合後にそのボールをカーボベルデのヘッドコーチに取られていた。HCも初参加でどうしても欲しいということだったそうだと語る苦笑いの渡邊だったが別の試合球を貰い今は部屋に飾っているので、後でみんなにサインしてもらうと、初めて本人から明かされたエピソードだった。
そして河村はなぜ渡邊雄太に真っ先に駆け寄りボールを渡したかについて「代表引退を発表して、代表にかける思い、トムさんの前からずっと代表を引っ張ってきたのでウィニングボールは渡邊選手にもって欲しいという気持ちだった」と、渡邊雄太はそれに対して、「瞬間はよくわかってなかったけど、後で映像みてなんて素晴らしい人間なんだと思って、22歳でこんな先輩に気を使ってくれる後輩は頼もしかったし、一緒にプレー出来ていい刺激になった」と話した。

それぞれの12人と選手とトム・ホーバスHCが今大会を振り返ってくれた。(会見順)

そして17位~32位の最終順位も発表された。アジア1位であり、19位で大会終了し素晴らしい結果を出した。

17 南スーダン🇸🇸
18 フランス🇫🇷
19 日本🇯🇵
20 エジプト🇪🇬
21 フィンランド🇫🇮
22 ニュージーランド🇳🇿
23 レバノン🇱🇧
24 フィリピン🇵🇭
25 メキシコ🇲🇽
26 アンゴラ🇦🇴
27 コートジボワール🇨🇮
28 カーボベルデ🇨🇻
29 中国🇨🇳
30 ベネズエラ🇻🇪
31 イラン🇮🇷
32 ヨルダン🇯🇴

 

コメント

トム・ホーバスHC

「長い間練習やってこの2年間60人くらいトライアウトやって12人に決めて大変だったキツかった。須田選手、テーブス海選手、渡邉飛勇輝選手は怪我になって、プロセスは大変だったけどこの12人が残って100%コミットメントしました。
この結果出したメンバーに感謝します。最高潮でした。最高です!本当にありがとうございます」

 

西田優大

「沢山のご声援本当にありがとうございました。こうやって日本開催でワールドカップ戦えた事に嬉しく思いますし、目標であるアジア1位、自分の結果がどうであれチームの目標を達成出来た事に嬉しく思います。まだまだここからがスタートだと思っているのでこれからも頑張っていければと思ってます」

 

原修太

「目標だったアジア1位に向けて、トムさんの細かいことをみんなでしっかりと日々の練習を突き詰めてそれが結果として出た事を嬉しく思います。
ホーム開催で、声援の力で勝てたのでほんとうに日本全国の国民の皆様お礼を言いたいです。ありがとうございました。」

パリ五輪決定直後
J:謎外と日本中盛り上がってました

「この2.3ヶ月間皆さんの応援のおかげでここに立つ事ができました。1年後成長してもっともっとチームに貢献出来る選手にらなるので引き続き応援よろしくお願いします。もっともっと自分に足りないものもあるので少し休んでまた1から開幕に向けて、選手としてステップアップしないといけないなという方が大きいので、もっと外国人に近づけるように頑張ります笑」

「スターターで出て難しさやいつもと違う役割で、本当に自分の中でチームにどう貢献していいのか凄く感じてました。1年後のチケットを手にしたのでもっともっとオフェンスでも起点になったり貢献していきたいです。ここに来なければわからなかった、国を背負うとはこういう事なんだなと感じました」

 

河村勇輝

「日本開催で素晴らしいワールドカップを開催してする事が出来てよかったですし、皆さんの応援声援のおかげでアジア1位を達成することが出来たと思います。またパリに向けてオーストラリア、ドイツに負けましたけど、その高いレベルのチームとの対戦が待っていると思うので、高いレベルでバスケットが出来るように僕自身もこの1年間日々成長していきたいと思ってます」

 

富永啓生

「まず自分達の目標であったアジア1位を取る事な出来て嬉しく思います。あと会場内外での沢山の声援が自分達の力になって自分達の目標を達成出来たと思います。これからまだまだスタートだと思うのでレベルアップしてパリに向けて頑張っていきたいと思います」

 

吉井裕鷹

「本当に沢山のご声援ありがとうございました。コート内外で観客の皆様に応援させてしてもらうことによって選手達もムード上がってましたし、そういったところで自分達が自分達を信じる事が出来ましたし、国民の皆さんも自分達のことを信じてくれていたのではないのかなと思いました。パリに向けてまたチーム一丸となって頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いします」

 

井上宗一郎 

「ワールドカップの応援ありがとうございました。トムさんが言っていたようにずっと目標にしてきたアジア1位をこのチームで達成できて本当に凄い嬉しいですし、次のパリという大きな目標が出来たのでここからチャレンジの連続になると思うので、また気持ちを引き締め直して頑張っていきます。応援よろしくお願いします」

 

馬場雄大

「熱い声援ワールドカップを通して本当にありがとうございました。このチームの一員にいる事が出来て本当に幸せです。この5試合で色々な事が見えたと思うので戦いであったり、出来た事だったり、パリオリンピックまであるのでしっかり準備して臨みたいのと、また個人としても不甲斐ない部分もあったと思うのでまた高められるように精進していきたいと思います。ありがとうございました」

 

比江島慎

「本当にここまで苦しくて長い道のりを乗り越えて素晴らしい景色を見ることができたので応援してくださったファンの皆さん、本当に感謝したいと思ってます。またオリンピックに向けて全員がレベルアップして順次できればと思いますので引き続きよろしくお願いします」

 

渡邊雄太

「今回沢山の応援を頂いてありがとうございました。僕はルール上28日前から合流ができなかったんですけど、他にいるメンバーは何ヶ月も前から準備して、それこそもっと前から、windowもBリーグのシーズン大変な中戦ってくれて、そういう選手達のおかげで僕がこうやってワールドカップでみんなと一緒にオリンピックを決める事が出来たので本当にこのチームに凄く感謝してます。皆さんの応援もそうですし、チームに凄く感謝してます」

 

富樫勇樹

「この2週間沢山の方に応援してもらって、自分達の目標であるパリオリンピックの切符を掴む事が出来て嬉しく思いますし、それと同時にアリーナのお客さんだけでなく日本中の皆さんの声援と応援を本当に感じながら毎試合試合をする事が出来たので、チームとしてはもっとバスケットをメジャーにしたいと、そういう思いを持って常にプレーしているので、代表が勝たないといけないと全員が思っていて、まずこういう結果を残せたのは嬉しいですしこれからBリーグと共に、プロ野球、Jリーグに追いつけるようにバスケットがメジャーになっていけたらなと嬉しいと思います」

 

川真田紘也

「沢山の応援ありがとうございました。自分達の目標であるパリオリンピックへの出場、アジアで1位が達成できました。日本開催で沢山の応援が僕たちの力になったので次パリに向けて頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」

 

ジョシュ・ホーキンソン
「皆さん応援してくれてありがとうございました。今回のワールドカップはとても楽しかったです。日本バスケはとても大好きです。最高です!!
パリオリンピックの目標はまだ決めてないですけど頑張りたいと思います」

 

 

「最後にマイキーさん!一緒に!
沖縄で勝ってうれシイサー!!」

拍手喝采

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ
⁡

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

【FIBAWC】日本が最終戦カーボベルデに勝利 パリ五輪五輪決めた/トム・ホーバスHC、渡邊雄太、富樫勇樹、比江島慎、馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソン、富永啓生、河村勇輝 Jbasketインタビュー

【FIBAWC】日本が最終戦カーボベルデに勝利 パリ五輪五輪決めた/トム・ホーバスHC、渡邊雄太、富樫勇樹、比江島慎、馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソン、富永啓生、河村勇輝 Jbasketインタビュー

8/25から開幕したワールドカップ2023は遂に日本は最終戦を終えた。3勝2敗という過去最高の記録、勝利数でアジア一位という輝かしい結果を残した。大会はここから決勝戦までフィリピンのマニラで各グループを勝ち抜いたチームが戦う事になっている。9月10日に世界一が決まる。日本はトム・ホーバスHCになってから新しい日本のバスケットを文字に出来るほどのスタイルを確立させて世界を驚かせた。もちろん、まだまだ天井知らずの可能性しかないこのチームは一旦ここで終わるが、来年2024年パリオリンピックに向けて少し休んでから始動する。まずは今大会の日本代表戦士達に感謝の気持ちを持って、ありがとうを言いたい。
カーボベルデに勝利した直後にJbasketインタビューで声を聞く事が出来た。

参照:

【FIBAWC】日本がカーボベルデに勝利 W杯初3勝を挙げアジア地区1位でパリ五輪出場権獲得/全体19位で大会終えて日本の新たな夜明けに

 

コメント

トム・ホーバスHC

「僕は昨日よりも今日もっといいバスケットやりたい。明日もっといいバスケットやりたい。この大会でスタンダードを作ったじゃないですか。パリ五輪でももっとレベルアップレベルアップしないと勝てないと思う。1年ある、どのくらい練習できるかわからないけど、この選手達の自信が上がりました。チームに入れなかった選手達の気持ちも強いです。だからこれからもっともっともっと競争が上がると思います。
日本のバスケットを強くしたいです!」

 

渡邊雄太

J:渡邊選手を中心に日々強くなっていく中でどんな所で感じていきましたか

「試合後半で相手の足が止まり出した時に、自分達が走りきり勝てるというのが、やっぱり自分達の強さかなと思ってます。練習が凄くキツかったので、僕は(NBAのルール上)1ヶ月からでしたけど、他のメンバーは数ヶ月かけてあの練習をずっとやり続けてきてるので、走り合いは絶対負けないよなっていう練習を僕達はやってきたので、本当にアレが日本代表の全てだと思います」

「ホッとして涙が出ました、、安心した涙ですかね。
ゲーム終わる前に溢れたのは、この代表活動ずっとやってきて、本当にキツイ思いしかしてこなかったのでようやく報われました。努力は継続すれば何かしら自分に対して戻ってくるといつも思っているので良かったです。これが第一歩で、こんな所で誰も満足してないのでパリでまた勝ちます!!」

「勝てなかったら引退するって言ったのは自分の逃げ場を無くす為に言ったんですけど、こうやってチームに火がついてくれたんだったら本当に良かったなと思いますし、結果オーライかなと思います。
死ぬまで日本代表やります!!笑笑

前回ワールドカップで史上最強と言われて勝てなくて、準備ができてなくて戦えなかったという恥ずかしい思いがあった中で、その時のメンバーも含めてみんながしんどい思いをしてきたからこその今回の最高の5試合でした。凄く自分達が誇らしいです。若い選手も若さ全開の毎試合40分間プレーみせてくれたので刺激をもらいました。」

 

富樫勇樹キャプテン

今後について
「今大会負けたオーストラリアとドイツの2試合は、オリンピックではそういうチームに勝たないとまず1勝も出来ないので、また違うレベルなので上のレベルでやっていかないといけないです」

比江島慎

J:チーム内で若手との融合がどんどん上がっていく中でどう感じながらチームで過ごしていましたか

「もちろん僕たち経験ある選手が引っ張っていくのが大前提にあると思いますが、それよりも若い選手達の勢いが凄いあったと思いますし、富永にしても河村にしてもあの年齢でこの大舞台であの落ち着きで、ターンオーバーさせるのは僕には考えられないので彼らのおかげでもあります」

J:その中で自身もチームを牽引されてました

「そうですね。もちろん僕らがヘルプしないといけない時はヘルプするし、はい。彼らが乗っている時は乗ってもらう、そういった所は若手と融合出来て凄くいいチームになったと思います。世界に通用するレベルにまでなり、それに携われたのが何より嬉しいです」

「一人になった時に泣くのかぁと思いますね。
メンバーに入る所から今回かけてました。いやー自分が出ている時間に点差詰まってしまったのが申し訳なかったです。けど経験もしてきましたし、焦る事なく冷静に時間を消費しながらやれたという事は何より良かったと思います。今まで代表活動を頑張ってきてくれた選手の土台があってそれを受け継いで、そういった想いを背負っている所も嬉しいです。パリオリンピック絶対出たいです」

 

 

ジョシュ・ホーキンソン 29得点 7Reb 4AST

「今日の試合は今までの試合と違って前半の立ち上がりからしっかりできた。最後は車のアクセルを弱めたように最後まで強く終わることはできなかったけれど、勝ちは勝ちだからチームを誇りに思う!」 

