日本はアジカップwindow3でモンゴルに勝利して予選を終えた
アジアカップ予選結果window1.2.3
2024年2月22日 日本🇯🇵 77-56 🇬🇺グアム
2024年2月25日 日本🇯🇵 76-73 🇨🇳中国
2024年11月21日 日本🇯🇵 93-75 🇲🇳モンゴル
2024年11月24日 日本🇯🇵 83-78 🇬🇺グアム
2025年2月20日 日本🇯🇵 58-100 🇨🇳中国
2025年2月23日 日本🇯🇵 89-79 🇲🇳モンゴル
<グループC>
1位 中国(30)5勝1敗
2位 日本(21)5勝1敗
3位 グアム(85)1勝5敗
4位 モンゴル(109)1勝5敗
()内はFIBAランキング
日本はモンゴルに勝利して5勝1敗でアジアカップ予選を終えて8月のアジアカップに挑む。アジアカップ2025の組み合わせ抽選会は、開催地サウジアラビア・ジェッダで2025年4月8日に行われる。このジェッダでは今年8月5日から17日まで大会が開催される。このアジアカップはアジアおよびオセアニアのトップ16チームが競い合う、アジアで最も重要な大会で4年に一度開催される。
出場16チームは、1年半にわたる3つのWindowで実施される予選を経て決定される。ホーム&アウェイ方式で行われるこの予選を突破したチームは、FIBAワールドカップアジア・オセアニア予選にも出場する。window3が終わり、本大会2連覇中のオーストラリア、日本、中国、韓国、ヨルダン、レバノン、ニュージーランド、イラン、カタール、フィリピン、サウジアラビアが大会出場を決定した。
残る出場チームは2025年3月に実施され、追加予選大会を経て16チームが決まる。
日本が粘るモンゴルを振り切り勝利
FIBAアジアカップ2025予選 Window3 モンゴル戦
代表初出場のハーパーがディフェンスからゲームチェンジャーとして魅せる🔥
2月23日(日)ウランバートル UG Arena
モンゴル🇲🇳 79-89 🇯🇵日本
1Q 22-23
2Q 22-23
3Q 18-21
4Q 17-22
<日本>
#53 アレックス・カーク 24得点 17Reb
#7 テーブス海 23得点
#13 金近廉 15得点(3P5/10)
#33 佐々木隆成 8得点 5 7AST
#23 ハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア 7得点 3Reb 3AST
試合を通してモンゴルの粘り強さに対して日本がどう対応していくかという展開になった。代表デビュー戦となったSR渋谷と契約している東海大4年のハーパー・ジャン・ローレンスジュニアがお互いがリズムを掴めない中で、コートに1Qから登場して得意の強度高いディフェンスを魅せてモンゴルのリズムを完全に壊して日本に流れを引き込んだ。そして、インサイドを試合通して支配して体を張った日本代表3試合目となるアレックス ・カーク選手が24得点、17リバウンドと日本を牽引した。
点差がなかなか広がらない展開が続き、最終クォーターに入り、中国戦で得点が厳しかった金近が本来の力を見せて3ポイントを大事な場面で決め切った。そして、残り4分ほどのところで日本は中国に一旦は逆転されてしまうが、金近が2本の3ポイントを沈めて89-79と勝利を決定づけた。
日本は新しいメンバーが合宿から集まり短い時間でチームを編成して厳しい戦いを中国戦で強いられたが、モンゴルも粘りに粘ってきたが、テーブス海、佐々木隆成がしっかりコントロールして、金近が決め切って、ハーパーがゲームチェンジャーとしてハッスルして、インサイドでカークが支配して勝利した。新しい日本を構築するのは大変なことだが、勝利することでまた次に繋げることができた。8月のアジアカップまで各選手は自チームに戻ってまた、新たな日本チームを編成することになる。この繰り返しで更に強い日本になっていくことを楽しみにしたい。
トム・ホーバスHC
「今大会は、アレックス・カーク、何人かの若い選手を見てみたかったんだ。中国戦では、この試合のために、まだ見たことのない選手を何人か選出した。すでにアジアカップの出場権を獲得していたので、勝ちたかったのはもちろんだが、若い選手を何人か選出して、アジアカップに向けて強くなれるかどうか試したかった。そして、本当にいい選手を見つけることができたと思う。だから、多くのベテラン選手が戻ってくるだろうし、日本はアジアカップで優勝したことがない、アジアカップのロースターは確実に違うものになるだろう」。
ハーパーについて
「ディフェンスで見せたエネルギーは、彼が出場するたびに試合の流れを変えた。ディフェンスで試合のペースや流れを変えられる選手がいれば、それは本当に重要なことなんだ。
彼は最初はとても興奮していたし、でもそれは当然なんだけど、後半は……つまり、試合終了間際にエナジー入れたんだ。日本代表デビュー戦で彼は素晴らしかった」。
テーブス海について
「彼はステップアップしたんだ。彼はまだ26歳だがキャプテンだった。彼はより声を出すリーダーになりつつある。彼のプレーは本当に好きだよ」。
アレックス・カークについて
「アレックス・カークも本当にいいプレーをしていた。ジョシュ・ホーキンソンはこれまで主力としてプレーしてきたけど、他の選手がいるのはいいことだよ。僕らのシステムに合っているいいセンターだ」。
金近廉について
「今日は金近がいいプレーをした。彼はいいプレーをするときもあれば、そうでないときもある。彼のサイズと運動能力なら、本当に僕らを助けてくれると思う。今日は3番と4番を務めたが、そういうタイプの選手は我々にとって重要だし、シュートも良かった」。
#23 ハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア
「最高の気分でプレーするのが僕のスタイルなんだ。同時に、中国には行かなかったけど試合を見ていて、次の試合に向けてハングリーな気持ちになった。だから、試合に出場したときは、ただ勝ちたかった……ハングリーだったんだ。僕のスタイルはディフェンスなんだ。だから同時に、チームに素晴らしいエネルギーを与えられたと思う。第1クォーターと最後のポゼッションはもっとうまくやれると思う、最後のターンオーバーが悪かった。クォーターをしっかり終わらせないといけなかったのに、それができなかった。ポイントガードとしては、コートをよく見ないといけないから、得点もパスも同時にできるような、そんな選手になりたいんだ」。
#7 テーブス海 (PG / 188cm / 26歳 / A東京)
#11 津屋一球 (SG / 191cm / 26歳 / 三遠)
#13 金近廉 (SF / 196cm / 21歳 / 千葉J)
#23 ハーパー・ジャン・ローレンス・ジュニア (PG / 181cm / 22歳 / 東海大学、SR渋谷)
#29 細川 一輝 (SG / 187cm / 27歳 / 群馬)
#33 佐々木隆成 (PG / 180cm / 28歳 / 三遠)
#35 佐土原遼 (SF / 192cm / 25歳 / FE名古屋)
#42 渡邉伶音 (PF / 206cm / 18歳 / 福岡大学附属大濠高等学校、A千葉)
#53 アレックス・カーク (C / 211cm / 33歳 / 琉球)
#75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 25歳 / 越谷)
#82 赤穂雷太 (SF / 196cm / 26歳 / 秋田)
#99 川真田紘也 (C / 204cm / 26歳 / 長崎)