[Bリーグ]広島、アウェイ横浜に勝利で17連敗脱出、朝山「気持ちが大事、今日の1勝は価値がある」
横浜ビーコル 70-73 広島ドラゴンフライズ
第19節 1/30(土) 横浜国際プール
1Q 18-22
2Q 18-23
3Q 10-16
4Q 24-12
広島
エチェニケ 21PTS 12REB
マーフィー 15PTS
朝山正悟 10PTS
横浜
河村勇輝 8PTS 7AST 5STL
広島はマーフィーをPGにしての布陣で、トレーラー、ケネディ、朝山、エチェニケで攻撃的なバランスのいいスターター。
一方、横浜はカーター、ベクトン、森川、アキという安定のスターターに河村が後から出てくる形で始まった。
広島はボールを、どう展開してフィニッシュするか、しっかり守って速攻をだす良い入りでスタートした。連敗中なので40分間集中して、アグレッシブになる事が求められる。実際4Qだけ見るとダブルスコアで横浜が勝っている。
横浜は河村、アウダのホットラインで連続得点でリードされていたが追い上げる展開になり、一気に空気を変える。
また、特別指定選手として東海大学同士の対決もあり、1年の河村と共に3年の佐土原遼も注目され1Q終了間際にバスカン含め3得点あげるなど、5得点を上げ、広島朝山が、大事な場面でフリーになり、スリーポイント2本決めて横浜36-45広島前半折り返す。
後半に入って広島はギアをあげていく。4Qの入りは横浜がディフェンスして速攻を出して追い上げる展開へ。河村のディフェンスでファウルを取られるも、すぐさま古野からボールを奪いそのままレイアップで追い上げる。
この日の河村は後半、広島のガード陣を大事な場面で抑えてスティール5、アシスト7と攻守に奮闘。
そして4Qオフィシャルタイムアウトあけに、河村がそのままドライブしてバスカンで横浜が3点差まで追い上げる。
ここ数試合の終盤のミスがよぎる広島も、試合の締めはインサイド、エチェニケにボールを集めて得点して勝利する。
ここ数試合最後の最後で逆転される試合が多いのでチームが最後までやり切るという本当の泥臭さがチームを活気づかせる。
広島の真骨頂はここからではないか。
堀田HC(広島)
本当に選手たちが苦しんで頑張ってる中、勝ち切れたことは今後自信になると思う。
課題はゲームの終わり方、リバウンド取られてセカンドチャンスになって、速攻出されてることをなくしていきたい。明日もしっかり準備していきたい。
朝山正悟(広島)
ずっと連敗の中、今日もゲームのクロージングが良くなかった。スッキリして勝てた気持ちでは無いがチームにとって今日の1勝は価値があると思う。特に4Qは納得してないが、みんなの気持ちの部分が大切だと伝えたい。駆け引きが大事で経験もあるが同じことを繰り返さない事が大事だと思う。
マーフィー(広島)
ディフェンスが今日の試合は良かった。PGとして入ってる時間は、しっかりみんなにコールを伝達すること、アグレッシブにやることを意識してやった。
佐土原(広島) 河村と東海大学対決
古巣に戻ってきた。今日ディフェンスが良くてイージーに簡単に得点されなかった。大学と比べてプレーが全然違うのディフェンスを頑張ろうと思った。オフェンス面では身体も動いてこれからです。フィジカル面は通用すると思いました。
河村勇輝(横浜)
お互い連敗しないようにという気持ちだったと思う。チームとして1試合通して押されてた面があった。スリーポイントの精度はプロレベルではないなと思うので、もっとシューティングしないと思う。ディフェンスでは泥臭く出来たことはよかった。プレー全体的に良くなかった。