日本代表

【ワールドカップ2027アジア地区予選 Window2】 齋藤拓実 ポイントガードが感じた、受け身にならない初戦の入りと、後半の課題

【ワールドカップ2027アジア地区予選 Window2】 齋藤拓実 ポイントガードが感じた、受け身にならない初戦の入りと、後半の課題

日本は悔しい敗戦FIBAワールドカップ2027アジア地区予選Window2
2026年2月26日|沖縄サントリーアリーナ
日本🇯🇵 80-87 🇨🇳中国
1Q 21-11
2Q 26-22
3Q 9-25
4Q 24-29

桶谷大ヘッドコーチ新体制の初陣となった、FIBAワールドカップ2027 アジア地区予選 Window2・中国戦。
前半、日本はアグレッシブなディフェンスとテンポのあるオフェンスで主導権を握り、中国相手にしっかりと主導権を取りリードして折り返した。

大事な入りを任されたのがポイントガード・齋藤拓実だ。試合の入りからディフェンスをセットし、受け身にならない姿勢をチーム全体に共有。前半の日本の流れを支えた存在でもあった。

一方で、後半3Qに訪れた流れの変化。試合後、齋藤はその時間帯を冷静に振り返りながら、自身の責任とチームとしての課題を率直に語った。
中国戦の内容、修正点、そして次戦・韓国戦へ向けた言葉。ポイントガードの視点から、次なる日本代表の課題が明確になった。その齋藤にJbasketが5つ聞いた。

 

J: 初戦の大事な入りでの大事な役割は、うまくいったと思うんですけども、どう入っていこうとしていましたか。

齋藤
やっぱりWindow1同様にディフェンスのところ、しっかりとセットすること。僕だけじゃなくてセンターと共にしっかりそこは話していて、チームとしても、中国は前回のWindow1で連敗していて、絶対に負けないぞっていう気持ちで試合に挑んでくるっていうところで、僕たちは絶対に受け身にならないっていうところを話していたので、前半そこはうまく、試合の入りも含めてまとめて出せたかなというふうに思います。

J: 前半は齋藤選手がつないでいて、ディフェンスのところは日本がいろいろ仕掛けていましたが、後半はどう対応していこうと思っていましたか。

齋藤
前半、少し詰められて終わってしまった時に、やっぱりこの3Qの入りのところも大事だぞって話をしてはいたんですけど、やっぱり一番最初のポゼッションでサイズのミスマッチもあって、少し簡単にやられすぎてしまったっていうのが、自分は後半もスタートで出させてもらっている立場でありながら、イージーなバスケットをやられてしまったっていうのが反省だなというふうに感じていて。
前半でファウルを2つしてしまった部分もちょっと頭によぎってしまったので、後半の頭のところっていうのは、自分が作り出してしまった流れなのかなというふうに思います。
そこからちょっとオフェンスの方もいいテンポでいかなかったりとか、前半3つで終わったターンオーバーを3Qであれだけの数してしまうと、打ちたいシュートも打てなくて、ディフェンスも相手に速攻で簡単にバスケットを取られてしまうっていうところが目立ってしまったのかなと思っています。

 

J: 中国のテンポや流れを、中と外から見て感じていましたか。

齋藤
「相手がスペインピックをトップのところから使ってきたりだとか、前半と違ってプルアップスリーだったり、オープンショットも入り始めたっていうのもあったとは思うんですけど、そもそものオフボールのポジショニングであったりとか、やりたいカバレージのニュアンスができなかったりとかっていうところでいくと、仕方ない得点もあれば、ほとんど自分たちのミスで起きてしまった失点になるのかなというふうに思うので。
そこはやっぱり、もうベンチからも選手同士、コーチからもコミュニケーションを取った中で、ちょっともったいない部分になってしまったのかなと思います。」

 

J: 足の状態は、ほぼ復帰という形でいいでしょうか。

齋藤
治っているわけではないですけど、今持てる力っていうのは本当に出さないといけないと思っていて。それは僕だけじゃなくて、チーム全員で共有していることなので、次の韓国戦にぶつけていきたいと思っています。」

J: 最後に、齋藤ファン、日本バスケファンへメッセージを。

齋藤
「はい。本日もたくさんの応援をありがとうございました。
自分たちのバスケットがしっかり遂行できている時っていうのは、日本のやりたいバスケットで、いい流れで展開できていたんですけど、我慢が続く時間の時に、どういったところで打開していくのか。
ポイントガードとしても、クリエイトして、ディフェンスをしっかりやり切る。
そこがやっぱり崩れてしまうと厳しくなってしまいます。たくさんの応援があったにも関わらず、こういった結果になってしまって本当に申し訳ないんですけど、次の韓国戦では全員で勝ちに行かないといけないと思っています。」

Jbasket AND1にてスペシャル動画を公開中🎥

前半に見せた日本のバスケット。
後半に浮き彫りになった課題。
その両方を、齋藤拓実はコートの中と外から受け止めていた。

「我慢が続く時間に、どう打開していくのか」
「ポイントガードとして、クリエイトし、ディフェンスをやり切ること」

齋藤拓実は、本来、相手に止められない動きの中からチャンスを生み出し、試合の流れを前に進めていけるクリエイターだ。その強みが発揮できている時間帯、日本のバスケットはテンポを持ち、選択肢を広げていた。

足の状態は万全ではない。それでも、今できることを最大限に出す。その姿勢は、個人に留まるものではなく、チーム全体で共有されている。

多くの声援を受けた一戦は、悔しさとともに次へとつながっていく。修正点は明確で、向き合うべきテーマもはっきりしている。止められない動きから、もう一度流れを作る。次の韓国戦で、日本代表はその姿を示しにいく。

 

FIBAワールドカップ2027アジア予選 Window2 中国戦12名ロスター発表

#1  齋藤拓実(PG/172cm/30歳/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
#2  富樫勇樹(PG/167cm/32歳/千葉ジェッツ)
#3  安藤誓哉(PG/181cm/33歳/横浜ビー・コルセアーズ)
#12 渡邊雄太(SF/206cm/31歳/千葉ジェッツ)
#13 金近 廉(SF/197cm/22歳/千葉ジェッツ)
#18 馬場雄大(SF/196cm/30歳/長崎ヴェルカ)
#19 西田優大(SG/190cm/26歳/シーホース三河)
#30 富永啓生(SG/188cm/25歳/レバンガ北海道)
#31 原 修太(SG/187cm/32歳/千葉ジェッツ)
#32 シェーファー アヴィ幸樹(C/206cm/28歳/シーホース三河)
#34 渡邉飛勇(PF/207cm/27歳/信州ブレイブウォリアーズ)
#53 アレックス・カーク(C/211cm/34歳/琉球ゴールデンキングス)

試合概要/配信📡

大会特設サイト
https://fibaworldcup2027-asianqualifiers.japanbasketball.jp/

第2戦 日本vs韓国
日時:2026年3月1日(日)14:00 TIPOFF(開場12:00予定)
対戦:日本代表(22位) vs 韓国代表(56位)
テレビ放送:テレビ朝日(13:55~ 生放送)
ライブ配信:ABEMA/DAZN/TVer

会場:沖縄サントリーアリーナ

 

日本代表男子日本代表AND1
Jbasket

Jbasketライター

-バスケットボール 専門メディア

twitter : @jbasket_web
Instagram : @ jbasket_web