日本代表

【男子日本代表】西田優大グアム戦もチームハイ21得点で本領発揮「一番自信持っているのは体のポジショニングが本当に変わって、体も動くようになった」/window2での11個の質問まとめJbasketインタビュー

【男子日本代表】西田優大グアム戦もチームハイ21得点で本領発揮「一番自信持っているのは体のポジショニングが本当に変わって、体も動くようになった」/window2での11個の質問まとめJbasketインタビュー

男子日本代表はアジアカップ2025予選window2に向けて代表候補合宿を行い、モンゴルとグアム戦に向けて動いてきた。合宿前や合宿中に渡邊雄太、馬場雄大含めて多くの怪我人やコンディション不良によりメンバーの離脱があった中で、途中召集がかかって最高のパフォーマンスをしたのが西田優大だ。本来の力は誰もが知る折り紙つきだが、ワールドカップ予選でトム・ホーバスHCより西田は新たにコンボガードとしての役割を与えられ、進化の途中だった。そしてパリ五輪への日本代表が動き出す時に、怪我があり代表に合流ができなかった。今年はさらに、体のコンディションに磨きをかけ、優しい西田とは裏腹の激しいディフェンス、ボールハンドリング、そして勝負強さを発揮する大事な場面でのスリーポイントや得点力を増してきた。

合宿まえに、トム・ホーバスHCから今回、西田をなぜ召集してないかを聞いとところ「西田の力量は凄くわかっているから、今回は新しい選手を見てみたい」とコメントがあった。その後、選手たちがコンディション不良により離脱。そして途中召集された西田へインタビューした際には「色々求められるものに対して100パーセント応えたいなと思います。怪我人やコンディショニングが揃わない、そういう時だけ呼ばれるって思われるのも嫌なんで、僕自身としてはしっかり結果にこだわって今回は特にプレーしたいなと思ってます」。と、自分の力をしっかり見せるとコミットした。そして迎えたwindow2では、2試合ともスターターで出場し、モンゴル戦ではダブルダブルの活躍、そしてグアム戦でも流れが悪くなると西田へボールが集まり、しっかりとスリーポイントを沈め2試合で20得点を超えてチームの勝利に欠かせない存在を示した。

日本はアジアカップへの出場権獲得、それは西田の活躍が大きく、コートでの存在感はこれまでとは別のものだった。

今大会のグアム戦後、モンゴル戦前日公開練習、そしてモンゴル戦後に西田の覚悟をJbasketインタビューで語られた一問一答を掲載。

Jbasketインタビュー

 

アジアカップwindow2 グアム戦
11月24日(日) @ グアム大学
グアム代表🇬🇺 78-83 🇯🇵日本代表
#19 西田優大 21得点(3P6/11) 3AST

J:NISHIDAタイム、素晴らしいパフォーマンスでした

「ありがとうございます。入ってよかったなっていう、もうその一言だけです。はい!」

J:window2での2試合は、西田選手本来のプレーが出たと思いますがどう感じていますか。

「やっぱり、夏に準備してきたものをしっかり出そうっていう気持ちもあったし、いつもよりなんか自信を持って今回の代表は取り組めたような気がします」。

J:前回の代表選出の際は怪我があったりしましたが、今夏にやってきたこと、続けてきたことは何でしょうか

「続けてきたことで言うと、やっぱり3ポイントの部分は変わらず取り組んできました。やっぱり僕個人で一番思ってるのは、体のポニショニングの部分が本当に変わって、体も動くようになったし、そこが1番今自信持って良くなっている部分だと思うので、そこが1番かなと」。

J:しっかりとフリーを作って打てていますが、どういうところを心がけてシュートまで持って行っていますか

「フリーになるためには、味方のスクリーンがあったりだとか、味方のいいドライブがあったりだとか、そういうしっかり味方が作ってくれるので、やっぱいいパスが来れば、それはいいショットも打てるし、その分入りやすくなると思うので、はい。味方のおかげだと思います」。

J:コミュニケーション含めてチームにしっかりとフィットしているということですね

「はい、なんて言うんですかね、トムさんもよく言うんですけど、自分の役割と仲間の役割を理解して、プレーしようって言ってる中で、そうやって各々がしっかり役割を理解してプレーをした結果だと思います」。

J:西田ファンブースターへお願いします

「はい、もうね、どんどん冬になっていい季節になってきてるので、ぜひ皆さんこれからもおでん🍢を楽しんでいただければと思います。ありがとうざいました(笑顔)」。

 