 

 

馬場雄大

今後について
「また1から積み重ねです。5試合やりましたけど課題や色んなものが出てきたので1年間という期間を大切にしてみんなそれぞれやっていくと思いますし、僕も新しい目標に向けて頑張りたいと思います。沖縄は最高でした!」

 

富永啓生

「今回も2.3番ポジションの競争が高く、合宿からそういう激しい練習が出来たからこそ自分達が強くなれたと思いますし、これから若い選手が入ってきたりすると思いますが、自分は自分のできる事を最大限やって、この1年間はアメリカに戻りますが、そこで成長してもっともっと日本の為に貢献出来る選手になれたらいいなと思ってます。
先輩方から本当に助けて貰ってばっかりで、自分達若い力は経験が全然なかったですけど、先輩達が引っ張ってくれて、自分達がついていくだけでしたが本当に頼もしかったですし、自分達もそうなっていかないといけないと思いました」

 

河村勇輝

J:勝つ事によって強くなっていく気持ちの変化や変遷を教えて下さい

「自分もチームも1日1日試合や練習を重ねる度に上手くなっていく、強くなっていくワールドカップだったので、日々成長を感じられる1週間、2週間でした」

「日本は少しずつ世界にスキル、技術とレベルが近づいているのはこのワールドカップで証明できたと思います。自分達が勝てるという強い気持ちと雄太さんやずっとやってきた先輩方がずっと勝てなかった反骨精神や悔しさをこのゲームにぶつけたと思うので強い気持ちを間近で見る事が出来てよかったです」

「本当に勝てて凄く嬉しいです。トムさんの体制になってパリ五輪出場を掲げてきたので今日は素直に嬉しいです。ボールを試合終了後に渡邊雄太選手に渡したのは、トムさんの体制の前からずっと日本代表を引っ張ってきた先輩なので、雄太さんにウィナーボールを渡したかったんです。
個人としては上手くいった事、いかなかった事が沢山あるので、チームとしては喜ばしいですけど、個人としてはまだまだ色んな事をやらないといけないのでこれも日々成長です。
ワールドカップでこの5試合経験できたのはこれからの人生のキャリアにおいて大切なものだったんじゃないかなと思うのでチャンスを与えて下さったトムさんに凄く感謝してます」

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ
⁡

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

【FIBAWC】日本がカーボベルデに勝利 W杯初3勝を挙げアジア地区1位でパリ五輪出場権獲得/全体19位で大会終えて日本の新たな夜明けに

【FIBAWC】日本が日本がカーボベルデに勝利 W杯初3勝を挙げアジア地区1位でパリ五輪出場権獲得/全体19位で大会終えて日本の新たな夜明けに

男子日本代表はワールドカップ最終戦を2勝2敗で迎えて、カーボベルデと対戦した。この試合に勝てばアジア最上位チームになりパリ五輪出場権が与えられる大事な一戦となった。そして、試合は最後までもつれて見事勝利してパリへの切符を掴んだ。五輪への自力出場を決める48年ぶりの快挙、日本の新しい夜明けを見せてくれた。

2024パリオリンピック出場決定

9/2(SAT)グループO
W杯日本最終戦
日本🇯🇵 80-71 🇨🇻カーボベルデ
1Q 17-19
2Q 33-18
3Q 23-18
4Q 7-18

<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 29得点 7Reb 4AST
#30 富永啓生 22得点(3P6/8)
#5 河村勇輝 14得点 8AST
#12 渡邊雄太 10Reb 5AST

日本スターターは、河村勇輝、比江島慎、渡邊雄太、馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソン

河村勇輝からホーキンソンへ渡りインサイドにアタックと落ち着いて入る日本。カーボベルデは高さで得点も、ブレイクで渡邊雄太がタンクで流れを変える。
221cm、NBA経験#22タバレスに合わせて入るカーボベルデに対して守っていく。強くオフェンスしていく日本に1対1でペイントアタックしていくカーボベルデ。しっかり押し込んでくるので身体の面でしっかり止めてディフェンスする馬場。
大きさに対して速さで河村のドライブは効き得点する。富樫と原がコートイン。日本はディフェンスをゾーンに変えていくが外角から決めるカーボベルデ。なんとかホーキンソンのスリーでついていき、入ってすぐにスリーを決める富永啓生、ここから富永劇場が始まっていく。

2Qで日本はホーキンソンが押し込んで返していく。ボールを動かして吉井がドライブしてホーキンソンへ渡り得点と日本のバスケットが出て逆転して、更にホーキンソンがスリーを決めてリードする。日本は河村がしっかりコントロールして、河村とホーキンソンのピックからスリーポイント決める。ミスジャッジがあるがしっかり対応していく日本。その空気を変えるのが河村勇輝のバスカン3点プレーだ。
日本のプレッシャーディフェンスが効いてくる。そして富永啓生のスリーポイントで流れを日本が呼び込み、そしてまたしても富永啓生がスリーポイント決めて一気に引き離す。更に富永啓生がスリーポイントを打ち抜き、ホーキンソンがダンクを叩き込み会場のボルテージはマックスに。日本が早い展開でボールをプッシュして決め切る、これをやって来た日本が見せ、カーボベルデも返していく中で、ホーキンソンと渡邊雄太でハイローでしっかり得点して50-37日本リードで折り返す。

点差がついた後半は入りが大事で、カーボベルデの得点が続く、こういう時間帯はあるものだが、日本もしっかりディフェンスから掴んで得点していく。カーボベルデも激しくくるが、ホーキンソンがブレイクからバスカンで流れをしっかり守っていく。やはり日本は走り負けない。ここでコートインした富樫もスリーポイントをここでも決めてリードをしっかり守る。更に富永がまたまたスリーポイントを決めてリードを広げる。まさに富永劇場だ。
ホーキンソンはスリーポイントにブレイクに得点して、富永がアンストッパブルで決めまく李、73-55で日本リードで最終へ。

最後のクォーター昂る気持ちとしっかりと最後まで日本のバスケットを展開していきたい所に約6分間無得点、日本が中々得点出来ない我慢の時間帯にカーボベルデは得点を入れ続けて5点差に詰める。ペイントアタックをしっかりして展開していきたい日本は、3点差の1ポゼッションに追い詰められたが、ホーキンソンが値千金のバスカンでようやく日本が得点して息を吹き返す、何度もチームを救ってきたホーキンソンが最後にスリーポイント決めて試合を決定づけて勝利した。

今大会この勝利により、大会19位が確定した。そしてワールドカップ17年ぶりの勝利と、ヨーロッパ勢からの歴史的初勝利し、56年ぶりのワールドカップ2勝目、初の3勝に48年ぶりの五輪自力出場と決定と記録も残した大会になった。

トム・ホーバスHCの新しい日本のバスケットを示してくれて、まさに日本バスケの夜明けを見せてくれた。ここからまたホーバスJAPANは、少し休んでパリオリンピックへ動きだす事になる。素晴らしい躍進の日本代表に日本中を喜びの渦にしてくれた。

 

 

試合、会見が終わって日本代表は再びコートに現れてパリオリンピック出場決定をチームで喜びを分かち合った12人の日本戦士たち

 

そして中々世界戦で勝てなかった4人が日本を初のワールドカップ3勝に導き共に戦ってきたことを讃えあった、素敵なシーンになった

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ
⁡

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

【FIBAWC】男子日本代表9.2 カーボベルデ戦にパリ五輪かける/富樫勇樹キャプテン「色んな人の応援を本当に受けて今ここにいれている」9.2対戦前練習後

【FIBAWC】男子日本代表9.2 カーボベルデ戦にパリ五輪かける/富樫勇樹キャプテン「色んな人の応援を本当に受けて今ここにいれている」9.2対戦前練習後

ワールドカップに入ってどんどん進化していっている男子日本代表が世界中から注目が集まっている。
8/25に史上初3カ国で開催されているワールドカップ2023、沖縄大会では8カ国、グループEとFが対戦してきた。
日本は”死の組”と言われていて、世界トップ国のドイツ、オーストラリア、フィンランドの組のなかで、フィンランドに勝利して、ドイツ、オーストラリアに負けはしたものの、勝つ、勝てるという所までプレーを見せてくれた。粘り強く4Q、フィンランドは35得点、ベネズエラほ33得点と爆発的なスタッツを叩き出し、劣勢な試合を、大逆転したシーンの数々は世界中からも注目されることになった。FIBAが出した記録で(日本戦後)後半の平均得点

1位 カナダ🇨🇦 57.33
2位 アメリカ🇺🇸 53.67
3位 日本🇯🇵 49.50

後半の平均得点が8/31終了時点で、カナダ、アメリカ、日本と後半の得失点も+10.00で今大会5位に位置付けている事から日本バスケットが確実に強くなった事もわかる。

今大会は、来年から行われるパリオリンピックの出場権も自力獲得して出来るかアジア地区で1位になればパリオリンピック12枠の1つ、アジア枠を獲得出来る。

・アメリカ大陸:2チーム
・ヨーロッパ:2チーム
・アフリカ:1チーム
・アジア:1チーム
・オセアニア:1チーム
・開催国フランス

日本はそこに向けて2試合戦うことになり、まず8/31に格上のベネズエラに大逆転勝利をした。諦めない日本がパリオリンピックへ繋いで、遂に最後の戦いになるアフリカ勢のカーボベルデとの一戦を残す事となった。

現在のアジアの勝敗はこの様になっている。

1位 日本 2勝2敗/勝点6 /得失点差 -19
2位 中国 1勝3敗/5/-73
3位 レバノン 1勝3敗/5/-90
4位 フィリピン0勝4敗/-42
5位 イラン 0勝4敗/-70
6位 ヨルダン0勝4敗/-93

また練習終了後に、川真田が比江島慎に”比江島ステップ”を披露する

河村はカーボベルデの221cm、NBAでもプレーしていたエディ・タバレスなど高さに対するシュート練習もしていた

 

その試合当日お昼に日本の練習が行われて、その後囲み取材には、キャプテンの富樫勇樹が応えてくれた。

コメント

富樫勇樹

「色んな人の応援を本当に受けて今ここにいれますし、残りの1試合まで来てパリオリンピックに近づく事が出来ているので、最後まで集中力切らさずに残り1試合戦ってオリンピックの切符を掴みたいと思ってます。
長く練習してきている中でチームワーク含めて素晴らしいと思いますし、今大会前に、雄太が結果を残さなかったら代表を引退するという発言があった通り、彼がそれくらいの気持ちを持って臨むという事は話していて、もちろん理解してますし、その気持ちは全員に伝わって今この状況を作れていると思うので、もう一つ気を抜かずに、他のチーム関係なくしっかり勝ってパリオリンピック決めたいと思います」

 

放送・配信

9/2 20:10 tipoff 沖縄アリーナ
日本 vs カーボベルデ

放送 :テレビ朝日系列
配信:DAZN TVer

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ
⁡

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

【FIBAWC】あと1勝 パリオリンピック出場権獲得に向けて9.2対戦するカーボベルデとは/比江島慎「役割果たして勝ち獲りたい」

9.1夜 日本代表公開練習&会見する比江島慎

【FIBAWC】あと1勝 パリオリンピック出場権獲得に向けて9.2対戦するカーボベルデとは/比江島慎「役割果たして勝ち獲りたい」

男子日本代表は48年ぶりに自力でオリンピックを決めるか、昨日ベネズエラ戦激闘の翌日、日本代表は9/1カーボベルデ戦前日に練習が行われ、日本に勝利をもたらした、比江島慎が会見を開いた。

比江島慎

「もちろん疲労感があるんですが、残り1試合なので、はい、、コンディションどうこうというより気持ちで戦うだけですね。今日休んでしっかり準備したいなと思います。
(苦しい時にチームに貢献するのが)自分の役割なので、逆転にその仕事が出来てない時に負けてしまっている印象なので、活躍しないと勝てないと思って、明日も役割果たせる様にしたいと思ってます。
オリンピックが自力で獲れる所まで来てるので、それを目標にチーム全員で頑張って来ましたし、それを信じでやり続けてやった結果、あと1勝の所まで来ました。
自分も世界に対して1勝したいですし、あとは役割果たして勝ち獲りたいです」

 

