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【It Roster029】大倉颯太(A東京) BリーグオールスターにてJbasketインタビュー🎥「新天地で優勝したい」クリエーターでゲームメイカーの進化 怪我も万全シーズン終盤へ 河村勇輝について

【It Roster029】大倉颯太(A東京) BリーグオールスターにてJbasketインタビュー🎥「新天地で優勝したい」クリエーターでゲームメイカーの進化 怪我も万全シーズン終盤へ 河村勇輝(NBA)へメッセージも

2021年2月、2022年11月と2度にわたって膝の靱帯断裂という大怪我から復帰した大倉颯太は今シーズンからアルバルク東京に移籍して活躍している。シーズン開幕からプレータイムの制限がある中で新たな場所で取り組んでいた。バイウィークに入る前に、大倉颯太へ現在の状況をきくと、「もう大丈夫です」とやわらかな表情のなかに、力強さも伝わってきた。この一言で大倉颯太ファン、バスケットファンはやっと安心でき、始まったと感じているはずだ。

大倉は東海大学の頃から千葉ジェッツで練習生、特別指定選手含めて5シーズン在籍していた。ポイントガードとして、チームに良い流れを作れて、ゲームをコントロールすることが求められてきている、必要あれば必ず得点を狙うことを、遂行してきた。ポイントガードはスタッツに残らない仕事が特に多いポジションだ。大倉は視野が広く、物怖じせずにコミュニケーションを取り、時にはチームを鼓舞してチームをまとめる選手だ。

クリエイトしてゲームメイクしたり、アタックするなど、積極的にスリーポイントの大事な場面での決定力が魅力の1つだが、新天地アルバルク東京のバスケットスタイルに合わせてプレーすることで勝利に貢献している。

アドマイティスHCに琉球戦後に大倉颯太について聞いた際に
「彼のやってることは正しいですし、間違っていないので、それを継続してくれることを願っています。いかにコンスタントに安定してプレーをするか。ゲームの中で彼の長所を活かしていってほしい」と期待が大きいことがわかる。

・いかにチームの指揮を執るか
・チーム全体をコントロールすること
・相手のポイントガードもしくはマッチアップする選手をいかに堅く、強いディフェンスをする。

アルバルク東京という強豪、常勝軍団の中で、プレータイムの制限がなくなり、シーズン終盤に向けて各チームとの戦いがさらに激化していく。アルバルク東京が優勝するためには、なくてはならない選手なのでここからどう勝負強さを魅せてくれるのかを楽しみにしたい。

 


そして、ファンが待ちかねていた「Bリーグオールスター」に選出され続け、今年は念願の初選出がかなった。

ここで、Jbasketインタビューで大倉颯太へ、現在の心境や、今だから聞く事ができるあのシーンのことなど、そして兄弟のような存在、NBAで奮闘している河村勇輝とのはなしなどを、聞くことができた。

写真はオールスター本戦での大倉と富樫だ。前日会見で大倉は千葉ジェッツで共に戦ってきた富樫勇樹をしっかり止めると宣言したが、仲良くプレーするシーンが満載でファンブースターは2人のプレーを楽しんだ。

J:オールスターはどうですか

「まだあまり実感がくて。そうですね、場所もこの辺ってちょっと僕には逆に地方とかじゃない感じが、少しまだいつも通りっぽい感じがあるのかなと(笑顔)」。

J:ライジングスターズは同世代の選手たちが盛り上げて新たな時代ですね

「正直見てなかったんですけど(笑顔)、でも収録で一緒になったりとかがあって、彼らとはすごく今でも仲がいいので、一緒に楽しみたいし、あっちの方がやりやすいっていう気持ちは全然あるので出てみたいというか、みんなとやるのも楽しそうだなって感じはありますね」。

J:大怪我の時の含めて大倉ファンは本当に熱くたくさんいますね

「もうオフシーズンとかにイベントしたいなと思うぐらい、本当に感謝を伝えたいなって思ってます。怪我がなかったとしても、本当に支えられてるなってやっぱり思っていて、今回のオールスターでの投票だったりとか、SNSの反応とかもそうですけど、本当に支えられているなっていう感じが凄くあります」。

J:インカレでの優勝や最後の準優勝も大学バスケを盛り上げてくれてましたね

「なんか最後のインカレ(決勝 白鷗大学戦)はマジで勝たなきゃいけなかった年で、なんかプレッシャーとかめちゃくちゃあったんで、そのことを河村勇輝も同じこと言ってますし、アレン(八村阿蓮)も同じようなこと言ってたんですけど、こう振り返ってみると、勝者のメンタリティーではなかった感じはありましたね。あの時は勝って当たり前っていう感じだったんで逆に難しかったですね」。

J:河村勇輝選手とは普段からよく連絡取っていると伺ってますが

「慣れない土地に行って頑張ってると思うんすけど、僕だったら結構嫌な、というか本当しんどいし、友達もいないしなんすけど、彼は、割とそんなことはなさそうなので、別にいらない心配だったな…みたいな感じと僕は思ってるんですけど(笑顔)。
でも、ほぼ毎日連絡とってますし、あんまり美味しくなさそうな手作りご飯とか写真で送ってくるんで(笑)、なんか本当に楽しくやってるんだろうなという感じはあるんで、彼の良さというか彼なりに楽しんでほしいなと思います」。

J:ここからの”大倉颯太”の見所を教えてください

「このBリーグでの数年間、満足した結果と僕としてのパフォーマンスというのは全くできてないと思ってるので、それを今シーズン場所を変えてしっかり発揮して、チームの優勝に貢献したいなと思います。はい。優勝したいです」。

 

 

キャリア

#2 / PG・SG/ 1999年05月28日生まれ 25歳
/ 185cm 83kg / 石川県出身

北陸学院高校
東海大学
経歴
2019-20 千葉ジェッツ特別指定選手
2020-21 千葉ジェッツ練習生・ 特別指定選手
2021-24 千葉ジェッツ
2024- アルバルク東京

日本代表歴🇯🇵
2018年 U22日本代表チーム

 

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Jbasketライター

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