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【Bリーグ】佐々木隆成 (三遠) 千葉2連勝後 “大野篤史HCとの秘話を語る”/「大野さんと話して、僕がめちゃくちゃ心に残ってる会話があるんです」 Jbasketインタビュー🎙️

【Bリーグ】佐々木隆成 (三遠)千葉2連勝後 “大野篤史HCとの秘話を語る” Jbasketインタビュー🎙️

大野さんとの会話で

僕がめちゃくちゃ心に残ってる言葉があるんです

“佐々木隆成というプレイヤー、をどうやって皆さんに見せるかっていうのは本当に大事だよ” 

今や日本を代表するポイントガードに急成長の佐々木隆成。熊本(B2)から三遠に移籍して3年目になる。三遠には千葉ジェッツを何度も日本一に導き、三遠を昨シーズン地区優勝に導いた大野篤史HCがいる。強豪と言われるチームをつくりあげる、この“大野篤史HCの流儀” が浸透して、プロとしての意識、試合の勝ちへのこだわり、地域への貢献、そしてファンブースターが楽しめるバスケットを見せる。そのチームで最も成長して、進化し続ける選手のひとり、キャプテンの佐々木隆成。今月初旬は男子日本代表のアジアカップ予選でポイントガードとして勝利に貢献してアジアカップ出場権を獲得したばかり。

三遠には、今シーズンから加入した日本代表で活躍している吉井、そして大浦もいる。そして、外国籍では2年目のメイテン、ダジンスキー、新加入のデイビッド・ヌワバの存在も大きいく攻守ともバランスのとれたチームに仕上がっている。

短期間でも、新しく入ってきた選手が三遠のバスケットが遂行できるのは、大野HCがチームに培ってきた三遠のカルチャーや戦い抜く姿勢や勝ちかたに対してのこだわりも、一貫しているからだろう。三遠は現在、Bリーグ平均得点数91.7点 1位にいる。

このチームの司令塔である佐々木について、バイウィーク前 大野HCにキャプテン佐々木について聞いたことがある。そして、今月の注目カードとなった第10節の千葉ジェッツ戦に2連勝した試合後に、佐々木隆成にも大野HCのもとで成長している過程について、想いを聞くことができた。

佐々木の試合後のインタビューで大野HCとの会話は印象的だ。

大野さんと話して、僕がめちゃくちゃ心に残ってる会話があるんですけど、”見せ方”とは…

大野HCの流儀のひとつでもある“プロとして”の意思の部分だ。

指揮官からの助言で、戦術以外の話を具体的に選手から聞いたのは初めてだった。お互いの信頼関係が、それぞれ同じ言葉を使ったり、伝え方ひとつとっても2人の関係がわかる貴重なものとなった。

バイウィーク前での大野篤史HCにJbasketインタビューはこちら。

J:三年目に入って佐々木選手も細かいところまで大野HCの考えが浸透してきて、どう感じていますか

「もちろん、3年間一緒にやってるリュウセイ(佐々木隆成) は、本当にすごい成長したなと思いますし、彼は多分僕に1番怒られてるし、1番 要求をされてるプレイヤーで。なんて言うんですかね、わるい言い方すると、リュウセイは 「もうお前に何も言わせねえぞ」ってぐらい思ってると思うんですよ。でも、僕それが好きなんですよね。

やっぱりそうやって向かってきてほしい。そこの要求に負けるようでは、このプレッシャーの中でプレーすることっていうのは難しい。彼がすごく今年変わったなと思うのは、その欲が出てきた。「もっと代表に行きたい」 もちろんそうですし、コートの中で自身が “佐々木隆成” というのはどんなプレイヤーだったのかを示してくれてる。すごい自信を持ってプレーしてくれてますし、自分ができることをしっかりプレーでで表現してくれてます。
うん、いいガードになってきてるんじゃないかなと思ってます」。


