女子日本代表は2月11日ハンガリーのショプロンでパリ五輪の出場権をかけて最終戦カナダとの戦いに挑んだ。カナダは世界ランキング5位と強豪国だったが最後まで戦い抜き勝利した。
恩塚HCが掲げてきた”走り勝つシューター軍団”を体現した今大会だった。男女共にオリンピック出場は48年ぶりの快挙となった。
女子日本代表は今大会”死のグループ”とFIBAから言われるほどの厳しい戦いだった。初戦スペイン戦に全力をそそぎ大きな勝利を得て、2戦目開催国ハンガリーに惜敗し、背水の陣で迎えた3戦目カナダ戦は日本チームが一丸となって戦い抜き試合後の選手達の涙がこの一戦にかける思いが物語っていた。
日本を牽引し大きく貢献した山本麻衣が大会MVPに輝いた。
1試合平均得点 17得点 3.7Reb 3.7AST
FG成功率 62%
試合後コメント
「勝つしかなかったので全員で戦うことができて本当にうれしい。相手の弱い所を全員が理解して攻められたのが勝因だと思います。もっとレベルアップして金メダル取りたいと思います。」
大会オールスター5に選出される
山本麻衣 得点部門1位
宮崎早織 アシスト部門1位
宮崎早織
1試合平均 13得点 6.0AST
山本と宮崎のガード陣が世界を翻弄した
2022ワールドカップではリーグ戦敗退
2023 アジアカップで中国に敗退し6連覇の逃すが、今大会で宮崎の速さは世界を翻弄し宮崎の力を証明した。
試合後コメント
「本当に嬉しいです。
ワールドカップから本当に悔しい思いをずっとしていたのでいい結果が出て良かったです。」と涙する。
#3 馬瓜ステファニー (PF / 182cm / MOVISTAR ESTUDIANTES)
#4 川井麻衣 (SG / 171 / トヨタ自動車 アンテロープス)
#8 髙田真希 (C / 185 / デンソー アイリス)
#12 吉田亜沙美 (PG / 165 / アイシンウィングス)
#15 本橋菜子 (PG / 164 / 東京羽田ヴィッキーズ)
#18 野口さくら (PF / 182 / アイシンウィングス)
#23 山本麻衣 (PG / 163 / トヨタ自動車アンテロープス)
#27 林咲希 (SG / 173 / 富士通レッドウェーブ)
#30 馬瓜エブリン (PF / 180 / デンソーアイリス)
#31 平下愛佳 (SG / 177 / トヨタ自動車アンテロープス)
#32 宮崎早織 (PG / 167 / ENEOSサンフラワーズ)
#88 赤穂ひまわり (PF / 184 / デンソーアイリス)