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【男子日本代表】シェーファー アヴィ幸樹「日本バスケの盛り上がりへの嬉しさと悔しさが、ずっとあった」日本人ビッグマン、代表への想い

【男子日本代表】シェーファー アヴィ幸樹「日本バスケの盛り上がりへの嬉しさと悔しさが、ずっとあった」日本人ビッグマン、代表への想い

怪我の影響で日本代表から離れていた時間。
ワールドカップ、オリンピックと結果を積み上げていく代表を、外から見つめる立場も経験した。
再び巡ってきた代表の舞台だが、まだ何も保証されたわけではない。
シェーファー・アヴィ幸樹はいま、どんな想いでこの場所に立っているのか。
Jbasketが、その率直な言葉を聞いた。

J: 帰ってきたということで、みんな待っていたと思うのですが、一言もらえますか?

アヴィ
「待っててくれましたかね(笑顔)。
そうですね……まだ試合に出ると決まったわけではないですし、自分も最後の枠を争って試合に出る段階なので、完全に「戻った」と言い切れるわけではないですが……。
先ほども言ったように、怪我をしてしばらく代表を離れ、その間にワールドカップやオリンピックで結果を出した代表を外から見る形になり、嬉しいと同時に、すごい悔しいというか、何とも言えない気持ちがありました。
なので、もう一度この舞台に戻ってこれたのは自分として嬉しいですし、リハビリや日頃やってきたことが、やっと評価されたというか、実を結んできたのかなと思うので、自分にとって大きな一歩です。まだ安心はしていませんが、本当に嬉しいです。」

J: 試合に出た場合、日本のラインナップがまた新しく変わりますよね。ワクワクするラインナップだと思います。渡邊雄太選手とのシューティングも楽しそうでした。

アヴィ
「まだ分からないところもありますが、今まで自分が入っていなかったチームなので、非常にワクワクしています。自分がこのチームにどういうものを与えられるのか、どう影響を与えられるのかを考えながらやっていきたいです。
きついところもありながら、代表でやれることに喜びを感じています。コートに出て、皆さんの前でそれを表現できればなと思います。」

 

「ここまで持ってこれた」
代表復帰への実感と、三河での積み重ね

怪我の影響で日本代表から離れていた期間を経て、再び代表の舞台に立った。

「本当に嬉しいです。怪我をしてからずっと代表を離れていましたし、ギリギリのところにいたこともあったので。まだメンバーに残らなきゃいけない、試合に出なきゃいけない段階ではありますけど、一つここまで持ってこれたというのは、自分の中で非常に大きいです」

所属する三河のライアン・リッチマンHCの代表アシスタントコーチ就任については

「自分を含め、三河の選手がこの2、3シーズンやってきたことが、彼を日本代表のコーチという場所にたどり着かせた一因だと思う」

ポジションレスへの手応え
固定されない動きが今の代表

「継続しているメンバーが多いので、ケミストリーというか連携がうまく取れている。そこに自分もうまく入れたなと思います。雰囲気は良くて、同時にピリピリ感もある」

「このポジションはこの動き、と固定されずにいろんな動きができるバスケ。三河でもやっている動きなので、今の代表もそこを意識しているのかなと思います」

Jbasket視点
ビッグマンでありながら3ポイントの決定力を備え、ペイントでは力強く身体を張る。
ルーズボールには迷わず飛び込み、スクリーンで味方を生かす。スタッツには表れにくい仕事を積み重ねながら、チームを下支えする存在、それが シェーファー・アヴィ幸樹 だ。
そこには怪我からの復帰だけでなく、日々の積み重ねと、周囲への感謝がある。

アヴィを間近で見てきたリッチマンACは、こう語る。
「他の選手やチームスタッフなど、いろんな人の支えがあってここに来ているということを、彼自身が理解していると思います。そこに対して、すごく感謝しています」

リバウンド、スクリーン、50-50ボール。
数字以上に、チームのために身体を張る仕事をやり続けてきた。それは代表でも、三河でも変わらない。

「代表に呼ばれなかったという現実があった中で、毎日やるべきことをやって、必ずここに戻ろうと話していました。映像だけでなく、メンタルやバスケットへの取り組み方も含めて、一つ一つ積み上げていこうと指導してきました」

まだ何かを勝ち取ったわけではない。それでも、ここに戻ってきた事実は、積み上げてきた時間の証だ。
アヴィは静かに、次の一歩へ向かっている。

スタッフ
チームディレクター:伊藤拓摩(公益財団法人日本バスケットボール協会/長崎ヴェルカ)
ヘッドコーチ:桶谷 大(琉球ゴールデンキングス)
アシスタントコーチ:吉本泰輔(Grand Rapids Gold/Denver Nuggets)
アシスタントコーチ:ライアン・リッチマン(シーホース三河)
アドバイザリーコーチ:佐々宜央(琉球ゴールデンキングス)
プレイヤーディベロップメントコーチ:ケビン・アンゼンバーガー(長崎ヴェルカ)

選手16名
アレックス・カーク(C/211cm/34歳/琉球ゴールデンキングス)
安藤誓哉(PG/181cm/33歳/横浜ビー・コルセアーズ)
富樫勇樹(PG/167cm/32歳/千葉ジェッツ)
原 修太(SG/187cm/32歳/千葉ジェッツ)
渡邊雄太(SF/206cm/31歳/千葉ジェッツ)
ジョシュ・ホーキンソン(C/PF/208cm/30歳/サンロッカーズ渋谷)
齋藤拓実(PG/172cm/30歳/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
馬場雄大(SF/196cm/30歳/長崎ヴェルカ)
シェーファー アヴィ幸樹(C/206cm/28歳/シーホース三河)
川真田紘也(C/204cm/27歳/長崎ヴェルカ)
渡邉飛勇(PF/207cm/27歳/信州ブレイブウォリアーズ)
西田優大(SG/190cm/26歳/シーホース三河)
佐土原 遼(SF/192cm/26歳/琉球ゴールデンキングス)
富永啓生(SG/188cm/25歳/レバンガ北海道)
ジャン・ローレンス・ハーパーJr.(PG/181cm/23歳/サンロッカーズ渋谷)
金近 廉(SF/197cm/22歳/千葉ジェッツ)

試合概要
第1戦
2026年2月26日(木)19:05 TIPOFF(開場17:00予定)
日本代表(22位) vs 中国代表(27位)
テレビ放送:BS日テレ(18:58~ 生放送)
ライブ配信:DAZN/TVer

第2戦
2026年3月1日(日)14:00 TIPOFF(開場12:00予定)
日本代表(22位) vs 韓国代表(56位)
テレビ放送:テレビ朝日(13:55~ 生放送)
ライブ配信:ABEMA/DAZN/TVer

会場:沖縄サントリーアリーナ

 

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Jbasketライター

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