/河村と同世代が遂に代表合宿へ
夏のパリ五輪を控えて、Bリーグがバイウィークで休みになり、男子日本代表がFIBAアジアカップ2025予選 Window1 直前合宿で公開練習が行われた。
いよいよパリ五輪、アジアカップに向けてスタートを切った男子日本代表の中に、高校や大学バスケで中心にいた現在広島ドラゴンフライズに所属している、筑波大学4年の三谷桂司朗がいる。三谷はバイウィークまでも9試合中7試合強豪広島のスターターとしてプレーし、1試合13分31秒出場、2.7得点、1.6Rebとインカレ終了後、同世代中で群を抜いて活躍している。
三谷はやはりなんといってもボールブッシュするドライブの突破力と大事な場面でのスリーポイントで幾度もチームを勝利に導いてきた。
また同世代に日本代表で活躍する河村勇輝もいる。この日、その河村と三谷が揃ってシューティングをしている。昔から見ているファンにはこのシーンを夢見て待っていたに違いない。昨年のインカレでは3位に導き、高校から広島で特別指定選手としてプレーし大きな期待が寄せられている、22歳の三谷は代表合宿で日本代表への挑戦が始まった。
その三谷に練習後に聞く事が出来た。
筑波大学4年生で広島とプロ契約して活躍中
今回のFIBAアジアカップ2025予選 Window1 直前合宿に参加していて、河村勇輝と同世代で世代エースとして注目される、遂に代表で活躍するステージへ
J:JAPANを遂に着てますね
「ありがとうございます(笑顔)」
J:身体大きくなりましたか
「なったかもしれないですね。」
J:今回の合宿の感想をお願いします
「呼ばれた時は自分でもまだタイミング的にもまだかなと思っていたので、課題が沢山あるのでサプライズでした。呼んでもらったからには積極的に自分を出していって、チャンスを掴んでいけるように頑張ろうという気持ちです。今の所はBリーグの先輩達のプレーを見て学ぶ事だったり、また強気にプレー出来る所もあるので合宿の最後まで続けていこうと思ってます。」
J:今課題になっている所を教えて下さい
「高校の頃からオールラウンダーとしてプレーするのが自分の強みでやってきました。その中で突出したり、ずば抜けたものが自分ではまだはっきりするものが掴めていなくて、全体的には自信があるんですけど、そこのシュートや3ポイントのスペシャリストだったりと今は負ける事もありますし、まんべんなくプレーできる反面、突出した能力を出す、また全体の数字は下げないままシュートの確率も上げていく事、そしてフィニッシュでの壁に対して力強く持っていける所を課題としています。」
J:河村選手とシューティングしてましたが同世代としてどんな感じや気持ちを抱いていますか
「小学校から知っている選手なんですけど(笑顔)、ワールドカップで活躍して、凄い遠い存在というか高いレベルまで行っている中で、一緒にプレー出来るのは懐かしさもありますし、それ以外にも自分は負けずに頑張ろうという気持ちもあるので、本当に刺激を沢山もらってます。」
J:この合宿での手応えはどうですか
「自分の中では迷いなく、思い切ったプレーが出来ているので、そこをトムさんやコーチ陣がプレー中に褒めてくれるので、自分の中では自信に繋がっています。」
J:日の丸、代表への思いや気持ちを教えて下さい
「この合宿で日本代表の選手と一緒にプレーしていると、自分はこのメンバーに入って日の丸を背負って戦いたいとより一層強くなっています。
今は失うものがない、本当にプレッシャーなく気持ち良くプレーさせてもらっているので、年が段々上がっていくと、自分みたいな若い選手が入ってくると思いますし、常に代表のメンバーに残り続けられるように、怪我なくスキルアップも忘れずに頑張っていこうと思ってます。」
広島県出身/SF/191cm/22歳
広島市立井口中
広島皆実高等学校
筑波大学(在学中)
2019-20SEASON 広島で特別指定選手としてプレー
第72回インカレ準優勝
第73回インカレ3位
2022-23SEASON 広島で特別指定選手としてプレー
第75回インカレ 3位
日本代表🇯🇵
U16 日本代表(アジア 6位)
U18 日本代表(アジア 5位)
U18 3×3日本代表
FIBA 3×3ネーションズリーグ 2022アジア
FIBAアジアカップ2025に向けて日本代表合宿選出
ウインターカップ 高校3年
「筑波大のエースが怪我から復帰して後半牽引9勝10敗で7位で終える、そして2023年インカレへ
インカレ3位