女子日本代表は6/26から始まるアジアカップに向けて、国際強化試合としてデンマークとの3連戦が群馬県高崎アリーナで開催された。
ワールドカップでの惜敗のあとのアジアカップでは、パリオリンピックの予選もかかっているので大事な戦いになる。またアジアカップでは女子日本代表は6連覇もかかっている。
試合は日本がデンマークに3戦3勝したが、日本の課題やチーム力を上げる大事な大会になった。
参照:
恩塚亨HC
今日の試合に関して
「ゲーム前のミーティングで選手に話した事は一つの拘りに行こうと話しました。それは連戦やプレーが続いていく中でどうしてもこれ位でいいだろうと甘さや弱さが出ていたと感じていて第2戦の後半からプレーを持ち直すことが出来た。世界と戦うとはギリギリの攻防の中で優位に立てるか不利に立ってしまうのかの戦いになるので1プレー、1プレーに拘りを持って戦い抜くという事を皆んなで確認してして戦った結果、1Qから表現する事ができたので手応えを感じてます。
一方で、フィジカルな攻防の時に集中力を欠いてしまう時間帯があったのは残された時間の中で意識して改善していきたい所です」
3日間を振り返って
「トレーニングしてきた事を選手個人個人、チームとしても表現発揮する事が出来たと思ってます。まだ目標からすると、到達はしてないですが確実にステップアップしている手応えをもって次の課題をクリアして取り組んでいきたいと思ってます」
林咲希キャプテン
J:3日間での選手間での組み合わせなど得たものを教えて下さい
「この3日間でこの選手はこういうプレーが得意だったり、自分たち選手もこういうプレーが得意なんだなというふうに見えた3日間でもありました。色んな形、メンバーで出た時も、この人はこういうプレーしたから自分はこうしようという収穫も出来た3日間だったので、それをアジアカップでもやれたらいいなと思いますし、1人1人がやる事は変わらないので、得意なプレーを皆んな出し切るべきだと思うので、そこは皆んな強い気持ちを持って自分をアピールする所を持って、そしてチームのやらないといけない事を全員で出来たらいいなと思ってます」
山本麻衣 大会MVP
J:3日間での選手間での組み合わせなど得たものを教えて下さい
「プレータイムの所はアジアカップ直前で恩塚さんも色々試してる部分はあると思います。そこは1人1人が自分の役割を分かって、コートに出る出ない関係なくみんなが1つの目標に向かって出来たんじゃないかなって思います。
組み合わせだったりは、練習でも色々試してますし、そういう所では、同じやりたいバスケットを共通認識が出来ているからこそ誰と出てもスムーズに出来ていると思います。自身では、ゲームコントロールを意識してやっていた中で、凄く収穫が得られたのでアジアカップで活かしていきたいです」
本橋菜子
J:3日間チームを引っ張り、自身でもしっかり得点して貢献してる自身のプレーについて教えて下さい
「3日間共に限られた時間で自分の役割を果たす事がチームの勝利に関わると思っているので、出た時間は自分の仕事をしようと思っていました。それでも3日間で疲労も溜まってきてて、身体的にもキツいと感じる事もありますが仲間にも最後まで戦おうと声掛けし合っていたので最後まで自分を回して戦う事が出来ました」
J:この3日間でチームが確実にステップアップするのを感じられますが
「シュートが入らなくても他の誰かがシュートを決めたりとチーム皆んなで補っていく事が日本の強みなので、そういうふうになっていくべきと思っているので、みんなが調子悪くても他でカバーしたり、仲間の為に自分の役割り果たしたりと今回の3日間戦えたと思います」
J:シュートタッチもいい状態と伺って今回どうでしたか
「今大会でいい状態で入ったのですが、2.3日目で身体が少し重くなってしまって、軽く打ててたのが変わったところがあったので、そこは今後の課題として連戦が続いた時にシュートタッチが良くても、身体の状態によって変わってくる事を今回学べたので今回は入りましたが、アジャストしていきたいです。でもタッチはいいので思い切り打つ事は変わらずです」
J:アジアカップでの目標を
「パリ五輪に繋がる大事な大会で、6連覇もかかっているので皆さんにいい報告が出来るように頑張ります」
宮崎早織
J:3日間でチームも上がり、自身のプレーはどう感じてますか
「この3日間タフな試合を乗り切っていたので、DFもリバウンドも日に日に良くなったと思いますし、個人的にも調子を下げる事なくいい感じで終える事が出来たのではないかなと思います」
J:2ガードや3ガード的な所も出て来てどう感じてプレーしてますか
「カナダからこの3日間2ガードで出ることが私は多かったです。ボールの停滞を少なくする事、ペイントアタックをどれだけ出来るかが課題だと思っていたので、2ガードはやりやすいです。
ミスマッチになる事は確実なんですけど、そのぶん、私や東藤だったり、DFで前からプレッシャーをかけられるプラスな面もありますし、OFではカッティングを増やしたり、ドライブが増えたり、シューター陣やセンター陣の得点がより増えると思うので、このままいい形で行けたらいいなと思ってます」
J:チーム皆んなに声掛けて日本を牽引しているシーンが見れますがチームは今どんな雰囲気ですか
「ワールドカップの時に苦しい思いをした選手達が沢山いますし、皆んな悔しい思いをしていた分、どれだけ私達上の人達が下の子達に声を掛けていいチームワークで大会に臨めるかが大事だと思ってます。この期間でしかやらないメンバーなので、声を掛けていいチームで、いい雰囲気で臨みたいです。いつも以上に声掛けをしています。
今回も活躍出来たらいいですし、チームメイト信じて6連覇に向けて頑張りたいと思ってます」
#3 馬瓜ステファニー (PF /182cm /公益財団法人日本バスケットボール協会)
#8 髙田真希 (C /185cm /デンソーアイリス)
#12 朝比奈あずさ (C /185cm /筑波大学2年)
#15 本橋菜子 (PG /164cm /東京羽田ヴィッキーズ)
#23 山本麻衣 (PG /163cm /トヨタ自動車アンテロープス)
#27 林咲希 (SG /173cm /富士通レッドウェーブ)
#31 平下愛佳 (SG /177cm /トヨタ自動車アンテロープス)
#32 宮崎早織 (PG /167cm /ENEOSサンフラワーズ)
#59 星杏璃 (SG /170cm /ENEOSサンフラワーズ)
#75 東藤なな子 (SF /175cm /トヨタ紡織 サンシャインラビッツ)
#88 赤穂ひまわり (SF /184cm /デンソーアイリス)
#99 オコエ桃仁花 (PF /182cm /GEELONG SUPERCATS)
2023年6月26日(月)〜7月2日(日)
中国
韓国
ニュージーランド
レバノン
オーストラリア
日本
チャイニーズ・タイペイ
フィリピン
日本代表🇯🇵対戦スケジュール
6月26日(月) 日本 vs チャイニーズ・タイペイ
6月27日(火) フィリピン vs 日本
6月28日(水) オーストラリア vs 日本
6月30日(金) 決勝トーナメント
7月1日(土) 準決勝・5-6位決定戦
7月2日(日) 決勝戦・3位決定戦