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【ワールドカップ2027 アジア地区予選 Window2】男子日本代表|佐土原遼・金近廉に聞く🎙️

【ワールドカップ2027 アジア地区予選 Window2】男子日本代表|佐土原遼・金近廉に聞く🎙️

代表では、結果よりも先に準備が問われる。
いつ呼ばれるかわからない出場機会、明確ではない役割。それでも、与えられた瞬間に力を発揮するため、選手たちは日々積み重ねてきた。
韓国戦を前に、佐土原遼と金近廉が語ったのは、コートに立つ前から始まっている戦いだった。

佐土原遼に聞く🎙️韓国戦に向けて

J:常に出る準備をしながら、ゲームを迎えているのは

佐土原
「どんな試合でも常に準備するということは意識しています。別にその試合にロスターに入る、入らないというのは、キングスにいたら、ある程度(試合に)出ることもありますけど、でも代表戦だったら、いつ入るかわからない。だから常に準備していかなきゃいけないというところで、メンタル的には正直、難しいというか、タフにやらなきゃいけないなとは思っています。
でもそれを今、その経験が、すごく次の成長につながっているなと個人的には感じているので、その葛藤というものは、今、学んでいる途中かなと思っています。」

J:その中で、気力十分な雰囲気を感じさせてもらっています。

佐土原
「そうですね(笑顔)。もちろん出たら100パーセントやるだけなので。
キングスに来て、たぶんFE名古屋の時よりも、すごく自信がついたというか。もちろん強豪にいるというのもそうなんですけど、周りの選手だったり、コーチスタッフ陣がすごく、、言い方が上から目線になってしまうんですけど、すごく優秀なコーチ陣が多いので。
そういうところも含めると、自分は今、すごくいいところにいるというか。メンタル的にも、体のコンディションも含めて、全てにおいて去年よりも明らかにいい状態にいると思っています。それが自信にもつながってきています。
それが去年の夏、アジアカップ予選、アジアカップ直前の合宿で韓国に行った時に、個人的に良い動きだったり、できなかった部分を、今回この試合で出せるんじゃないかなという自信にもつながっているので、そこはすごく楽しみです。そうなっていけたらなと思います。」

さらに佐土原は
「個人的な手応えは、メンタル面が一番大きいです。以前、FE名古屋で代表に入った時は、“爪痕を残したい=得点を取る”という意識が強く、インパクトを出そうとしていました。でも、スーパースターが多い中では簡単なことではなかった。
キングスに来てからは、自分の役割を整理できるようになりました。コーナーで決め切るところは決め切る、任せるところは任せる。やるべきことをやるという意識に変わり、桶谷HCのワークアウトを通じてメンタル面も変化しました。その部分が今の代表にも活きていると感じています。

1年前に代表デビューして、アジアカップでは出場できず、前回のウィンドウにも入れなかった中で、今回戻ってこられたことは自分にとって大きいです。開幕当初はキングスにフィットすることに苦しみましたが、最近ようやくチームでも自分の出力を出せるようになってきました。苦しい時間を経て、やってきたことが少しずつ形になり、沖縄での試合に呼ばれたことは本当に嬉しいです。」

代表では出場時間も役割も約束されない中で、それでも準備を重ねてきた。その積み重ねが自信となり、再びこの舞台へとつながっている。
佐土原遼は、与えられた瞬間に力を出し切るため、韓国戦へ向けて静かに準備を続けている。


 

 

金近廉に聞く🎙️韓国戦に向けて

J:このチームで合宿から取り組んできて、Window2最終戦となる韓国戦は、どんな気持ちで臨みますか。

金近
「準備はしっかりとやってきていますし、練習後にはワークアウトも行っています。チームとしても、今日を含めて新しいことを取り入れながら、中国戦で良くなかった部分を改善できるように取り組んできました。チーム全員が自信を持っていますし、また違ったゲーム展開になると思っています。自分も違う役割で試合に絡めると思うので、そこはしっかり準備して臨みたいです。」

J:千葉Jでもそうですが、短い時間の中でしっかりパフォーマンスするために、どんな意識をしていますか。

金近
「ジェッツではベンチスタートが多いので、そういう状況には慣れています。そこまで気負わず、リラックスしてやることが一番大事だと思っています。
特にディフェンスの部分で、韓国は3ポイントを積極的に打ってくるチームなので、まずはそこをやらせないこと。ディフェンスからうまく入れれば、オフェンスもいいリズムで展開できると思うので、そこを意識してやりたいです。」

また金近は、自身のプレーについても語ってくれた。

「まだどのポジションで、どんなマッチアップになるかは分かりませんが、フィジカルの部分で大きく負ける感覚はありません。韓国は走れて、サイズやパワーのある選手も多いので、まずはしっかり強く当たっていくことが大事だと思っています。特にオフボールのスクリーンが多いチームなので、シューターについた時はチェイスを徹底して、セパレーションを作らせないように、先に体を当てる意識を持ってやりたいです。

ポジションについては、学生時代に4番も経験してきたので違和感はありません。合宿を通して3番と4番の両方を想定して準備してきました。3番で出れば3ポイントのチャンスが増えますし、4番で出れば相手のビッグマンをアタックするなど、違った役割が求められます。その中でプレーの幅や経験値を広げていきたいと思っています。

正直、もっとプレータイムが欲しいという気持ちもあります。この合宿では練習の感触も良かったので、あとは試合で出た時間に自分の良さをしっかり出すだけ。どんな時間帯でも一つ一つのプレーを積み重ねていけば、メンバー入りだけでなく、ロスターに定着できると思っています。」

金近の準備は、すでにできている。
あとは、コートで示すだけだ。

Window2最終戦。
限られた役割、限られた時間の中で、何を示せるか。
佐土原遼と金近廉、それぞれの準備が、韓国戦で試される。

 

韓国戦ロスター12名

#1 齋藤 拓実 (PG / 172cm / 30歳 / 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm / 32歳 / 千葉ジェッツ)
#3 安藤 誓哉 (PG / 181cm / 33歳 / 横浜ビー・コルセアーズ)
#12 渡邊 雄太 (SF / 206cm / 31歳 / 千葉ジェッツ)
#13 金近 廉 (SF/ 197cm / 22歳 / 千葉ジェッツ)
#18 馬場 雄大 (SF / 196cm / 30歳 / 長崎ヴェルカ)
#19 西田 優大 (SG / 190cm / 26歳 / シーホース三河)
#24 ジョシュ・ホーキンソン (C/PF / 208cm / 30歳 / サンロッカーズ渋谷)
#30 富永 啓生 (SG/ 188cm / 25歳 / レバンガ北海道)
#31 原 修太 (SG / 187cm / 32歳 / 千葉ジェッツ)
#32 シェーファー アヴィ 幸樹 (C / 206cm / 28歳 / シーホース三河)
#35 佐土原 遼 (SF / 192cm / 26歳 / 琉球ゴールデンキングス)

 

第2戦 日本🇯🇵 vs 🇰🇷韓国
2026年3月1日(日)14:00 TIPOFF(開場12:00予定)
日本代表(22位) vs 韓国代表(56位)

テレビ放送:テレビ朝日(13:55~ 生放送)
ライブ配信:ABEMA/DAZN/Tver

会場:沖縄サントリーアリーナ

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