パリオリンピック出場権を勝ち取るには、カーボベルデに勝利すれば文句なしのアジア1位になり出場決定。現在のアジアでの結果は下記になっている。

1位 日本 2勝2敗/勝点6 /得失点差 -19
2位 中国 1勝3敗/5/-73
3位 レバノン 1勝3敗/5/-90
4位 フィリピン0勝4敗/-42
5位 イラン 0勝4敗/-70
6位 ヨルダン0勝4敗/-93

日本の順位決定戦は、グループOで
日本 2勝2敗
フィンランド 1勝3敗
カーボベルデ 1勝3敗
ベネズエラ 0勝4敗

9/2日本がカーボベルデに負けて、フィンランドがベネズエラに勝った場合、日本・フィンランド・カーボベルデが2勝3敗で並び、全体の得失点差で順位が決まります。

日本がカーボベルデに負け、フィンランドがベネズエラに負けた場合、日本・カーボベルデが2勝3敗で並びますが、直接対決で勝ったカーボベルデが1位、日本は2位になる。他のアジア勢の結果によっても変わってくる。

ワールドカップ出場国は全32チーム。これに対してオリンピックは12チームと狭き門だ。
開催国枠での出場が決まっているフランスを除いて、このワールドカップの順位に基づいて、7チームが出場権を獲得する。
エリアごとに出場枠数が設けられており、アジアは1枠。
・アメリカ大陸:2チーム
・ヨーロッパ:2チーム
・アフリカ:1チーム
・アジア:1チーム
・オセアニア:1チーム
・開催国フランス

残り4チームは2024年オリンピック最終予選に回る。

 

日本の対戦するカーボベルデについて

カーボベルデは、FIBA世界ランキング64位に位置して日本の36位より下になる。

予選ではグループFでスロベニア、ジョージア、カーボベルデ、ベネズエラのグループで1勝2敗の3位の結果を出している。
8/31に行われた順位決定戦では、フィンランドと対戦して負けはしているが、1次ラウンドではベネズエラに81-75で競り勝っている。インサイドと外角のシュートはケアしていきたい。

#22 エディ・タバレスはチームの中心選手は元NBAプレーヤー。身長は221センチでの高さからペイントを支配する要注意人物になる。

カーボベルデも今大会でアフリカ勢1位になれば、パリオリンピック出場権を獲得出来るので、負けられない戦いで日本と対戦する。

8/31順位決定戦
カーボベルデ🇨🇻 77-100 🇫🇮フィンランド

<カーボベルデ>
#6 イヴァン・アルメイダ 17得点
#8 アンダーソン・コレリア 15得点
#22 エディ・タヴァレス 14得点 12Reb
#21 ベティンホ・ゴメス 12得点
#13 ウィル・タヴァレス 10得点

 

放送・配信

9/2 20:10 tipoff 沖縄アリーナ
日本 vs カーボベルデ

放送 :テレビ朝日系列
配信:DAZN TVer

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ
⁡

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

【FIBAWC】ベネズエラ戦に勝利 パリ五輪まであと1勝へ/トム・ホーバスHC、比江島慎、渡邊雄太、河村勇輝、富永啓生、吉井裕鷹 Jbasketインタビュー

【FIBAWC】ベネズエラ戦に勝利 パリ五輪まであと1勝へ/トム・ホーバスHC、比江島慎、渡邊雄太、河村勇輝、富永啓生、吉井裕鷹 Jbasketインタビュー

遂に日本代表がワールドカップ2023でフィンランドから勝ち、ヨーロッパ勢から初の1勝をあげて、パリオリンピックへ負けられない戦いベネズエラ戦で4Q最大得点差15点を跳ね返し大逆転勝利した。
日本中でバスケットの話題で持ちきりになった感がある。素晴らしいパフォーマンスで日本のバスケットファン、スポーツファン、バスケットを見たことのない方にまでに希望と勇気を与えている。そしてもう1つ大きな大事な戦いが残っている。9/2カーボベルデ戦だ。
ここに勝利すれば世界で12カ国しか出場出来ないパリオリンピックの出場権を獲得する事が出来るのだ。
ここに繋いだ、8/31のベネズエラ戦で戦った日本代表選手達に試合後 興奮冷めやまぬ時に、トム・ホーバスHC、比江島慎、渡邊雄太、河村勇輝、富永啓生、吉井裕鷹に声を聞く事できた。日本バスケットの歴史を現在塗り変えている事で多くの人に活躍が届いている。

参照:

【FIBAWC】日本代表15点差をベネズエラに大逆転勝利でパリオリンピック出場へ王手/比江島タイムが日本を救う

 

コメント

 

トム・ホーバス HC

J:毎試合ヒリヒリの試合でしたけど終わった瞬間どう感じましたか

「いやーー我慢の試合ですよ。本当に疲れたよ!疲れた笑 すごい嬉しいです。間違いないです。このメンバーギブアップしないですよ。このスタイルは2人くらい熱くなれれば凄い相手にプレッシャーかけられる。ユータが熱くなって、マコ熱くなって、2人が外から入ったからインサイドにスペースを作った。そこからカワムラが色々出来た。相手がファウルトラブルになってフリースローよく打った」

「ワールドカップはかんたんな試合はない。マコは経験ある。本当に日本人の中でパーセンテージ高いよ.43%だよ。もっと打ったほうがいい。熱くなって良かった。4ファウルなった時はあぶなかった。ヤバイと思ったけどよくやった」

渡邊雄太

J:2桁得点差の中、渡邊選手は今日もアタックし続けてどんな思いでしたか

「ずっと途中からブザーが最後鳴った時に1点でも勝っていれば良いからとチームにはずっと伝えていて欲張らずに1本1本返していこうと伝えてました。重要な所でしっかりみんな足を動かしてDFで河村がガードプレッシャーかけてくれて相手のリズムが崩れてましたし、OFではマコが一生懸命点取りに行ってくれて、雄大は身体痛めてる中で、ジョシュも最後あれだけやってくれて、富樫勇樹に関しては今日はプレータイム短かったですけどベンチから本当に声を出してくれて、これがチームの力だと思います」

J:終わった瞬間はどうでしたか!

「正直凄く安心したというか、、今日中国が勝っているのが分かっていたので、とにかくホッとしたというのが素直な感想でこの後絶対1勝しないといけないので、あと1勝すれば僕の理解が正しかったら、周りに関係なくパリを決められると思うので、、あってますよね!?笑。ホテルで決まるのもなんかなぁと正直思ってたので次から絶対勝って決めます!」

「今日はマコのおかげです。もちろんチームの勝利ですけど、最年長がチームを引っ張ってくれました。あれが僕らからしたら、“いつも通りの比江島慎”なんです。皆さんはマコがこんなに出来るんだど思ってるかもしれないけど、僕も勇樹もあれが本来の比江島慎だとずっと信じてたのでやっと本来の比江島慎が出たなという感じです。今日のようなプレーをする比江島慎を止められる選手は世界でも少ないと思います。いつもやってくれーマコ!!笑」

比江島慎 23得点(3P6/7)

J:ヒエジマタイムを見せてくれました、どんな思いでプレーしてましたか

「実際悔しい経験とか、オリンピックやワールドカップの経験を活かしてじゃないですけど、そういう経験が欲しくてトムさんが選んでくれたと思うので、その経験を証明出来たと思います」

「今日はマストウィンだったので、嬉しいといいますか、苦しい展開でしたけど勝ちきれて凄く嬉しいです。相手も試合もしてたので足も止まって自分達の流れに来ると信じてたので、本当にプラン通りと言いますか、慌てる事なくしっかり自分のパフォーマンス出来て良かったです。シュートタッチは良かったので打ち切る事が出来たら入るいう感覚が凄くあったので迷わず打てました。
悔しい経験が今日活きたと思うので、馬場、雄太、富樫にしろ、若い選手も引っ張って掴み取った勝利だったと思うので、経験を今日出せたというのは良かったです」

 

富永啓生

J:2桁得点ある中でどの様に感じて、信じてプレーしてましたか

「本当に、本当に負けている時は中々OFの時にシュートも入らずで難しい所はありましたが、一人一人がシュート入り出すと自分達のいい流れになりますし、最後逆転できて良かったです。
比江島選手は凄かったですね。打ったら入るという感じでしたし、本当に決めてくれていい流れになったので頼もしかったです。

「本当にチームで勝てて良かったです。最後15点のビハインドしている所からカムバック出来た事は凄く良かった。前半からもっともっと自分達のペースでバスケットをやっていきたい。次の試合、全ての力を出し切って勝利することが大前提ですし、自分も3ポイントもっと決めて積極的にDFからやっていきたいと思ってます!」

 

吉井裕鷹

J:気持ち前面に出ましたがどの様に臨んでましたか

「本当に勝ちたかったです。最終的に逆転する場面だったり、自分がコートに立って貢献できる場面が少なかったですけど、ベンチに帰ってきた時はどういう風にバスケットやったらいいのかと出ている選手達に話していたのでそれもやっぱりチーム力かなと思います」

今日の勝利を振り返って

「いや、、もう世界の比江島でしょ!!

ほぼ100%の確立で決めきりましたね。リスペクトしてますし、本当に勝負強いなと思います。僕自身Reb取られる場面があったり、ファウル使える場面あったりしたので次に改善していきます。パリオリンピックに向けて勝つと負けるでは全然変わる試合だったのであとは勝つだけだと思います。いい雰囲気で出来たので良かったです」

河村勇輝

「4試合終わって、まだまだ全然やれる事やれない事があって、フィンランド、ベネズエラだではなく、ドイツ、オーストラリアトップの国トップ3、トップ5の相手にはまだ自分の力を発揮する事が出来ない現実にぶつかってるんで、でもどうせ当たる壁なら早めに当たった方がいいなと感じました。
この順位決定戦という難しい中でもやはりアジア1位なることが目標なんで、モチベーションを高く持って本当に厳しい時間がたくさんありましたけど、この会場にいるファンの皆さんと画面から応援してくださるファンの皆さんの応援のおかげで、あの苦しい時間帯もいけたと思います」


4Qの得点に関して

「本当にアジア1位になりたいという国民の皆さんの気持ちだったり、チームメート全員の思いが乗ったシュートでした。やっぱり、他のチームの勝率を気にすること以上に、自分たちが勝って自力でパリオリンピックの出場権を獲得するっていうことが自信にも繋がると思うので、次の試合も絶対勝って自力で獲得しにいきたいと思います」

 

 

 

日本代表スケジュール

パリオリンピック出場権をかけて
勝利すればパリオリンピック出場権獲得

ワールドカップ最終戦
順位決定戦
9/2(SAT)
日本🇯🇵 vs 🇨🇻カーボベルデ
19:54 tipoff
テレビ朝日系列にて生中継

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ
⁡

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

【FIBAWC】日本代表15点差をベネズエラに大逆転勝利でパリオリンピック出場へ王手/比江島タイムが日本を救う

【FIBAWC】日本代表15点差をベネズエラに大逆転勝利でパリオリンピック出場へ王手/比江島タイムが日本を救う

史上初の3カ国開催しているFIBAワールドカップは1次予選が終了し、日本は順位決定戦へ残りの2試合はとても重要な試合となり、パリオリンピックの出場がかかっている。アジア地区で今大会1位になると、オリンピック12枠の一つを獲得する事が出来る。

日本、フィリピン、イラン、ヨルダン、中国、レバノンで日本は唯一一次予選で1勝を上げている。そして、8/31ベネズエラに逆転勝利して2勝2敗になり、9/2にカーボベルデと対戦し勝利すればアジア1位でパリオリンピック出場権を獲得する事になる。

8/31(THU)グループO 沖縄アリーナ
日本🇯🇵 86-77 🇻🇪ベネズエラ
1Q 15-19
2Q 21-22
3Q 17-21
4Q 33-15

<日本>
#6 比江島慎 23得点
#12 渡邊雄太 21得点 8Reb
#5 河村勇輝 19得点 11AST
#24 ジョシュ・ホーキンソン 11Reb 6得点

