日本は接戦を戦うが最後に追いつかずブラジルに悔しい敗戦で３連敗／パリ五輪予選敗退が決まる
日本予選ラウンド最終戦
Game3 8月2日 (金）
日本🇯🇵 84-102 🇧🇷ブラジル
1Q 20-31
2Q 24-24
3Q 29-22
4Q 11-25
<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 26得点 (3P5/6) 10Reb
#5 河村勇輝 21得点 (3P4/9) 10AST
#12 渡邊雄太 14得点 9Reb
#18 馬場雄大 11得点
1Q 河村勇輝、比江島慎、渡邊雄太、吉井裕鷹、ジョシュ・ホーキンソンのスターターで試合に入る。ブラジルのシュートは試合入りから好調を見せる。日本は河村を起点にホーキンソンへ渡り得意のプレーとなって得点していく。河村は積極的にゲームコントロールするが、自ら2本の3ポイントを決め切って試合を動かしていく。日本は対応するもブラジルの好調は続き3ポイントが炸裂して5本も決めて20-31で1Q終える。
2Q 八村欠場で、日本は全員でバスケットをしていかなければならない。その中で馬場がこの試合でパフォーマンスをあげて3ポイントを2本決め切って馬場らしいプレーを見せ、常に日本を引っ張ってきて渡邊雄太が3ポイント、ドライブから得点、八村がいない分インサイドも献身的に守る。日本は3点差まで追い上げ現地ファンブースターも盛り上がる。だが、アウトサイドを高確率に決めてくるブラジルの猛攻で一気に14点差をつけられて44-55 で前半を折り返す。
後半に入って、大黒柱のホーキンソンがブラジルのディフェンスから連続3ポイントを決めていい入りから、インサイドでも攻めて7点差まで詰める。後半になってもブラジルのシュート確率は思いの外変わらず、注目だった吉井とメインデルとのマッチアップもあり、吉井は献身的にそして、ハードにディフェンスで体を張り、渡邊雄太や河村が渾身の3ポイント決めて4点差に追い上げて最終クォーターへ。
4Qでは勢いがついてきた日本は、ホーキンソンが3ポイントを決めて圧巻の5/5の100%でアウトサイドから決める。この大黒柱の決定力に日本選手にも伝染していき、馬場も3本目の3ポイントをきめていく。試合は終盤にに入った一進一退が続き日本は食らいついていくが、オフェンスが単調になる時間もあってその間にブラジルが大事な時間帯に連続得点をゆるしてしまい、残り3分を切って11点差をつけられてしまう。
最終局面で日本は出場機会が少なかった富永も入りスリーポイントを狙うが最後は84-102とリードが広がり敗戦となり、大会3連敗で終わった。
今まで携わってきた方々、今大会まで長きに渡って日本代表を牽引してきた選手、そして大きな経験をした若手選手、これから出てくる若手選手、想いを繋いで次のオリンピックに繋がっていくことになる。日本バスケットの熱い想いは続いていく。
#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
#4 ジェイコブス 晶 (SF / 203cm / ハワイ大学)
#5 河村 勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
#6 比江島 慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
#7 テーブス 海 (PG / 188cm / アルバルク東京)
#8 八村 塁 (PF / 203cm / ロサンゼルス レイカーズ)
#12 渡邊 雄太 (SF / 206cm /千葉ジェッツ)
#18 馬場 雄大 (SF / 195cm / – )
#24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
#30 富永 啓生 (SG / 188cm / – )
#34 渡邉 飛勇 (C / 207cm / 信州ブレイブウォリアーズ)
#91 吉井 裕鷹 (SF / 196cm / 三遠ネオフェニックス)
平均：193.7cm、26.4歳
