日本代表

【女子日本代表】Game2 後半3P11本で一気に引き離し日本勝利/山本麻衣18得点7AST「前半から切り替えてできる様にする事が課題」

【女子日本代表】Game2 後半3P11本で一気に引き離し日本勝利/山本麻衣18得点7AST「前半から切り替えてできる様にする事が課題」

三井不動産カップは第1戦は大差で日本が勝利しての第2戦になった。日本代表の強みのペイントアタックからアウトサイドからのシュート、強度高いディフェンスと完成度を上げていく課題を実践中の日本代表。色々なローテーションを組んで試している中でスターターからの展開のベースが固まってきている。

また、今月26日にオーストラリアで開幕する女子アジアカップで、上位4チームはパリオリンピックの出場権をかけて来年行われる世界最終予選に進出することになるで6連覇もかかっているがとても十羽ような大会になる。この三井不動産カップは得点差よりも、最終で課題を修正できるチャンスになっている。

6/17(土) 三井不動産カップ
高崎アリーナ

Game2
日本🇯🇵 87-63 🇩🇰デンマーク

1Q 17-21
2Q 19-16
3Q 30-7
4Q 19-17

<日本>
#23 山本麻衣 18得点(3P5/8) 7AST 5Reb
#27 林咲希 18得点(3P5/7) 4AST
#3 馬瓜ステファニー 18得点
#8 高田真希 10得点 5Reb 3AST

高田、ステファニー、林、赤穂、山本のスターターで始まる。
デンマーク、山本の連続とスリーポイントで入る。日本は今大会特に意識している、動きの中からのシュートを実践していて打っていく。山本からの起点でピックからポップして高田がスリーポイントを決める。またデンマークは前日とは違いディフェンスをタイトに突いてシュートを決めていきゲームをリードする。
日本はアタックからキックアウトしてフリーを作るがシュートが中々決まらずデンマークにリードを許して17-21で1Q終える。

リズムを戻したい日本はコーナーからフリーで本橋がスリーポイントを決めて入り、ドライブからアタックして得点して逆転とチームを牽引する。日本はアウトサイドの確率がグッと落ちているが我慢していく。一方デンマークは高確率で3ポイントを決めていきゲームをリード。日本は山本、林と動きの中からフリーにしてスリーポイントを決めて離れた得点を追いつく、39-38デンマークリードで折り返す。
日本スリーポイント 6/21 28.6%、デンマークは7/15 46.7%と数字通りのスタッツになる。

後半、デンマークのピックからのフリーを作られて得点される。日本はリズムに乗り切れてないが、林らのスリーポイントで一気に追いついて逆転する。ボールムーブよく展開して山本がスリーポイントと連続して決めてリードを広げる。打ち続けていく日本のスリーポイントは決めきっていき、ステファニーもスリーポイントバスカン4点プレーで日本に勢いつけ逆転と、一気呵成に決めて3Qだけで8/10と80%にまで上げて日本の強みを見せている。68-46日本リードの3Q。

後半に入ってからの、林のスリーポイントを止められない。日本のディフェンスは強度を上げ、リバウンドも22本と前半はデンマークに27本取られていたが、しっかり取り、3ポイントを1/4に完全に抑えた。日本は20点差以上つけて前半入らなかったアウトサイドの得点も後半しっかり修正して決めきって日本の力を見せた。

 

 

試合後コメント

恩塚亨HC

「今日は試合前に選手達に難しい試合になる、チャレンジが沢山ある事を伝えました。大差の後は相手がアジャストしてくるので出だしは相手にリズムを掴ませてしまった展開でしたが我慢して後半DFのプレッシャーを起点にしてペイントタッチの数を増やして粘り強くプレーして勝利出来た事は成長を感じられました。それを1Q途中から気付けてアジャストしていく事が目指して行く所だと思ってます」

J:OFでの組み合わせでウィング陣選手起用について教えて下さい

「前もって今日の試合でのローテーションはこうしようというベースを元に組んでいました。ゲームプランの中にどういう構成でどういう時間でどれくらいの長さでプレーした時にどれくらいのパフォーマンスになるかという事は、スターターの選手のプレータイムが引っ張った時にどれくらいのパフォーマンスになるかというのを見ておきたかったというのが今日のゲームでありました。色々試しています」

 

山本麻衣

「前半は相手のリズムでバスケットをさせてしまった展開になりましたが、しっかり後半に切り替えたのが凄く良かったと思います。後半は日本らしくペイントタッチしてスリーポイントを狙い、DFの強度を上げる事が出来たので、それを前半から切り替えてできる様にする事が課題だと思います。」

 

赤穂ひまわり

J:今出ているプレータイムはどんな感触か教えて下さい

「DFやリバウンドは出来ているのかなと思ってます。後はOFで勢いに乗れる様に頑張りたいと思います。相手にやりたい事をやらせない事も大事になります」

J:ひまわり選手がベンチにいる時はどの様に見えてますか

「DFが強度高くやっていて、今日は前半シュートが入ってなかったですけど、いいシュートはみんな打てているので、そこは打ち続けている結果後半入り出して点差が離れたので、そこはいい所だなと思ってます。ベンチから見ていてその次に出る時にしっかりHCの言っていることを伝えたり、流れを変えるために出る時はしっかりしていかないとと思ってます」

 

東藤なな子

J:短いプレータイムの中で色んな役割をする事について教えて下さい

「今までは先に走ってガードが作ってくれるのを待って自分のチャンスが来たら打つというのがありましたが、今は自分から受けに行くし、ガード頼りにならないバスケが重視されているので、ボールを早めに触る機会が増えた感じはあります。
自分の得意なプレーはクローズアウトとかパスのズレから、合わせなどが得意なのでチャンスを見つけながら出していきたいですし、ハンドラーとしてもプレーの幅を広げていかないと世界と戦うのでアジャストされた時に、味方を活かすプレーが出来るようになる事が必要になってくるので今、試行錯誤しながらやってます!」

J:アジアカップでの試合での役割について

「どの時間帯で出ても自分の役割は変わらないですし、試合の流れを見ながら何が足りないとか冷静に判断しながらプレー出来ればと思っているので、どの時間帯でも高いバスケができる様にしてます。
アジアカップは身体の強さがあるチームが多いので、調整出来る今大会で、フィジカルの面で負けない様に意識してやります。」

 

女子日本代表12名

#3 馬瓜ステファニー (PF / 182cm /公益財団法人日本バスケットボール協会 )
#8 髙田真希 (C /185cm /デンソーアイリス)
#12 朝比奈あずさ (C /185cm /筑波大学2年)
#15 本橋菜子 (PG /164cm /東京羽田ヴィッキーズ)
#23 山本麻衣 (PG /163cm /トヨタ自動車アンテロープス)
#27 林咲希 (SG /173cm /富士通レッドウェーブ)
#31 平下愛佳 (SG /177cm /トヨタ自動車アンテロープス)
#32 宮崎 早織 (PG /167cm /ENEOSサンフラワーズ)
#59 星杏璃 (SG /170cm /ENEOSサンフラワーズ)
#75 東藤なな子 (SF /175cm /トヨタ紡織 サンシャインラビッツ)
#88 赤穂ひまわり (SF /184cm /デンソーアイリス)
#99 オコエ桃仁花 (PF /182cm /GEELONG SUPERCATS)

 

大会スケジュール

第3戦 6/18(日)15時 日本vs デンマーク

配信
全日程「バスケットLIVE」

 

 

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