スターター
河村勇輝、比江島慎、馬場雄大、渡邊雄太、ジョシュ・ホーキンソン

河村から渡邊雄太へ渡りスリーポイントで入る。今大会としてエースとしてゲーム入りから試合全般相手からもマークが厳しい中でも日本を常に牽引している。南米の勢いを持つベネズエラもすぐにスリーポイントで返していく。
日本は用意していたプレッシャーディフェンスを仕掛けてターンオーバーも誘う素晴らしいバリエーションあるディフェンスで仕掛けてディフェンスから流れを作りペイントアタックもしっかりベネズエラが守ってくる。
リバウンドをしっかり取っていきたい日本に、スペース大きく使ってアタックしてリバウンド取るベネズエラに自分達のバスケットを展開されるが日本も対応してリバウンドから渡邊雄太がブレイクで返していく。日本は流れを掴みきれない中にも15-19で1Q終える。

原、西田、富樫、吉井、ホーキンソンで入る2Q。外角、インサイドのシュートを決めたい日本。メンバーを変えて流れを戻したいが2桁得点差をつけられてしまう。ここで比江島のスリーポイント、河村のアタックが決まり軽くなる日本。流れを変えるのはやはりディフェンスからで比江島のオフィスファウル取ってから河村のアタックバスカンと日本らしいバスケットの時間がくる。リバウンドから渡邊雄太が運びコーナーの富永へ渡りスリーポイントを決めて1ポゼッションに迫る2Q最後も馬場がアタックしてバスカン3点プレー決めて36-41で5点差で折り返す。

前半リバウンド、インサイド張っていたホーキンソン、前半0得点から後半インサイドからファウル貰ってフリースロー2本決めて2得点あげてここからエンジンかけていき、インサイドでの強さをみせる、そして渡邊雄太のスリーポイントが出て2点差にする。返されると、すぐにまたしても渡邊雄太がスリーポイントで返していき、会場のボルテージはマックスになる。ベネズエラのインサイドへのアタックを日本も中々止められずから53-62で最終クォーターへ。

日本から入りたいがベネズエラがしっかり決めて15点差まで開くが日本は決して諦めない。返していく日本は、更にディフェンスから繋いでいき、比江島がスリーポイント決めて10点差に縮める。後半疲れを見せ始めたベネズエラに日本はスピード落ちる事なく、日本のエナジーを見せる時間帯に河村、比江島、比江島のスリーポイントで一気に流れを作る。そして渡邊雄太のフリースローで1点差に残り2分。ブレイクから馬場から比江島慎に渡りバスカンで逆転する。このクォーター最大15点差をひっくり返したのだ。
ここから日本は正にチーム一丸となって河村、馬場、比江島、インサイドのホーキンソン、そして渡邊雄太がしっかりベネズエラを抑えてタイムアップ、大逆転勝利した。日本は最後まで諦めず40分間戦い抜いてフィンランドに続く2つめの勝利を手にした。明日、最後の1戦カーボベルデに勝利すれば48年ぶりにパリオリンピックの出場権を自力で掴みとる熱い戦いとなる。

河村は攻守に貢献しダブルダブルを達成ワールドカップ日本で初の記録。

選手達がみんな #比江島慎 を称えた “This is Hiejima Time”

 

日本代表スケジュール

ワールドカップ最終戦
順位決定戦
9/2(SAT)
日本🇯🇵 vs 🇨🇻カーボベルデ
19:54 tipoff
テレビ朝日系列にて生中継

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

【FIBAWC】日本代表はパリオリンピックに向けて大事な2試合、ベネズエラとカーボベルデと戦うroad toパリ五輪/ジョシュ・ホーキンソン、富永啓生コメント

【FIBAWC】日本代表はパリオリンピックに向けて大事な2試合、ベネズエラとカーボベルデと戦う road toパリ五輪/ジョシュ・ホーキンソン、富永啓生コメント

ワールドカップ2023は一次予選が終了した。日本代表はグループEで1勝2敗で3位となり、順位決定戦に回るが、ここからの2戦は2024年に開催されるパリオリンピックの出場枠獲得の為の大事な2戦に臨む事になる。

Road to パリオリンピック
今大会ワールドカップでアジア1位になればパリオリンピック出場権を獲得出来る。
パリオリンピックはワールドカップ32カ国の大きさと比べて、12カ国という狭き門になっている。

◉各地域最上位はパリオリンピック出場獲得
アジア1→日本、イラン、中国、ヨルダン、フィリピン、レバノンで争っている

オセアニア1
アフリカ1
アメリカ大陸 1
ヨーロッパ2
開催国フランス
今大会で上位8カ国は出場権獲得する。

◉2位以下になった場合は以下の3チームと下記の各国で残り4枠を争う
・アジア・オセアニア最上位
・アフリカ最上位
・アメリカ大陸最上位

◉2つの条件に合わなかった国の上位16カ国と予選した5カ国合わせて合計24カ国で2024年7月にオリンピック最終予選をして上位4カ国がパリオリンピックの出場権を獲得する事になる。

 

日本は今大会でアジア1位になってここでパリオリンピック出場を決め切りたい所、8/31ベネズエラ戦、9/2カーボベルデ戦に勝利して決めたい。あとはアジアのイラン、中国、ヨルダン、フィリピン、レバノンの結果も大きく影響する。

そして、8/31ベネズエラ戦を前に日本は公開練習と囲み取材で、リラックスしたジョシュ・ホーキンソンと富永啓生に話を聞く事が出来た。

ジョシュ・ホーキンソン

「パリオリンピックに出場する為にベネズエラにしっかり勝ち、9/2カーボベルデに勝ってアジア1位なる事でパリオリンピックへの切符をつかむ事になるのでしっかり目指していきたいと思ってます。
リバウンドを改善したいと思ってて、自分達の速いバスケットをやればしっかりチャンスが広がっていくので頑張りたいと思ってます」

 

富永啓生

「自分達が出来る100%の力を出して勝利するのが大前提で、最大限の力を出せるように頑張ります。オーストラリア戦ではスリーポイントを決められなかったのはチームに迷惑かけたので今日の試合は何が何でもチームに貢献出来るように頑張ります。
ベネズエラは、ウイング陣がスリーポイント打ってくるので、まずそこを止めて自分達がそのバスケットをやる事ですね。ドイツ戦、オーストラリア戦も前半で決まってしまう事があったので、今日は前半かは自分達のペースでバスケットする事をやっていきたいです」

 

 

前日の練習では、ディープスリーを打っている富永啓生にディフェンスして楽しそうにしている渡邊雄太もいた。

 

練習後のシューティングではそれぞれの選手がリラックスして整えている。
いつもシューティングコンテストしているホーキンソンと富永啓生はいつも楽しそうに3ポイントゲームしている。

 

また、富樫勇樹キャプテンと河村勇輝、そしてゲインズ アソシエイツコーチと楽しそうに談笑している。

 

放送

8/31(木) 20:10tipoff
日本🇯🇵 vs 🇻🇪ベネズエラ
日本テレビ系列 20:00生放送

⁡9/2(土) 20:10 tipoff
日本🇯🇵 vs 🇨🇻カーボベルデ
テレビ朝日系列にて19:54生中継

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

【FIBAWC】1次ラウンドはグループE3位、そしてここからパリオリンピックへの挑戦2試合勝ってアジア1位で出場獲得へ/日程・放送

【FIBAWC】1次ラウンドはグループE3位、そしてここからパリオリンピックへの挑戦2試合勝ってアジア1位で出場獲得へ/日程・放送

ワールドカップ2023は1次予選ラウンド全32カ国の対戦が終了した。日本はグループEで、ドイツとオーストラリアに敗戦したが、フィンランドに勝利して1勝2敗で3位で1次ラウンド終了した。今大会はここで終わりではなく、ここからが本番になっていく。
日本は3位なのでワールドカップ2次ラウンドに伸縮する事はできず、順位決定戦に回る事になっている。上位16チームは2次ラウンド、下位16チームは順位決定戦に分けられる。
日本は、あと2試合、グループF4位ベネズエラ、3位カーボベルデとそれぞれ対戦する事が決まった。
ここから2試合勝利してパリオリンピック出場権獲得へ、アジアで1位が条件になる。

 

放送

8/31(木) 20:10tipoff
日本🇯🇵 vs 🇻🇪ベネズエラ
日本テレビ系列 20:00生放送


9/2(土) 20:10 tipoff
日本🇯🇵 vs 🇨🇻カーボベルデ
テレビ朝日系列にて19:54生中継

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

【FIBAWC】オーストラリア試合後 トム・ホーバスHC、渡邊雄太、ジョシュ・ホーキンソン、富永啓生、原修太、川真田紘也 /Jbasketインタビュー

【FIBAWC】トム・ホーバスHC、渡邊雄太、ジョシュ・ホーキンソン、富永啓生、原修太、川真田紘也 オーストラリア試合後Jbasketインタビュー

史上初の3カ国開催のワールドカップ2023は、大会5日目になり、パリオリンピックの出場権がかかる日本は1次ラウンドの最終戦、8/29に世界ランキング3位の強豪、オーストラリア相手に89対109で負けを喫した。日本は1次ラウンドを1勝2敗でグループEを3位で終えて、17位-32位を決める順位決定戦へ。オリンピック出場権が得られるアジア1位を目指してあと2試合戦う。
そのオーストラリア試合後に、トム・ホーバスHC、渡邊雄太、富永啓生、原修太、川真田紘也から話を聞く事が出来た。

参照:

【FIBAWC】トム・ホーバスHC「終わってない!」/日本は世界3位オーストラリアに善戦も敗戦しグループE3位 パリ五輪出場権かけて順位決定リーグへ

 

コメント

トム・ホーバス HC

「このチーム本当に自信あります。この試合も全員が勝つと思っていた。ドイツ戦はDFが多かったけど、今日の後半はOFでもアタックして、相手も自信あると思うけどうちも自信ある。
まずステップバイステップ少しずつ、うちの目標は近くなるよ。

終わってない!

本当に日本の皆さんにそのメッセージを言いたい。今日は悔しいけど、終わってないって言いたい。長い時間このチームと一緒にプレーしたい。」

 

渡邊雄太 24得点 7Reb

J:厳しい時間帯で、もしかしたら作戦を超えるペイントアタックだったのかもしれませんが、どのよう気持でプレーされてましたか

「自分も体力的に結構厳しい部分もあったんですが、特に前回の試合みんなに助けてもらった分、今日みたいなゲーム展開の時はとにかく自分が引っ張らないといけないという思いで、ジョシュもペイントで凄く身体を張ってくれましたし、それに続いて僕もやらないといけない気持ちでいきました。
ドライブすればオーストラリア相手にでもしっかりファウル貰って僕が9本、ジョシュが7本打てている。

もちろん外からのシュートをやっていきますが、チャンスがあればペイントアタックして、フリースローや簡単な2点を取っていかないといけないので、今日は本当に3ポイントを決めたいと思いがありましたが、アタックすれば周りのシューターも活きてくるので、今日はそこを意識してプレーしました」

「前のオーストラリアはベストメンバーではなかったですけど、今日は勝ちに来ているメンバーに対して後半あれだけやれたのは、間違いなく自分達の自信に繋がったと思います。

こういうチームを本気で倒したいとなった時に、20分では絶対足りないですし、コーチも40分うちのバスケットをやり切らないといけない。それをやり切れる力や体力をつけていかないといけない。相手は後半自分達のペースに疲れていたし、今まで自分達がやってきた証明でもあるので、こういうチームに自分達が通用するのを後半20分間皆さんに証明出来たと思います。

残り2試合絶対勝たないといけないので40分間やり切れるかどうかです」

 

ジョシュ・ホーキンソン
33得点

「しっかりボックスアウトしてストロングサイドもウィークサイドもいるようしたらもっとDFリバウンドも取れたと思う。フィンランド戦に比べて今日はあまりリバウンドが取れなかった。
オーストラリアはフィジカルが強いチームだけれど、ピックから空いたミッドスペースでポケットパスを受けてのフローターを沈めることができて良かった。Bリーグと日本代表チームでは役割が違うから中々シュートのリズムが掴めなかったけれど、今日は3Pも決めることができて良かった。
BリーグではPick & Popで打つことが多いけれど、このチームではPick&Diveで中に行くことがほとんどだからね。ペイントを守ってゴール下まで走り込むことが必要。

