日本代表

【FIBAWC】日本がフィンランドに逆転勝ち ワールカップ17年ぶり勝利 ヨーロッパ勢には初勝利/河村勇輝吠えた「迷いは全くなかった、ただただリングを見続けた結果です」

【FIBAWC】日本がフィンランドに逆転勝ち ワールカップ17年ぶり勝利 ヨーロッパ勢には初勝利/河村勇輝吠えた「迷いは全くなかった、ただただリングを見続けた結果です」

8月27日は大会3日目で、予選Game1でドイツに負けている日本は、フィンランドと戦った。フィンランドはNBAユタ・ジャズで昨シーズンオールスター選出や最成長選手賞を受賞した、26歳のラウリ・マルケネンを擁して速さと高さのチーム。しっかり対応して日本バスケットが遂行できるかが注目になった。

フィンランド沢山ファンが沖縄アリーナに集まった

 

DAY3
グループE Game2
日本🇯🇵 96-88 🇫🇮フィンランド
1Q 22-15
2Q 14-31
3Q 17-19
4Q 33-15

<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 24得点 19Reb
#5 河村勇輝 25得点 9AST
#6 比江島慎 17得点
#30 富永啓生 17得点

<フィンランド>
#23 ラウリ・マルカネン 27得点
(211cm/NBAジャズ/26歳/NBAオールスター2023. NBA最成長選手賞2023)

スターターは富樫、原、馬場、渡邊雄太、ホーキンソンでディフェンスセットの布陣で臨んだ。
ディフェンスから流れを作って行く日本、渡邊雄太のブロックからいきなり激しい戦いが始まった。フィンランドは落ち着いてボールを動かして、コーナーから決めて試合に入る。
日本もスティールから馬場のダンク、渡邊雄太のショットが決まる。ハイローでホーキンソンへ渡りバスカンで会場はいきなり最高潮になる。スターターの原も激しくディフェンスに行き、オフェンスリバウンドを取り日本に力を与える。その後に河村や比江島もコートに入る。
ペイントに力強くアタックするホーキンソンはフリースロー2本決めてリードを広げる。ホーキンソンはこの試合でテーマにあったフリースローを14/15とインサイドのアタックを成功させた。その後続いて、すぐさま比江島がスリーバスカン、フリースローとを決める4点プレーを見せて日本を牽引する。比江島は更にアタックして得点。フィンランドもインサイドに押し込んでマルカネンがしっかり得点して追い上げる。比江島は1Qで日本を牽引して22-15で1Qリードといいスタート。

2Qフィンランドから得点して入る。フィンランドの厳しいディフェンスに、ホーキンソンがしっかりリバウンドを絡んでいく。仕掛けてくる日本に得点して追いつくフィンランドに我慢の時間帯に。そこに富永コートインでスリーポイントすぐさま決めて流れを戻していく。
渡邊雄太のドライブにマルカネンがブロックにいき凄い戦いが行われている。バリエーション変えてリズムに変化をもたらすディフェンスで日本はゾーンで仕掛けるが、ここではマルカネンのアタックは続き同点になる。
こういう難しい時間帯で、やはり富永がスリーポイント決めてくれる。それでもフィンランドはスリーポイント決めて逆転する。マルカネンのスリーポイントで日本は引き離されていくが、比江島がヒエジマステップでバスカン取り繋げる。そしてディフェンスで仕掛けるが、36-46フィンランドリードで折り返す。

フィンランドは2Qに一気に巻き返してスリーポイントを決めた。日本は後半、3本のスリーポイントを狙っていきたい。

後半大事な入りはホーキンソンから得点する。マルカネンを止めたいが連続で得点していく。ホーキンソンがインサイドで気を吐いて得点する間にアウトサイドから決めたい日本は、点差がついた時にスリーポイントを決めて押し戻す比江島。しかしさすがエースのマルカネンが止まらない。離されていくが富永のスリーポイントで日本に力を与えて終わり際に馬場がスリーポイント決めて10点差にして最終へ。

4Qさすがの富永がスリーポイント決めて7点差まで追い上げて、会場のボルテージはマックスにする、日本の選手とファンは一体になり、ここからインサイドでホーキンソンが押し込んで4点差にするが、直ぐにフィンランドも返すが河村がスリーポイント決めてまた4点差にする。最高の攻防に日本は更にパワーアップして遂に日本のアウトサイドが炸裂する。スペースを見つけた河村からホーキンソンへパスが渡り2点差にする」。
そして河村が個人で打開してバスカンで同点、そしてフリースロー決めて遂に逆転する。更に河村がスリーポイント決めてリード広げる。ホーバスHCが掲げて来たスリーポイントを決め切る、それが中々決まらなかった何試合もホーバスHCは「信じてる」、ずっとこれをメッセージしてきたが、ここでようやくそれが大事な場面で炸裂した。そして河村がマルケネンと1on1からスリーポイントを決め切った。その後もマルケネンをかわしてホーキンソンへ渡り得点して勝利を決定づけた。
最後は96-88と日本は最終的にハイスコアを叩き出し素晴らしい逆転勝利で日本が17年ぶりにワールドカップで勝利して、ヨーロッパ勢から初めて勝利した。


 

また日本のパリオリンピック出場には、アジア1位が必須になる。
各国状況

①日本🇯🇵 1勝1敗 (得失点差-8)
②フィリピン🇵🇭 0勝2敗 (-16)
③レバノン🇱🇧 0勝2敗 (-94)
④ヨルダン🇯🇴 0勝1敗 (-21)
⑤イラン🇮🇷 0勝1敗 (-41)
⑥中国🇨🇳 0勝1敗 (-42)

 

日本代表12名

トム・ホーバスHC
⁡2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

スケジュール・放送・配信

Game3
8月29日 (火)
日本🇯🇵 vs 🇦🇺オーストラリア
20:10 TIP OFF
放送
19:54 テレビ朝日系(生中継)一部地域を除く
配信
DAZN、TVer (生配信)
変更等は要確認

 

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Jbasketライター

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