アジアカップwindow2 モンゴル戦後
アジアカップ2025window2@日環アリーナ栃木
日本🇯🇵 93-75 🇲🇳モンゴル
#19 西田優大 21得点 12Reb

J:トムさんからの信頼がすごく感じられてしっかりプレーしているように感じました

「僕自身も余裕持ちながらプレーできたと思います。トムさんの求めてくれていたディフェンスもしっかり結果を出して応えられて良かったと思います」。
「シュートは打ったら入ると思ってました。ここ最近でタッチも良かったので、チャンスあれば打っていこうと思いました」。

J:昨日伺った、🍢がグツグツ煮詰まっている話を聞いてみんなが待っています。本日勝利後はどうですか

「しっかり🍢煮詰まって、皆さん美味しく頂けたんじゃないかなと思うので、はい(笑顔)。またグアムでも応援してもらえると嬉しいです」。

トム・ホーバスHCとの会話について
「トムさんから言われたのは、モンゴルは小さいからペイントアタックをしっかりやってフィニッシュするチャンスがあると言われてたので、そこは意識していったんですけど、ちょっとレイアップでポロポロしちゃったので、そこは1つ反省です」。

どんな準備をしてきたか
「コンディションとプルアップスリーなどワークアウトでもそこを取り組んできました。体もかなり変わって、すごい動けるようになってきてそこが1番大きく変わったと思っています。体脂肪で言うと4.5%ぐらい落として、筋肉量は変わらず、食事も変えたり、デバイスの使用時間の管理など、色々とこの夏に勉強して取り組んできました」。

 

アジアカップ予選 モンゴル戦前日公開練習後

J:厳しい戦いになると思います。西田選手を待っている人が多いと思いますが

「はい。色々求められるものに対して100パーセント応えたいなと思います。怪我人やコンディショニングが揃わない、そういう時だけ呼ばれるって思われるのも嫌なんで、僕自身としてはしっかり結果にこだわって今回は特にプレーしたいなと思ってます」。

J:オールラウンダーとしてディフェンスから速い展開は得意だと思います。西田選手の見どころを教えてください

「シュートの上手い選手が僕の他にもたくさんいますし、今回特にモンゴル戦になると、相手もサイズが小さいので、僕のペイントアタックだったり、フィニッシュまで持っていける部分も増えてくるんじゃないかなと思うので、そういったところは注目してみてもらえたらなと思います」。

J:西田選手のファンへ一言お願いします

「冬になってきて少しずつ煮詰まってきたかなと想うので(笑顔)🍢熱いご声援をよろしくお願いします」。

 

 

 

アジアカップ予選window2ロスター

モンゴル戦 12名ロスター
#0 大浦 颯太 (PG / 182cm / 26歳 / 三遠)
#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm / 31歳 / 千葉J)
#6 比江島 慎 (SG / 191cm / 34歳 / 宇都宮)
#16 中村 拓人 (PG / 184cm / 23歳 / 広島)
#19 西田 優大 (SG / 190cm / 25歳 / 三河)
#21 山崎 稜 (SG / 183cm / 32歳 / 広島)
#22 山口 颯斗 (SF / 195cm / 26歳 / 長崎
#33 佐々木 隆成 (PG / 180cm / 28歳 / 三遠)
#53 アレックス・カーク(C / 211cm / 32歳 / 琉球)
#75 井上 宗一郎 (PF / 201cm / 25歳 / 越谷)
#91 吉井 裕鷹 (SF / 196cm / 26歳 / 三遠)
#99 川真田 紘也 (C / 204cm / 26歳 / 長崎)

 

グアム戦 ロスター12名発表
#0 大浦 颯太 (PG / 182cm / 26歳 / 三遠)
#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm / 31歳 / 千葉J)
#6 比江島 慎 (SG / 191cm / 34歳 / 宇都宮)
#16 中村 拓人 (PG / 184cm / 23歳 / 広島)
#19 西田 優大 (SG / 190cm / 25歳 / 三河)
#21 山崎 稜 (SG / 183cm / 32歳 / 広島)
#24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / 29歳 / SR渋谷)
#33 佐々木 隆成 (PG / 180cm / 28歳 / 三遠)
#34 渡邉 飛勇 (C / 207cm / 25歳 / 信州)
#42 渡邉 伶音 (C / 204cm / 18歳 / 福大大濠高)
#91 吉井 裕鷹 (SF / 196cm / 26歳 / 三遠ネ)
#99 川真田 紘也 (C / 204cm / 26歳 / 長崎)

 

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