オーストラリアはNBAを代表するような素晴らしいウイングの選手が多いからpick&rollをより多用しないといけなかった。
いつもならすぐにスリーを打ったり攻め込むタイミングでもDFの良いプレイヤーを避けて攻めやすいマッチアップを見つけるのに苦労した。フィンランド戦は今日ほどのディフェンシブな選手がいなかったから良かったが、今日は自分たちのリズムに乗り切れなかったのが良くなかった」

 

富永啓生

J:オーストラリアと戦ってNCAAでのスペーシングやシュートはどんな差がありますか

「そんなに差を感じる事はないんです。世界レベルでやれる事は嬉しいし吸収出来ていい経験になりますね。相手のレベルが高くなると自分達のプレーができなくなるので、ボールが止まってしまう部分だったりそういう所は修正していかないといけないです。シュートの感触はいいです、ただシュートが決められなかったのはあります。」

「大きさや身体能力などはアンダードックと思っていて、もちろん気持ちで負けてるという事はないです。日本が今までワールドカップで勝ててなかったですけど、自分達は恐れることはなく、常に当たって砕けろ状態です」

 

原修太

J:速さとフィジカルの強さは対戦してどう感じましたか

「相手の得意な事をやられない事をチームとして言われていたので得意な事をされずに守る事はある程度出来ていたのかなと思います。もう少し出ている時間帯にもっとプレッシャーかけて相手に圧をかける事が出来たんじゃないかなと思います」

「DFでも40分続ける事が大事かなと思います。1試合ミスなく終わるチームはほぼ無いのでそれを相手に流れを持っていかれそうになった時に、10点差15点差で粘って行ければ3Q追い上げたみたいに、自分達に流れがきた時に追いつけることが出来ると思います。悪い時に我慢できる力が残り2試合大切になってくると思います。
個人的には、調子のいい選手や外のシュートが入る選手が一緒に出ている時間帯にはもちろん僕が貰ってピック使いたいと思いますが、相手がスイッチDFする中で、何が出来るか考えたら、フレアスクリーンや自分から動いてスクリーンしたりする事を意識して臨みました」

 

川真田紘也

J:得点面でどういう所を次に活かしていきたいですか

「今日もあったんですけど、馬場さんとの合わせの所でミスしてしまったり、自分は今の技術では3ポイント打つようには言われてないので、Rebからのシュートとか合わせのシュートなどで点取る事でチームに役に立ちますし、小さい得点がチームにゆとりも出来るのでそういう所をもっともっとしないといけないと思ってました」

J:ホーキンソンのバックアップで出る時に意識した事はどんな事ですか

「見ての通りなんですけど、自分との差としてフィジカル面、技術面、全て自分との差があるので沢山差があるのを感じました。
もちろんジョシュが凄いのはわかっているんですけど、そこに任せっきりでは勝てないですし、もっと自分が出来ていればタイムシェアとか色んな戦略があったと思うのでそこも個人としては課題だと思っているので、もっともっとレベルアップしていきたいです」

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

⁡
2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

男子日本代表今後スケジュール

日本はグループE 1勝2敗
3位が決まり、17位-32位順位決定戦へ
8/31 20:00 tipoff
日本🇯🇵vs グループF4位と対戦
パリオリンピックへ

現在のアジア順位
1位 日本 1勝2敗(得失点差:-28)
2位 フィリピン0勝3敗(-23)
3位 レバノン0勝3敗(-100)

8/30に各国Game3によって結果が決まる事になっている。アジア勢のランキング
ヨルダン0勝2敗(-29)
イラン0勝2敗(-43)
中国0勝2敗(-62)

【FIBAWC】トム・ホーバスHC「終わってない!」/日本は世界3位オーストラリアに善戦も敗戦しグループE3位 パリ五輪出場権かけて順位決定リーグへ

【FIBAWC】トム・ホーバスHC「終わってない!」/日本は世界3位オーストラリアに善戦も敗戦しグループE3位 パリ五輪出場権かけて順位決定リーグへ

ワールドカップは大会5日目になり、日本は8/29に2次ラウンドかけて世界3位のオーストラリアと対戦した。

日本Game3
8/29(TUE)
オーストラリア🇦🇺 109-89 🇯🇵日本
1Q 25-17
2Q 32-18
3Q 30-35
4Q 22-19

<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 33得点
#12 渡邊雄太 24得点 7Reb
#2 富樫勇樹 14得点 7AST

<オーストラリア>
#5 #パティ・ミルズ 11得点 9AST
#9 ザビエル・クックス 24得点 16Reb
#3 #ジョシュ・ギディー 26得点 11AST
#15 ニック・ケイ 13得点

スターターは渡邊雄太、ホーキンソン、馬場雄大、河村勇輝、比江島慎の布陣で入った。

試合はオーストラリアのNBA選手ギディーのシュートから入る。オフェンスリバウンド取り連続してブロックされる日本、インサイドからも得点するオーストラリア。試合の入りが大事な大一番、日本は比江島のフローターで初得点する、しっかりついていきたい。
ゲーム入りからエンジン全開でアウトサイドも決めてくるオーストラリアに、馬場からダイブするホーキンソンに渡り得点してしっかり落ち着いて入る。
ホーキンソンのインサイドアタックが効いているので、アウトサイドからの得点がここから効果的になる。オーストラリアは島根のニック・ケイも決めてくる。サイズがあるオーストラリアからリバウンドを取っていきたい。嫌な流れをホーキンソンのスリーポイントで返していく。ギディー得点するも、NBAネッツでチームメイトだったミルズにミスマッチから渡邊雄太がバスカン取って流れを渡さない。
オーストラリアのピックからのオフェンスに対応したい日本は富樫勇がようやくスリーポイントを決める。
富永もマークがきつい中しっかり打ち切っていく。それでもぎを上げ続ける立体的なオフェンスするオーストラリアはいいリズムで得点、17-25オーストラリアリード1Q終える。

2Qでも勢いあるオフェンスを見せるオーストラリア。なんとか富永、河村から仕掛けていくが我慢の時間になる。渡邊雄太が個人で打開しようと、フリースロー貰って決めて、ブレイク出してホーキンソン走り得点して1桁得点差に戻す。日本はパワーあるオーストラリアに早さで対抗していく。それでもオーストラリアは締めてしっかりディフェンスしてくる。なんとかついていきたい日本はここで渡邊雄太が、ドライからアタックして得点、スリーポイントと日本を牽引する。ここからオーストラリアの怒涛のオフェンスが出て、一気に20点差以上つけてしまう。
日本はゾーンでなんとか対応して守っていき、富樫が連続で振り切ってシュート、スリーポイントと決めれば、オーストラリアも返していき35-57オーストラリアリードで折り返す。

入りが大事になる後半は、ホーキンソンのバスカンから決めていい入りをする日本。ディフェンスはゾーンで仕掛けていく。一気に畳み掛けるオーストラリアに、馬場がブレイク、スリーポイントと決めて鼓舞する。更にホーキンソンがダンクを叩き込んでまたブレイクで得点と日本は一切ヘッドダウンしないで気を吐いていく。
激しくディフェンスに行くためにオープンなフリーができてしまうが日本はエナジー全開で展開する。ゾーン敷いてリズムを変えたいがオーストラリアがしっかり得点する。オーストラリアはミルズ、イングルスと連続で決定力を見せる。
それでも富樫、渡邊雄太がスリーポイントで返していく。日本のバスケットは一切スピード、体力と落ちる事なく激しくオーストラリアに仕掛けていく。インサイドでの強さをオーストラリアも見せるが、ホーキンソンもやり返して会場のボルテージはマックスに、70-87で最終へ。

諦めない日本は渡邊雄太、ホーキンソンとインサイドへのアタックを見せて日本の攻撃を仕掛けていき、13点差まで追い上げて日本の底力を見せるが、ギディーがコントロールして得点をあげていくオーストラリア。
日本は変わらず日本の速い展開をしていく。富永啓生から渡邊雄太へ渡り、スリーポイントで日本らしいバスケットを展開する。オーストラリアは後半スピードが落ちきたが、日本は変わらず戦い抜いている。それでも前半の得点部分が埋まらず、追い上げたが89-109でオーストラリアが日本を振り切った。世界3位オーストラリアに本気で勝ちに行っている日本に試合後も会場は拍手が鳴り止まなかった。ここで大会は終わる事なく、準決定戦にいくが、パリオリンピックに向けてあと2試合勝って切符を獲得したい。

 

またNBA昨シーズン、ブルックリン・ネッツで共にプレーした渡邊雄太とパティー・ミルズは讃え合っていた。

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

男子日本代表の今後スケジュール

日本はグループE 1勝2敗
3位が決まり、17位-32位順位決定戦へ

8/31 20:00 tipoff
日本🇯🇵vs グループF4位と対戦
パリオリンピックへ

現在のアジア順位
1位 日本 1勝2敗(得失点差:-28)
2位 フィリピン0勝3敗(-23)
3位 レバノン0勝3敗(-100)

8/30に各国Game3によって結果が決まる事になっている。アジア勢のランキング
ヨルダン0勝2敗(-29)
イラン0勝2敗(-43)
中国0勝2敗(-62)

【FIBAWC】DAY3 ドイツがオーストラリアに勝利しグループE首位/シュルーダー「チームが40分間ひとつになる必要がある」

【FIBAWC】DAY3 ドイツがオーストラリアに勝利しグループE首位/シュルーダー「チームが40分間ひとつになる必要がある」

史上初3カ国開催しているワールドカップ2023、沖縄ラウンドでグループEの注目カード、世界強豪チームの対決が行われた。
オーストラリアはFIBA世界ランキング3位、ドイツはパワーランキング2位とここ最近圧倒的な強さを見せていた。そしてこの対決は、ドイツがオーストラリアを振り切って勝利した。

8/27(日)
グループE ドイツが勝利
オーストラリア🇦🇺 82-85 🇩🇪ドイツ
1Q 25-24
2Q 19-25
3Q 22-13
4Q 16-21

<オーストラリア>
#5 パティ・ミルズ 21得点6AST
#3 ジョシュ・ギディー 17得点

<ドイツ>
#17 デニス・シュルーダー 30得点8AST4STL
#4 マオド・ロー 18得点

ドイツがシュルーダー、タイスでいい入りをして得点してリード広げて2桁得点差にするが、ミルズがラッシュして6分で13得点であげて一気に追い上げ、島根のニック・ケイもスリーポイント決めて追いつき、アウトサイドから入り始めてオーストラリアが逆転する。

ドイツもアウトサイドが決まり同点にする強さを見せる。シュルーダーもしっかり決めるが、ミルズも起点となってチームを牽引する。ドイツはシュルーダーがしっかり起点になり、インサイドにタイスがアタックして打開して得点をリードしていくが、やはりミルズ、ギディーがブレイクだして追いつく。ピックからしっかりスクリーン使ってディープスリーとレベルの高いプレーを見せてくれるドイツがリード。オーストラリアもディフェンスでそのドイツをしっかりコーナーに追い込みターンオーバーしてギディーが着実に決め、すぐさまシュルーダーが個人で打開して連続得点で49-44ドイツが折り返す。

オーストラリアは前半にギアをあげるというより後半にギアをあげていく感があり、後半に入ってもドイツがリードするが、やはりオーストラリアのオフェンスの起点はミルズ。ミルズのスリーポイントで追いついていく。オーストラリアにいく流れをドイツのシュルーダーが返して流れを切っていく。オーストラリアは、ギディーのブレイクから叩き込むダンクで会場のボルテージはマックスになる。お互いインサイドとアウトサイドからの攻撃が相手が止められないほどの破壊力がある。オーストラリアがリードして進んでいき、66-62で最終へ。

4Qに入ってドイツの集中力が爆発する、シュルーダーの3ポイントから一気に得点して6点差を広げる。そこからオーストラリアがしっかりついて行き、インサイドの攻防も更にギアが上がって激しくなっていく。拮抗した状態で残り1分切って同点になる。
残り30秒で、シュルーダーのドライブから得点してリードし、オーストラリアはギディーのフリースローで1点差にする。ヒリヒリ状態から、ディフェンスでハッスルするオーストラリアボールで残り23.6秒。ギディーが最後のオフェンスに入るが決めきれず、ここでタイムアップで強豪対決はドイツが勝利した。熱い強豪国の対決はバスケットの醍醐味を存分に見せてくれた。

NBA選手同士の熱い対決も 

 

