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【女子日本代表パリ五輪】ドイツに悔しい負け2連敗から予選最終ベルギー戦へ /高田真希「あきらめたらそこで試合終了ですよ」想いを自身SNSにて

【女子日本代表パリ五輪】ドイツに悔しい負け2連敗から予選最終ベルギー戦へ /高田真希「あきらめたらそこで試合終了ですよ」想いを自身SNSにて

日本はドイツに最後までに追いつかず惜敗で悔しい2連敗/3ポイントは9/30で成功率30%となった

女子日本代表初戦のアメリカ戦(日本76-102アメリカ)で17得点の活躍を見せた山本麻衣がこの試合で脳震盪という診断が発表されて欠場となり、大きな得点源なので想定外が起きた中で、ドイツのエース、サトゥ・サバリが33得点をあげて中々止められなず、日本の得意としている3ポイントは9/30で成功率30.0%と低迷してしまった。また、ターンオーバー16本となりそこから得点を多く許してしまい、自らのミスからの得点を上回るオフェンスを出しきれなかったの悔やまれるが、次戦ベルギー戦で見せて欲しい。そして大黒柱の高田真希が「あきらめたらそこで試合終了ですよ」と自身SNSにてコメントしてベルギー戦への想いを表現した。

予選ラウンド Game2
8月1日(THU)
日本🇯🇵 64-75 🇩🇪ドイツ

<日本>
#8 高田真希 15得点 5Reb
#32 宮崎早織 13得点 4AST
#7 林咲希 11得点
#13 町田瑠唯 9AST 2得点

日本は予選ラウンド最終戦8月4日の相手は、因縁の相手にもなる東京五輪の準々決勝で対戦したFIBAランキング6位のベルギーだ。東京オリンピックではクォーターファイナルで町田から囃子に渡り、林が3ポイントを決めて劇的な逆転勝ちはいまだに記憶に鮮明に残っているファンは多い。日本の得意としている足を止めず、足で攪乱して速い展開で試合を支配して日本らしいプレーを期待したい。12人の想い、いいパフォーマンスで勝利をファンブースターは待っている。

 

日本のいるグループCの状況
2試合終了時点での成績カッコ内は得失点差。
アメリカとドイツは決勝トーナメント進出決定した。

1位 アメリカ🇺🇸/2勝0敗(+39)
2位 ドイツ🇩🇪/2勝0敗(+25)
3位 ベルギー🇧🇪/0勝2敗(-27)
4位 日本🇯🇵/0勝2敗(-37)

 

走り勝つシューター軍団をこの試合で遂行するシーンが少なかった。大会前に恩塚HCから選手に「台本」、いわゆる戦術などのマニュアルを配布されいて、選手と共有してきた。日本の走り負けない体力に合わせて、海外の大きい選手に対してしてしっかりと3ポイントをメイクして決め切ることも目的にしたものだが、どう選手やチームに反映出来たのかは注目もされていた。勝つために新しい事をしないと進化していけない。そのチャレンジがなければ世界と戦えないが、常に結果を求められる。その最たるのがオリンピックだ。その効果、遂行がどうだったのかも確認したい。まずは今大会で日本代表が勝利の歓喜、喜び合うシーンをベルギー戦でみたい。全国のファンブースターはそれを心から待っているし、想いは共に戦っている。

 

 

試合後コメント

恩塚亨HC

「選手たちはベストを尽くして頑張ってくれました。苦しい時間帯でも自分たちのバスケットをやり切ろうとしてくれた事に対して誇りに思っていますし勝利に導けなかったことに関して責任を感じています。フリースローの得点が多いドイツに対して、ギリギリの攻防の中で、押し切られてフリースローを獲得された事が勝負の分かれ目だったと思います。
次のベルギー戦では日本のバスケットをワンプレーワンプレーしっかりとコート上で表現したいのと、この悔しい状況の中で選手たちが持っている力を発揮できるようにしっかりと準備して勝利に導きたいと思います」。

 

高田真希
30分出場 15得点 (3P3/6) 5Reb

「日本チームの良いところをいかせるようなシーンは多くあったと思います。ただその中でなかなかシュートが入らず、単発になってしまったところがあったのでもう少しチームとして崩すことが出来たらよかったと思います。ドイツのHCはもともとカナダにいて日本のことをすごく知っていて本当に研究されていました。自分たちが相手を上回ることが出来ませんでした」。

 

町田瑠唯
30分出場 9AST 2得点

相手の高さだったり、エースを中々止めきれなかったです。オフェンスに関しては自分のコントロールでスローダウンしてしまったり、日本の強さをあまり引き出せなかったと思います。あと1戦あるので、しっかりベルギー戦に向けて準備していきたいと思います。

 

予選ラウンド最終戦
Game3
8月4日(日)日本時間17:45 日本テレビ系列/Tver
日本🇯🇵 vs 🇧🇪ベルギー

 

女子日本代表12名ロスター

#3 馬瓜 ステファニー(PF / 182cm / CASADEMONT ZARAGOZA)
#8 髙田 真希(C / 185cm / デンソー アイリス)
#12 吉田 亜沙美(PG / 165cm / 公益財団法人日本バスケットボール協会)
#13 町田 瑠唯(PG / 162cm / 富士通レッドウェーブ)
#15 本橋 菜子(SG / 164cm / 東京羽田ヴィッキーズ)
#23 山本 麻衣(SG / 163cm / トヨタ自動車 アンテロープス)
#27 林 咲希(SF / 173cm / 富士通レッドウェーブ)
#30 馬瓜 エブリン(PF / 180cm / デンソー アイリス)
#32 宮崎 早織(PG / 167cm / ENEOSサンフラワーズ)
#52 宮澤 夕貴(PF / 183cm / 富士通レッドウェーブ)
#75 東藤 なな子(SF / 175cm / トヨタ紡織サンシャインラビッツ)
#88 赤穂 ひまわり(PF / 184cm / デンソー アイリス)

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