そして第10節千葉ジェッツ2連勝した試合後に佐々木選手へJbasketインタビューはこちら。

J:大野HCから佐々木選手の事を「多分僕に1番怒られてるし、1番 要求をされてるプレイヤー。わるい言い方すると、リュウセイは 「もうお前に何も言わせねえぞ」ってぐらい思っていると思うけど、僕それが好きなんですよね」と言ってました。千葉Jに2連勝して今、どう感じてますか

「そうですね(笑顔)。何も言わせねえよという言い方はわるく言うとそうですけど、 ある程度1年、2年、3年やってきて、本当に求められてるものっていうのは自分の中では整理できてるつもりですし、これをしなければいけない、これをしてはいけないっていうのが、今年からですね、本当に分かってきて、自分の仕事がクリアになったから、なんか最近はあんまりね、怒られずに済んでいるというか(笑顔)。それはあると思うんですけど、これからもなんて言うんですかね、、大野ヘッドコーチとは、色々と本当にこの3年間、マンツーマンでも話してきましたし、本当にその期待に応えれるようなプレーはしたいと思ってます。
なんていうか難しいな、、でも本当に求められてるものが明確になったから、 プレーもやりやすくなったと思いますし、本当にそれはこれからもずっとやっていきたいなとは思ってます。

J:プレー面も含めてチームを引っ張っていくことへの気持ちを教えて下さい

「大野さんと話して、僕がめちゃくちゃ心に残ってる会話があるんですけど、”見せ方”っていう言い方になるんですけど、”佐々木隆成というプレイヤー、僕をどうやって皆さんに見せるかっていうのは本当に大事だよ” っていう話を2年前か1年前 してくださって、確かにそうだなって思いました。やっぱり苦しい時に下向いていいことはないし、それを見たこうブースターの皆さんに本当に感動とか勇気を与えられるのかっていうのは、それは違う。っていう話をされて、それは本当にそうだなと思って、それはブースターの皆さんとかスポンサーの方にどう見せるかっていうのは本当に意識して最近はやってるので、それは本当にこれからも続けてやっていきたいなと思ってます」。

またこの第10節千葉ジェッツ戦ではNBAで活躍してきて今シーズンから千葉ジェッツに加入した渡邊雄太の初のアウェー戦となり、佐々木隆成がその渡邊雄太とオフェンス、ディフェンスでマッチアップしたプレーもファンブースターからも話題となった。

 

昨シーズン中地区優勝して初のCSに出場したがホームで広島に敗れたがその経験は大きいと思われる。今シーズンはそれを経験した選手が数多くいる。そして今年は、以前大野HCが会見で佐々木隆成のことをこんな素晴らしい選手がいるので是非メディアに取り上げてもらって代表へとコメントあったのを思い出すが、自身も日本代表に選出されてプレーをした。代表のトップ選手、また世界のトップ選手との違いや勝っているところを感じたはずた。
大野HCが掲げるプロ意識やカルチャー、そして世界で感じた強度高いプレーやバスケットに対する姿勢を見れたことはさらに佐々木隆成を大きくしてくれている。
佐々木の速さ、スピードは世界に行っても劣ってないはすだ。ここからゲームコントロールや大事な場面でのシュート決定力がチームの勝利やその先の優勝に大きくかかってくる。この激しい中地区を制して高みに行くために佐々木はチーム一丸を高めて大野三遠の掲げるバスケットを魅せてくれるだろう。

 

キャリア

#24 / PG•/ 180cm/ SG/ 山口県出身/ 天理大学
1996年5月2日生まれ/ 28歳/

2018-19 大阪エヴェッサ 特別指定
2019-22 熊本ヴォルターズ
2022- 三遠ネオフェニックス

🇯🇵日本代表歴
2024年
ディベロップメントキャンプ合宿参加メンバー

第2次強化合宿(北海道大会 国際強化試合直前合宿)

「日本生命カップ2024(北海道大会)」遠征参加メンバー

第3次強化合宿(SoftBank CUP2024 東京大会 直前合宿)

「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」日本代表候補選手

アジアカップwindow2モンゴル戦 グアム戦


“三遠三銃士”がコートで揃うシーン

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Jbasketライター

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