試合後コメント

デニス・シュルーダー

「チームとしてW(勝利)をすることがとても重要で、その為にはチームが40分間ひとつになる必要がある。
けれど、第3Qがあまり良くなかった。それでもチームが一丸となって最後までプレイし続けた。選手1人1人が必要だった」

 

 

【FIBAWC】馬場雄大「チーム一丸、会場一丸」河村勇輝「自分達が持っている以上の力を出す準備」/予選最終オーストラリア戦前コメント

【FIBAWC】馬場雄大「チーム一丸、会場一丸」河村勇輝「自分達が持っている以上の力を出す準備」/予選最終オーストラリア戦前コメント

史上初3カ国開催しているワールドカップ2023はいよいよ各国予選最終戦に入ってくる。次のラウンドに進めるかどうか、グループEの1次ラウンド日本代表は、第2戦で世界ランキング格上フィンランド相手に初めてヨーロッパ代表チームから勝星をあげる快挙を成し得た。”クレイジーゲーム”とトム・ホーバスHCが試合後にもコメントしたように日本中に感動を与えてくれた。

そしてグループE突破をかけて世界ランキング3位の強豪オーストラリアと対戦する。そのオーストラリアは、ドイツに敗戦した為に2戦を終えてお互い1勝1敗。この最終戦で勝った方が2次ラウンドへ進み、更に日本はアジア1位の目標にも大きく繋がる勝利を勝ち取りたい状況での大きな戦いになる。

オーストラリアにはNBAで活躍し、チャンピオンにも輝いているパティ・ミルズ、そして20歳のNBA選手ジョシュ・ギディーがいる。もちろん他にも9人NBA選手がいてアメリカに次ぐNBA選手を多く抱えていて、またBリーグ島根スサノオマジックでチームを牽引する、ニック・ケイもスターターでオーストラリアの中心部選手として活躍している。
そんなオーストラリアに対して、日本らしい、激しいディフェンス、速い展開からシュートを決め切るバスケットをしてオーストラリアに勝利したい。もちろん簡単ではない相手なのはわかっているが、日本の持っている力を最大限発揮する事を、”信じている”。

そしてオーストラリア戦当日午後、公開練習が行われた。前日の河村、当日の馬場から話を聞けた。

 

コメント

馬場雄大

オーストラリア戦へ
「いったん勝った事は忘れて今日の試合にチーム全員で全力を注ぎたいと思ってます。オーストラリアのギディーに対しては、依然にマッチアップした事もありますし、彼のしたい言葉、オーストラリアがやりたいバスケットを他の選手よりわかっていると思うので、僕が経験値を使って他の選手に伝えていかないといけない。オーストラリアは力があるチームなので、簡単にはいかないですが、前回の試合のようにチーム一丸、会場一丸となってやりたいと思います。
今日試合は最高のシチュエーションですね。ここで勝てば、ほぼパリ五輪が決まるという事で、望んでいたシチュエーションなので、楽しんでやりたいと思います。僕達のスピード、DFでのアグレッシブさは武器にして、フレッシュな選手達がチームに新しい風を吹き込んでくれてるので楽しみです」

 

河村勇輝

「まずはオーストラリアに勝つことが出来れば、他のアジアの結果もありますが、2勝すればパリオリンピックの出場権がほぼ決まる状況にあるので、それだけを目指して絶対勝ちにいきたいと思ってます。
オーストラリアはドイツ相手にもいい戦いをしているチームだと思うし、FIBAランキング、パワーランキングも上位のチームですし厳しい戦いになるのはわかっているので、フィンランド戦後半や4Qのようなバスケットを40分間やり続ける事が本当に大切になってくると思うので一人一人が100%以上の力を、それ以上最大限発揮して、自分達が持っている以上の力を出す準備をしておく事が大事だと思ってます」

 

また公開練習後にシューテング最中にゲインズコーチと河村が談笑している所に、富永が来る。

 

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

スケジュール・放送・配信

Game3
8月29日 (火)
日本🇯🇵 vs 🇦🇺オーストラリア
20:10 TIP OFF
放送
19:54 テレビ朝日系(生中継)一部地域を除く
配信
DAZN、TVer (生配信)
変更等は要確認

 

【FIBAWC】日本今大会初勝利フィンランド戦コメント/トム・ホーバスHC、渡邊雄太、富樫勇樹、比江島慎、馬場雄大、富永啓生、河村勇輝

【FIBAWC】日本今大会初勝利フィンランド戦コメント/トム・ホーバスHC、渡邊雄太、富樫勇樹、比江島慎、馬場雄大、富永啓生、河村勇輝

8月25日から開幕しているFIBAワールドカップは史上初の3カ国、マニラ、ジャカルタ、沖縄で同時開催している。
日本はグループEに入っていて、死のグループと呼ばれ、世界ランキング3位のオーストラリア、ヨーロッパ強豪のドイツ、フィンランドと同じグループになる。上位2チームが決勝トーナメントに行くことが出来る。
また日本は、パリオリンピック2024出場もかかっていて、今大会アジア1位を獲得してパリオリンピック出場を決める事も目標にしている。
そして日本は25日にドイツ戦で負けを喫したが、迎えた27日にフィンランドと対戦して、4Qに逆転してヨーロッパからの初勝利に沸いた。

また8/27終了時点でのアジアの成績はこちら
また日本のパリオリンピック出場には、アジア1位が必須になる。
各国状況

①日本🇯🇵 1勝1敗 (得失点差-8)
②フィリピン🇵🇭 0勝2敗 (-16)
③レバノン🇱🇧 0勝2敗 (-94)
④ヨルダン🇯🇴 0勝1敗 (-21)
⑤イラン🇮🇷 0勝1敗 (-41)
⑥中国🇨🇳 0勝1敗 (-42)

8/27フィンランド戦はこちらから

参照:

【FIBAWC】日本がフィンランドに逆転勝ち ワールカップ17年ぶり勝利 ヨーロッパ勢には初勝利/河村勇輝吠えた「迷いは全くなかった、ただただリングを見続けた結果です」

 

コメント

トム・ホーバスHC

「オフェンスバランスが必要で、3ポイント、ペイントアタック、フリースローで今日フリースロー凄かったですよ。34本打ちました。
今日のオフェンスバランスは最高です(FT27/34 79.4%)。フリースローが入らなかったからペイントにドライブできないけど、富永、河村があつくなって、そこからペイントが空いてジョシュのスリップとか色々出来た。比江島も本当にいい仕事してくれました。オフェンスバランス良ければ相手にプレッシャーかけられる。次もそういうバスケットやりたいです。
オーストラリアは凄く強いから、難しいかもしれないけど、私達は信じてます」

 

渡邊雄太

「今日最後残り5分くらいでコートに戻りましたが、この後足がぶっ壊れてもいいと思いながらコートに立ちました。
気持ちを持ってみんなここに来たので、まだパリオリンピックが決まった訳じゃないのでまだこれで満足は出来ないですけど、

ゲームが終わった後、僕に(河村勇輝が)”引退はさせないですよ”と力強い言葉をもらって頼もしいです笑。

あのチームに勝つには激しいDFでオールコートでプレッシャーかけて3ポイント打つバスケットしかないので、綺麗なバスケットしたらいい勝負は出来ても勝ち切るまではいかないので、勝ててよかったです。

この勝利は本当に大きな1勝なんですけど、まだまだ僕達はこれからなので、次オーストラリアに勝てばパリに大きく近づくので、まだまだ目指す所はあるので、次のオーストラリアも絶対勝ちます」

 

富樫勇樹

「ヨーロッパのチームに国際大会で勝つのは簡単な事ではないですし、これは日本のバスケットには大きな事で、これから、もう1つオーストラリアに向けてしっかり準備して戦いたいと思います。15点差になった時に誰一人諦めてる選手はいなかったですし、3ポイント1本2本ときて1桁になったら、1分2分でひっくり返す自信があるので、中々追いつかない時間帯があったのですがしっかり我慢出来た事が大きかったです。

2か月間どのチームよりも早く合宿やってきてますのでスピード、体力、ローテーションと4Qでも勝ちたいという思いで足が動いていました。

12人だけではなく今まで代表に関わってくれたみんな、色んな人のサポートもあって、上手くいかない経験を経てこの1勝があると思います。これからもう一つ上に行けるようにプレーしていきたいです」

 

比江島慎
14分24秒出場 17得点(3P2/2) 3AST

J:本当におめでとうございます
試合終わってどう感じましたか

「いや、、.
最高です、、最高です、、最高です」

 

馬場雄大

J:試合が終わった瞬間思った事は何ですか
(声を震わせて)
「言葉にならなかったです、はい。途中18点ビハインドになって、また上手くいかないな思って、でも本当に勝ったあの瞬間は最後の最後までアリーナの皆さん、画面の前の皆さんのサポートがあったからこそなので僕たちだけの勝利ではないです。本当に日本の勝利だと思います」

J:今大会に至るまで「信じる」キーワードになっていましたが厳しい所からどのように移り変わっていきましたか

「いやーー、、、本当に負けるのは僕達だけにしましょうって次の世代は勝つ事が当たり前にして行く世代だと思うのでここから歴史を作っていきたい。信じる事が出来たからこそ40分間戦う事ができたのでトムの言葉を胸に刻んでプレーしてました。
得点を取るだけが全てではないので、守備で守る事、何か自分が力になる事はないかと思って奮い立たせてました」

富永啓生

「本当に嬉しいです。今までの人生で1番嬉しいです。3ポイントは打ち続けるだけなので、チームメイトもスクリーンかけてくれて、自分をノーマークにしてくれてよかったです。シュートは自分の役割、このチームにいる理由でもあるので、今日決められて良かったです。皆さんの応援なくして勝てない勝利でした。
今日はOFどうこうというよりは、まずDFから入る事を意識してて、DFでチームに勢いを乗せられた事が凄く良かったです。今日はいつも以上にDFにフォーカスしてやってました。
若いエネルギーでチームを勝利に導けたのは嬉しかったですし、これからのバスケット人生で成長出来る1試合になったと思います」

 

河村勇輝

J:後半打ち続ける事でどう感じてプレーしてましたか

「迷いは全くなかったですね。ただただリングを見続けた結果だと思います。あの3ポイント打てたのも前半にペイントアタックした事で!それがある事を思わせたことだけでも後半打ち続けられる状態を作る事ご出来たので、10分間だけでなく40分間通して作りあげる事が出来たと思います」

「通用した部分、日本代表での役割ご明確になったのかなと思います。ペイントアタックしてアシストを供給する事、ズレがつくれなくてもボールをリングに押し込むだけでOF流れが変わってくるので、今後のキャリアでペイントアタックが強みになると思います。この会場にあるファンの皆さん、画面越しで応援くれていた皆様が僕たちに力を押してくれました」

 

日本代表12名

トム・ホーバスHC
⁡2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

スケジュール・放送・配信

Game3
8月29日 (火)
日本🇯🇵 vs 🇦🇺オーストラリア
20:10 TIP OFF
放送
19:54 テレビ朝日系(生中継)一部地域を除く
配信
DAZN、TVer (生配信)
変更等は要確認


【FIBAWC】日本がフィンランドに逆転勝ち ワールカップ17年ぶり勝利 ヨーロッパ勢には初勝利/河村勇輝吠えた「迷いは全くなかった、ただただリングを見続けた結果です」

【FIBAWC】日本がフィンランドに逆転勝ち ワールカップ17年ぶり勝利 ヨーロッパ勢には初勝利/河村勇輝吠えた「迷いは全くなかった、ただただリングを見続けた結果です」

8月27日は大会3日目で、予選Game1でドイツに負けている日本は、フィンランドと戦った。フィンランドはNBAユタ・ジャズで昨シーズンオールスター選出や最成長選手賞を受賞した、26歳のラウリ・マルケネンを擁して速さと高さのチーム。しっかり対応して日本バスケットが遂行できるかが注目になった。

フィンランド沢山ファンが沖縄アリーナに集まった

 

DAY3
グループE Game2
日本🇯🇵 96-88 🇫🇮フィンランド
1Q 22-15
2Q 14-31
3Q 17-19
4Q 33-15

<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 24得点 19Reb
#5 河村勇輝 25得点 9AST
#6 比江島慎 17得点
#30 富永啓生 17得点

<フィンランド>
#23 ラウリ・マルカネン 27得点
(211cm/NBAジャズ/26歳/NBAオールスター2023. NBA最成長選手賞2023)

