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【Bリーグ】岩屋頼(早稲田大)「欲しい選手として見てもらえた」「勝ち星をつけられるポイントガードに」/秋田1巡目5位指名、4年間の成長とその先へ

【Bリーグ】岩屋頼(早稲田大)
「欲しい選手として見てもらえた」「勝ち星をつけられるポイントガードに」/秋田1巡目5位指名、4年間の成長とその先へ

2026年1月29日に開催された初の「B.LEAGUE DRAFT 2026」で、秋田ノーザンハピネッツは、1巡目全体5位で岩屋頼(早稲田大学)の交渉権を獲得した。岩屋は身長183cm・74kgのポイントガード兼シューティングガード。大学では主に司令塔として起用され、ゲームコントロールと得点の両面で役割を担ってきた。

洛南から早稲田へ
京都の洛南高校から早稲田大学へ進学。大学1年次から主力としてプレータイムを得ると、判断力と安定感を評価され、ボールハンドラーとして起用された。
在学中は段階的に役割を拡大し、エースだった星川堅信(長崎)の卒業後は、得点面での比重も高まった。

関東リーグ優勝と個人タイトル
2025年の関東大学リーグ戦では、
平均16.8得点、6.0リバウンド、2.7アシストを記録。
キャプテンとしてチームをまとめ、早稲田大学を57年ぶりとなる関東大学リーグ優勝に導いた。同シーズンには、リーグ戦優秀選手賞(2025)、インカレ敢闘賞(2025)を受賞している。

シュート力と競技経験
2024年には関東大学2部リーグで3ポイント王を獲得。アウトサイドシュートは明確な武器の一つとされる。また、5人制に加えて3人制バスケットボールにも取り組み、2025年4月には3×3プロチーム「SHINAGAWA CITY.EXE」に参加。同年、FIBA 3×3ユース・ネーションズリーグ日本代表に選出された。

指名の背景
秋田は本ドラフトで、1巡目に岩屋、3巡目に同じ早稲田大学の堀田尚秀を指名。大学での実績と役割理解を評価した指名とみられる。

岩屋はサイズ、シュート力、ボールハンドリングを備えたガード。Bリーグの舞台で、どのような役割を担っていくかが注目される。

初のB.LEAGUEドラフトという大きな節目を迎え、岩屋頼は新たなスタートラインに立った。洛南高校から早稲田大学へ進み、4年間をかけて積み重ねてきた経験と結果。その歩みが評価され、秋田ノーザンハピネッツから1巡目全体5位での指名につながった。指名直後、岩屋は自身の現在地と、これまでの成長について静かに言葉を紡いだ。

岩屋コメント🎙️

J:今日の姿を1・2年生の頃の自分が見たら、何て言うと思いますか。

岩屋
「『え、もうそんなになっちゃったんか』って(笑)、びっくりするのが一番大きいと思います。」

J:その努力というか、1年生の頃と今との差を言葉で表すと、どうですか。

岩屋
「大学4年間で成長した部分は本当に多いと思います。それを言葉にするのは難しいですけど、その成長した姿を、これからBリーグの舞台で出していけたらいいなと思っています。」

1・2年生の頃には想像できなかった立場で、岩屋はプロの世界へ踏み出す。大学4年間で積み重ねてきた成長と、57年ぶりの関東リーグ優勝という経験。そのすべてが、これからのキャリアの土台となる。

Bリーグの舞台で、どのような役割を担い、どんな存在へと成長していくのか。秋田で始まる新たな挑戦に、注目が集まる。

 

さらに囲み会見で岩屋は、ドラフトを通して自身のバスケットボールを振り返り、未来について語った。

「欲しい選手として見てもらえた」秋田からの指名
初のB.LEAGUEドラフトという特別な舞台。
岩屋はその時間を、冷静さと緊張が入り混じった心境で迎えていた。

「眠れたは眠れたんですけど、会場に入る道もそうですし、入ってから待機している時間、前にどんどん指名されていくのを見ていて、すごくドキドキはありました」

ドラフト制度により、自らチームを選ぶことはできない。その中で、秋田ノーザンハピネッツからの1巡目指名は、岩屋にとって明確な意味を持つものだった。

「指名してくれたということは、秋田さんが僕を“欲しい選手”として見てくれているということ。その点がすごく嬉しかったです。これもご縁だと思っているので、その期待をしっかり返せるように、秋田で頑張りたいと思います」

「大学バスケという最高の場でアピールできた1年でした。これまでの早稲田だったら、一部の下位や二部で戦って、その中でアピールしてBリーグに入る、という考え方だったと思います。でもこの1年は、大学バスケという最高の場でアピールできた。秋田さんが見てくれた僕の長所を出していくのはもちろん、短所もしっかり改善して、もっといい選手になりたいです」

自身の強みと、秋田の印象
「得点力のあるポイントガードというのが自分の強みです。アシストやゲームコントロールだけでなく、自分でも点を取れるところなので、今のBリーグは外国籍選手がすごく点を取るイメージがありますけど、そうじゃなくて、日本人としてスコアでもチームを引っ張れる選手になりたいです。また、秋田さんは、組織力が光って見えました。その中でも自分らしさを出して、勝利に導けたらと思っています」

「勝てるポイントガード」へ
「大学1〜3年生の時は、スタッツは出せても勝ち星をつけられないポイントガードだった。4年生で“勝つ”ことを経験できたので、Bリーグでもしっかり勝ち星をつけられる、勝てるポイントガードになりたいです」

参考にする存在 中村拓人(群馬)
「身長やプレースタイルが似ていて、すごく参考にしています。Bリーグでも対戦できたら嬉しいですね」

 

57年ぶりの関東リーグ制覇。その瞬間をコートの中心で経験した司令塔は、いま次のステージに立っている。
スタッツだけでは測れない価値、流れを読み、勝利に近づける選択。岩屋頼が大学4年間で積み上げてきたものは、確かにそこにある。
秋田という新たな舞台で、その成長の続きを。
Sceneは変わる。
Momentsは、これから。
Beyond Gameへ。

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