宇都宮ブレックス開幕から3連勝、信州ブレイブウォリアーズは3連敗
第2節 10/10
宇都宮ブレックスVS信州ブレイブウォリアーズ
@ブレックスアリーナ。観戦者数1616名。
開幕戦2連勝中の宇都宮ブレックス対B1に昇格した信州ブレイブウォリアーズの試合は宇都宮ホームで行われた。
連敗を止めたい信州どんなゲームが繰り広げられるか期待された。
文・写真 小玉慶二郎
信州の、栗原・井上の3Pで出だしからリズムを作るが、宇都宮は、鵤の連続得点やスコットのゴール下の強さで信州にリズムを作らせなかった。ミドルシュートの決定力の高い宇都宮はジワジワと点差を離すが泥臭い増子のDFで信州は食らい付く。
信州は平均身長が小さい分、全員リバウンドをして早い展開からアウトサイドへ繋ぎ、山本・井上の連続3Pでリズムを作る。
宇都宮はチームに新たに加入したL・J・ピークを起用し、セットプレイから3Pを鮮やかに決めピックアンドロールから素速いパスでギブスとの連携良く更に信州との点差を離す。
対する信州西山と山本の2ガードでスピーディーな展開へ前半目立っていなかった大崎と新規加入した、増子がアグレッシブなドライブシュートや3Pが決まりチームに勢いが付く。
宇都宮は遠藤の連続3Pや竹内のリバウンド、ピックからパスを展開し徐々に歯車が合い始めた。渡邉・喜多川・鵤の呼吸の合った連携で落ち着いてパスを回す。
点差を縮めたい信州は西山・山本・栗原・大崎と身長が低い分、ハーフエリアからプレッシャーDFを仕掛け、増子はドライブやミドルシュートで応戦したものの、前半の得点差を縮める事が出来ず最終スコアは74-52。
宇都宮は開幕3連勝と強さを見せつけた。
J Basket Key’s Eye
信州は初戦なのもあるが、出だしに躓いた。それは栗原・大崎・増子が思い切りのあるシュートを打っていない事だ。
ガード陣は経験豊富な山本・西山でどのチームにも対抗できる。
だからこそアウトサイド陣は信頼してリズム良くシュートを打つ事が勝利の鍵となるだろう。
勿論シュートの調子もあるが強豪相手に今のメンタルでは更にキツい試合が続く。
信州のB1昇格後の課題は見えたので期待したい。