スターターは富樫、原、馬場、渡邊雄太、ホーキンソンでディフェンスセットの布陣で臨んだ。
ディフェンスから流れを作って行く日本、渡邊雄太のブロックからいきなり激しい戦いが始まった。フィンランドは落ち着いてボールを動かして、コーナーから決めて試合に入る。
日本もスティールから馬場のダンク、渡邊雄太のショットが決まる。ハイローでホーキンソンへ渡りバスカンで会場はいきなり最高潮になる。スターターの原も激しくディフェンスに行き、オフェンスリバウンドを取り日本に力を与える。その後に河村や比江島もコートに入る。
ペイントに力強くアタックするホーキンソンはフリースロー2本決めてリードを広げる。ホーキンソンはこの試合でテーマにあったフリースローを14/15とインサイドのアタックを成功させた。その後続いて、すぐさま比江島がスリーバスカン、フリースローとを決める4点プレーを見せて日本を牽引する。比江島は更にアタックして得点。フィンランドもインサイドに押し込んでマルカネンがしっかり得点して追い上げる。比江島は1Qで日本を牽引して22-15で1Qリードといいスタート。

2Qフィンランドから得点して入る。フィンランドの厳しいディフェンスに、ホーキンソンがしっかりリバウンドを絡んでいく。仕掛けてくる日本に得点して追いつくフィンランドに我慢の時間帯に。そこに富永コートインでスリーポイントすぐさま決めて流れを戻していく。
渡邊雄太のドライブにマルカネンがブロックにいき凄い戦いが行われている。バリエーション変えてリズムに変化をもたらすディフェンスで日本はゾーンで仕掛けるが、ここではマルカネンのアタックは続き同点になる。
こういう難しい時間帯で、やはり富永がスリーポイント決めてくれる。それでもフィンランドはスリーポイント決めて逆転する。マルカネンのスリーポイントで日本は引き離されていくが、比江島がヒエジマステップでバスカン取り繋げる。そしてディフェンスで仕掛けるが、36-46フィンランドリードで折り返す。

フィンランドは2Qに一気に巻き返してスリーポイントを決めた。日本は後半、3本のスリーポイントを狙っていきたい。

後半大事な入りはホーキンソンから得点する。マルカネンを止めたいが連続で得点していく。ホーキンソンがインサイドで気を吐いて得点する間にアウトサイドから決めたい日本は、点差がついた時にスリーポイントを決めて押し戻す比江島。しかしさすがエースのマルカネンが止まらない。離されていくが富永のスリーポイントで日本に力を与えて終わり際に馬場がスリーポイント決めて10点差にして最終へ。

4Qさすがの富永がスリーポイント決めて7点差まで追い上げて、会場のボルテージはマックスにする、日本の選手とファンは一体になり、ここからインサイドでホーキンソンが押し込んで4点差にするが、直ぐにフィンランドも返すが河村がスリーポイント決めてまた4点差にする。最高の攻防に日本は更にパワーアップして遂に日本のアウトサイドが炸裂する。スペースを見つけた河村からホーキンソンへパスが渡り2点差にする」。
そして河村が個人で打開してバスカンで同点、そしてフリースロー決めて遂に逆転する。更に河村がスリーポイント決めてリード広げる。ホーバスHCが掲げて来たスリーポイントを決め切る、それが中々決まらなかった何試合もホーバスHCは「信じてる」、ずっとこれをメッセージしてきたが、ここでようやくそれが大事な場面で炸裂した。そして河村がマルケネンと1on1からスリーポイントを決め切った。その後もマルケネンをかわしてホーキンソンへ渡り得点して勝利を決定づけた。
最後は96-88と日本は最終的にハイスコアを叩き出し素晴らしい逆転勝利で日本が17年ぶりにワールドカップで勝利して、ヨーロッパ勢から初めて勝利した。


 

また日本のパリオリンピック出場には、アジア1位が必須になる。
各国状況

①日本🇯🇵 1勝1敗 (得失点差-8)
②フィリピン🇵🇭 0勝2敗 (-16)
③レバノン🇱🇧 0勝2敗 (-94)
④ヨルダン🇯🇴 0勝1敗 (-21)
⑤イラン🇮🇷 0勝1敗 (-41)
⑥中国🇨🇳 0勝1敗 (-42)

 

日本代表12名

トム・ホーバスHC
⁡2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

スケジュール・放送・配信

Game3
8月29日 (火)
日本🇯🇵 vs 🇦🇺オーストラリア
20:10 TIP OFF
放送
19:54 テレビ朝日系(生中継)一部地域を除く
配信
DAZN、TVer (生配信)
変更等は要確認

 

【FIBAWC】フィンランド戦へ向けて 公開練習トム・ホーバスHC、比江島慎コメント

【FIBAWC】フィンランド戦へ向けて公開練習トム・ホーバスHC、比江島慎コメント

日本代表は、初戦ドイツ戦で黒星発進で、予選Game2となる8月27日フィンランド戦(グループE)が行われる。パワーランキング2位の強豪ドイツに負けは喫したが、後半だけのスコアでは勝つ事ができた。今大会の結果がアジア1位を獲ることでパリオリンピック出場もかかっている大事な試合となる。得失点差もあるので1点でも多く得点を上げることを意識していきたい日本。
NBAジャズで活躍している、ラウリ・マルカネンを擁して高さとアウトサイドのシュートを強みにしているフィンランドと戦う。

フィンランド戦を前にトム・ホーバスHC、比江島慎が会見に応じた。1番練習してきたと自負する日本代表のシュートの確率についても言及した。

1次ラウンドGAME1終了時
パリ五輪出場権 アジア代表枠順位

フィリピン勝負0-1(得失点差-6)
日本0-1(-18)
ヨルダン0-1(-21)
レバノン0-1(-39)
イラン0-1(-41)
中国0-1(-42)

 

 

練習後コメント

トム・ホーバスHC

「フィンランド戦に向けていい準備しました。この試合は凄い自信あります。当たり前、大きいチャンスです。ちゃんとうちのバスケットやれたら勝つと思います。
ドイツの後半と同じ気持ち、同じフィジカルティ、フィンランドは速いペースのバスケットをやっているから、今日は速いテンポのバスケットをすると思います。
シュートは全員がリラックスして自信もって打つ、勝ちます。ドイツ戦の後半はシュート以外は良かったから、みんながヘッドダウンしてない。ドイツは強いよ。ハーフタイムでうちはもう一回リフレッシュして”後半は勝とう”となった。負けて悔しいけどもうみんな自信持ってます。試合が沢山あってオフがないからヘッドダウンすると自信ないなら大変です。アジア勢はみんな負けた、チャンスある」

 

比江島慎

「ドイツ戦後は、タフな結果になってしまいましたが、雰囲気は悪くなかったです。実際後半は、点数で言えば勝っていたし、次に繋がる試合が出来て、誰1人下を向かずに次に試合に切り替えています。練習の雰囲気もも良かったです。このチームはどの相手でも戦えてる、フランス、スロベニア、ドイツにしても本当に5.10分に相手のペースに持っていかれていますが、そこ以外は戦えてるとみんな自信はあると思います。40分間集中し続ける、流れが相手に行くこともありますが、しっかり断ち切って行くところは、出来る部分はあり、修正できればやれると思うので準備したいと思います。
限られた出場時間の中で、日本の流れになるようにプレーする事を心掛けていって、ベンチでも、暗くなる時間も少しあるのでしっかり盛り上げていくのが自分の仕事からだと思うので、アジア1位になるには、得失点差もあるので、1分1秒無駄にする事なく意識してやっていきたいです」

 

フィンランド戦でもカギを握る日本のPG 富樫勇樹、河村勇輝

 

日本代表12名

トム・ホーバスHC
⁡2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

スケジュール・放送・配信

⁡Game2
8月27日 (日) 日本🇯🇵 vs 🇫🇮フィンランド
21:10 TIP OFF
放送
21:00~ テレビ朝日系 (生中継)
配信
DAZN、バスケット LIVE、TVer (生配信)


Game3
8月29日 (火)
日本🇯🇵 vs 🇦🇺オーストラリア
20:10 TIP OFF
放送
19:54 テレビ朝日系(生中継)一部地域を除く
配信
DAZN、TVer (生配信)
変更等は要確認

 

【NBA】FIBAワールドカップ 2023 に過去最高55名の NBA選手が参加


ルカ・ドンチッチ(スロベニア)、パティ・ミルズ(オーストラリア)、渡邊雄太(日本)、ラウリー・マルケネン(フィンランド)、デニス・シュルーダー(ドイツ)

 

【NBA】FIBAワールドカップ 2023 に過去最高55名の NBA選手が参加

NBAは、8月25日(金)~9月10日(日)にフィリピン、日本、インドネシアで開催される「FIBAバスケットボールワールドカップ 2023」の代表チームロースターに、2019年の54名から、過去最多となる 55名の現役 NBA選手が名を連ねたことを発表しました。
今大会には、現役NBA選手、NBAドラフト指名選手、NBA経験者合わせて、過去最多106人が参加している。(2019年大会は103人が出場)。出場する32の代表チームのうち27チームには、少なくとも1人の現役NBA選手、NBAドラフト選手、NBA経験者が所属しており、10人の元NBAオールスター選手が含まれている。
大会最多12人のNBA選手が参加するアメリカ代表以外では、現役NBA選手が最も多いのはオーストラリア代
表が9 人、次いでカナダ代表7人、ドイツ代表4 人となっている。
FIBAワールドカップ 2023予選には、アフリカ、北アメリカ/南アメリカ、ヨーロッパ、アジア(オセアニアを含む)の 4 大陸にまたがる合計80のナショナルチームが出場した。

 

■今大会に参加するNBA オールスター経験選手
アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ、アメリカ)
シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー、カナダ)
ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス、スロベニア)
ルディ・ゴベア(ミネソタ・ティンバーウルブズ、フランス)
タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ、アメリカ)
ブランドン・イングラム(ニューオーリンズ・ペリカンズ、アメリカ)
ジャレン・ジャクソン Jr. (メンフィス・グリズリーズ、アメリカ)

 

■FIBA バスケットボールワールドカップ2023とNBAのトピックス

1 オーランド・マジック、ユタ・ジャズ、オクラホマシティ・サンダー、ミネソタ・ティンバーウルブズはそれ
ぞれリーグ最多の5選手、ニューヨーク・ニックスとダラス・マーベリックスはそれぞれ 4 選手が今大会に参
加しています。

2 大会参加選手で NBA の G リーグを経験した選手は5名。

3 今大会には、バスケットボール・アフリカ・リーグ(BAL)の初めの3シーズンを戦った16人の選手が参加しており、その中には、2023年のBAL MVPに輝いた Nuni Omot(ヌニ・オモット、南スーダン)も含まれてい
る。彼は母国である南スーダンの FIBAバスケットボール・ワールドカップ初出場権獲得に貢献した後、ア
ル・アハリ(エジプト)を2023年のBALチャンピオンシップに導いている。
※BALはNBAとFIBA が運営するプロリーグで、アフリカ全土から12のクラブチームが参加し、2023年5月
に3シーズン目を終えている。

4 オーストラリア代表であり、NBA グローバル・アカデミーの元チームメイトであるジョシュ・ギディ(オクラ
ホマシティ・サンダー)とダイソン・ダニエルズ(ニューオリンズ・ペリカンズ)、現在NBAアカデミー・ア
フリカに所属する Khaman Maluach(カマン・マルアハ、南スーダン)、NBA グローバル・アカデミーの卒業生であるCui Yongxi(ヨンシー・クイ、中国)、NBAアカデミー・ラテンアメリカの参加者である Jean Montero(ジャン・モンテロ、ドミニカ共和国)は、FIBAバスケットボール・ワールドカップに出場する初のNBAアカデミー出身/現役の選手になる予定。

5 バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(BWB)に参加していた 87 名の選手が代表チームのロース
ターに名を連ねている。

 

【FIBAWC】ドイツ戦後 トム・ホーバスHC、渡邊雄太、富樫勇樹キャプテン、馬場雄大、富永啓生、河村勇輝 Jbasketインタビュー

【FIBAWC】ドイツ戦後 トム・ホーバスHC、渡邊雄太、富樫勇樹キャプテン、馬場雄大、富永啓生、河村勇輝 Jbasketインタビュー

参照:Game1 ドイツ戦

【FIBAWC】日本代表初戦ドイツに悔しい敗戦 渡邊雄太20得点チームハイ「本当に最後まで諦めずにやり切ったのは1つ収穫」/第2戦フィンランドへ繋げる

 

FIBAワールドカップ 2023 初戦ドイツに敗れるもディフェンスでは15日の強化試合で右足首を負傷した渡邊雄太が開幕チームにスターターで登場すると会場の歓声はアリーナを揺らした。渡邊はチーム最多の20得点6リバウンド2ブロック。優勝候補にもあがる、FIBAパワーランキング2位のドイツ戦の前日会見でトムHCがスターティングに自信をみせた布陣には馬場が登場、馬場雄大 15得点 、続いて股関節を痛めていたジョシュ・ホーキンソン 9得点 10Reb、ピークを開幕に合わせて魅せた。日本の武器、アウトサイドでは富永がマークされるなどスリーポイントは打てたが17%と苦しい試合になった、選手たちの試合後のコメントからも初戦の難しさが伝わる試合となった。

アジア各国試合結果は、得失点差が関係してくるので、最後まで戦い抜くことは大事で、大きい事になる。

8月25日
レバノン 70 -109ラトビア
フィリピン 81-87ドミニカ共和国
日本 63-81ドイツ

 

試合後コメント

トム・ホーバスHC

J:DF色々仕掛けていい流れを作ってましたが、次のフィンランド戦での戦いを

「フィンランドにDFのプランは変わりますよ。ドイツへのうちのプランはシュルーダーのダウンヒルのプレーを止める、止めたかった。フィンランドのメイン選手はマルケネンで、ダウンヒルされると何も出来なくなる。そこを色々ゲームプランに立てます。マルケネンは3.4番なので、明日からゲームプランしっかり作ってやる。3ポイントシューターもいるけど大きいチャンス、うちのバスケットやります」

振り返り
「ドイツDFが良かった、いいDFやりました、間違いないです。でもうちもドイツにいいDFやりました。自分のスペース、シューティングチャンス作れなかったら大変ですけど、僕は心配しない。大丈夫です!
河村はもっともっと出来ると思います。悪くないけど、僕は彼の特別なプレーをよく見てる。まだまだいってないです、でも彼の事は凄く自信あります、間違いない。この試合の経験は大きいです。
ホームコートアドバンテージは間違いない、うちのベンチの前にお客がいない、満席と聞いたけど、次の試合お願いします」

渡邊雄太

J:チームDFの意識を次に繋げていくには

「一種のギャンブルDFというか、そういうのをやっていかないといけないので、1対1でどうしても守りきれないですし、チームDFでやり切ろうと思っても相手の個の力が強かった場合に打開されてしまうので、相手をちょっと驚かすじゃないですけど、そういうDFはやっていかないといけないので、それで今日ドイツからスティールやターンオーバー出来た部分もあったのでそこは継続してやっていきます」

「後半点差離されそうになった時もみんな歯を食いしばって40分間戦い切ったので、勝敗が並んだ時に得失点差が関係しくる分1点が重くなってくるんですけど、本当に最後まで諦めずにやり切ったのは1つ収穫かなと思います。
足の怪我は、コートに立つ以上は足が痛かろうが関係ないので、もしかしたらドイツにも負傷者がいるかもしれないし、そこは言い訳せずにやっているので僕も言い訳せずにやっていきたい。自分達はチームで止めるしかないので、個人個人見た時にドイツが強いのはわかっているので、コミュニケーションのミスがあったりしたのでそういうのが無く40分間戦う事が次の課題です。

チームはシュート確率が上がってこなかった分、思い切って打ち切れなかったのかなと思います。次はそれを決めれば、ゲーム展開変わっていたと思いますし、決めなければこういう展開になる、シンプルなのでやるしかないです。自分ももっと決めてれば、自分の責任です」

富樫勇樹

「ずっと出だし出だしと言ってきた中で、オープン、オープンでないにしても自分達が決めないといけないというのを落として点差が開いてしまったので、反省点が特に多い前半だったかなと思います。後半は相手のやりたいバスケットは止められたと思いますし、勝敗プラス点差は今後大きく関わってくるので、前半切り替えて後半勝てたのは大きい事だと思います。相手にやられたというよりは自分達が出来なかったというのが大きかったかなと思います。」

馬場雄大

今大会はどんな思いで沖縄へ
「強化試合だったりリズムが掴めない中で、1試合1試合準備出来てきたと思います。トムさんとワークアウトしてから3.4ヶ月一緒にやってるので今からどうとかではなくて、今までやってきた事を信じるしかない、逆にいい意味で振り切る事が出来たので、そういう気持ちで臨む事が出来ました。
プレー中でも声援貰っているのを感じましたし、ホームコートアドバンテージ気持ちよかったです」

富永啓生

J:今日短い時間でのプレータイムはイメージしてたののとどんな感じですか

「40分通して、中々自分のプレーを最後の2.3分しか出来なかったと思うので、もっともっと早い段階でやらないと勝敗に意味がなくなるのでもっとやっていきたいです。
アテンプトの所も目標としてる所に全然まだまだなので追求していきたいと思ってます。

J:次のフィンランド戦では

「切り替えていきます。今大会まだ長いので、引きずらずに次の試合に備えていきます」

河村勇輝

J:色々仕掛けたDFでの意識の切り替えはどうでしたか

「DFの部分、簡単に3ポイント打たれてしまうとうまいタイミングでReb入られてしまう事があるので、一番の自分達のウィークポイントはRebの所なので、その中で相手にどれだけタフショット打たせて、いいタイミングでRebにいかせないかという所を意識する、僕としてはPGにしっかりとプレッシャーかけて少しでも流れを作れればいいなと思ってました」


「シュルーダー選手は本当に素晴らしい選手でした、簡単に止められない選手だと思いました。チームとして色んな準備してきたんですけど、止められた部分もありましたけど、またやらられてしまった所も多くあるので、悔しいです。最終的にOF崩す事が出来ずに1対1になって3ポイント打つ事が増えてしまったのが停滞の原因かなと思うので、もっとオフボールでずれを作り出す事だったり、1つずつOFの組み立てをしないと単調なOFになってしまう。

僕の強みはペイントアタックする事、シュート決まらなくても、停滞してる時には打開しないいけない時間帯があるので、決めきれなかったのは僕自身の実力不足だと思います。ワールドカップは画面で見ていた想像通りのレベルの高さでした。初戦悔しい思いしましたけど、ヘッズダウンする事なくフィンランド戦に向けていい準備したいと思ってます」

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

 スケジュール・放送・配信

⁡Game2
8月27日 (日) 日本🇯🇵 vs 🇫🇮フィンランド
21:10 TIP OFF
放送
21:00~ テレビ朝日系 (生中継)
配信
DAZN、バスケット LIVE、TVer (生配信)


Game3
8月29日 (火)
日本🇯🇵 vs 🇦🇺オーストラリア
20:10 TIP OFF
放送
19:54 テレビ朝日系(生中継)一部地域を除く
配信
DAZN、TVer (生配信)
変更等は要確認

【FIBAWC】日本代表初戦ドイツに悔しい敗戦 渡邊雄太20得点チームハイ「本当に最後まで諦めずにやり切ったのは1つ収穫」/第2戦フィンランドへ繋げる

【FIBAWC】日本代表初戦ドイツに悔しい敗戦 渡邊雄太20得点チームハイ「本当に最後まで諦めずにやり切ったのは1つ収穫」/第2戦フィンランドへ繋げる

FIBAワールドカップ2023が開幕。3カ国初の同時開催(マニラ、ジャカルタ、沖縄)で日本が初戦ドイツと戦った。ディフェンスで仕掛けてドイツに対抗していったが、スリーポイントがこの試合では6/35 17%で苦しんだ展開になったが、後半は日本らしく粘り強いバスケットを見せてくれた。

8/25(FRI)
ドイツ🇩🇪 81-63 🇯🇵日本
1Q 23-11
2Q 30-20
3Q 16-16
4Q 12-16

<日本>
#12 渡邊雄太 20得点 6Reb 2bl
#18 馬場雄大 15得点
#24 ジョシュ・ホーキンソン 9得点 10Reb

<ドイツ>
#17 #デニス・シュルーダー 14得点 5Reb 5AST
#13 #モリツ・バグナー 25得点

スターターは、富樫、原修太、馬場、渡邊雄太、ホーキンソン、

日本のバスケットを展開出来るか、前日会見でトムHCはディフェンスに自信をみせていた。今まで行われた国際強化試合ではみせていなかったスターティングで、日本はドイツへ挑んだ。

試合の入りは渡邊雄太のスリーポイントのコーナーから外れたが積極的に打っていき、ドイツから得点して入る。シュルーダーとのマッチアップは富樫がどう対峙するか。渡邊雄太がシュルーダーをブロックでいきなり会場が盛り上がる。馬場のスティールから日本初得点で、更にコーナーから渡邊雄太が3ポイント決め、ブロックで繋ぐ。ドイツはフランツがダンクを連続して叩き込む。日本はホーキンソンがファウルがかさみ、川真田がコートイン。ドイツはインサイドのハイロー、そしてバグナー兄弟がしっかり得点していく。ディフェンスを強化してきてる日本は、富永を入れて流れを変えたいがスカウティングされている事が分かるディフェンスでボール持たせてもらえないが、いい形でスリーポイントが打っているが中々決まらず、ドイツはモリツがスリーポイント決めて引き離していく。日本はゾーンを敷いて守るがドイツは得点して23-11で終える。

2Q、馬場がスペース空けてダンクを叩き込んで気を吐く。そしてブレイクでバックシュート決めるなど、ホーキンソンのインサイドも効いて日本もいい流れを作ると、比江島がスティールからペイントアタックしてドイツの流れを切る。なんとか日本の流れをつくっていくがドイツの厳しいディフェンスと的確に決めるシュートで17点差をつけられた。ここでしっかりついていきたい日本、積極的に打ち河村がスリーポイント決め、前半最後に西田がいい形でペイントアタックして得点した。ドイツはマッチアップしていたシュルーダーを起点にゴール下で強さが際立つ前半、日本はノーマークを作っていくが外角が厳しい数字になった。スリーポイントは3/18 17%、53-31で折り返す。

後半メンバーはスターターと同じで、ホーキンソンのオフェンスリバウンドから得点、渡邊雄太が厳しいマークからフェアダウェイで得点し鼓舞するそこに会場も応える。6-0のランで日本に勢いつける。そしてディフェンスで仕掛けるがパワーで押し込んでくるドイツに、富樫が果敢にアタック、馬場がスリーポイント決めて追い上げたいが、インサイドの強さで得点するドイツは20点差をつける。河村のドライブからのシュートをブロックするシュルーダーの速さも見せて、69-47で最終へ。

4Qでホーキンソン、渡邊雄太とドイツをブロックして繋いで、ホーキンソンがオフェンスでドイツのペイントでハッスルしてフリースローをしっかり決めていく。この日のホーキンソンは7/8とフリースローをしっかり決めた。ドイツも果敢に得点していくが、渡邊雄太から馬場へ渡りダンク叩き込んで粘る日本。そして馬場から渡邊雄太へアリウープダンクで会場も盛り上がる。スリーポイントは35本と試投数は日本のスタイルだったが6本成功で6/35 17%になる。また日本のディフェンスは後半ドイツのスリーポイントをしっかり止めて後半は互角の戦いを見せてくれたが、追い上げる日本にドイツが81-63でドイツが勝利。日本はワールドカップ初戦は黒星でスタート。外角シュートと仕掛けるディフェンスが次のフィンランド戦でどう戦うか注目になる。

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

スケジュール・放送・配信

Game2
8月27日 (日) 日本🇯🇵 vs 🇫🇮フィンランド
21:10 TIP OFF
放送
21:00~ テレビ朝日系 (生中継)
配信
DAZN、バスケット LIVE、TVer (生配信)

⁡Game3
8月29日 (火)
日本🇯🇵 vs 🇦🇺オーストラリア
20:10 TIP OFF
放送
19:54 テレビ朝日系(生中継)一部地域を除く
配信
DAZN、TVer (生配信)
変更等は要確認